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【種類別】マリーゴールドの育て方|種/苗/プランター

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種類別マリーゴールドの育て方

フレンチ

フレンチマリーゴールドは、草丈小さめの品種です。日本でも古くから園芸店で販売されており、馴染みがあるでしょう。横張り性があり、小さな花を群生させるタイプで、草丈が30cm位で寄せ植えにも最適です。

育てていると分岐し、ボリュームのある株になります。春から秋まで長く開花し、楽しめます。フレンチ種は短日の方が花付きが良く、30度以上になると咲きにくいです。日当たりの良い水はけのいい所に植える育て方をします。

アフリカン

マリーゴールドアフリカン種は、茎が太く直立的に伸びて大きな花を咲かせます。最近では園芸店でも販売され、存在感のあるマリーゴールドとしてです。この種類は品種改良が進んでおり、丈の短いタイプも販売されています。

花は10cmを超えるものが多く、花壇の中心部に植えると華やかになります。また、丈が長いタイプは切り花にも向いており、一輪挿しにさして楽しんでも良いでしょう。

アフリカン種は長日の方が花付きが良く、高温でも咲きつづけます。日当たりの良い所に置いて、水はけの良い土に植える育て方をします。

メキシカン

メキシカンマリーゴールドは、他のマリーゴールドと違い一重咲きです。葉が細かく、羽状に切れて小さい花を付けます。草丈は40cm程度で、花は1cm前後のハート型の花びらです。

暑さに弱い種類で、冷涼地に向いています。メキシカン種の「ルナ・レモンイエロー」は、黄色とオレンジの花を咲かせ、株張りが良いのでカーペットのように広がります。広い敷地を花畑のようにできる種類です。

メキシカン種の育て方は、水はけの良い土を選び日当たりの良い所に植えます。生育が旺盛なので、地植えをしたほうが良く育ちます。水は雨水だけでかまいません。耐寒温度が-10度まであるので、涼しい地域でも育てられます。

マリーゴールドの種まきからの育て方

マリーゴールドを種から育てる時は、春に行います。発芽適温は15~20度位、種は大きく発芽しやすく5~6日程度で発芽します。箱化鉢に筋蒔きか、ばらまきをする育て方です。種をまいたら5mm位土を覆い、発芽したら日当たりと風通しの良い所に置いて管理します。

本葉が2~4枚になったら、6~7.5cmポットに植え替えてる育て方です。用土は赤玉土に腐葉土を4割混ぜたものを使い、過湿を嫌うので、水やりは表土が乾いたら与えます。気を付けたいのが、育成初期に窒素肥料が不足すると小苗のうちに花が付き、成長が止まってし増すことです。週に1回は液肥を与える育て方をします。

定植は、日当たりと風通しの良い場所に植えます。水はけの良く有機質に富んだ土に植えつけましょう。堆肥と腐葉土をすきこみ、元肥を施してよく耕します。フレンチ種で20~25cm、アフリカン種で30~35cmの株間を取って植える育て方です。

種の不思議

自分で採取した種は、元の株と異なる花を咲かせることがあり、F1品種は毎年種を購入する必要があります。マリーゴールドを花壇に植えていると、勝手にこぼれ種で花を咲かせることもあるでしょう。

マリーゴールドの苗からの育て方

マリーゴールドの育て方は、日当たりと水はけの良い所に植えます。育成の適温は15~20度くらいで、夏の暑さにも耐えてくれ、軽い霜程度なら休まず花を咲かせるでしょう。

水やりは、庭植えの場合ほとんど必要ありません。雨水だけでかまいませんが、真夏に不足していたら与える育て方をします。肥料は、植え付け時に堆肥や腐葉土を混ぜた土に植えれば、スクスク成長します。肥料が多いと葉が茂りすぎて、花付きが悪くなるので注意しましょう。

苗を植え付ける時期は霜の心配がなくなった頃に行い、咲き終わった花がらは摘んで病気の予防をします。夏の高温期に花が咲かなくなったら、切り戻しをして半分くらいカットする育て方をします。すると、秋頃にはこんもりと花を咲かせるでしょう。

マリーゴールドの鉢植え・プランターでの育て方

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マリーゴールドを鉢植えで育てる時は、日当たりの良い所に置き、水はけの良い土を使用する育て方をします。多少の暑さや寒さに耐えますから、屋外で日に当てて育てた方が元気に育つでしょう。

30度以上になると花付きが悪くなりますから、少し涼しい室内に取り込んでも良いでしょう。鉢植えで育てる時は、水切れで下葉が枯れやすいので、用土が乾き始めたらたっぷり与える育て方をします。

そして、肥料切れにも注意します。定期的にリン酸分の多い肥料を施す育て方をします。

マリーゴールドの地植えでの育て方

マリーゴールドは土質を選びませんから、やせ地でない限り、特に肥料を施す必要はありません。地植えをする時に、堆肥や腐葉土を混ぜて耕せば問題なく植えられるでしょう。苗同士の距離は30cmあけて蒸れを防ぐ育て方をします。

日当たりの良い場所に植えてあげ、地植えの場合は水やりはほとんど必要ないでしょう。4~10月の良く成長する時期は、月に2~3回うすめた液体肥料を与えます。窒素成分を多く含んだ肥料は、葉が茂りすぎて花が付きにくくなりますから注意しましょう。

メキシカンタイプのマリーゴールドは、地植えにすると花畑のように増えていきますからです。

マリーゴールドの育て方のポイント

摘心

マリーゴールドの成長初期に新芽を摘み取って摘心をする育て方をします。摘芯をすると、茎が伸びなくなって高さを抑える事ができます。摘芯をした後は、2つの方向に枝分れして新芽が出てきますので、ボリュームのあるマリーゴールドを育てる事ができるでしょう。

摘心のやり方は、マリーゴールドが7~8cmになった頃、葉が10枚程度つけたら行います。新芽をつまんで、2節下の茎の上をを切りましょう。

切り戻し

マリーゴールドは、暑くなってくると花を咲かせなくなります。真夏に成長が止まり、蕾が小さくなってきたら株が弱り始めているサインです。そんな時は切り戻しをする育て方をします。

切り戻しに最適な時期は、7~8月と9月です。大きくなりすぎているマリーゴールドは、本格的な暑さが始まる前に切り戻してあげましょう。切り戻し作業をする時は、真夏で弱っている時に切らない事です。

切り戻し方は、半分くらいに切ります。小さな苗は葉が6~7枚残る程度です。切る位置は、葉の根元の新芽が出てくる少し上を切ります。すでに株が萎れてしまった場合は、間引きして風通しを良くしてあげましょう。

元気が出てきたら、まずは1/3程度切ります。様子を見ながら2~3回に分けて切り戻しをする育て方をしましょう。

挿し木

マリーゴールドは、一年草も多年草も挿し木をして増やす事ができます。挿し木の時期は、4月下旬から6月です。梅雨の季節が一番良いでしょう。

刺し木をする土は、ビーモス、バーミキュライト、鹿沼土、パーライトを同量ずつ混ぜた土を使用します。育苗箱や鉢、いちごパックなどを使用して挿し木をする育て方です。

挿し木に使用する穂は、葉のたくさんついた元気な若い枝を選びます。長さ10cm位ものを用意し、葉を2~3枚残して使います。穂を切り取る時は、良く切れるカッターなどを使用し、カットしたら30分~1時間程度水揚げをしてピンとしたら使います。

用意した土に挿しこみ、十分に水を与えます。明るい日陰に置き、挿し穂が萎れない程度に水やりをする育て方です。10日~2週間で発根しますから、少しずつ日当たりの良い所に置いて、慣らしながら大きくします。十分に育ったら鉢などへ植える育て方をします。

挿し芽

マリーゴールドの挿し芽、挿し穂、挿し木は同じ作業です。上記の方法で増やせますからチャレンジしてみましょう。

間引き

マリーゴールドは、過失が苦手な花です。ある程度育ってきたら、風通しを良くするために無駄な葉を取り除く育て方をします。間引きのタイミングは、マリーゴールドを上から見て、株の根元が見えなくなったり、重なっている茎や交差している茎がある時です。

土の表面に日光が当たらなくなったり、横から見て株の向こう側が見えなくなったら間引きをしましょう。間引きの時期は特にありませんから、必要だと感じたら行います。茎や葉を取り除いて風通し良くしてあげましょう。

花芽摘み

草丈が10cm位になったり、株が疲れた状態の時に花芽を摘んであげます。これは、蕾を摘むことで栄養を株全体に行き渡らせる育て方です。高温多湿が続く時期は、蕾を減らしてあげると株が元気になります。

良いタイミングで花芽を摘んであげないと、切り戻し作業をした後、本来なら10月ごろには多くの花を咲かせますが、花が小さくなる場合があります。必要だと感じたら、花芽摘みを行って株を元気にしてあげましょう。

マリーゴールドの室内での育て方

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マリーゴールドは日当たりの良い所で育ちますから、どちらかと言ったら屋外向きの植物です。どうしても室内で育ててみたいなら、室内水耕栽培機を使用して育てる事ができます。

室内水耕栽培機は多くの種類が販売されており、LEDを使用して植物を育てる機械です。コンパクトなものは、デスクの上に置いて管理できるサイズです。日当たりの悪い室内でも電気を使って育成できますから、マリーゴールドも大きく成長するでしょう。

LEDを使用しているので、電気代も安く済みますし、野菜や他の植物も育てる事ができます。インテリアにもなる、水耕栽培機を使った育て方をしてみましょう。

マリーゴールドは虫除け効果がある

マリーゴールドは、根の周りに住む菌と葉の香りによって一部の害虫を遠ざける効果があります。農薬のような強い効果ではありませんが、家庭菜園を無農薬で楽しんでいる方は利用すると良いでしょう。

害虫のセンチュウを餌にする、線虫補植菌がマリーゴールドの根に共生しています。この菌は、コナジラムやアブラムシの害虫を遠ざける効果が確認されており、トマトや豆類などの野菜やサルビアなどの草花と一緒に植えると効果的です。

マリーゴールドは育てやすい花

マリーゴールドは初心者でも育てやすい花でした。種からでも発芽率が良く、一から育てるのに向いている種類でした。マリーゴールドの育て方は日当たりが肝心で、地植えをすれば水やりの必要もありません。

ガーデニングを始めたいけど、時間が取れない人には種類です。園芸店には多くの種類が販売されていますから、育て方をチェックしたらお庭に植えてみて下さい。
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