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あやめの花言葉2個|色別・種類別あやめの花言葉4個

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あやめとは

皆様は「あやめ」という植物についてどういったことをご存知ですか。普段から植物に接している方は、あやめの特徴をご存知の方もいらっしゃるでしょう。本記事では、あやめの基本的な情報や他の種類との区別などを紹介します。

あやめを含め花などの植物の知識を習得することは日常生活を豊かにすることにつながるので、あやめや他の植物と日常的に接している方もそうでない方も本記事を機会に、植物の知識を蓄積していきましょう。

特徴

あやめはアヤメ科アヤメ属の多年草であり、最も大きな特徴は垂れ下がる3枚の花びらです。

花びらの根元に「網目」状の模様を持ち、「あやめ」という名の由来になったと言われています。花びらの径は8cm程度です。また、普段目にする多くの花びらは紫色であり、根元に黄と白の色彩模様を持ちます。

茎の長さは30〜60cmで、葉や茎は直立します。群生する性質もあり、多くの花が咲き乱れる景色を目にした方も多いでしょう。

季節

あやめの開花時期は地域によって異なりますが、日本では5月から6月初旬の晩春から初夏のころにかけて花を咲かせます。

梅雨の時期に重なりますが、じめじめとした梅雨の中、あやめが鮮やかに咲き乱れている光景を見て気分が軽やかになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

あやめは「多年草」と呼ばれる2年以上にわたって開花する花ですが、花を楽しめる時期は限られていることを頭に入れておきましょう。

原産地

あやめの原産地は、日本や中国、朝鮮などのアジア東部や北部になります。

後ほど触れますが、あやめ属の仲間には日本を原産地とするものも存在します。それぞれの種類ごとの原産地を覚えておくと、花を楽しむ1つの要素になるので頭に入れておきましょう。

あやめの花言葉

皆様は「花言葉」という表現を聞いたことがありますか。花言葉とは、それぞれの花の特徴に応じて定めた、象徴的な意味を持つ言葉のことです。

例えば、オリーブは「平和」、月桂樹は「栄誉」といった花言葉を持ちます。

ここからはあやめの花言葉についてみていきましょう。

あやめ全般の花言葉

あやめには複数の花言葉が存在しますが、「あやめ全般」の花言葉は「希望」や「よい便り」といった前向きな言葉になります。太陽の神ゼウスや妻のヘラ、その侍女のイリスが登場するギリシャ神話がこれらの花言葉の由来とされています。

あやめの色別の花言葉2つ

あやめの花には複数の色が存在しますが、それぞれの色ごとに花言葉があります。先に触れたあやめ全般の花言葉に加え、これらの色によって異なる花言葉についても頭に入れておきましょう。

花言葉1:紫

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まず、代表的な「紫色」のあやめが持つ花言葉ですが、「知恵」や「雄弁」といったものになります。紫色のあやめは目にする機会も多いので、日常生活に色どりを持たせるためにも覚えておきましょう。

花言葉2:白

続いて白色のあやめの花言葉を紹介します。白色のあやめは、「純粋」や「優しさ」といった花言葉を有します。あやめはプロポーズの時に贈る花としてもが高いですが、花言葉の意味から白色を選ぶのも一手でしょう。

あやめの種類別の花言葉4つ

あやめの色別の花言葉についてみてきましたが、あやめには「種類別」の花言葉があることをご存知ですか。あやめには複数の身近な種類があるので、あやめの「種類別」に4つの花言葉についてみていきましょう。

種類1:あやめ

先に紹介しましたが、あやめは花言葉として、「希望」や「よい便り」といった意味を持ちます。また、「人を大切にする」という意味もあやめ全般が持つ花言葉なので覚えておきましょう。

種類2:カキツバタ

続いて、あやめの種類の1つである「カキツバタ」の花言葉を紹介しましょう。カキツバタは、「幸運はきっと来る」や「幸運はあなたのもの」、「贈り物」といった花言葉を持っています。カキツバタもプロポーズの時に贈る花として最適です。

種類3:ジャーマンアイリス

次にジャーマンアイリスについて紹介しましょう。ジャーマンアイリスはドイツ菖蒲とも呼ばれるあやめの仲間ですが、先に触れたあやめの原産地とは異なり、イタリアの中西部フィレンツェ地方を原産地とします。

ジャーマンアイリスは「燃える思い」や「炎」、「恋のメッセージ」といった意味の花言葉を有します。

種類4:ハナショウブ

最後にあやめの仲間として代表的なハナショウブの花言葉を紹介します。ハナショウブは漢字では「花菖蒲」と書きますが、「うれしい知らせ」や「やさしさ」、「心意気」、「優雅」、「あなたを信じる」などの花言葉を持ちます。

年中花を咲かせるあやめ「ディエテス」

あやめの特徴や原産地、その花言葉を紹介しましたがいかがでしたか。あやめについて新たな考えを抱いたり、興味が湧いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。自宅で育てたいという方もいらっしゃるでしょう。

そんな方に、年中花を咲かせる珍しいあやめを紹介しましょう。「ディエテス」というアフリカ東部を原産とする花です。ディエテスは春から秋にかけて順次花を咲かせ、冬も花が切れることがないので年中花を楽しめます。

あやめと他の種類の見分け方

ここまでで、いくつかのあやめの花を紹介しましたが、それぞれの区別の仕方について興味を抱いた方もいらっしゃるかと存じます。花言葉もそれぞれのあやめの仲間について覚えたのであれば、各種類のあやめを目にした時に頭に浮かんでくるようにしておきましょう。

ここからは、あやめの3つの仲間について、それぞれの区別の仕方をみていきましょう。

カキツバタ

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まず、カキツバタの見分け方を紹介しましょう。多くのあやめは乾燥した地で花を咲かせますが、カキツバタは水辺など湿地で花を咲かせることが最も大きな特徴です。

また、あやめは背丈が30~60cmですが、カキツバタは50~70cmになります。花びらの大きさもあやめは小ぶりですが、カキツバタのそれは一回り大きいです。あやめの花びらには網目状の模様がありますが、カキツバタは花びらの中央が白色である点も特徴です。

ジャーマンアイリス

続いて、ジャーマンアイリスの見分け方をみていきましょう。

ジャーマンアイリスは、1つの花の茎が枝状に分かれ多くの花が咲くのが特徴です。

内側の花びらは上に湾曲しながら咲き、抱え込むような形状になります。また、外側の花びらは下に垂れ下がります。外側の花びらの根元にはブラシ上のひげがある点が大きな特徴です。この特徴から、英語では「Bearded Iris(ひげのアイリス)」と呼ばれることが多いです。

ハナショウブ

最後にハナショウブの区別の仕方を紹介します。

ハナショウブは主に湿地帯で花を咲かせます。また、あやめは背丈が30〜60cmですが、ハナショウブは80cm以上になります。開花時期は地域によって差異はありますが、あやめは5月上旬、ハナショウブは5月下旬と異なります。

ハナショウブの見分け方として一番容易なのは、花びらの根元に「黄色の斑点」がある点です。あやめも花びらの根元に模様がありますが、網目状です。

あやめのプレゼントをしよう

あやめについて特徴や花言葉、仲間の見分け方を紹介してきましたが、あやめに対してイメージが変わったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

大切な人に花を贈る時、次回はあやめにしようと決めた方もいらっしゃるかと存じます。大切な人に贈る花を選ぶ時は、その花が持つ花言葉も重要です。あやめと異なる花も含め、花言葉を通してプレゼントする花を選ぶ際のポイントをみていきましょう。

他の素敵な花言葉もチェックしよう

ここでは、皆様が大切な人、お世話になった人などに心を込めて花を贈りたい時に参考となる2つのサイトを紹介します。

それぞれの花が素敵な花言葉を持っているので、受け取る人やその場面に応じ、是非参考にしてみてください。
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