[allpage_toc]
苔テラリウムとは
テラリウムとはガラスの容器の中で植物を育てることで、苔を使ったテラリウムを苔テラリウムと呼びます。ガラスの容器の中に石や土、オブジェを入れレイアウトし、苔を入れ見た目にバランスのいい苔の世界を表現します。
ガラスの器はどんなものでも良く、小さなボトルや金魚鉢のように大きなものまで作れます。100円ショップで売っている電球型のガラス容器は、見た目が面白いのでです。
ガラスの器はどんなものでも良く、小さなボトルや金魚鉢のように大きなものまで作れます。100円ショップで売っている電球型のガラス容器は、見た目が面白いのでです。
生きた緑のインテリア
苔テラリウムは生きた植物を使った、緑のインテリアです。緑の色合いが美しくインテリアとして使うと室内が華やかになります。
大きめのガラスのキャニスターで苔テラリウムを作って玄関に置いたり、小さなアンティークボトルに入れて机にちょこんと置いたり、インテリアとしてのアレンジの幅は広く、個性的なものが作りやすいのが苔テラリウムの特徴です。
大きめのガラスのキャニスターで苔テラリウムを作って玄関に置いたり、小さなアンティークボトルに入れて机にちょこんと置いたり、インテリアとしてのアレンジの幅は広く、個性的なものが作りやすいのが苔テラリウムの特徴です。
苔テラリウムの作り方のポイント3つ
苔テラリウムは植物を使ったテラリウムに比べて、簡単に作ることができ、作った後の管理も楽です。しかし、間違った作り方で苔テラリウムを作ると、長持ちしなかったり、見た目が悪くなります。
そこで、苔テラリウムの正しい作り方をご紹介しますので、ぜひご覧ください。素敵な苔テラリウムを作って友人に紹介して苔テラリウムが趣味の仲間を増やせば、情報交換もでき、自分だけで楽しむよりもアレンジの幅が広がります。
そこで、苔テラリウムの正しい作り方をご紹介しますので、ぜひご覧ください。素敵な苔テラリウムを作って友人に紹介して苔テラリウムが趣味の仲間を増やせば、情報交換もでき、自分だけで楽しむよりもアレンジの幅が広がります。
1:土台作り
苔テラリウムの土台はテラリウム本体となるガラスの容器です。プラスチックの容器は透明度が低く、汚れやすいので避けましょう。色つきの容器も中が見えにくいので使いません。
苔テラリウムの土台として適しているのは、ガラス製の透明な器です。100円ショップや無印良品などでシンプルでおしゃれなものが購入できるので、探して見てください。
ガラスの容器の中に、テラリウム用のソイルという土を中に敷いて土台の完成です。
苔テラリウムの土台として適しているのは、ガラス製の透明な器です。100円ショップや無印良品などでシンプルでおしゃれなものが購入できるので、探して見てください。
ガラスの容器の中に、テラリウム用のソイルという土を中に敷いて土台の完成です。
2:用土を入れる
苔テラリウムの容器が決まったら、用土であるソイルを入れます。ソイルは苔が育ちやすいように配合された用土で、カビなども発生しにくいです。
ソイルが手に入らない場合は園芸用の土でもいいですが、テラリウムのように密閉された湿度の高い空間では、カビや汚れが発生しやすくなりますので、なるべくソイルを使いましょう。
用土を入れたら自然に近い見た目になるように、用土に起伏をつけましょう。
ソイルが手に入らない場合は園芸用の土でもいいですが、テラリウムのように密閉された湿度の高い空間では、カビや汚れが発生しやすくなりますので、なるべくソイルを使いましょう。
用土を入れたら自然に近い見た目になるように、用土に起伏をつけましょう。
3:苔を入れる
用土を入れて起伏のデザインが決まったら苔を配置します。ポイントは背の高い苔を後ろに配置することです。
苔テラリウムの基本デザインは、背の高い苔が一番後ろ、中ぐらいの苔が容器の中心の左か右より、背の低い苔が手前部分に芝生のように薄く広がるかたちです。これをベースに石や流木、人形などのオブジェを配置してバランスをとります。
苔の緑色が映えるように石を紫や黒などにペイントして使うとかっこよく仕上がります。
苔テラリウムの基本デザインは、背の高い苔が一番後ろ、中ぐらいの苔が容器の中心の左か右より、背の低い苔が手前部分に芝生のように薄く広がるかたちです。これをベースに石や流木、人形などのオブジェを配置してバランスをとります。
苔の緑色が映えるように石を紫や黒などにペイントして使うとかっこよく仕上がります。
苔テラリウムの育て方のポイント5つ
苔テラリウムは比較的手間がかからない植物インテリアですが、コツをつかみ育てることで、より美しい苔テラリウムを楽しむことができます。
そこで、苔テラリウムを育てるときに気をつけたいポイント5つをご紹介しますので、ぜひご覧いただき参考にして、元気な苔を育ててください。
そこで、苔テラリウムを育てるときに気をつけたいポイント5つをご紹介しますので、ぜひご覧いただき参考にして、元気な苔を育ててください。
4:置き場所
苔テラリウムの置き場所は室内で直射日光が当たらない場所です。室内の優しい光が当たるような場所に置く必要があります。
例えば、すりガラス越しの柔らかな光が入る場所や、北向きの窓の側、室内で日当たりがいい場所(カーテン越しの光が入る場所)などです。光が当たる場所が無い場合は、蛍光灯やLED照明の光でも育てることができます。
照明を使う場合は1日8時間程度、苔テラリウムを照らす必要があります。
例えば、すりガラス越しの柔らかな光が入る場所や、北向きの窓の側、室内で日当たりがいい場所(カーテン越しの光が入る場所)などです。光が当たる場所が無い場合は、蛍光灯やLED照明の光でも育てることができます。
照明を使う場合は1日8時間程度、苔テラリウムを照らす必要があります。
5:湿度管理
苔テラリウムは容器にガラスやコルクの蓋をして育てます。苔は湿度の高い場所を好むので、蓋をすると苔の成長に一番いい環境になります。
しかし、環境が良すぎると苔が軟弱になるので、1日5分程度は蓋を開けて空気を取り込むと理想的です。新鮮な空気に触れることで苔が強くなります。
また蓋を閉めきった状態だと苔が早く伸びるので、成長をコントロールする意味でも、蓋を開けて換気をすることが重要になります。
しかし、環境が良すぎると苔が軟弱になるので、1日5分程度は蓋を開けて空気を取り込むと理想的です。新鮮な空気に触れることで苔が強くなります。
また蓋を閉めきった状態だと苔が早く伸びるので、成長をコントロールする意味でも、蓋を開けて換気をすることが重要になります。
6:水やり
苔テラリウム水やりは霧吹きを使います。苔は葉から水分を吸収するので、葉全体がうっすらと濡れるくらいに水をかけます。
水やりの頻度は2週間1回くらいです。多く与えすぎるとカビ発生の原因になるので注意しましょう。また、肥料は必要ありませんが、苔が薄い色になったときは園芸用の液体肥料(ハイポネックスなど)を水で薄めてかけると苔の色が濃くなります。
水やりの頻度は2週間1回くらいです。多く与えすぎるとカビ発生の原因になるので注意しましょう。また、肥料は必要ありませんが、苔が薄い色になったときは園芸用の液体肥料(ハイポネックスなど)を水で薄めてかけると苔の色が濃くなります。
7:トリミング
苔テラリウム内の苔が伸びすぎてしまった場合は、ハサミでトリミングしましょう。トリミングとは不要な部分を切ることです。
長く伸びてしまい蓋にくっついてしまうと見た目が悪く、ついた部分からカビが発生しやすくなるので、蓋につく前に早めにトリミングをしましょう。また茶色くなった葉も取り除きましょう。
トリミングした苔はソイルに置いておけば成長しますので、別の苔テラリウムに使用するといいです。
長く伸びてしまい蓋にくっついてしまうと見た目が悪く、ついた部分からカビが発生しやすくなるので、蓋につく前に早めにトリミングをしましょう。また茶色くなった葉も取り除きましょう。
トリミングした苔はソイルに置いておけば成長しますので、別の苔テラリウムに使用するといいです。
8:カビの除去
苔テラリウムにカビが生えたらガラスの表面を綿棒でこすって取り除きます。カビがたくさん生えてしまったら園芸用の殺菌剤をかけてカビを殺します。
カビがひどい場合は、最終手段として苔を取り出して水洗いしますが、苔が痛むのでなるべく避けましょう。カビが生えてから処理するよりも、カビが生えないように予防するのが大切です。
土は園芸用ソイルを使い、換気を毎日行えばカビを防ぐことができます。
カビがひどい場合は、最終手段として苔を取り出して水洗いしますが、苔が痛むのでなるべく避けましょう。カビが生えてから処理するよりも、カビが生えないように予防するのが大切です。
土は園芸用ソイルを使い、換気を毎日行えばカビを防ぐことができます。
美しい苔テラリウム容器の
苔テラリウムの美しさを決める大切な要素がガラスの容器です。ご紹介する容器は美しい球形で、容器を置く木の台がついていて高級感があるデザインです。
また、穴が斜めについているので、苔やソイル、オブジェなどの配置もしやすい形状です。サイズは手のひらに乗るくらいの小型のもので、穴も大きめになっています。
苔テラリウムを初めて作る方に商品です。
また、穴が斜めについているので、苔やソイル、オブジェなどの配置もしやすい形状です。サイズは手のひらに乗るくらいの小型のもので、穴も大きめになっています。
苔テラリウムを初めて作る方に商品です。
苔テラリウムに必要な道具
苔テラリウムを管理するには特別な道具は必要ありません、一般的な園芸用品でOKです。100円ショップで売っているもので充分なので、なるべく安く済ませましょう。
スプーンやピンセットなど小さな苔を扱うのに便利な道具をご紹介しますので、ぜひ参考にして素敵な苔テラリウムを作ってください。
[no_toc]
スプーンやピンセットなど小さな苔を扱うのに便利な道具をご紹介しますので、ぜひ参考にして素敵な苔テラリウムを作ってください。
1:シャベル/スプーン
シャベルは苔テラリウムに使う土を掘る場合や、自然に生えている苔を採取するときに使います。小さな苔はスプーンでも取りやすいので、大きさに応じてシャベルとスプーンを使い分けましょう。
また、もんじゃ焼きのヘラは平べったい形なので、苔の形を崩さずに採取することができます。自宅にもんじゃ焼きのヘラが余っていたらぜひ使ってみましょう。
スプーンはソイルや土をテラリウムの中に入れるときにも使用します。
また、もんじゃ焼きのヘラは平べったい形なので、苔の形を崩さずに採取することができます。自宅にもんじゃ焼きのヘラが余っていたらぜひ使ってみましょう。
スプーンはソイルや土をテラリウムの中に入れるときにも使用します。
2:ピンセット
ピンセットはテラリウムの中に苔を配置するときに使います。使い方は苔をピンセットでつかみソイルや土の上に置くだけですが、ピンセットの先端が苔よりも先にあるようにするのがポイントで、しっかりと植えることができます。
ピンセットは安いものでいいので、100円ショップで仕入れても充分です。また、オブジェや石を配置するときにもピンセットを使うことがあります。
ピンセットは安いものでいいので、100円ショップで仕入れても充分です。また、オブジェや石を配置するときにもピンセットを使うことがあります。
3:割りばし
割り箸はピンセットと同じように、テラリウムの中に苔やオブジェ、石などを配置するときに使います。ピンセットがない場合は割り箸でも充分に役にたちます。
しかし、細かいレイアウトになると割り箸だと力のコントロールが難しく、摘んだものを落としてしまうことがあるので、ピンセットがです。
割り箸はピンセットが無いときの、非常用として使うと考えておきましょう。
しかし、細かいレイアウトになると割り箸だと力のコントロールが難しく、摘んだものを落としてしまうことがあるので、ピンセットがです。
割り箸はピンセットが無いときの、非常用として使うと考えておきましょう。
4:つまようじ/竹串
つまようじや竹串は苔を指してレイアウトの調整をするときに便利です。テラリウム内の苔を軽く指して場所を移動したり、つついて微妙に動かしたりするのに使います。
また、ソイルや土をつついて動かして微妙な起伏をつけるのにも役に立ちます。また、茶色くなってしまった、いらない苔をテラリウム内から取り出すのにも便利に使用できます。
キッチンに必ずあるものなので、ピンセットや割り箸がないときに便利な道具です。
また、ソイルや土をつついて動かして微妙な起伏をつけるのにも役に立ちます。また、茶色くなってしまった、いらない苔をテラリウム内から取り出すのにも便利に使用できます。
キッチンに必ずあるものなので、ピンセットや割り箸がないときに便利な道具です。
5:ハサミ
ハサミは苔をトリミングするのに使用します。植え始めは美しかった苔も2ヶ月〜3ヶ月ほどすると伸びてきて、まとまりがなくなってきます。
苔がのびてきたら、ハサミを使って伸びた分をカットします。苔は丈夫なので、ハサミで傷がついてもどんどん繁殖できます。失敗してもすぐ伸びるので、感性のおもむくままに大胆にトリミングをしてみましょう。
苔がのびてきたら、ハサミを使って伸びた分をカットします。苔は丈夫なので、ハサミで傷がついてもどんどん繁殖できます。失敗してもすぐ伸びるので、感性のおもむくままに大胆にトリミングをしてみましょう。
6:バケツ
バケツは自然で苔や土を採取したときの入れ物として使用します。自然の中の苔や土の最終は汚れるので、プラスチック製の汚れてもすぐ落ちるバケツを使いましょう。
竹かごなどを使ってもいいですが、苔や土などは汚れがつきやすいので、竹かごの網目に汚れがついて、後でおとすのがたいへんです。
水洗いで簡単に汚れが落ちるバケツを使って、苔や土の採取をたのしみましょう。
竹かごなどを使ってもいいですが、苔や土などは汚れがつきやすいので、竹かごの網目に汚れがついて、後でおとすのがたいへんです。
水洗いで簡単に汚れが落ちるバケツを使って、苔や土の採取をたのしみましょう。
7:霧吹き
霧吹きは水やりに使用します。苔テラリウムの苔は密閉してあるので、ある程度の湿度は保った状態です。霧吹きでの水やりは2週間に一度程度でよく、普段は水に気を使う必要はありません。
霧吹きはなるべく細かい霧状になるものをえらびましょう。苔の葉は小さいので、より細かくなっていたほうが水分を吸収しやすくなります。
霧吹きはなるべく細かい霧状になるものをえらびましょう。苔の葉は小さいので、より細かくなっていたほうが水分を吸収しやすくなります。
苔テラリウムを楽しもう
テラリウムはガラスの空間に植物を美しく配置した小さな芸術作品です。花を使ったテラリウムはレイアウトに慣れるまで時間がかかりますが、苔なら緑色のみなので色のバランスも取りやすく楽しんで作ることができます。
苔のテラリウムで慣れてから、花を使ったテラリウムに発展することもできます。苔の中にポイントとして、小さな花を取り入れても面白いです。
シンプルなだけにアレンジしやすい苔テラリウムを楽しみましょう。
苔のテラリウムで慣れてから、花を使ったテラリウムに発展することもできます。苔の中にポイントとして、小さな花を取り入れても面白いです。
シンプルなだけにアレンジしやすい苔テラリウムを楽しみましょう。
この記事に関連する情報もチェックしよう!
苔テラリウムの主役である苔を知れば、よりデザイン性の高い苔テラリウムが作れるようになります。この後にご紹介する記事で苔の種類などを詳しくご紹介しますのでぜひご覧ください。
また、テラリウムをより簡単に作るために、100円ショップでも購入できるフェイクグリーンテラリウムの作り方もご紹介しますので、こちらも合わせてご覧ください。
生きた苔にプラスしてフェイクグリーンを入れるなど、アレンジの幅が広がります。
[no_toc]
また、テラリウムをより簡単に作るために、100円ショップでも購入できるフェイクグリーンテラリウムの作り方もご紹介しますので、こちらも合わせてご覧ください。
生きた苔にプラスしてフェイクグリーンを入れるなど、アレンジの幅が広がります。