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【種類別】サンスベリアの育て方|ハニー/スタッキー/サムライ

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種類別のサンスベリアの育て方

観葉植物としてポピュラーなサンスベリアですが、どのような植物であり、どのような種類があるのか、また上手に育てるにはどうすればいいのか、ご存知でしょうか。サンスベリアはアフリカ原産のスズラン亜科チトセラン属の植物で、サンセベリアとも呼ばれます。観葉植物として見た目がいいのはもちろんですが、マイナスイオンを放出することでも知られています。

一番よく知られているサンスベリアはローレンティと呼ばれる種類で、もっとも多く流通して育てられています。黄色に縁どられた緑の縞模様の葉と、長く伸びるフォルムが特徴的な種類です。しかし、サンスベリアはこれだけではありません。何十種という希少種が存在しており、想像以上にたくさんの種類があります。今回はサンスベリアの種類と育て方を紹介していきます。

基本的な育て方

ナイジェリア、タンザニア、コンゴ、エチオピアといったアフリカの乾燥地帯原産のサンスベリアは、毎日水やりをする必要はありません。土が乾いたらたっぷりやるようにしましょう。

水やりの目安は数週間に1度で十分です。また、室温が10℃を下回るようになったら、水やりをしばらくやらないようにしましょう。ただ、人が生活する室内で常に10℃以下ということはなかなかないでしょう。

観葉植物なのでつい失念してしまいますが、日陰に置くのはやめてください。サンスベリアは日光を好む植物ですので、なるべく日当たりのいい窓際などに置きましょう。葉は埃がつきやすいため、霧吹きをかけてティッシュなどで拭くときれいに保てます。注意点が少なく、ほとんど手間がかからない植物なので、観葉植物初心者でも簡単に枯らさず育てることができます。

ハニー

ハニーは放物線上に葉が伸び、小さくかわいらしいフォルムが特徴的な種類です。大きく育たないので、卓上に飾るのがです。初心者にも育てやすく、基本的なサンスベリアの育て方だけで十分育てることができます。ハニーには、ゴールデンハニーやシルバーハニーといった種類もあります。

スタッキー

スタッキーは成長が遅く、市場にはほとんど出回らないといわれています。市場に出回っているスタッキーは違う植物がスタッキーとして定着したものとされています。

本物のスタッキーはサンスベリアには珍しく、葉が一本真っ直ぐに伸びたフォルムが特徴的です。サンスベリアのなかでも特にたくさんのマイナスイオンを放出する種類です。どのサンスベリアにも共通することですが、水をやりすぎると根腐れしてしまうので注意が必要です。10月以降の冬場はまったく水をやらないようにしましょう。

ファーンウッド

ファーンウッドは、長い棒状の葉の縞模様がきれいで、葉が広がったフォルムが特徴的です。おしゃれな見た目なのでインテリアとして映える種類で、基本的な育て方で簡単に育てることができます。

ボンセレンシス

個性的なぷっくりとした肉厚の葉が特徴のボンセレンシスも、基本的な育て方で簡単に育てることができます。個性的な見た目ですが、比較的手に入れやすい種類です。

サムライ

日本にちなんだ品種名がついている希少種のサムライは、葉の生え方に特徴がある大型の種類です。同じような名前のサムライ・ドワーフは別の品種で、こちらは肉厚な短い葉が特徴です。大きいので室内よりも玄関先など外で育ててみるといいでしょう。
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マッソニアーナ

マッソニアーナは幅広の葉が特徴で、一株に多くても3枚までしか葉はつきません。見た目が印象的なこの種類は希少種のため、あまり見かけることはないでしょう。堂々としたその姿はインテリアによく映えます。育て方は基本的な育て方で問題ありません。

サンスベリアの植え替えの方法は?

サンスベリアは成長が早いため、2年に一度程度は植え替えをする必要があります。成長し続けるサンスベリアを小さな鉢に植えたままでは、根腐れしてしまう恐れがあります。

植え替えの方法は、株をそのまま大きな鉢に植え替える方法と、株分けしてサンスベリアを増やす植え替えの方法があります。はじめにどちらにするか決めておいてから鉢の大きさを決めてください。植え替えで用意するのは、鉢、土、小石、スコップ、はさみなどです。

・そのまま植え替える方法
まずはじめにサンスベリアを土ごと鉢から取り出し、丁寧にほぐして土を落とします。このとき、根腐れした部分ははさみで切ってください。

鉢底には水はけをよくするために小石を敷き、土は3分の1程度入れておきましょう。その上にサンスベリアを置き、倒れないようしっかりと土をかぶせて最後は土を手でおさえます。最後にたっぷりの水をやって植え替えは終了です。数日の間は日陰に置いておきましょう。

・株分けする方法
株分けする場合は、株の土をしっかり落としてからはさみで株を分けましょう。あとの手順は先ほどと同じように鉢に植え替えます。しばらくは日陰で育てましょう。

・葉挿しする方法
サンスベリアは葉を切り取って土に挿せば根を生やし育ちます。元気な葉を切り取り、10cm前後に切り分けて葉の先端が上になるように土に挿します。こちらも株分けと同じく、しばらくは日陰で育てるようにしましょう。

風水に良いサンスベリアの種類とは?

とがった葉が上へ上へとすくすく成長するサンスベリアは、風水では魔よけの効果があるとされています。また、花言葉は「永久」「不滅」なので、縁起のいい植物でもあります。インテリアやマイナスイオンによる空気清浄効果だけでなく、このような効果も期待できます。

サンスベリアがもっともその効果を発揮するのは、玄関やトイレ、オフィスなどです。しかしサンスベリアは日光を好む植物なので、日当たりのいい場所に置くように心がけましょう。種類はどの品種でも構いませんので、気に入った種類のサンスベリアを飾ってみるといいでしょう。

100均でも買える!サンスベリアの種類

サンスベリアは100均で購入することができます。しかし植物の専門店ではないので、種類は豊富ではありません。売っていたとしても、一番一般的なローレンティかハニーがほとんどです。サンスベリアと表記してあるだけで種類がわからないことも多いです。初めてサンスベリアを育てるのであれば100均のサンスベリアで十分でしょう。

まずは安く手に入るサンスベリアで育て方をマスターし、それからいろいろな種類に挑戦してみてるといいでしょう。

サンスベリアに適した土や肥料の種類って?

サンスベリアは育てやすい植物なので、水はけのいい土であれば特にどの土でも問題はありません。初心者でよくわからない場合は、「サンスベリアの土」など、専用にブレンドされた土を購入すれば簡単です。サンスベリアの土の主な成分は、赤玉土、パーライト、ピートモス、木質堆肥などです。

自分で土を作る場合は、赤玉土や腐葉土を多めにして、水はけのいいバーミキュライトを混ぜてもいいでしょう。夏場の成長しやすい時期は、水やりと一緒に液体肥料を与えればすくすくと育ちます。

サンスベリアで気持ちのいい部屋に!

観葉植物として一般的なサンスベリアですが、よく見かけるローレンティの他にもたくさんの種類があることがわかります。品種が多い植物なので、なかには初めて知る種類もあったことでしょう。サンスベリアは観葉植物のなかでも育てやすい種類のため、植物を育てたことがなかったり、枯らしてしまわないか心配だという方でも安心して育てることができます。

自分の好みの種類を見つけて、インテリアの一つとして楽しんでみるといいでしょう。風水にもいい植物で、空気をきれいにしてくれる効果もあるため、いつものお部屋にサンスベリアを足すだけできっと気持ちがいい生活を送れることでしょう。
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