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エアコンの冷房の温度の設定・適正温度・温度別の電気代

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エアコンの冷房の温度の設定適正温度

最近は温暖化が進んでいるということもあり、夏の猛暑日の暑さは 10数年前とは較べものになりません。ですが、電車の中や建物の中に入ると、あまりにも冷房が利きすぎて数分いるだけで寒いと感じるようになってしまいます。

それでは、一般のご家庭の場合は、何度が適正温度とされているのでしょうか。あまりにもエアコンを冷房にして温度を低くしてしまうと、女性にとっては体によくありません。そのため、少し動くと熱く感じる場合でも静止している状態でちょうどよいと感じる温度に設定しておく必要があります。

夏の冷房の温度は何度設定がよいか

冷房の適正温度は、外の気温に比べて -5度というのが適正温度です。猛暑日の場合はもう少し低く設定する必要もありますが、ご自宅の冷房の温度設定は、通常27 ℃ から28 ℃に設定しておくのが一般的です。体感温度は筋肉量や皮下脂肪によって変わるため、同じ温度に設定されたお部屋の中にいたとしても、熱や寒さの感じ方は人それぞれです。

エアコンは、快適な温度に保つ必要がありますが、例えばオフィスの場合には自分一人に冷房の温度を合わせるというわけにはいきませんので、寒がりの方の場合には上に羽織るものを用意する、また暑がりの方の場合には、机の上に置ける小さな扇風機を用意するなど工夫をしましょう。

クールビズでは冷房は何度に設定するか

最近ではオフィスでも電気代の節約のためクールビズが推奨されています。そのため、スーツのジャケットを着用せず、ネクタイもしなくてよいといった、冷房の温度を下げすぎなくてもオフィス内で快適に過ごすことができるよう、会社全体で取り組んでいるというところも多く見られるようになりました。

それでは、クールビズで推奨されている冷房の温度は何度であるかについてご存じでしょうか。クールビズでの冷房の温度は 28度を目安としています。この温度で寒すぎるまたは暑すぎると感じる方の場合は、扇風機を利用したり上着を羽織ったりと各々で工夫をしましょう。

除湿をうまく使うこと

暑いと感じる原因には、湿度の高さも関係しています。特に日本は、ほかの国に比べて湿度の高い国でもありますので、冷房の温度を下げるのではなく、エアコンを除湿設定にすると良いでしょう。ただ温度を下げるのではなく、エアコンを除湿モードにするだけで大分涼しく感じられます。

冷房の温度別の電気代

ワンルームの場合、エアコンの設定温度を28 ℃として 1日に8時間冷房をつけっぱなしにした場合は、1か月の電気代はおよそ 3500円程度になります。ですがこれを18度4に設定してしまうと、1か月の電気代は5000円程度と1500円近くもの違いが出てしまいます。

4人家族の場合の電気代

それでは4人暮らしの場合には、どの程度電気代に違いが出るものでしょうか。エアコンは大体1320kWhから1500kWh程度の消費電力がかかります。これを1kWh当たり25円として計算して28℃設定で1日8時間エアコンを運転し続けた場合、1か月の電気代は6300円程度になります。

これが冷房の温度を18 ℃にしてしまうと、1か月の電気代は9000円程度にもなり、2700円もの電気代の差が出てしまいます。

電気代を節約するための工夫

外気の温度が 30℃を超えると、冷房の温度設定を28 ℃にした程度では暑く感じる場合もあります。外気の温度があまりにも暑くなっていると、エアコンの効き目が悪くなることもあります。そのため、冷房の温度を下げずにお部屋の中を快適にするためには、少し工夫が必要となるでしょう。

冷房の温度を下げないまま、お部屋を快適にするためには、まず日当たりの良い窓によしずをかけて日陰を作るなど、お部屋の温度が上がらないよう工夫をしましょう。また、エアコンの冷気がお部屋中に循環するように扇風機を使うのも一つの方法です。

エアコンの掃除と自動運転

エアコンはフィルターにほこりがたまってしまう、電気代が余分にかかってしまいます。こまめにフィルターを掃除することにより、電気代を節約することが可能です。

また、エアコンの設定温度は一定に保つよりも自動運転にすることにより節電が可能になります。エアコンの設定温度が高くなり過ぎていたり低くなり過ぎていたりすることにより、その分余計に電気代がかかっている場合が考えられます。
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設定温度を一度下げる

エアコンは、スイッチのオンオフをこまめに行わない方が節電になります。そのため、エアコンを冷房にする場合には、自動運転で一度室温を下げてしまったあとで元に戻した方が電気代がかかりません。

エアコンの自動運転は、お部屋の中の温度が設定されている温度になるまでは強風運転、そのあとは微風運転に変わりますので、電気代をかけず、効率よくエアコンを運転させることができます。

窓の断熱

エアコンの電気代を節約するためには、まずお部屋の温度をこれ以上上げない工夫が必要になります。例えば窓用の断熱シートを貼ったり、窓の外に「よしず」をかけるだけでも、お部屋の温度を上げずに済みます。断熱シートが用意できない場合は、カーテンを引いておくだけでも室温に違いがあります。

猫がいる家の冷房の温度

猫は、汗をかかない温度調節が苦手な動物です。そのため、お部屋の中の温度には注意してあげる必要があります。猫は寒がりどういうイメージがありますが、だからと言ってあまりお部屋の中が熱すぎてもよくありません。それでは、猫にとって快適に過ごせる質問とは何度を目安にすると良いのでしょうか。

猫にとっての快適な温度とは

猫にとっての快適な温度とは、人にとって少し暑いと感じる程度が好みです。猫は毛皮をきているため、この温度では厚いのではないか、と勘違いをして冷房の温度設定を低めにしていらっしゃる方もなくありませんが、猫のためを思って設定している温度が、実は猫にとって寒いと感じている場合もあります。

これは猫が長毛種か短毛種かによっても違いがありますが、猫にとっての快適な温度は26 ℃から30℃程度です。猫に快適に過ごしてもらうためにも、お部屋の中に温度計を置いておき、お部屋の中の温度を管理すると良いでしょう。

猫に快適に過ごしてもらうための工夫

猫にはお気に入りの場所があります。また、猫は暖かい場所や涼しい場所を見つけるのが得意で、自分にとって快適に過ごせる場所を選び、そこで1日を過ごします。

もしも猫にお留守番をさせる場合には、涼しく過ごせる場所と暖かい場所を用意しておきましょう。お部屋の全室に冷房をつけておくのではなく、冷房を付けていない部屋をつくり、寒く感じたときにはいつでも移動して、快適に過ごせるよう環境を整えてあげると良いでしょう。

車の冷房の温度

ガソリン代を節約しようと、車のエアコンをつけないまま走行されている方もいらっしゃいます。ですが車のエアコンは必ず燃費と関係しているとは限りません。車のエアコンは暖房にする場合はガソリンを使用しませんので、ガソリン代に影響することがありません。

ですが車のエアコンを冷房にする場合、車内の温度を低するためにエンジンの動力を利用してコンプレックスを動かしてガスを冷やし、送風しています。そのため、車のエアコンで冷房をつける場合には、1割ほど燃費が悪くなる場合があります。

ガソリン代を節約したい場合には

夏の猛暑日に、車の冷房をつけないことはしません。特に赤ちゃんやペットを連れてドライブされる場合には、必ず冷房を付けて車内を快適に保つ必要があります。ですが、それほど暑くないというのであれば、窓を開けて風を入れるだけで十分涼しく感じることもあります。

また、冷房の温度をそれほど下げなくても、少しだけ窓を開け、エアコンを送風することにより、設定温度を低くするよりも快適に過ごせる場合があります。エアコンを送風するだけであれば燃費には影響しませんので、それほど気温が高くない日には冷房のをつけず、窓を開けて車の中に風を入れてあげると良いでしょう。

オフィスの冷房の温度設定

オフィスでは、冷房の温度を26℃と、推奨されている温度よりも低めに設定しているところも多くあります。これは、外回りをして会社に戻ってきた場合、快適に過ごすために通常よりも冷房の温度を低めに温度設定をしているためです。室温は高くなってしまうと、仕事に影響するため、冷房の温度設定を通常よりも低く設定しています。
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体感温度は人それぞれ

その企業によっては、冷房の設定温度が決められている場合もあります。

また、営業の方が多くいらっしゃる会社の場合には、ほかの企業に比べ、冷房の設定温度を低くしているところもあります。外回りをしてきた営業職の方に、汗だくになっている所を生ぬるいお部屋で過ごせというのは酷なことでもあります。

とはいえ、女性にとってはあまり体を冷やすというのも良いことではありません。そのため、ストッキングの上に靴下をはいたり、カーディガンを用意しておくなど、工夫が必要です。また、男性と女性では体感温度が違うため、女性の場合は体を冷やさないよう注意しておきましょう。

皆が納得する温度に設定するには

営業職の方にとっては、一瞬でも涼しく感じられるようオフィスの中の冷房の設定温度を低くしてあった方がありがたいです。しかし、1日中をオフィスの中で過ごす事務職の方にとっては、あまり室温が低くなってしまうと体を壊してしまう恐れがあります。そのため、双方にとって快適に過ごすために、ルールを決めておくのも良い方法です。

時間によって設定温度を変えてみる

主に外出されている方が多い営業職の方にとっても、1日あまり外に出ることのない事務職の方にとっても、双方にとって快適にオフィス内で過ごすことができるよう、その時間帯によって設定温度を変えてみると良いでしょう。

例えば、最も気温が高くなる昼間から今後2時頃までは、26℃程度と冷房の設定温度を低めにしておき、午前中や夕方以降は設定温度を少し高めに設定しておくなど、時間帯によって温度を変えておくのも良い方法です。

扇風機を使う

冷房の設定温度を少し高めにしていても、扇風機を使って室内の冷気を循環させれば、扇風機を使わずにいるときよりも涼しく感じられます。汗だくになってはいってきた営業職の方にとっては、無風の状態よりも風があった方が涼しく感じられますので、節電のためにも扇風機を利用しましょう。

また、営業職の方のお席をエアコンの目の前に設置しておき、事務職の方はなるべくエアコンから離れた席に座るといった方法も効果的です。

お願いするときは柔らかい口調で

暑い日にはついついイライラしがちです。そのため、冷房が寒すぎると感じた場合、設定温度を上げたいというのであれば、いきなり冷房の設定温度を自分本位に変えてしまうのではなく、「すみませんが冷房の温度を上げてもいいでしょうか」と一言述べてから許可を得て、冷房の温度をあげましょう。

相手の方を思いやる気持ちも大切ですので、冷房の設定温度を高めにしてある場合には、外出先から帰ってきた方に冷たい飲物をわたして体を冷やしてあげるなど、職場仲間に対する心遣いが必要です。

新生児がいる場合の冷房の温度

赤ちゃんは大人とは違い、また体温調節をうまくできません。そのため、あまりにも気温の高い日の場合は、冷房の設定温度を調節してあげる必要があります。大人が大丈夫な場合でも、気温が高い日の場合は熱中症や乳幼児突然死症候群になってしまう恐れもありますので、冷房の温度設定には注意が必要です。

また、赤ちゃんの皮膚は弱く、汗をかくことにより湿疹やかぶれができてしまう場合がありますので注意しておきましょう。特に、新生児の赤ちゃんは注意が必要となりますので、赤ちゃんにとって快適に過ごすための冷房の設定温度の目安について覚えておきましょう。

赤ちゃんはどうして熱中症になりやすいのか

お年寄りや赤ちゃんの場合は、冷房のついた室内であっても熱中症になってしまう場合があります。これは、赤ちゃんが体温調節する機能が大人に比べ未熟なため、体内の熱をうまく発散することができないためです。

汗をかくことにより、脱水症状を起こすこともありますので、汗をかいていないか、汗をかいた場合には水分を補給する必要があるため、赤ちゃんから目を離さないでおきましょう。また、赤ちゃんが熱中症になってしまうと、重症化してしまうこともありますので、注意しておきましょう。

赤ちゃんのための熱中症対策には

赤ちゃんを熱中症から守るためには、次のことに注意しましょう。赤ちゃんを寝かせておく場所が直射日光が当たる窓ぎわを避け、風通しの良い日陰に見せておくこと、または室内に温度計を置いておき、室温が高くなり過ぎていないがこまめにチェックします。

そのほか、こまめに水分補給をしてあげたり、扇風機を使って風を送ってあげるといった工夫が必要です。正し扇風機を利用する場合には、赤ちゃんに直接風が当たらないよう注意しましょう。

赤ちゃんは大人に比べ体の機能が未熟なため、お顔に風を送ることによりうまく息ができなくなってしまう場合があります。
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赤ちゃんの様子を見る

赤ちゃんを熱中症から守るためにも、赤ちゃんの様子はこまめにチェックしておきましょう。まず汗を大量に書いていないか、お顔が赤く体温があがっていないが、いつもよりぐったりしていないかどうかチェックして下さい。また、苦しそうにしていないか、おしっこの量についても確認しましょう。

赤ちゃんにとっての快適な温度

赤ちゃんにとって快適に過ごせる室内の温度は、26℃から28 ℃程度でする赤ちゃんを寝かせておく場合には、室内に温度計を置いておき、この設定温度に比べ 5℃以上温度差がないかどうかについて、こまめにチェックして下さい。

また、赤ちゃんは体温調節が未熟なため、いきなり暑い外気に触れさせると、体を壊してしまう場合があります。そのため、お出かけする予定がある場合には、室温と外の温度の温度差が、今年以内になるように、冷房の温度を設定しておきましょう。

また、お出かけするのであればいつでも水分補給できるよう飲み物を用意しておいたり、直射日光を避けるといった注意が必要です。

エアコンの湿度にも注意して

赤ちゃんの場合は、温度以外にも湿度にも注意しなければいけません。エアコンを使うことにより、空気が乾燥してしまう場合があります。そのため、エアコンをつけるときには赤ちゃんの周りに加湿機を置いておくなど、お部屋の湿度が40%から60%になるよう設定しておいてください。

また、エアコンを付けるときに除湿モードにしておくとエアコンが自動的に湿度を管理してくれます。

夜はエアコンを付けたほうがよいか

真夏は夜も温度が下がらずなかなか寝付けません。大人でも寝苦しいのですから、赤ちゃんはそれ以上寝苦しく感じています。そのため、夜もぐっすり眠れる用のなかにも冷房をつけておきましょう。

赤ちゃんにとっては寒すぎる場合もあります。また電気代も気になるところでしょう。そのため、夜中にも冷房をつけっぱなしにしておくのであれば、日中よりも冷房の設定温度は高めにしておきましょう。

そのほか、設定温度を高めにしておき、扇風機も併用するという方法もあります。この場合もまた、扇風機の風が、直接赤ちゃんにあたらないよう注意しておきましょう。そのほかにも、冷房の温度設定を自動にしておくといった方法もあります。

衣類で調節

冷房をつけっぱなしにしておく場合には、赤ちゃんの体やおなかが冷え過ぎてしまわないよう、衣類で調節してあげましょう。赤ちゃんの手足やおなかは冷えやすいため、汗だくにならない程度に、薄手の洋服を着せておくと良いでしょう。

赤ちゃんが集まっているか寒いのかについては、背中やおなかを触ってみて冷え過ぎていないが熱くなり過ぎていないか確認してください。

繰り返しになりますが、赤ちゃんは体温調節が上手ではありません。そのため、体を冷やさないためにも腕や足は露出させないようお洋服を着せておいてください。

節電しながらお部屋を快適に

電気代は冷房の温度が10 ℃違うだけでも電気代には大きな差が出ます。そのため、部屋の室温が高くなり過ぎないよう工夫する必要があります。エアコンの電気代を節約するためには、お部屋の室温を上げない工夫が必要です。

例えば断熱シートを貼ったり、お部屋に直射日光が当たらないようにするだけでも電気代に大きな差が出ます。

とはいえ、赤ちゃんのいるお宅やペットを飼っていらっしゃる方の場合には、電気代を節約したいからと言ってあまり冷房の設定温度を高くし過ぎてしまうと、熱中症になってしまう恐れがありますので注意しましょう。
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