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種類別盆栽の育て方
山もみじ
もみじはとても強く、初心者でも育てやすい盆栽です。育て方としては、日当たりのよい風通しの良い場所に置きます。夏は強い直射日光に当てると葉焼けを起こしてしまい、秋の紅葉が楽しめなくなるため注意が必要です。冬は風や霜があたらない温かい場所に置きましょう。屋外での栽培に適しています。
水を好む種類なので、乾くたびに鉢底から流れる位の水を与えてください。夏は1日2回、冬は2~3日に1回が目安です。肥料は若木が4~6月に各1回、成木は4月と10月に1回ずつ有機性のものを与える育て方となります。
水を好む種類なので、乾くたびに鉢底から流れる位の水を与えてください。夏は1日2回、冬は2~3日に1回が目安です。肥料は若木が4~6月に各1回、成木は4月と10月に1回ずつ有機性のものを与える育て方となります。
富士桜
富士桜に限らず桜の盆栽の育て方は基本的に全て同じです。日当たりと風通しの良い所に置いてください。夏は西日に注意をして、半日陰に置きます。直射日光を当てると葉焼けを起こすため、日よけなどをしましょう。冬は鉢土が凍らないように保護します。
桜の盆栽は乾燥を嫌うので、水をたっぷり与えてください。春は1日1~2回、夏は1日2~3回、冬は2~3日に1回を目安にたっぷり与えましょう。一度水切れをすると回復まで時間がかかります。花月を良くするためにも、水の与えすぎには注意しましょう。桜の盆栽は油粕などの固形肥料を置き肥して、4~6月と9~11月に与えます。
桜の盆栽は乾燥を嫌うので、水をたっぷり与えてください。春は1日1~2回、夏は1日2~3回、冬は2~3日に1回を目安にたっぷり与えましょう。一度水切れをすると回復まで時間がかかります。花月を良くするためにも、水の与えすぎには注意しましょう。桜の盆栽は油粕などの固形肥料を置き肥して、4~6月と9~11月に与えます。
旭山桜
旭山桜の盆栽の育て方は富士桜の育て方と同じです。旭山桜の盆栽は小さな木で、毎年綺麗な八重の桜を咲かせることができます。自宅に居ながらお花見ができるため、とてもがある盆栽の一つです。淡紅色の美しさで、4月になるととても多くの蕾をつけます。あまり大きくならない品種なので、扱いやすく盆栽に適しています。
上手な育て方をすると毎年必ず咲いてくれて、風通しの良い日あたりの良い所で育てると害虫の心配もなく美しく育ちます。桜の盆栽は水やりをしっかりすれば、簡単に育てられるでしょう。
上手な育て方をすると毎年必ず咲いてくれて、風通しの良い日あたりの良い所で育てると害虫の心配もなく美しく育ちます。桜の盆栽は水やりをしっかりすれば、簡単に育てられるでしょう。
黒松
盆栽といえば黒松をイメージするくらい定番の種類です。荒々しい幹肌に硬い葉をつける事から、男松とも呼ばれ親しまれています。黒松の育て方ですが、黒松は屋外の日当たりのよい場所を好みます。冬は風や霜があたらない暖かい場所に置きましょう。
水を好む品種なので、乾くたびに十分に水を与える育て方となります。夏は1日に2回、冬は2~3日に1回が目安です。鉢底から水が流れるくらいたっぷり与えましょう。肥料は3月~10月に、月に1度有機性の肥料を与えます。ただし、短葉法を行った場合は、新芽が出るまで肥料を与えるのは控えてください。
水を好む品種なので、乾くたびに十分に水を与える育て方となります。夏は1日に2回、冬は2~3日に1回が目安です。鉢底から水が流れるくらいたっぷり与えましょう。肥料は3月~10月に、月に1度有機性の肥料を与えます。ただし、短葉法を行った場合は、新芽が出るまで肥料を与えるのは控えてください。
松ぼっくり
松ぼっくりから発芽させた、可愛らしい盆栽も販売されています。根元から松ぼっくりがのぞき、黒松とは違った雰囲気を楽しむことができます。
松ぼっくりの育て方としては、松ぼっくりは風通しの良い日当たりを好みます。冬は霜や風にあたらない、あたたかい場所におきましょう。水をとても好むので、夏は1日2回、冬は2~3日に1回、鉢底から流れるくらいたっぷりと与えてください。3~5月になったら月に1度有機性の肥料を与えましょう。短葉法を行った場合は新芽が出るまで待ちます。
松ぼっくりの育て方としては、松ぼっくりは風通しの良い日当たりを好みます。冬は霜や風にあたらない、あたたかい場所におきましょう。水をとても好むので、夏は1日2回、冬は2~3日に1回、鉢底から流れるくらいたっぷりと与えてください。3~5月になったら月に1度有機性の肥料を与えましょう。短葉法を行った場合は新芽が出るまで待ちます。
椿
椿の盆栽の育て方ですが、風通しの良く日当たりの良い場所においてください。水切れや強い日差しに弱いので、5月以降は半日陰の場所に置き、夏は明るい日よけの下に置きます。寒さには強い種類ですが、冷たい風には当てないようにして育てましょう。
椿の盆栽は、水が好きな種類となります。春と秋は1日1~2回、夏は1日2~3回、冬は2~3日に1回を目安にたっぷりと与えてください。土の表面が乾いてきたら水やりのサインです。ただし、蕾をつけさせる場合、6~~7月は水と肥料は控えめにしてください。
肥料は、4~5月と8~9月に月1回、油粕と骨粉3程度を混ぜた固形肥料を与えます。10月~3月の間は、2か月に1回のペースで肥料を与えると花が咲きます。
椿の盆栽は、水が好きな種類となります。春と秋は1日1~2回、夏は1日2~3回、冬は2~3日に1回を目安にたっぷりと与えてください。土の表面が乾いてきたら水やりのサインです。ただし、蕾をつけさせる場合、6~~7月は水と肥料は控えめにしてください。
肥料は、4~5月と8~9月に月1回、油粕と骨粉3程度を混ぜた固形肥料を与えます。10月~3月の間は、2か月に1回のペースで肥料を与えると花が咲きます。
長寿りんご
長寿りんごの盆栽は、秋になると真っ赤に誦した実をつける可愛らしい品種です。育て方は、日当たりのいい風通しの良い場所に置きます。開花期間は雨や強風に当てないように注意して実らせます。冬は風や霜のあたらない、陽だまりに置きましょう。
水やりは春と秋は1日に1回、夏は1日に2回、冬は2~3日に1回与えます。開花中や実が膨らんでいる時は水切れに注意しましょう。長寿リンゴの盆栽は、花が咲き終わるとアブラムシや、グンバイムシが付きやすくなりますので、4月~10月までは月に1度のペースで薬剤を散布してください。
肥料は、有機肥料を3月下旬~5月は月2回、7月~10月は月1回与えます。開花から結実までは肥料を控えめにするのがポイントです。
水やりは春と秋は1日に1回、夏は1日に2回、冬は2~3日に1回与えます。開花中や実が膨らんでいる時は水切れに注意しましょう。長寿リンゴの盆栽は、花が咲き終わるとアブラムシや、グンバイムシが付きやすくなりますので、4月~10月までは月に1度のペースで薬剤を散布してください。
肥料は、有機肥料を3月下旬~5月は月2回、7月~10月は月1回与えます。開花から結実までは肥料を控えめにするのがポイントです。
ぼけ
ぼけは低木で苔と一緒に育てると、和の雰囲気がいっそう増す盆栽です。早春になると美しい花を咲かせて、楽しませてくれます。バラ科の植物なのでトゲがあります。
ぼけの育て方としては、春から秋は室外の日当たりが良く風通しの良いところに置きます、夏は西日を避けて半日陰に置きましょう。冬は風や霜よけのある陽だまりに置く育て方となります。水を好むので、乾くたびに十分に与えてください。春から秋は1日1~2回、冬は2~3日が目安です。肥料は有機肥料を5月、6月、9月に与えます。
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ぼけの育て方としては、春から秋は室外の日当たりが良く風通しの良いところに置きます、夏は西日を避けて半日陰に置きましょう。冬は風や霜よけのある陽だまりに置く育て方となります。水を好むので、乾くたびに十分に与えてください。春から秋は1日1~2回、冬は2~3日が目安です。肥料は有機肥料を5月、6月、9月に与えます。
盆栽の苔の育て方
盆栽や観賞用に向いている苔は「ギンゴケ」です。鉢の上に苔をのせて楽しむこともできる観賞用の苔です。ギンゴケの育て方ですが、ギンゴケは半日陰を好みます。直射日光の当たらない場所で育て、木漏れ日が当たる半日陰や室内で育てる場合は、2~3時間日を当てて育てる必要があります。
水やりは白っぽく乾燥してきたら、たっぷりと霧吹きで与えてください。土まで染み込むくらいの量をかけてあげましょう。苔は基本的に肥料は必要としません。水を与えるだけで十分ですが、夏場に水を与えすぎると黒っぽく変色する場合があります。そのときは、風通しの良い所で管理して日中の水やりを控えましょう。茶色くなった部分は、カットしてかまいません。
水やりは白っぽく乾燥してきたら、たっぷりと霧吹きで与えてください。土まで染み込むくらいの量をかけてあげましょう。苔は基本的に肥料は必要としません。水を与えるだけで十分ですが、夏場に水を与えすぎると黒っぽく変色する場合があります。そのときは、風通しの良い所で管理して日中の水やりを控えましょう。茶色くなった部分は、カットしてかまいません。
ミニ盆栽の育て方
手軽に楽しめるミニ盆栽はですが、基本的な育て方は大きな盆栽と同じです。盆栽は風通しの良い日当たりに置き屋外で育てます。ミニ盆栽だからといって、室内で管理していると枯れてしまいます。屋外の方が盆栽にとって好ましい環境です。
水やりは、夏は1日2~3回、春と秋は1日1回、冬は2~3日に1回たっぷり与えてください。肥料はチッソ、カリウム、リンを含んだものを与えます。ミニ盆栽は鉢が小さいので、水やりをするたびに栄養が流れてしまいます。5月から11月は定期的に与えると良いでしょう。
水やりは、夏は1日2~3回、春と秋は1日1回、冬は2~3日に1回たっぷり与えてください。肥料はチッソ、カリウム、リンを含んだものを与えます。ミニ盆栽は鉢が小さいので、水やりをするたびに栄養が流れてしまいます。5月から11月は定期的に与えると良いでしょう。
盆栽の室内での育て方
盆栽の育て方は、室外で育てることが基本なので、室内の場合だと管理が大変になります。室内で育てる盆栽は、カエデや桜、藤が向いています。しかし、盆栽は太陽の光が無いと生きられません。室内で育てるなら窓の近くで日の当たる場所に置き、風通しも確保してください。
盆栽はエアコンの風が苦手なので、直接あたる場所には置かないようにしてください。また、湿度への気配りも必要です。盆栽はもともと土が少ない状態で育てますから、毎日土の湿り具合をチェックします。水切れをおこすと枯れてしまうので、品種に合わせた回数でたっぷりと水を与えます。
1年中室内で管理するのは難しいため、夏は3日程度、冬は1週間程度は外へ出してあげます。外へ出した時は、たっぷり太陽の光を浴びさせて元気にしてあげましょう。ただし、種類によっては、夏場の直射日光に弱い盆栽があるので気をつけましょう。
盆栽はエアコンの風が苦手なので、直接あたる場所には置かないようにしてください。また、湿度への気配りも必要です。盆栽はもともと土が少ない状態で育てますから、毎日土の湿り具合をチェックします。水切れをおこすと枯れてしまうので、品種に合わせた回数でたっぷりと水を与えます。
1年中室内で管理するのは難しいため、夏は3日程度、冬は1週間程度は外へ出してあげます。外へ出した時は、たっぷり太陽の光を浴びさせて元気にしてあげましょう。ただし、種類によっては、夏場の直射日光に弱い盆栽があるので気をつけましょう。
盆栽の育て方は水やりがポイント
盆栽の育て方はいかがでしたか。どの種類の盆栽も水の管理がポイントになっており、また、日当たりや風通しが大切なことが分かったことでしょう。大きな鉢になってくると動かすことなく置きっぱなしにして風通しが悪くなる場合があります。
そのような時は、鉢の下にすのこを敷いてあげると良いでしょう。風通しがよくなりイキイキと育ってくれます。最近では、さまざまな種類の盆栽が販売され、ミニタイプのものは比較的手に入りやすい価格で販売されています。今回ご紹介した育て方で、盆栽をはじめてみませんか。
そのような時は、鉢の下にすのこを敷いてあげると良いでしょう。風通しがよくなりイキイキと育ってくれます。最近では、さまざまな種類の盆栽が販売され、ミニタイプのものは比較的手に入りやすい価格で販売されています。今回ご紹介した育て方で、盆栽をはじめてみませんか。