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イヤホンを洗濯などで水濡れさせてしまった時の対処法7つ

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イヤホンを洗濯してしまう事は意外とある

イヤホンを洋服のポケットに入れたまま洗濯機にかけてしまうという失敗を、意外なほど多くの人が経験しています。イヤホンは外出中に音楽を聴く際にたいへん便利な道具ですが、その小ささゆえに、ポケットの中に入れているのを忘れてしまう事が多いです。

しかしイヤホンは、洗濯してしまうと必ず故障するというわけではありません。通常の電気製品と比べて、水による悪影響が少ない部品が多く使われているからです。

イヤホンは意外と水に強い

他のオーディオ機器と比べて、イヤホンは水に強いといえます。イヤホンは、内蔵された磁石で振動板を揺らすことで音を出すという、単純な構造をしているからです。水だけでなく、ある程度の衝撃にも耐えられるようになっています。

通常の電気製品と比べて複雑な構造をしていないため、濡れた状態のままで使用しなければ、引き続き使えるようになる可能性があります。

断線していなければ復活する可能性アリ

洗濯してしまっても、内部が断線していなければイヤホンが復活する可能性はあります。イヤホンの故障原因でもっとも多く、致命的なのが断線です。

洗濯機にイヤホンを入れてしまった際、水没による故障にばかり目が向きますが、洗濯機の中でコードが引っ張られることによる断線も注意しなければいけません。

イヤホンを洗濯してしまった時の対処法7つ

イヤホンを洗濯してしまった際にとるべき対処法を、7つご紹介します。水分を乾燥させるだけでなく、道具を使って修理を試みる方法もあります。

こちらで紹介する方法を実践すればイヤホンが復活する可能性があるので、諦めずに挑戦してみてください。

対処1:まずは水分を取る

イヤホンを洗濯してしまった際に、もっとも大切なのが水分を取り除くことです。まずはタオルや布で表面に付着した水分を丁寧に拭き取りましょう。

イヤホン内部に入り込んだ水分を直接拭くことはできませんが、布に向かってやさしく指で叩けば、スピーカー部分から多少は内部の水を出すことができます。

コード部分も合わせて、全く濡れていないようにみえるまで、水分をなくすようにしてください。

対処2:乾燥させる

水分を完全に拭き取ったように見えても、内部には残っている可能性が高いので、しっかりと乾燥させる必要があります。風通しのいい場所にイヤホンを置いて、3日程度は乾かすようにしてください。

早く乾かそうとして、ドライヤーやストーブなどを使用するのはできません。急激な温度の上昇で内部の機械が耐えられず、故障の原因になるからです。

対処3:乾燥剤を使う

イヤホンをどうしても早く乾燥させたい場合は、乾燥剤を使う方法があります。お菓子の乾燥剤としてもよく使われているシリカゲルを使えば、早ければ1日でイヤホンを乾燥させることが可能です。

シリカゲルは、ネット通販やホームセンターで購入することが可能です。使用法は非常に簡単で、イヤホンと一緒に密閉した容器やジップロックに入れておくだけです。

対処4:動作確認する

洗濯してしまったイヤホンが完全に乾いたら、動作確認をしましょう。右と左両方から音が出ても、音質に問題が発生している場合があるので、注意して聞いてください。

もし、ノイズが入ったり音に違和感を感じる場合は、まだ内部に水分が残っている可能性があります。違和感を感じたら、もう一度改めて乾燥させるようにしましょう。

対処5:接点復活剤を使ってみる

イヤホンを洗濯してしまったあと、水分を完全に取り除くだけでなく、可能であれば接点復活剤を使うことをします。接点復活剤には、異物を取り除く効果があります。

イヤホン内部に異物や洗剤が残っていると、音が聞こえなくなったり、ノイズが入ったりする原因になります。水分を完全に飛ばしてもイヤホンが直らない場合は、諦めずに接点復活剤を試してみましょう。
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対処6:イヤホンを修理に出す

イヤホンを洗濯後、水分を乾燥させ、接点復活剤を使用しても残念ながら直らない場合は、修理に出すことを検討しましょう。メーカーによっては、水没でも保証期間内なら無償で修理対応が可能な場合があります。

しかし多くのメーカーでは、水没故障は保証対象にならず、有料での修理となります。修理に出す前に、保証期間と保証条件を確認しておくことが大切です。修理に出す方法もメーカーによって異なるのでご注意ください。

対処7:買い換える

イヤホンの修理が高額になってしまう場合は、新しいものに買い換えるのも選択肢のひとつです。製品によっては、修理するより買い換えた方が安いこともあります。

イヤホンの価格は、数百円から、何万円もするものまであります。安価すぎるイヤホンはあまりできませんが、ある程度の音質の製品でよければ、2000円~5000円のもので十分です。

イヤホン差込口の修復にも使える接点復活剤

接点復活剤は、イヤホンを洗濯してしまったあとの処置だけでなく、イヤホン差込口の接触不良にも効果を発揮します。イヤホンの差込口が傷ついたり、異物が付着していたりすると、音飛びの原因になります。

こちらの接点復活王は、接点の補修だけでなく、防錆の効果もついています。イヤホンの定期的なメンテナンスに、手元に一本常駐しておくことをします。

イヤホンを洗濯しないためのポイント3つ

イヤホンを洗濯してしまわないように気を付けていても、ポケットについ入れっぱなしにしてしまう人は多いです。普段から意識して、対策を考えておくことが重要です。

ここでは、イヤホンを洗濯しないようにするポイントを、3つご紹介します。不意の洗濯を避けるだけでなく、断線による故障を防ぐこともできるポイントなので、ぜひご覧ください。

ポイント1:ポケットにイヤホンを入れない

ポケットにイヤホンを入れるないようにすれば、洗濯機に入れてしまう可能性は低くなります。ポケットにイヤホンを入れると、洗濯の危険があるだけでなく、歩いている間に落としたり、はみ出たコードが何かにひっかかってしまうこともあります。

イヤホンを物に引っ掛けると、コードが引っ張られて断線の原因になります。洗濯以上にイヤホンにとっては危険であり、故障に繋がってしまいます。

ポイント2:イヤホンの収納場所を決めておく

あらかじめ、イヤホンの収納場所を決めておくようにしましょう。外出中、使用しないときはコードを小さくまとめて、カバンに入れることをします。

家の中でも収納場所を決め、出しっぱなしにしないようにして、使うときだけ取り出すようにしましょう。イヤホンは単純な構造ではありますが、乱雑に扱うと壊れてしまいます。取り扱いには注意してください。

ポイント3:防水イヤホンを買う

イヤホンを購入する際に、防水の商品を選ぶという選択肢もあります。ただし、防水だから洗濯していいというわけではなく、洗剤の付着や洗濯機内で引っ張られることによる断線の危険性は存在します。

基本的に、イヤホンの防水機能は、雨の中でも使用できるようにするために搭載しています。あくまで、誤って洗濯してしまった場合の、保険になるだけということを覚えておきましょう。

イヤホンを洗濯してしまってもあきらめないで!

イヤホンを洗濯してしまっても、すぐに諦めてしまうのは勿体無いです。ここまで紹介してきた方法を実践すれば、元どおりに使えるようになる可能性は十分あります。

まずは水分を完全に取り除くことが大切です。イヤホンを乾燥させたあとに、使っていて違和感を覚えるようであれば、それ以外の方法を併せて試してみてください。

洗濯してしまったイヤホンが無事に直ったら、改めて音楽を楽しみましょう。

イヤホンジャックの掃除方法もチェック

イヤホンジャックの掃除は、先に紹介した接点復活剤以外に、麺棒やボンド、エタノールなどがあればさらに念入りに行うことができます。

イヤホンジャックの詳しい掃除方法と、イヤホンの寿命を伸ばす手入れの方法を、詳しく解説している記事のリンクを貼っておきます。ぜひ一度、ご覧いただくことをします。
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