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モノトーンのインテリアを上手に使うコツ7つ・合わせやすい色

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モノトーンインテリアを使うメリット・デメリット

モノトーンとは、モノクローム・トーンの略語で主に白と黒を組み合わせた単式相のことです。時代の流行に左右されない色合いで、シンプルで使いやすいのが特徴です。

モノトーンは家具などのインテリアでも根強いを誇っています。今回の記事ではモノトーンのインテリアを使うメリットやデメリットを解説し、上手に使うコツや組み合わせやすい色などをご紹介します。

メリット1:大人っぽい印象を与える

白と黒を基調としたモノトーンで部屋をまとめることにより、シックでモダンな大人っぽい印象を与えるでしょう。赤や青、黄色といったカラフルな色使いも魅力的ですが、色相の組み合わせを間違えるとけばけばしい印象を与えてしまうことがあります。

イメージを統一しやすいモノトーンのインテリアを使うことで、部屋全体が落ち着いて見え、疲れを癒してくれる安らぎの空間を演出してくれます。

メリット2:知性を演出

派手な色合いのインテリアを多用した部屋では、華やかな雰囲気を出しやすい反面、目が疲れやすく軽薄な印象を持たれがちです。

落ち着いたモノトーンの色調は気持ちを落ち着かせ、住んでいる人に整然とした知性を感じさせてくれます。

カラーコーディネイトに気を使わなくてもすみますし、モノトーンのインテリアを使えばおしゃれが苦手な方でもスタイリッシュな空間を作りやすいでしょう。

メリット3:広く見える

色には対象を膨らませてみせる「膨張色」と、小さく細い印象を与える「収縮色」の2種類があり、黄色や赤などの暖色系は膨張色に、青や緑などの寒色系は収縮色に分けられます。

また、彩度の高い色(膨張色)ほど大きく見える特徴があり、色の使い方によってはインテリアが支配的になり部屋が狭く見えてしまうことがあります。

モノトーンのインテリアを部屋に配置すると、色の特性が出にくく空間がすっきりと広く見える効果があります。

デメリット1:部屋が重たくなりやすい

モノトーンのインテリアは使いやすいため、ついつい気軽に選んでしまいがちです。モノトーンと言えども明度は存在し、黒に近い色ばかりを使ってしまうと部屋の印象が暗くなってしまいます。

また、色相を使わないモノトーンのインテリアの特徴として、部屋が物悲しく感じ、雰囲気が重たくなってしまうことがあります。

極端に偏った色使いをしないよう注意が必要でしょう。

デメリット2:シンプル=単調になりやすい

色の選択が少なく、部屋をすっきりとシャープにまとめてくれるモノトーンのインテリアですが、選択肢が少ないことで見所のない単調な雰囲気の部屋になってしまうという難点も同時に持っています。

手軽におしゃれな空間を演出しやすいのがモノトーンのインテリアの特徴とご紹介しましたが、あまりにシンプルすぎるとスタイリッシュをとおり越して淡白な印象を与えてしまうことがあります。

モノトーンのインテリアを上手に使うコツ7つ

モノトーンのインテリアにこだわるあまり、シックな雰囲気を持たせるつもりが、いつのまにか「色相を使わないこと」が目的に変わってしまうことも多々あります。

こだわりのモノトーンのインテリアを、より素敵に演出するコツについて考えてみましょう。

コツ1:白主体に、黒はポイント使い

モノトーンのインテリア中心で部屋のレイアウトを考える時に、最も悩ましいのが配色のバランスです。RGBといった色の横の広がりではなく、明度中心の色の奥行きで考えなければいけないからです。

簡単に言えば白と黒、どちらをメインに据えるかということです。黒を多く使うと重苦しい雰囲気を与えがちなので小物中心で配色し、カーテンや壁紙といった大きなインテリアは白を基調に配色することで部屋がすっきりと見えます。
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コツ2:グレーでより上品に

モノトーンのインテリアのコーディネートのポイントの一つが、中間色の使い方です。白に近いグレーは優しさを、黒に近いグレーは意思の強さを感じさせるでしょう。

たとえモノトーンであっても、白と黒といった反対色ばかり使うと部屋全体の印象がうるさくなってしまいます。白と黒の中間色をバランスよく使うことで、より自然にスタイリッシュな部屋を演出することが可能となります。

コツ3:パステルカラーを組み合わせ優しさを演出

モノトーンコーデの中にも、色相を組み合わせていきましょう。カラフルな色を複数使うことが難しければ、彩度の低いパステルカラーを一色入れるだけでも部屋の印象がずいぶん丸くなるのでです。

パステルカラーはモノトーンのインテリアに対して主張しすぎず、全体に彩りと安らぎを与えてくれるでしょう。

コツ4:ヴィヴィッドな差し色でアクセントをつける

モノトーンやパステルカラーのインテリア中心だと、どうしても部屋がぼやけた印象になってしまう場合があるでしょう。思い切って彩度の高いヴィヴィッドカラーを差し色に使うのもです。

暖色系を差せば艶やかさやかわいらしさを表現しやすく、寒色系だと知性や意思の強さを感じさせるでしょう。

コツ5:デザインで冒険する

配色をまとめやすいからこそ、マテリアルやデザインで遊ぶのがです。

丸みを帯びた白っぽい木製のチェストを使えばガーリーなフレンチカントリー風に仕上げることもでき、打ちっぱなしのコンクリートなどに合う無骨なデザインのインテリアを選べばブルックリンスタイルやレトロモダンな部屋を演出できるでしょう。

コツ6:レイアウトはすっきりと

モノトーンのインテリア中心にコーデする場合は、レイアウトに細心の注意を払う必要があります。

小物はなるべく大きさを合わせて整然と並べ、収納などは同じタイプのものを使うと部屋全体がスタイリッシュに見えてきます。

同系色であってもあまりにごちゃごちゃと配置してしまうと、ぼんやりした印象になってしまいます。

コツ7:配色のバランスでスタイルも自由自在

単色相のモノトーンだからこそ、明度の調整で部屋の印象を変えやすいこともメリットです。

白を基調にすれば柔らかさや優しさ、透明感を表現でき、黒を増やしていくほどクールでゴシックなスタイルの成分を加えられます。

また、グレーを多めに配置し、レトロなインテリアを使うことで北欧風のスタイルを構築することもできるでしょう。

もっと知りたいあなたにアイテム

モノトーンのインテリアの活用についてもっと詳しく知りたい方のために、書籍をご紹介しておきます。

モノトーンの使い方やバランス、すっきりとまとめる方法などを実例付きで解説しているので、気になった方はぜひ読んでみて下さい。

モノトーンと合わせやすい色

やや単調になってしまいがちなのがモノトーンコーデの弱点です。アクセントをつけるために差し色を配色したいところですが、色によってまとまりやすさに違いがあります。

モノトーンと合わせやすいカラーを3色ご紹介します。
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ブラウン

ファッションなどでもそうですが、モノトーンとブラウン系の色は相性が非常に良いです。ブラウン自体が主張しすぎず落ち着きを与えるカラーのため、迷ったら使える便利な色味です。

チョコレートブラウンなどの濃いものを使うとより上品に、ベージュに近い薄いブラウンはかわいらしさを加えてくれるでしょう。

ピンク

やや薄めのパステルピンクも、モノトーンとの組み合わせではです。

フェミニンな魅力を感じさせるため、もちろん女性の方には使いやすい色味ですが、青味がかったピンクなどを使えば、意外に男性の部屋にもマッチし、適度な甘さを加えてくれます。

ライトグリーン

柔らかな自然を感じさせるライトグリーン系の配色もです。

モノトーンの特徴として、シャープでスタイリッシュに見える反面、やや無機質な印象を与えすぎる場合があります。生命力を感じさせるグリーン系の色相を合わせれば、無味乾燥なイメージが和らぎ、ポップさを足してくれるでしょう。

モノトーンのインテリアで落ち着きを演出

今回の記事では、モノトーンのインテリアを使うメリットとデメリットについて解説し、上手に使うコツや組み合わせやすいカラーをご紹介しました。

シャープで知性的な部屋から、ガーリーで可愛らしい部屋まで幅広く演出してくれる使い勝手の良さがモノトーンのインテリアの大きな魅力です。

皆様も上手に活用して、よりおしゃれな部屋をデザインしてみて下さい。

モノトーンコーデはワンルームにも

モノトーンのインテリアは、特性上ワンルームなどのあまり敷地面積の取れない部屋をコーディネイトするのにも向いています。

今回の記事のほかにも、狭い部屋にインテリアなどについて書かれた記事や、別の視点からモノトーンコーデについて解説した記事もありますので、ぜひ読んでみて下さい。
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