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種類別ポトスの育て方
ポトスは栽培が比較的簡単な観葉植物として親しまれている品種です。よく花屋やホームセンターで販売されており一口にポトスと言っていますが、実はその中にいくつも種類があります。ポトスの魅力は葉の斑模様の美しさにありますが、種類によってその斑模様の違いに魅せられます。種類ごとにどういった特徴があるのか、育て方に違いがあるのかをご紹介します。
エンジョイ
最も美しいポトスと名高いポトスエンジョイは、葉の斑模様がとても美しい品種です。他のポトスに比べると、寒さにも強い品種になるのであまり気負わずに育てることができます。
育て方は比較的楽で、間接照明でも育ち多少日陰にあっても枯れにくいため初心者向けのポトスです。ゆっくりと育つこともあり、手元にきた時から同じような形で長く楽しむことができます。成長して形が崩れてきたら、挿し木などで増やしてみるのも良いでしょう。
育て方は比較的楽で、間接照明でも育ち多少日陰にあっても枯れにくいため初心者向けのポトスです。ゆっくりと育つこともあり、手元にきた時から同じような形で長く楽しむことができます。成長して形が崩れてきたら、挿し木などで増やしてみるのも良いでしょう。
マーブルクイーン
マーブルクイーンは一般的なポトスに比べて、緑色よりも色素の薄い部分が多いのが特徴です。見た目からの高い品種ですが、ポトスの中でも少し生命力が弱く初心者には向かない品種になります。
育て方のポイントは、一般的なポトスよりも葉焼けを起こしやすいため年間を通して室内で育てることです。1度葉焼けしてしまうと元へ戻ることはないため、光を当てる場合は直射日光ではなくカーテン越しの光を当てることをします。
また、高温には耐久がありますが寒さには弱いため、しっかりと育て方の対策を行うようにしましょう。
育て方のポイントは、一般的なポトスよりも葉焼けを起こしやすいため年間を通して室内で育てることです。1度葉焼けしてしまうと元へ戻ることはないため、光を当てる場合は直射日光ではなくカーテン越しの光を当てることをします。
また、高温には耐久がありますが寒さには弱いため、しっかりと育て方の対策を行うようにしましょう。
ステータス
ポトスの中で最も華麗なポトスと名高いのがステータスです。エンジョイの枝変わりの品種で、ふんわりとカールした丸みを帯びた葉が特徴的です。見た目が華やかなため、ウェディングブーケやフラワーアレンジメント素材として使用されることがあります。
元が生命力の強いエンジョイということもあり、育て方は特に難しいことはありません。寒さや少ない日光でも上手く育ちますが、冬の水の与え過ぎには注意しましょう。
気根が出てきてからは挿し木などもうまくいくため、長く楽しむことができます。
元が生命力の強いエンジョイということもあり、育て方は特に難しいことはありません。寒さや少ない日光でも上手く育ちますが、冬の水の与え過ぎには注意しましょう。
気根が出てきてからは挿し木などもうまくいくため、長く楽しむことができます。
ポトスの室内での育て方
室内での上手い育て方は、日光の当て方にもポイントがあります。ポトスは葉の斑模様を楽しむことでも有名ですが、日の当て方で葉の美しさも変わります。
レース越しの日光が当たる場所が、ポトスを育てるには好ましいです。ポトスは日があまり当たらない場所でも生育できますが、日光不足に陥るとだんだんと斑模様が減っていきます。斑模様を復活させるためには日の光が不可欠です。たまに時間がある時に、日光浴させるのが良いでしょう。その際、直射日光は強すぎて葉焼けを起こしてしまうので注意が必要です。
育て方を工夫して、何個か鉢植えがあるなら日の当たる場所をローテーションさせてみましょう。同じように観葉植物に日が当たるので傷みにくくなります。
レース越しの日光が当たる場所が、ポトスを育てるには好ましいです。ポトスは日があまり当たらない場所でも生育できますが、日光不足に陥るとだんだんと斑模様が減っていきます。斑模様を復活させるためには日の光が不可欠です。たまに時間がある時に、日光浴させるのが良いでしょう。その際、直射日光は強すぎて葉焼けを起こしてしまうので注意が必要です。
育て方を工夫して、何個か鉢植えがあるなら日の当たる場所をローテーションさせてみましょう。同じように観葉植物に日が当たるので傷みにくくなります。
ポトスの水栽培での育て方
ポトスの育て方のひとつに水栽培があります。水栽培は土を使わずに水を入れた瓶などにポトスを挿す育て方と、ハイドロコーンという素焼きの丸い発泡煉石や、ゼオライト、カラーサンドなどの素材を土の代わりに使用する育て方があります。
土を家の中に入れたくない方や、虫が発生しにくくなるため虫を嫌う方などにです。インテリア性も高く育て方も簡単で、どんな方でも手軽に観葉植物栽培を楽しむことができます。
土を家の中に入れたくない方や、虫が発生しにくくなるため虫を嫌う方などにです。インテリア性も高く育て方も簡単で、どんな方でも手軽に観葉植物栽培を楽しむことができます。
植え方と水やり方法
水栽培のハイドロカルチャーを楽しむ際には、透明な容器を使用するとよりインテリア性も高くなるためです。容器の3分の1程度、カラーサンドや発泡煉石を敷き詰めそこへポトスを植えます。動かないようにその上から発泡煉石などを敷き詰め、水を与えます。
植える際のポイントは、ゼオライトやミリオンAを底に軽く敷き詰めておくことです。交換は必要ですが、浄化作用があるため水質が保たれます。根腐れ防止効果も期待できます。
また、水やり方法ですが土を使った栽培より、発泡煉石などは保水力があるため水やりの頻度が落ちます。土壌の5分の1程度水を入れ、その水が完全になくなってから同じ量を与えるようにします。透明な容器での栽培はすぐに水の量が分かりますが、見えない容器をしている場合は水位計をたてて管理するようにしましょう。
植える際のポイントは、ゼオライトやミリオンAを底に軽く敷き詰めておくことです。交換は必要ですが、浄化作用があるため水質が保たれます。根腐れ防止効果も期待できます。
また、水やり方法ですが土を使った栽培より、発泡煉石などは保水力があるため水やりの頻度が落ちます。土壌の5分の1程度水を入れ、その水が完全になくなってから同じ量を与えるようにします。透明な容器での栽培はすぐに水の量が分かりますが、見えない容器をしている場合は水位計をたてて管理するようにしましょう。
ポトスの育て方と増やし方
ポトスは挿し木や水挿し、株分けで増やすことができます。生命力が強いポトスは増やすのがあまり難しくないため、挑戦してみるのはどうでしょうか。
挿し木を行う際は、伸びている葉を持ち、気根から少し下を切るようにします。気根は葉の付け根の反対側から生えており、根のように見えます。新しい根が気根から出てくるため、気根がないものは挿し木が上手くいきません。
また、ポトスを挿し木にする場合は、体質によってかぶれることがあるのでゴム手袋などをして作業するようにしましょう。手に触れてしまった場合は、早めに流水で洗ってください。
挿し木を行う際は、伸びている葉を持ち、気根から少し下を切るようにします。気根は葉の付け根の反対側から生えており、根のように見えます。新しい根が気根から出てくるため、気根がないものは挿し木が上手くいきません。
また、ポトスを挿し木にする場合は、体質によってかぶれることがあるのでゴム手袋などをして作業するようにしましょう。手に触れてしまった場合は、早めに流水で洗ってください。
挿し木の方法
切ったツルを土に挿して増やしていく方法です。あらかじめ湿らせておいた土に指などで穴をあけ、そこへ切った挿し芽を挿し込みます。この時、節を痛めないように土に埋めましょう。根が出るまで水を必要とするため、土を乾燥させないように水をしっかりと与えるのが肝心です。
育て方のポイントは、根が出てきたか気になるからといって引き抜いてみるようなことは止めましょう。新芽が出てきたら根がはったサインです。根が出る手助けとして、土に挿す前に発根促進剤を切り口に塗るという方法もです。
育て方のポイントは、根が出てきたか気になるからといって引き抜いてみるようなことは止めましょう。新芽が出てきたら根がはったサインです。根が出る手助けとして、土に挿す前に発根促進剤を切り口に塗るという方法もです。
水挿しの方法
容器に水を入れ、切った挿し芽を入れます。水を吸収してしばらくすると気根部分から根が出始めます。そのままの状態で栽培しても良いですし、ハイドロカルチャーに移行しても問題ありません。だいたい2週間くらいで根が出てくるでしょう。
水だけで育ちますが、根が出るまで発根促進剤を水に溶かして与えるのも良いです。日当たりの良すぎる場所に置くと、水が温まってしまうため注意が必要です。また、毎日水をとる変えるようにしましょう。
水だけで育ちますが、根が出るまで発根促進剤を水に溶かして与えるのも良いです。日当たりの良すぎる場所に置くと、水が温まってしまうため注意が必要です。また、毎日水をとる変えるようにしましょう。
株分けの方法
ポトスを増やす時に1番根が定着しやすい育て方は、株分けです。初めから根がついた状態で育てていくため、根を傷めなければ高確率で成功します。
株分けをするのは5月から7月くらいが良いとされます。鉢からポトスを取り出し、枯れた葉などを取り除きます。そして根を傷めないように古い土を軽くほぐし、株を分けます。用意していた鉢底に軽石を敷き詰め観葉植物用の土を3分の1程度敷き、株分けしたポトスを植えます。そっと土をかぶせて、水をたっぷりと与えましょう。
株分けをするのは5月から7月くらいが良いとされます。鉢からポトスを取り出し、枯れた葉などを取り除きます。そして根を傷めないように古い土を軽くほぐし、株を分けます。用意していた鉢底に軽石を敷き詰め観葉植物用の土を3分の1程度敷き、株分けしたポトスを植えます。そっと土をかぶせて、水をたっぷりと与えましょう。
冬のポトスの育て方
冬のポトスの育て方でのポイントは、温度と水やりです。ポトスは5℃以下になると成長が止まり枯れてきてしまうため、室内で育てるようにしましょう。原生地が高温多湿のため暑さには比較的強いですが、寒さにはあまり耐性がないため注意が必要です。
育て方で難しいのが水やりですが、冬は水やりを控えめにしましょう。水をやりすぎると根腐れを起こし枯れてしまいます。土の表面が渇いて数日経ったら水をあげる位がです。
育て方で難しいのが水やりですが、冬は水やりを控えめにしましょう。水をやりすぎると根腐れを起こし枯れてしまいます。土の表面が渇いて数日経ったら水をあげる位がです。
野外でのポトスの育て方
ポトスは比較的育てやすい植物ですが、日本国内では冬の気温が低すぎるために野外での栽培が難しいのが現状です。元々温かい地域原産なので、耐寒温度は5度程度とあまり寒さに強くありません。野外での栽培は春から秋にかけてはできますが、日本では育て方を工夫しても越冬は難しいので屋内で育てるようにしましょう。
観葉植物ポトスの育て方のポイント
ポトスにはいくつか育て方のポイントがあります。簡単に育てられるといっても、重要なポイントを見逃してしまうとポトスの元気がなくなってしまいます。ぜひ、ポトスの元気な姿を維持するための参考にしてください。
土
ポトスの土での育て方のポイントは、水はけの良い土を使用することです。簡単な方法としては、観葉植物用の土を使うことです。慣れている方は自分でブレンドして使用しても良いですが、水はけの良さを考慮しつつ赤玉土をメインに腐葉土や鹿沼土をブレンドしましょう。
支柱
ポトスの育て方で、支柱を使って仕立てる方法があります。ポトスはツル性の観葉植物で、支柱を立てるとそこに朝顔などのように巻き付いて成長していきます。
小さくテーブルの上に乗っているイメージの強いポトスですが、自生地では大きな木に巻き付いて成長していき、葉の大きさが1メートルになるものもあります。室内においてはそこまで大きくはなりませんが、登坂性を利用して上に延ばしていくと比較的大きな葉になります。
下に這わせるようにすると葉が小さくなるのが特徴です。育て方しだいで雰囲気ががらりと変わるためです。
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小さくテーブルの上に乗っているイメージの強いポトスですが、自生地では大きな木に巻き付いて成長していき、葉の大きさが1メートルになるものもあります。室内においてはそこまで大きくはなりませんが、登坂性を利用して上に延ばしていくと比較的大きな葉になります。
下に這わせるようにすると葉が小さくなるのが特徴です。育て方しだいで雰囲気ががらりと変わるためです。
水やり
水やりはポトスの育て方においてとても重要です。高温多湿を好むポトスですが、室内での成長においては水をあまりあげすぎないことが大切です。狭い鉢の中で根がはりすぎてしまい、水はけが悪くなり根腐れを起こしやすくなるためです。
水をあげる時は、表面の土が乾いてからたっぷりとあげるようにします。また、底に穴が空いていない鉢を使用している場合は、あげすぎに注意が必要です。気温の低い時期は、通常よりも水やりの回数を減らし、表面が渇いてから数日程度経ってからあげると丁度良いでしょう。
水をあげる時は、表面の土が乾いてからたっぷりとあげるようにします。また、底に穴が空いていない鉢を使用している場合は、あげすぎに注意が必要です。気温の低い時期は、通常よりも水やりの回数を減らし、表面が渇いてから数日程度経ってからあげると丁度良いでしょう。
害虫
育て方しだいで害虫のつきやすさが変わります。特に、ポトスは葉が乾燥するとハダニが発生しやすくなります。赤い小さな虫が葉の裏に見えたら、それはハダニと考えて間違いありません。葉の栄養分を吸ってポトスを弱らせてしまうため、ついてしまった場合は園芸店で販売されているハダニ用の殺虫剤を使用して駆除しましょう。
また、葉をあまり乾燥させないために通常の水やりとは別に霧吹きなどで葉の裏表に水を吹きかけましょう。この葉水を行う前に、ポトスは葉に埃が溜まりやすいためモップなどで埃を払ってから吹き掛けると良いです。
また、葉をあまり乾燥させないために通常の水やりとは別に霧吹きなどで葉の裏表に水を吹きかけましょう。この葉水を行う前に、ポトスは葉に埃が溜まりやすいためモップなどで埃を払ってから吹き掛けると良いです。
部屋の中にグリーンを置いてみよう
ポトスの育て方は観葉植物の中では比較的簡単な部類に入ります。カーテン越しの光など、適度に日に当て水の与え過ぎに注意をすれば育て方は難しくありません。
容易に増やすこともできるため、自分で増やしながら色々な場所で緑を楽しむことができます。育て方ひとつで雰囲気が変わる植物でもあるので、同じ植物でも場所によって違う顔を楽しめるのが特徴です。
ぜひ、部屋にポトスというグリーンをおいて育ててみてはどうでしょうか。
容易に増やすこともできるため、自分で増やしながら色々な場所で緑を楽しむことができます。育て方ひとつで雰囲気が変わる植物でもあるので、同じ植物でも場所によって違う顔を楽しめるのが特徴です。
ぜひ、部屋にポトスというグリーンをおいて育ててみてはどうでしょうか。