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種類別アロエの育て方
アロエは、もともとの原産地が南アフリカやマダガスカルで、乾燥と暑さに強く、逆に寒さと湿度には弱い性質を持っています。基本的に手間いらずで、強い植物ですが、育て方のポイントは気温と湿度にあります。
また、その種類は400種類以上もあり、それぞれ育て方にもポイントがあります。
また、その種類は400種類以上もあり、それぞれ育て方にもポイントがあります。
ラモシシマ
ラモシシマは、高さが2~3mくらいになります。サイズがインテリアに合わせやすく、のある種類です。幹はなめらかで、葉はシルバリーブルーのとても品のある色なので、高級感のあるインテリアプランツといえます。
ラモシシマの育て方のポイントとして、風通しがよく、冬でも5℃以下に下がらないような場所という点です。とても太陽が好きな品種ですが、真夏に直に太陽に当ててしまうと、葉が焼けてしまって、せっかくの色合いが台なしになってしまうので、色合いをキープする育て方としては、半日陰に置いておくようにしましょう。インテリアとして部屋に置く場合には、レースのカーテン越しに光を当てるといいでしょう。
アロエ全体の育て方に共通することですが、ラモシシマも過度の水やりは禁物です。夏場は土の表面が乾いたらたっぷりと、冬場は土が完全に乾いたら水をやるようにしましょう。
ラモシシマの育て方のポイントとして、風通しがよく、冬でも5℃以下に下がらないような場所という点です。とても太陽が好きな品種ですが、真夏に直に太陽に当ててしまうと、葉が焼けてしまって、せっかくの色合いが台なしになってしまうので、色合いをキープする育て方としては、半日陰に置いておくようにしましょう。インテリアとして部屋に置く場合には、レースのカーテン越しに光を当てるといいでしょう。
アロエ全体の育て方に共通することですが、ラモシシマも過度の水やりは禁物です。夏場は土の表面が乾いたらたっぷりと、冬場は土が完全に乾いたら水をやるようにしましょう。
フラミンゴ
フラミンゴには「燃えるような」という意味があり、鳥のフラミンゴも真っ赤な羽が印象的です。アロエのフラミンゴも、葉にちりばめられた突起が鮮やかな赤色をしており、秋から冬にかけて見頃となります。
フラミンゴの育て方のポイントとしては、日当たりのよい屋外で管理して、できるだけ水はけがよく乾燥気味にすることです。乾燥気味に育てることで赤く色づきます。丈夫で、ほとんど水やりをする必要がないので育て方も簡単です。
冬の育て方としては、比較的寒さには強いので、霜や雪などの影響がない温暖な地方であれば、戸外でも育てられます。霜が降りる地域では、寒い時期は部屋の中で管理したほうがいいでしょう。
フラミンゴの育て方のポイントとしては、日当たりのよい屋外で管理して、できるだけ水はけがよく乾燥気味にすることです。乾燥気味に育てることで赤く色づきます。丈夫で、ほとんど水やりをする必要がないので育て方も簡単です。
冬の育て方としては、比較的寒さには強いので、霜や雪などの影響がない温暖な地方であれば、戸外でも育てられます。霜が降りる地域では、寒い時期は部屋の中で管理したほうがいいでしょう。
不夜城(ふやじょう)
食用のアロエベラの仲間ですが、あくまでも観賞用に作られた品種なので、食用にすることはやめておきましょう。不夜城は、さまざまな交配パターンがあり、葉姿や色なども株によってバリエーションが楽しめます。共通している特徴は、葉の縁に白い鋭い棘が突き出ていることです。棘は触ると痛いので、小さな子供のいる家庭では、注意が必要です。
不夜城の育て方のポイントは、日光を好むという点です。日光が不足してしまうと、葉の色合いが悪くなります。一年を通じて日当たりのよい場所か、半日陰になる場所で育てるようにしましょう。
不夜城は、ある程度大きくなって株もしっかりしてくると鉢植えだけでなく庭に地植えをすることもできます。できるだけ水はけのいい、陽の当たる場所を選んで植えてみましょう。株が大きくなって丈夫になれば、ある程度の耐寒性も出てくるので、冬越しできるようになります。
不夜城の育て方のポイントは、日光を好むという点です。日光が不足してしまうと、葉の色合いが悪くなります。一年を通じて日当たりのよい場所か、半日陰になる場所で育てるようにしましょう。
不夜城は、ある程度大きくなって株もしっかりしてくると鉢植えだけでなく庭に地植えをすることもできます。できるだけ水はけのいい、陽の当たる場所を選んで植えてみましょう。株が大きくなって丈夫になれば、ある程度の耐寒性も出てくるので、冬越しできるようになります。
アロエの室内での育て方
アロエの室内での育て方には、いくつかポイントがあります。そのポイントを押さえておけば、アロエは、観葉植物として、室内でも比較的簡単に育てることができます。
水やり
アロエは、原産地がアフリカですから、乾燥には強い植物です。土が乾燥してひび割れていても、それほど心配することはありません。それよりも、頻繁に水やりをすることの方が、アロエとしては過酷な環境になってしまいます。
室内での育て方で、最も失敗する原因は、水のやりすぎで根腐れを起こすことです。アロエの水やりの基本は、土がしっかり乾いてからやることと、受け皿にたまった水は、そのままにしておかず捨てることとなります。
室内で育てる場合の水やりの目安は、春・秋は週に一度、夏は土が乾いたら、そして冬は、ほとんどやらなくても大丈夫です。
室内での育て方で、最も失敗する原因は、水のやりすぎで根腐れを起こすことです。アロエの水やりの基本は、土がしっかり乾いてからやることと、受け皿にたまった水は、そのままにしておかず捨てることとなります。
室内で育てる場合の水やりの目安は、春・秋は週に一度、夏は土が乾いたら、そして冬は、ほとんどやらなくても大丈夫です。
アロエが枯れてしまう育て方とは
アロエは、太陽に当てていれば、ほとんど手間なしで育つ強い植物です。そんなアロエですが、育て方によっては枯れてしまうこともあります。
水のやりすぎ
[no_toc]アロエを枯らせてしまう育て方の筆頭は、過保護です。つまり、普通の植物と同じように、こまめに水を上げてお世話をしてしまうことです。
もともと多肉植物で、葉の中にたっぷりの水分を蓄えています。そのため、乾燥には強いアロエですが、逆にジメジメとした過湿状態になると、根腐れを起こしてしまいます。室内では、むしろ乾燥気味くらいの方が、アロエにとっては快適な環境です。
もともと多肉植物で、葉の中にたっぷりの水分を蓄えています。そのため、乾燥には強いアロエですが、逆にジメジメとした過湿状態になると、根腐れを起こしてしまいます。室内では、むしろ乾燥気味くらいの方が、アロエにとっては快適な環境です。
肥料のやり過ぎ
水のやり過ぎと同じように、肥料のやり過ぎもアロエを枯らす原因になります。肥料が直接根に触れてしまうと、やはり根腐れを起こしてしまいます。アロエの育て方としては、手間をかければかけるほど枯らしてしまうリスクが高まるという不思議な植物といえそうです。
アロエの育て方のポイント
アロエの育て方としては、日当たりのいい場所で、できるだけ乾燥状態を保つというのが大きなポイントとなります。そのほかにも、増やしたりするときに必ずやっておきたいこともあります。
土
アロエにとって快適な土とは「水はけのいい土」です。水はけが悪く、粘度状になってしまう土では、すぐに根腐れを起こしてしまいます。初心者の人は、園芸店で多肉植物用の土を購入するといいでしょう。サボテン用の土でも代用できます。
自分で配合する場合には、「赤玉土3:鹿沼土1:腐葉土2:砂4」の割合、あるいは「赤玉土5:パーライト3:腐葉土の割合で配合するとアロエにとって快適な土づくりができます。土づくりは健康なアロエの育て方の基本ですから、この割合を守るようにしましょう。
自分で配合する場合には、「赤玉土3:鹿沼土1:腐葉土2:砂4」の割合、あるいは「赤玉土5:パーライト3:腐葉土の割合で配合するとアロエにとって快適な土づくりができます。土づくりは健康なアロエの育て方の基本ですから、この割合を守るようにしましょう。
増やし方
アロエは、非常に生命力の強い植物です。そのため、増やし方にも3つの方法があります。「株分け」「挿し木」「挿し芽」です。どの方法も比較的失敗が少ないのですが、育て方を間違えると全く根付かない結果になってしまいます。
このなかでも、最も失敗のない増やし方が根のついた子株を分ける「株分け」です。挿し芽は、新芽を切り離して土に植える方法ですが、あまり小さな新芽では、繁殖力が弱いため、ある程度大きくなってから挿し芽をすると成功率が上がります。挿し木は、基本的に挿し芽と同じです。
挿し芽も挿し木も失敗しても、元の親アロエにダメージがあるわけではないので、積極的にトライしてみましょう。
アロエを増やす時期として最適なのは、生育期である5~6月、9月頃です。冬は成長しない時期なので、失敗する確率が高くなります。
このなかでも、最も失敗のない増やし方が根のついた子株を分ける「株分け」です。挿し芽は、新芽を切り離して土に植える方法ですが、あまり小さな新芽では、繁殖力が弱いため、ある程度大きくなってから挿し芽をすると成功率が上がります。挿し木は、基本的に挿し芽と同じです。
挿し芽も挿し木も失敗しても、元の親アロエにダメージがあるわけではないので、積極的にトライしてみましょう。
アロエを増やす時期として最適なのは、生育期である5~6月、9月頃です。冬は成長しない時期なので、失敗する確率が高くなります。
挿し木
元気なアロエは成長が早く、茎の割合が増え過ぎて形が悪くなってしまいます。せっかくの観葉植物としての見栄えも悪くなるので、間延びした部分を切り詰めて全体の形を整えなくてはなりません。せっかくなら、切り詰めた上の部分を指して増やそうとするのが「挿し木」です。
挿し木での育て方で、最も気を付けなくてはならないのが、切り口をしっかり乾燥させてから土に挿すということです。まずは2~3㎝ほど茎が付いた葉を少なくとも3日以上日陰でしっかり乾かします。この育て方の過程を怠ってしまうと、切り口が湿った状態のため、そこから雑菌が入り込んで枯れてしまうことがあります。
切り口が乾いて土に挿したら、10日~2週間くらいして霧吹きなどで少し水をやる程度にしておきます。1~2か月ほどして根がしっかりと根付くまで、グラグラしているので、支柱で支えておくと安心です。
挿し木での育て方で、最も気を付けなくてはならないのが、切り口をしっかり乾燥させてから土に挿すということです。まずは2~3㎝ほど茎が付いた葉を少なくとも3日以上日陰でしっかり乾かします。この育て方の過程を怠ってしまうと、切り口が湿った状態のため、そこから雑菌が入り込んで枯れてしまうことがあります。
切り口が乾いて土に挿したら、10日~2週間くらいして霧吹きなどで少し水をやる程度にしておきます。1~2か月ほどして根がしっかりと根付くまで、グラグラしているので、支柱で支えておくと安心です。
株分け
地面から葉が生えるタイプのアロエの品種では、株分けで増やすことができます。親株とは別に生えてきた小さな茎と葉を切り離して、苗として育てる方法です。株分けでの育て方のポイントは、親株の根元を観察して、子株が育ってきたら、水やりを1週間以上やめて土を乾燥させるということです。
次に親株の根を傷つけないように慎重に鉢から取り出します。そして根ごと子株を親株からハサミやナイフで切り離して、土をやさしく落としましょう。子株の育て方は、風通しのいい直射日光を避けた場所に置きます。そして4~5日経ってから水をたっぷりと与えるようにしましょう。
次に親株の根を傷つけないように慎重に鉢から取り出します。そして根ごと子株を親株からハサミやナイフで切り離して、土をやさしく落としましょう。子株の育て方は、風通しのいい直射日光を避けた場所に置きます。そして4~5日経ってから水をたっぷりと与えるようにしましょう。
変色
アロエの葉が変色してしまう原因には、いろいろなものがあります。とくに変色の原因で大きいのが寒さです。耐寒性のあるアロエでも、霜に何度か当たったり、雪が被ったりすると、アロエの葉が赤っぽく変色してしまうことがあります。いわゆる「低温障害」でアロエの紅葉のようなものですから、暖かくなれば、緑が回復するでしょう。
育て方で、長い間植え替えを怠っていて根詰まりなどで根が傷んだ場合にも、アロエは変色します。この場合には、大きめの鉢に植え替えることで解決することができます。
また、葉が黒く変色してしまった場合、太陽によって葉が焼けてしまったことが原因です。とくにアロエを購入する前、温室で育てられたアロエをいきなり強い太陽光を当ててしまうと、アロエ自体が慣れていないせいもあって茶色や黒く変色してしまうこともあります。
育て方で、長い間植え替えを怠っていて根詰まりなどで根が傷んだ場合にも、アロエは変色します。この場合には、大きめの鉢に植え替えることで解決することができます。
また、葉が黒く変色してしまった場合、太陽によって葉が焼けてしまったことが原因です。とくにアロエを購入する前、温室で育てられたアロエをいきなり強い太陽光を当ててしまうと、アロエ自体が慣れていないせいもあって茶色や黒く変色してしまうこともあります。
地植えでのアロエの育て方
基本的にアロエは、高温・乾燥を好む植物です。地植えでのアロエの育て方のポイントとしては、住んでいる地域の気候が温暖で、霜や雪の心配のない場所であることが大切となります。
地植えでのアロエの育て方のポイントとしては、一年を通して日当たりのよいところに植えるということです。アロエに共通する特徴として、太陽をとても好む植物です。まわりに高い木がないか、日中を通して日陰になる家や塀などがないかなどを確認しておきましょう。
また、土の水はけも地植えでのアロエの育て方で重要なポイントです。植えるときに、土壌改良を行う必要があります。とくに粘土質の土壌の場合には、鹿沼土などを混ぜ込むなどして、水はけをよくしておきましょう。
地植えの場合でも鉢植えの場合と同様、アロエの育て方では水やりがキーポイントになります。地植えの場合は、とくに水やりをする必要はありません。
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地植えでのアロエの育て方のポイントとしては、一年を通して日当たりのよいところに植えるということです。アロエに共通する特徴として、太陽をとても好む植物です。まわりに高い木がないか、日中を通して日陰になる家や塀などがないかなどを確認しておきましょう。
また、土の水はけも地植えでのアロエの育て方で重要なポイントです。植えるときに、土壌改良を行う必要があります。とくに粘土質の土壌の場合には、鹿沼土などを混ぜ込むなどして、水はけをよくしておきましょう。
地植えの場合でも鉢植えの場合と同様、アロエの育て方では水やりがキーポイントになります。地植えの場合は、とくに水やりをする必要はありません。
アロエの育て方は過保護厳禁
観葉植物の中でも、アロエほど手間がかからない植物はありません。かえって、いろいろとお世話をしてしまうと枯れてしまったり、元気がなくなってしまったりするので、過保護厳禁です。
アロエは花を楽しむこともできますが、毎年咲くとは限りません。花を咲かせるためには、乾燥を保つこととたっぷりの日を当てることです。ぜひ、トライしてみましょう。
アロエは花を楽しむこともできますが、毎年咲くとは限りません。花を咲かせるためには、乾燥を保つこととたっぷりの日を当てることです。ぜひ、トライしてみましょう。