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ローズマリーとは
ローズマリーはシソ科の常緑小低木で、すっきりした香りが特徴のハーブの種類の一つです。ハーブは料理などに使えるだけでなく、育て方が簡単なことでもの植物です。一般的にハーブとしてのある植物は、比較的丈夫で生育環境や季節にあまり影響されないのが特徴です。
その中でもローズマリーはバジルやミントなどの草とは違い、常緑小低木なので「木」に分類されます。そのためハーブとしてではなく庭木として植えられたり、開花時期は花も観賞できるため観賞用の植物としての育て方も楽しめます。
ローズマリーの育て方は地植えはもちろんのこと、キッチンハーブとしてダイニングテーブルに置く小さな鉢植えや、ベランダのプランターでも育てることができます。ここではローズマリーの育て方を、種類別や環境別にご紹介していきます。
その中でもローズマリーはバジルやミントなどの草とは違い、常緑小低木なので「木」に分類されます。そのためハーブとしてではなく庭木として植えられたり、開花時期は花も観賞できるため観賞用の植物としての育て方も楽しめます。
ローズマリーの育て方は地植えはもちろんのこと、キッチンハーブとしてダイニングテーブルに置く小さな鉢植えや、ベランダのプランターでも育てることができます。ここではローズマリーの育て方を、種類別や環境別にご紹介していきます。
種類別:ローズマリーの育て方
ローズマリーは、その育ち方によって三種類に分けられます。上に伸びていく立性と、地面を這うように伸びていく匍匐(ほふく)性と、両方の性質を持った半匍匐性の三つです。ここではそれぞれの生育タイプの特徴や育て方と、代表的な品種をご紹介していきます。
ローズマリーの種類:立性
立性のローズマリーは、三つの生育種類の中でローズマリーを代表するタイプです。基本的には上に伸びていきますが、株が広がってくるとだんだんと扇状に広がっていきます。販売されているローズマリーの中で、一番多いのがこの立性の種類になります。
育て方によっては大きくなるものは200cmくらいまで育つものもあります。あまり大きくしたくない場合の育て方としては、ほどほどの高さになったら剪定をするとよいでしょう。剪定をすると切ったところより下の部分からわき芽が出て枝がのび、全体的にこんもりした形になります。
育て方によっては大きくなるものは200cmくらいまで育つものもあります。あまり大きくしたくない場合の育て方としては、ほどほどの高さになったら剪定をするとよいでしょう。剪定をすると切ったところより下の部分からわき芽が出て枝がのび、全体的にこんもりした形になります。
トスカナブルー
トスカナブルーは淡い青色の花を咲かせます。ローズマリーは品種によって香りが違いますが、ハーブとしての実用性を重視するのであればトスカナブルーがです。特に料理用として風味が良いことでの品種です。
育て方としては、地植えの場合は日当たりが良く水はけの良い場所がです。鉢植えやプランターなどでの育て方は、日当たりや風通しの良い場所に置くとよいでしょう。ローズマリーの中でも比較的強い品種で、耐寒性や乾燥にも優れているので一年を通して育てやすい品種です。
育て方としては、地植えの場合は日当たりが良く水はけの良い場所がです。鉢植えやプランターなどでの育て方は、日当たりや風通しの良い場所に置くとよいでしょう。ローズマリーの中でも比較的強い品種で、耐寒性や乾燥にも優れているので一年を通して育てやすい品種です。
マリンブルー
マリンブルーは濃い青色の花を咲かせます。トスカナブルーと同じく立性で育て方によっては200cmくらいまで伸びるので、生垣などにもです。花の色が鮮やかで、ハーブとしてよりは観賞用に品種です。
育て方としては、地植えするなら日当たりと水はけの良い場所に植えると丈夫に育ちます。耐寒性があり乾燥に強いので、冬の屋外でも育ちます。逆に高温多湿に弱いので、ポット苗の若い株を植える場合は涼しい場所を選びましょう。
育て方としては、地植えするなら日当たりと水はけの良い場所に植えると丈夫に育ちます。耐寒性があり乾燥に強いので、冬の屋外でも育ちます。逆に高温多湿に弱いので、ポット苗の若い株を植える場合は涼しい場所を選びましょう。
マジョルカピンク
マジョルカピンクは淡いピンクの花が咲くローズマリーです。背丈は伸びても150cmくらいで、トスカナブルーやマリンブルーよりは葉も小さいので小ぶりな品種です。ふたつの品種に比べると耐寒性がやや劣るので、育て方としては冬に-5℃を下回る地域の場合は地植えだと枯れることもあります。
地植えの場合は日当たりや水はけが良い場所で、冬にあまり寒くなりすぎる場所は避けます。鉢植えやプランターの場合は日当たりや風通しがよい場所で、冬は特に日当たりが良く暖かい場所に移動するとよいでしょう。
地植えの場合は日当たりや水はけが良い場所で、冬にあまり寒くなりすぎる場所は避けます。鉢植えやプランターの場合は日当たりや風通しがよい場所で、冬は特に日当たりが良く暖かい場所に移動するとよいでしょう。
ローズマリーの種類:匍匐性
匍匐性のローズマリーは上に伸びるのではなく、地に沿って伸びていきます。そのため草丈は20cm程度で高くならないので、庭木というよりは蔓性の植物に似ています。育て方としてはハンギングにして垂らしたり、グラウンドカバーのように這わせて仕立てることが多いです。
立性のローズマリーは上に伸びていくので育てたい大きさのスペースを確保して植えますが、匍匐性のローズマリーは這うように伸びていくので、育て方としてはどのように伸ばしていきたいか考えて植える必要があります。
立性のローズマリーは上に伸びていくので育てたい大きさのスペースを確保して植えますが、匍匐性のローズマリーは這うように伸びていくので、育て方としてはどのように伸ばしていきたいか考えて植える必要があります。
プロストラータス
プロストラータスは匍匐性のローズマリーの代表的な品種で、淡い水色の花を咲かせます。同じローズマリーでも立性の品種とは違い、こちらは主に観賞用に向いた品種です。ハンギングや花壇の縁取りなどにです。
育て方としては、日当たりや水はけの良い場所を好みます。耐寒性は立性のローズマリーに比べて劣るので、鉢植えであれば冬場は暖かい場所や屋内に移動させます。高温多湿に弱いので、夏は涼しい場所で育てるのがです。
育て方としては、日当たりや水はけの良い場所を好みます。耐寒性は立性のローズマリーに比べて劣るので、鉢植えであれば冬場は暖かい場所や屋内に移動させます。高温多湿に弱いので、夏は涼しい場所で育てるのがです。
ローズマリーの種類:半匍匐性
半匍匐性は、ローズマリーの立性と匍匐性が混ざった種類です。這うように横に伸びながら上にも伸びていき、高さは100cmから200cm程度まで伸びます。横にも上にも広がるので、こんもりとした姿かたちが植栽として特徴的なローズマリーです。
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モーツァルトブルー
半匍匐性のローズマリーで代表的な品種がモーツァルトブルーで、濃い青紫色の花を咲かせます。育て方としては、横に広がることも考慮して広めの鉢に植えるといいでしょう。垂れ下がりながら上に伸びる姿も見栄えがいいので、ハンギングにするのもです。
立性のローズマリーに比べ耐寒性がやや劣るので、鉢植えにして夏は涼しく冬は暖かい場所に置くのが育て方です。乾燥に強く、日当たりや水はけの良いところに植えると良く育ちます。
立性のローズマリーに比べ耐寒性がやや劣るので、鉢植えにして夏は涼しく冬は暖かい場所に置くのが育て方です。乾燥に強く、日当たりや水はけの良いところに植えると良く育ちます。
オーストラリアンローズマリー
オーストラリアンローズマリーは、オーストラリア原産で葉や花の形がローズマリーに似ているためこの名前がつけられました。同じシソ科の常緑性低木ですが、葉や茎に香りがあるローズマリーと違い、オーストラリアンローズマリーには香りがありません。
ローズマリーと名前についていても、ハーブではないので注意しましょう。春から秋にかけて淡い紫色の花を咲かせるので、観賞用として楽しむ品種です。過湿と寒さに弱いので、梅雨の時期のじめっとした場所や、霜や雪が積もる場所には向きません。
ローズマリーと名前についていても、ハーブではないので注意しましょう。春から秋にかけて淡い紫色の花を咲かせるので、観賞用として楽しむ品種です。過湿と寒さに弱いので、梅雨の時期のじめっとした場所や、霜や雪が積もる場所には向きません。
ローズマリーの鉢植えやプランターでの育て方
ローズマリーの鉢植えでの育て方としては、まず鉢と土選びが大切になってきます。ローズマリーは乾燥を好み湿気を嫌うので、それに適した環境にしてあげることが上手な育て方のコツになります。
ポット苗で使われているビニールの鉢や、カラフルで可愛くてもプラスティックの鉢は土が乾きにくく多湿になりやすいのでローズマリーには向きません。テラコッタなどの土が乾燥しやすい鉢を選びましょう。
ローズマリーは生長が旺盛なので、小さな鉢だとすぐ根詰まりしてしまいます。育て方としては、大きめの鉢に水はけの良い土を入れて植えてあげるとよいでしょう。土が常に湿った状態は良くないので、水は土がしっかり乾いてからたっぷりあげるようにします。
日当たりや風通しの良い場所に置くと良く育ちます。鉢植えの場合は、育ちすぎると葉が密集して蒸れる原因になります。幹同士の風通しを良くするためにも、適度に剪定するとよいでしょう。
ポット苗で使われているビニールの鉢や、カラフルで可愛くてもプラスティックの鉢は土が乾きにくく多湿になりやすいのでローズマリーには向きません。テラコッタなどの土が乾燥しやすい鉢を選びましょう。
ローズマリーは生長が旺盛なので、小さな鉢だとすぐ根詰まりしてしまいます。育て方としては、大きめの鉢に水はけの良い土を入れて植えてあげるとよいでしょう。土が常に湿った状態は良くないので、水は土がしっかり乾いてからたっぷりあげるようにします。
日当たりや風通しの良い場所に置くと良く育ちます。鉢植えの場合は、育ちすぎると葉が密集して蒸れる原因になります。幹同士の風通しを良くするためにも、適度に剪定するとよいでしょう。
ローズマリーの地植えでの育て方
ローズマリーの地植えでの育て方としては、その特性を理解して最適な場所に植えてあげることです。立性・匍匐性・半匍匐性によって育ち方や広がり方が違うので、育つ姿を想像して必要な広さを確保して植えましょう。
ローズマリーに適した環境に植えてあげることも、育て方として大切なポイントです。ローズマリーは移植を嫌うので、年間の環境を踏まえた上で植える場所を決めます。日当たりと水はけが良い場所が最適です。
多湿に弱いので特に水はけが良いかどうかは注意しましょう。また耐寒性はありますが霜や雪には弱いので、地域によっては地植えが向かないところもあります。葉や茎が密集しすぎると蒸れてくるので、育ってきたら剪定して風通しを良くすることも必要です。
ローズマリーに適した環境に植えてあげることも、育て方として大切なポイントです。ローズマリーは移植を嫌うので、年間の環境を踏まえた上で植える場所を決めます。日当たりと水はけが良い場所が最適です。
多湿に弱いので特に水はけが良いかどうかは注意しましょう。また耐寒性はありますが霜や雪には弱いので、地域によっては地植えが向かないところもあります。葉や茎が密集しすぎると蒸れてくるので、育ってきたら剪定して風通しを良くすることも必要です。
ローズマリーの室内での育て方
ローズマリーの室内での育て方は、置き場所と水やりに気を付けるとよいでしょう。置き場所は日当たりや風通しの良い窓際などがですが、夏に直射日光を浴びすぎるようなら少し日当たりを避けた場所に移動してあげます。
水をあげすぎると土が常に湿った状態になり、ローズマリーを枯らす原因になります。水は土がしっかり乾燥したら、たっぷり与えるようにします。乾燥に強い植物なので乾燥気味の育て方の方が元気に育ちます。
水をあげすぎると土が常に湿った状態になり、ローズマリーを枯らす原因になります。水は土がしっかり乾燥したら、たっぷり与えるようにします。乾燥に強い植物なので乾燥気味の育て方の方が元気に育ちます。
冬のローズマリーの育て方
ローズマリーは日当たりが良いと生長が進むので、冬も日当たりがいい場所に置いてあげるのが育て方のポイントです。地植えの場合は、その点も考慮して植える場所を選びましょう。鉢植えの場合は窓際など、日中にたくさん日の当たる場所に移動してあげましょう。
育て方としては風通しが良く乾燥したところに置くのがいいですが、屋外で冬の冷たい風が当たりすぎる場所も好ましくないので注意しましょう。冬も乾燥気味に育てた方がいいので、水やりは土が乾いてから昼間の暖かい時間に与えるようにします。
育て方としては風通しが良く乾燥したところに置くのがいいですが、屋外で冬の冷たい風が当たりすぎる場所も好ましくないので注意しましょう。冬も乾燥気味に育てた方がいいので、水やりは土が乾いてから昼間の暖かい時間に与えるようにします。
ローズマリーの初心者の育て方の注意点
ローズマリーは比較的丈夫で、初心者でも育てやすい植物です。初めてローズマリーを育てる場合に注意するポイントをご紹介します。
ローズマリーに合う土の選び方
[no_toc]初心者に簡単な育て方は、ある程度育った苗を買ってきて育てるのがです。植え替える場合は、テラコッタ製の土が乾きやすい鉢に水はけの良い土を選びます。初心者に土選びは難しいので、ハーブ用の土を選べば間違いないでしょう。
水の与え方
植物を育てる時はつい水を与えがちですが、ローズマリーは乾燥に強く多湿に弱いので土がしっかり乾いてから水を与えるのが基本の育て方です。土の表面が乾燥してもまだ土の中が湿っています。ローズマリーは乾燥気味でも簡単に枯れませんから、土の表面が乾燥してから2,3日あけてたっぷり水を与えるようにするとよいでしょう。
ローズマリーの水栽培での育て方
同じハーブの種類でもバジルやミントといった草系は水栽培でもぐんぐん伸びます。一方、木の種類であるローズマリーは草に比べると生長が遅く、なかなか根が出ません。水栽培にはあまり向いていませんが、日当たりや風通しが良い場所に置いて育てるというよりは観賞用として楽しむとよいでしょう。
ローズマリーの楽しみ方
ローズマリーは観賞用としてだけでなく、その香りの良さから料理や芳香剤などいろいろな場面で楽しむことができるハーブです。摘み立てのローズマリーを肉や魚料理に使ったり、オリーブオイルに漬けてハーブオイルにして風味をつけたりと料理の楽しみが広がるでしょう。
ローズマリーのすっきりした香りは集中力をアップさせてくれたり、その成分はデトックス作用もあると言われているのでハーブティにするのもです。摘んだローズマリーをクローゼットや靴箱に入れておくだけで芳香剤にもなります。
ここで紹介したのはごく一部で、ローズマリーはいろいろな楽しみ方ができるハーブです。まずは一鉢ローズマリーを飾ることから始めて、ハーブのあるちょっとおしゃれな生活を楽しんでみるのも素敵ではないでしょうか。
ローズマリーのすっきりした香りは集中力をアップさせてくれたり、その成分はデトックス作用もあると言われているのでハーブティにするのもです。摘んだローズマリーをクローゼットや靴箱に入れておくだけで芳香剤にもなります。
ここで紹介したのはごく一部で、ローズマリーはいろいろな楽しみ方ができるハーブです。まずは一鉢ローズマリーを飾ることから始めて、ハーブのあるちょっとおしゃれな生活を楽しんでみるのも素敵ではないでしょうか。