cms-import-kajikko-wp

身近なアイテムを使ったガムの取り方10選|ガムがくっつく理由

[allpage_toc]

ガムがくっつく理由

ふとした拍子に、服や髪、靴裏にガムがついてしまった経験はないでしょうか。歩いていたらガムを踏んでしまった、寝ながらガムを噛んでいて朝起きたら髪についていた、家の外壁に着けられた、という経験をした人もいるでしょう。

衣服や髪、壁などに引っ付いてしまうとなかなか取れなくて苦戦するガムですが、比較的簡単に取り除く方法があります。ここではガムの性質と、引っ付いてしまったガムの取り方をご紹介していきます。

粘着力の高い原料が使われている

ガムの原料は、サポディラという木から取れる樹脂を煮詰めて作った、チクルという植物性樹脂です。人間の体温程度の温度で軟化する性質があります。またチクルに酢酸ビニル樹脂、エステルガム、ポリイソブチレン、炭酸カルシウムなどを加えた「ガムベース」がガムの基盤になります。

このガムベースは分子間力が強く、非常に粘着力のある物質です。ガムが一度つくとなかなか取れないのは、ガムベースの粘着力によります。

身近なアイテムを使ったガムの取り方

ガムの性質が分かったところで、続いては引っ付いてしまったガムの取り方をご紹介します。比較的お手軽な取り方からガムの性質に合わせたアイテムを使用した取り方まで、多数ご紹介していきます。身近なアイテムを使ったものばかりなので、あなたに合った取り方を探してみてください。

取り方1:氷・スプレーで冷やす

一番お手軽な取り方が、冷やして剥がす取り方です。ガムは温かいと粘着性が増します。氷や冷却スプレーで冷やし固めることで、ガムは粘着性を失い簡単に剥がすことができるようになります。剥がすときはゆっくり静かに剥がします。

氷や冷却スプレーがすぐに準備できない場合は、ガムが付着してしまったものを冷凍庫に入れてしまいましょう。5分~10分ほど冷凍庫に入れておくと、ガムを固めて取ることができるようになります。

取り方2:除光液をつける

ネイルを楽しむ方なら必ず持っている、除光液を使った取り方です。こちらも比較的簡単な取り方なのでです。

まずガムが付着した部分に除光液を垂らします。この際ガムの付着面がしっかり濡れるように除光液を付けてください。除光液を付け2~5分ほどおいたらゆっくりとガムを剥がしていきます。

除光液を使って作業する場合は、においがキツイので換気をしっかり行うように注意してください。

取り方3:油をつける

[no_toc]
こちらもどのご家庭にもある、油を使った取り方です。ガムは油に溶ける性質を持っているので、その性質を利用して剥がす取り方です。

ガムが付着している部分に少量の油をつけ5分ほどおきます。ガムが油分で浮いてくるので、ティッシュやガーゼで静かに剥がしていきます。

油分を使ってガムを溶かす場合、服やバッグだとシミができてしまうことがあるので、シミになると困る場合は別の取り方でチャレンジしましょう。

取り方4:オレンジオイル洗剤を使う

年末の大掃除で、換気扇やガスレンジの強力な汚れをとる際に活躍するオレンジオイル洗剤を使った取り方です。霧吹きに入れたオレンジオイル洗剤を、数回ガムのついた部分に吹きかけていきます。ガムが溶けていくので、あとは歯ブラシなどで優しくこすって落としていきます。

強力な洗剤のため肌への刺激が強いので、オレンジオイル洗剤を使う際は手袋などをして肌を保護しましょう。

取り方5:アルコールを使う

こちらはガムがひっ付いてから時間が経過して、固まってしまったガムにも有効な取り方です。消毒用のアルコールや、ウイスキーなどを使います。ガムが付いている所をアルコールの中に浸します。5分くらい待ってからゆっくり剥がすと綺麗に剥がれます。

生地の傷みが気になる方は、ガムが付いた面に乾いた布を当て、裏側からアルコールを含ませたコットンなどで軽く叩いてみましょう。当て布にガムが移っていきます。

取り方6:チョコレートをつける

ガムは、温度と油に溶けやすい性質があります。チョコレートに含まれる油分を利用し、ガムを溶かして取ることができます。このとき、チョコレートに含まれる乳化剤もガムに作用し、ガムを溶かしてくれます。チョコレートを使用するとシミになりますので、シミになりにくい素材のものに使ってください。

チョコレートを塗る場合は、溶かした温かいチョコレートを使うと効果があります。

取り方7:ヘアワックスを使う

お子さんがいる方は経験があるでしょう。剥がそうとしても伸びて取れない髪の毛についたガムは、実はヘアワックスを使って取ることができます。

まず、髪の毛が濡れている場合は乾かしておきます。次に、ヘアワックスをガムがついた部分の髪にすり込みます。5分から10分後、乾いた布で優しく拭き取っていきます。 ガムが取れたらシャンプーでワックスを洗い流しましょう。

これで、ガムがついてしまった髪の毛を切る心配もありません。

ガム専用のクリーナーをお探しの方に

家に1本あるととても役立つクリーナーです。こびりついたガムも簡単に剥がすことができます。素材も環境に優しい天然原料で安心です。オレンジオイル配合で香りも良いのが特徴です。

床・壁に付いたガムの取り方

次は床や壁についたガムの取り方をご紹介していきます。特に賃貸や借家に住まわれてる方は、ガムがついてしまうと「どうしよう」と慌てふためくことでしょう。

こちらも簡単なものばかりです。諦めていたガムにも効果があるので試してみてください。

取り方1:専用のリムーバーを使う

フローリングや革、金属、プラスチックなどにガムがついてしまった場合の取り方をご紹介します。布以外の物についてしまった場合は、各材質用のクリーナーを使用します。クリーナーを染み込ませたタオルなどで、ひっついたガムをつまみ取ってください。

クリーナーによってはフローリングや革、金属を傷めてしまう場合もあるので、色落ちなどが心配な場合は目立たない所で一度試して、問題がないか確認してから取り除きましょう。
[no_toc]

取り方2:ガムテープなどでとる

ついてしまったガムは、固まっていればガムテープで取ることも可能です。柔らかいガムは取れないので注意してください。また、ガムテープを何度もつけ剥がしすれば、元の生地が傷んでしまう場合があります。ガムテープを使って取る場合は、上記の方法でガムを取っても取りきれなかった少量を取るようにしましょう。

取り方3:アロマオイルを使う

油を使って取る取り方と同じ原理で、アロマオイルでもガムを取ることができます。アロマオイルなどを使って掃除をすることで、いい香りをプラスすることもできます。フローリングや部屋の床などにガムがついてしまった場合は、フレグランス替わりにアロマオイルを使った取り方を試してみるのも良いでしょう。

正しい方法でガムを取り除こう

いかがでしたでしょうか。意外と身近な物を使う方法ばかりでした。頑固なガムも、簡単に取り除く方法はたくさんあります。無理にはがそうとすると、伸びたり別の場所についたりと苦戦してしまうガムですが、正しい取り方を知っていれば取れないストレスともおさらばです。

この記事に関連する情報もチェックしよう!

ひっついてしまったガムも、正しい取り方でストレスなく簡単に掃除ができます。これから年末に向けて大掃除をお考えの方も多いでしょう。大掃除はなかなか重労働ですが、掃除テクニックを知っておくとそのストレスも半減します。今年の大掃除はいつもより楽して綺麗にしていきましょう。下記リンクも参考にしてみてください。
モバイルバージョンを終了