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キッチンガーデンに野菜やハーブ10選|ポイント5つ

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キッチンガーデンとは

キッチンガーデンとは、平たく言えば家庭菜園と同じようなものです。しかしキッチンガーデンは家庭菜園と違って、新鮮な野菜を食べるためだけではなく、目で見て楽しむためにガーデンをアレンジするという要素も持ち合わせています。

また家庭菜園という括りではあまり手を出してこなかったハーブやエディブルフラワーなども育てることがキッチンガーデンには含まれています。

キッチンガーデンの魅力

キッチンガーデンの魅力は野菜やハーブ育てて食べるだけではなく、自分なりのガーデンを作ることにあります。五感で楽しむために見栄えのいいお花やいい香りのするハーブなどを育てるところにキッチンガーデンの醍醐味があります。

キッチンガーデンに時期

キッチンガーデンを始めるのに時期は、自分が始めたいと思った時です。

自分のやる気次第で、他にはないキッチンガーデンがいくらでもできます。強いていうならば、春〜初夏にかけてがキッチンガーデンには最適な時期でしょう。この時期には多くの作物が発芽の時期にあたります。また気候的にも植物が育ちやすい時期です。

キッチンガーデンを始める下準備

キッチンガーデンを始める前に、まずはガーデニングに必要な基礎アイテムを揃えましょう。例えば軍手やスコップ、プランターなどの鉢植えは必須です。また培養土なども自分の作りたいキッチンガーデンの規模に合わせて揃えておくと便利です。

その次に自分の作りたい作物の種や苗を揃えていきましょう。同じくキッチンガーデンを飾るものを用意しておくといいでしょう。

キッチンガーデン向きの野菜や果物/ハーブ10選

キッチンガーデンも家庭菜園も経験がない人にとってはどの作物が育てやすいのか知りたいでしょう。そこで実際にどのような野菜やハーブを選んだらいいのかをご紹介しましょう。

1:ミニトマト

ミニトマトは家庭でも育てやすく、また見た目も可愛らしいのでキッチンガーデンには最適です。

ミニトマトは温暖な時期である4月から5月ごろに植え付けるのがいいです。苗が小さいうちは寒くなる朝晩などはお家の中に入れてあげましょう。また日差しを好むので、日中はたくさん日を浴びせてあげるとよく育ちます。

2:きゅうり

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きゅうりは多くの小学校でも作られているぐらい初心者の方には向いている作物です。

水分を好む作物なので、水やりはこまめに行いましょう。きゅうりも植え付けは4月から5月ごろが最適です。夏にはみずみずしいきゅうりをいただくことができるでしょう。

3:バジル

バジルはハーブの一種で、食卓では主にお肉料理にアクセントをつけてくれる作物です。

バジルは品種が多いですが、料理で使用されるのはスイートバジルと呼ばれる品種です。バジルは他のハーブ類に比べて、乾燥に弱いので水やりはこまめに行いましょう。育ってきたら剪定も必要です。

植え付けの時期は春先から秋頃までで、温暖な気候でよく育ちます。冬には枯れてしまうため、それまでに収穫を終えるようにしましょう。

4:ほうれん草

栄養満点なほうれん草は、子供から大人まで食べられる食卓には欠かせない野菜です。また妊婦の方にとっては、胎児の発育に必要な栄養をバランスよく取れる食べ物なのでとくにです。

ほうれん草は意外と家庭で育てやすい野菜です。中型のプラントがあれば栽培可能です。寒さにも強く、日差しを好みますが陰っている場所でも丈夫に育つのでキッチンガーデン初心者の方はぜひ取り入れてみましょう。

5:えだまめ

えだまめも多くの人に食されている作物です。えだまめを家庭で育てることで、普段の食卓にもう一品増やすこともできます。買うほどでもない作物だからこそ、キッチンガーデンで栽培してみましょう。

比較的温暖な気候を好むので植え付けは4月から5月頃がです。またえだまめは品種によって育て方などが変わってくるので事前に確認しておきましょう。またカラスなど野鳥も好むため、対策を練っておく必要があります。

6:ネギ

ネギと一口に言ってもさまざまな種類があります。その中でも、葉ネギや球根タイプのネギがキッチンガーデンには最適でしょう。この二種類のネギは、広い畑でなくても育てることが可能です。

ネギの植え付けは、夏から秋にかけてが最適とされています。また植え付ける際は、なるべく深さのある鉢やプランターに植えることで、ネギもよく育ちます。またネギは害虫被害が多い作物なので対策をしっかりしましょう。

7:いちご

いちごはキッチンガーデンに彩りを添えてくれるので、ぜひ挑戦してみたい果実です。またいちごは家庭でも育てやすいので初心者の方にもです。

いちごは秋の間に植え付けをするといいでしょう。秋に植えることで春の収穫を楽しむことができます。そこで注意したいのが温度です。いちごは低温にも高温にも弱いので適度に温暖な空間に保たせることが栽培のポイントです。

8:カモミール

カモミールはハーブの一種で、カモミールティーとして広く愛されていることで有名です。またキッチンガーデンではカモミールの白い花もアクセントになるのでです。

カモミールは一年草であり、繁殖力の強い植物です。苗を植えるのであれば春先がです。またカモミールをお茶として楽しみたい方は、ジャーマンカモミールという品種を選ぶようにしましょう。

9:ローズマリー

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ローズマリーもハーブの一種です。オリーブオイルを使用した料理、ジャガイモやサーモンといった食材とも相性がいいハーブです。購入すると高価な場合が多いので自分のキッチンガーデンで育てるといいでしょう。

ローズマリーは乾燥を好むので、水のやりすぎや葉が密集することで起こる蒸れなどに気をつけましょう。また害虫に対しても強いので安心です。ハーブ栽培初心者の方にはです。

10:エディブルフラワー

エディブルフラワーとは食べられる花のことを指します。観賞用のお花とは違い、毒性のある薬品や肥料などを避けて栽培されます。色とりどりのお花なのでキッチンガーデンに取り入れるといいでしょう。

エディブルフラワーを育てる際は専用の土などを選ぶようにしましょう。通常の土などを使用すると食用にはなりません。ナデシコやビオラ、マリーゴールドなどがエディブルフラワーに適しています。

キッチンガーデン初心者の方は必須です

オーガニック栽培などに精通した千成真奈美さんの著書です。彼女自身も一から農業を学んだ方なので、キッチンガーデンが初めての方でも読みやすい一冊となっています。

あれこれ買ってから始めるキッチンガーデンではなく、あるものを工夫していくという考え方で綴られています。野菜作りの基礎からオリジナルレシピまで載っているので、キッチンガーデンを始めたい方はまずこの本を読んでみるといいでしょう。

キッチンガーデンをやる上で大切なポイント5つ

キッチンガーデンをやる上では大切にしないといけないことがいくつかあります。キッチンガーデンは、自分の好きな作物をスペースが許す限り増やしていくことができます。しかしただ闇雲に栽培していても素敵なキッチンガーデンにはなりません。

ここでは大切なポイントを5つご紹介します。ポイントを押さえないと、せっかくのキッチンガーデンが台無しになってしまうこともあります。

1:日当たりや風通しが良い場所を選ぶ

まずキッチンガーデンを作る際は、日当たりや風通しが良い場所を選びましょう。日当たりや風通しが良くない場所にキッチンガーデンを作ってしまうと、なかなか発芽しなかったり、せっかく育てたのにすぐ枯れてしまったりします。

またキッチンガーデンの見栄えとしても日陰にあるガーデンは少し見劣りしてしまいます。なるべく日当たりがよく風通しがいい場所を選ぶようにしましょう。

2:水やりの頻度と量に注意する

水やりの頻度と量にも注意が必要です。キッチンガーデン初心者の中には、水やりは土が乾いたら行えば良いと考えている方もいます。しかし植物にはそれぞれ適切な水やりが決まっています。

自分のキッチンガーデンに育つ作物一つ一つの水やりの頻度や量はきちんと確認をしておいた方が良いでしょう。また水をあげる際もあげすぎないように霧吹きやジョウロを使用するなど工夫が必要です。

3:害虫対策をしっかりする

キッチンガーデンで育てる野菜やハーブなどは害虫にとってもいい食べ物です。害虫に蝕まれるとせっかくの作物がダメになるだけではなく、被害にあっていない作物までやられてしまう可能性があります。なので害虫対策は必ずしましょう。

基本的にはどんな作物にも害虫は寄ってきます。また作物によって寄ってくる害虫の種類もさまざまです。ガーデニングを始めたばかりの方は害虫について一度調べてみた方がいいでしょう。

4:ベランダ床の温度上昇に気をつける

特に都市部では、マンションなどの庭がない場所に住んでいる方も多いです。マンションやアパートのベランダやバルコニーでキッチンガーデンを始める方は、ベランダ床の温度上昇に気をつけましょう。

ベランダ床はとくに夏は非常に温度が上がることがあります。ベランダ床の素材や色などで温度の上昇率は変わってくるので、自分のベランダ床がどれほど熱を保持しやすいのか確認をしましょう。
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5:肥料を与えるタイミングに注意する

キッチンガーデン初心者の中には、作物は基本的に肥料を与えていればそれなりに育つと考えている方もいるでしょう。しかしそれは違います。作物に肥料を与えすぎると、肥料焼けで枯れてしまうこともあります。

それぞれの作物には肥料が必要なタイミングがあります。より素敵なキッチンガーデンを作るためにも、それぞれのタイミングに合わせて肥料を適切な量で与えることが大切です。

キッチンガーデンで美味しく楽しい節約を

キッチンガーデンについてみてきましたが、ここでご紹介したことはほんの基礎部分です。キッチンガーデンは自分のアイデアと知識次第でいくらでも進化することができます。

キッチンガーデンを始めたことで食費代の節約になるだけではなく、豊かな食卓とともに心にもゆとりを持つことができます。自分の家に小さなスペースがある方は、ぜひキッチンガーデンを始めてみましょう。

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ここでご紹介したことはキッチンガーデンのごく一部です。これからキッチンガーデンを本格的に始めていきたい方は以下の記事にも目を通しておくといいでしょう。

さまざまな情報を吟味して、自分なりの素敵なキッチンガーデンを作っていきましょう。
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