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【特徴別】ガーデニング初心者に花・プランター

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ガーデニングを始めよう!

かの有名な枕草子にも日本の豊かな四季が詠われ、古の時代からこの自然を愛でている日本人にとって、「四季」に合わせた色使いや薫りそしてその姿を選んできました。

現代では和洋種問わずに、季節を感じられるようにガーデニングを行なう人が多く見かけられます。そこで、ここではガーデニング初心者向けに花壇やプランターといった「植栽方法」から、季節に合った草花を紹介していきます。

【初心者向け】花壇・プランター、家庭菜園の特徴と種類は?

まず、PCガーデニング初心者のために植える方法や形を解説しつつ、それぞれに合った草花や野菜などもみていきます。

花壇(地植え)

花壇の特徴

花壇は、花などの植物を植栽、あるいは展示する方法の1つです。主に鑑賞目的で作られ、季節ごとにさまざな彩りと豊かな姿で目を楽しませてくれます。

また、一説によると花壇の起源は、約4000年前の古代エジプトのテーベにあった遺構が最初といわれています。

花壇の種類

花壇のタイプは、主に3種類に分けられます。

1つ目は「角型花壇」と呼ばれ、家庭の花壇として最ものある種類になります。花壇の両側から見れる場合には、中央を高めにし植栽していくと、より見栄え良く仕上がります。アプローチや庭先などの縁取には、細長く作るとアクセントになります。

2つ目の「壁沿い花壇」は、家などの軒下に適した種類です。壁を背にしているため、一方からしか見えないことが多いです。そのため、前後で高さを変えると奥行き感が生まれ、より効果的に花などを楽しめます。

そして、3つ目は「円形花壇」となり、中央に背丈の高い草花を植え、周りに低いものを植えることによって、ボリュームや色彩のバランスが生まれより美しく仕上げがります。

花壇編:花の種類

ゼラニウム

ゼラニウムは真夏・真冬以外はほぼ花を咲かせられ、開花期がとても長いことで知られている多年草です。

また、ゼラニウムの花の香りには、虫を遠ざける効果もあります。ベランダや窓辺に鉢を置けば、害虫対策にもなります。水やりなどもこまめに行なう必要はなく、特別な手入れがいらないため、ガーデニング初心者でも育てやすい種類になります。

アメリカンブルー(エボルブルス)

アメリカンブルーは、印象的な青さが目を引く多年草です。草丈はあまり高くなく、地面をはうように広がり生長します。

アメリカンブルーは、花壇の縁取りなどに適しています。日当たりのよい場所に植栽してあげれば、次々と花を咲かせます。ただし、寒さには弱い面もあるため、真冬(気温が5度以下)になると枯れてしまうので注意する必要があります。

プランター

プランターの特徴

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プランターは、展示やインテリアなどの装飾用の草花を植栽するための鉢や箱のことをいいます。

日本で「園芸用のプランター」というと、プラスティック製の長方形のものをイメージされることが多いです。ただ、プランターの材質はさまざなあり、木製や陶磁器、金属製などもあります。また、長方形以外にも、円筒型やハンギング用の半円形のものなどがあります。

プランター編:花の種類

アリッサム

「アリッサム」は甘く香る白、赤、オレンジ、紫、ピンクといった色合いの花を持ち、10~15㎝ほどの高さで横へと広がっていく一年草です。

乾燥した土を好み、乾いた土で育てると花つきが良くなります。そのため、こまめに水やりをする必要がなく、安心して育てられます。プランター栽培にも適し育てやすく、ガーデニング初心者に種類です。

マリーゴールド

「マリーゴールド」は真冬を除いた、春から初冬までの長い間咲き続け、暖かい色合いの花が楽しめる一年草です。

また、「マリーゴールド」は発芽率が高く、ガーデニング初心者で種まきを行ないたい場合に、種類です。根には害虫を撃退する効果があり、他の花やミニトマトなどの野菜との寄せ植えにも適しています。

家庭菜園

家庭菜園の特徴

「家庭菜園」とは、主に自宅で野菜や果物などを育てることをいいます。また、英語のキッチン・ガーデンやフランス語のポタジェなどは、野菜やハーブなどを主とした庭のことを指し、実用だけでなく美観も優れたものが多くあります。

家庭菜園編:種類

野菜編:ミニトマト

家庭菜園の定番ともいえる、「ミニトマト」は昼の気温が20~30度、夜が15~20度以上になったら、植え付けの適期になります。

また、ミニトマトを育てる際には、その場所で以前にナス科の植物を育てたことのないが確認し、連作障害を防ぐことが大切になります。支柱や摘芯を行ない、上手に育て行きましょう。

野菜編:リーフレタス(サニーレタス)

サラダなどによく用いられるリーフレタス(サニーレタス)は、葉っぱが茎に刺さったような形で育つレタスの仲間です。また、食べたいときに1~2枚ずつ収穫できるため、ガーデニング初心者にもです。

ただ、種がとても小さいので、種まきには注意が必要です。種まき後には飛ばないように、新聞紙をプランターに被せておきます。けれども、「リーフレタス」は日当たりのよい場所を好むので、発芽後は覆いを外し明るい場所で育てましょう。

ハーブ編:バジル

「バジル」の歴史江戸時代まで遡り、当時は水に浸すとゼリー状になるバジルの種を目薬代わりに使っていたとされています。「バジル」本来は多年草です。しかし、暑さに弱いため、日本では一年草として扱われています。

発芽しやすい温度が20度以上のため、種まきは4~6月ごろが適しています。「バジル」は、日当たりと水はけのよい場所を好むため、環境が良ければ夏以降にたくさんの葉っぱを収穫できます。

ただ、気を付けておくことがあり、それは直射日光を避けることです。直射日光に葉が当たると焼け枯れてしまいます。ガーデニング初心者の人は、特に気をつけてください。

【初心者向け】ガーデニングの季節ごとの花とは?

街中を散歩したり、また公園や近所で、色鮮やかに咲いている花を目にすることもあります。そんなときに、ふとガーデニングを始めたいと考える人もいることでしょう。

ただ、そこで少し気になるのが、「今」に合った花は一体どういう種類かです。特にガーデニング初心者にとっては、育てやすく、目を楽しませてくる花だと助かります。そんなガーデニング初心者に花を、季節と植栽場所ごとに紹介していきます。

季節:春

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花壇向き:デイジー

「デイジー」は、昔から恋占いに使われる花として知られています。真冬から春の間に、花を咲かせます。また、白以外にも、赤やピンクの色合いもあるので、色の異なる株を揃えて、花壇を作ると華やかな印象になります。

「デイジー」は日当たりと風通しのよい環境を好み、特に苗の時期に日光をよく浴びると、すくすくと生長します。また、こまめに花殻を摘むと、次の花が咲きやすくなります。ガーデニング初心者にも育てやすい種類です。

プランター向き:チューリップ

春の花として有名な「チューリップ」は、実に約5000品種以上があります。また、「チューリップ」には早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)と呼ばれる開花時期別の3つの系統と原種系系統に大別され、約15系統あります。

「チューリップ」を育てるにはまず、天然肥料を混ぜた水はけのよい土を用意し、球根3個分の深さに植え、冬の寒い時期を過ごさせることが必要になります。また、チューリップの開花時期は3~5月となり、最盛期は4~5月上旬頃です。梅雨の6月になると花が散り、葉が枯れていきます。

季節:夏

花壇向き:日々草

「日々草」は暑さや乾燥に強いため、ガーデニング初心者でも育てやすい種類です。1つの花自体は枯れやすく、また花も散りやすいです。けれども、その名のとおりに、日々新しい花を咲かせる強い生命力があります。

毎日、花をつけれるほどに生命力は豊ですが、意外にもその根は弱いです。「日々草」の根は地面に垂直に生えるため、植え替えなどで傷むと枯れてしまいます。そのため、一度植え付けたら、植え替えや移動などを行なわないようににしてください。

プランター向き:トレニア

「トレニア」は涼しげな白やブルー系の花を咲かせます。その姿から儚そうに見えますが、生命力に溢れ次々と花を咲かせていきます。日々草と同じように、初心者向けの種類となります。

ただし、咲き終わった花は落ちてしまうので、花殻の掃除は行ないましょう。花がらをきちんと摘むことで種ができるのを防ぎ、花を長く楽しめます。

季節:秋

花壇向き:コスモス

巷でピンクや白の「コスモス」が咲いているのを目にすると、秋を感じられるます。そのため、「コスモス」は、秋の季語としても用いられる花となっています。

また、メキシコが原産で乾燥した環境を好み、「コスモス」は日当たりのよい場所で育てれば、ほとんど失敗することなく育てられます。ガーデニング初心者に種類です。

プランター向き:ダリア

人目を惹く華やかな秋の花に、「ダリア」があります。花の形や花の色彩ともに豊かなため、があります。開花期が長く、最近ではプランター栽培向きの小輪で矮性のダリアが増えてきています。

ダリアは、日当たりがよく風通しもよい場所に置き、開花中は雨に当たらないようにしましょう。また、水切れと肥料切れに注意し、2ヶ月に1度くらいに緩効性の置き肥を行ないます。

季節:冬

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花壇向き:パンジー、ビオラ

花びらの模様が特徴的な「パンジー」は、花びらが4cm以下のものを「ビオラ」と呼び、区別しています。

「パンジー」と「ビオラ」は開花期が長く、冬の寒さにも強いため、賑やかさを失った寂しい冬の花壇に白、黄色、ピンク、紫などの温かみのある色で彩りを与えてくれます。

「パンジー」と「ビオラ」は寒さに強いですが、しっかりと根を張ることで、花をより長く楽しむことができます。そのため、10~11月に苗を植え、株同士の間隔をきちんと空けるようにしましょう。特別な手入れが必要ないため、ガーデニング初心者に向いた種類になります。

プランター向き:クリスマスローズ

「クリスマスローズ」の特徴といえば、雪にも負けない寒さに強いところです。また、「クリスマスローズ」はキンポウゲ科の多年草で、ローズではありませんので注意してください。

先に触れた「パンジー」は次々と花を咲かせますが枯れやすく、花殻を摘む手間がかかります。一方、「クリスマスローズ」は、一輪が一カ月ほど咲き続けるます。こまめな花殻摘みが必要ありません。

また乾燥にも強く、プランターの場合は却って水のあげすぎに注意が必要なほどです。花殻摘みや水やりもほとんど必要ないため、ガーデニング初心者には打ってつけの花といえます。

狭い・小さい場所に!初心者向けアイデアとは?

最近では、すっかりお馴染みとなっている「DIY」があります。限られたベランダ、バルコニーでも、お洒落にガーデニングをしたい人も多いです。

そこで、そんなDIYもガーデニングも初心者な人に、アイデアをいくつか紹介していきます。

ベランダ・バルコニー

アイデア1:エアコンカバーの活用

多くの家庭には、ベランダやバルコニーにエアコンの室外機があります。室外機の前や周辺は、風が強く乾燥も激しいため、植物が傷みやすいです。けれども、カバーをつけることで、室外機の上のスペースを有効に活用できるようになります。

また、最近の室外機のカバーには木調のものもあり、ナチュラルでお洒落な雰囲気を演出してくれます。エアコンカバーの活用は、初心者でも手軽に取り組めます。

アイデア2:ベランダ床のアレンジ&壁面活用

限られたベランダやバルコニーでもウッドパネルなどを敷くだけで、一気にお洒落になります。また、好みの色でペイントしたすのこを敷くのもお手軽なため、ガーデニング初心者にです。

さらに、敷いたパネルやアレンジした床に合わせて、ハンディングタイプのプランターを壁にディスプレイするのもです。床だけなく、壁もしっかりと有効活用して、お洒落にガーデニングを楽しめます。

揃えよう!ガーデニング初心者に道具

ガーデニング始めたばかりの初心者には、まず揃えておきたい道具があります。基本的な道具ですが、きちんと自分に合った種類を選ぶことが大切になります。

道具1:シャベル、スコップ

「シャベル」は移植ゴテと呼ばれ、ガーデニング初心者を含めたガーデニングを行なう際には必需品です。「シャベル」には2つのタイプがあり、剣先の広いものと細いの種類になります。前者は、土を掘り返したり植物の植付けをしたり、幅広い用途で使えます。後者は、プランターの植え替えに適しています。

また、「シャベル」の選び方は、柄の付け根がしっかりし、握りやすく、そして重すぎないものを選びましょう。

「スコップ」の選び方は、シャベルと同じようにグリップの握り具合や重さを確認します。「スコップ」の場合、刃の肩に足をかけて土を掘り込む使い方をするため、特にガーデニング初心者は、柄の長さが体に合っているかも確認しておくことが大切になります。

道具2:ジョウロ、ホース

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「ジョウロ」は、場合に合わせて蓮口の取り外せるタイプが1つあると重宝します。さらに、蓮口の向きを上向き・下向きと切り替えられることで、水のかかり方も変えることができ使い勝手が良いでしょう。ガーデニング初心者にタイプとなります。

庭がある場合には、ジョウロだけでなく、散水タイプのホースもします。このタイプには、シャワー・霧状・ジョウロなど水の出方を手元で切り替えられるものを選ぶことで、ガーデニング以外のシーンにも役立ちます。

道具3:鋏(はさみ)

「鋏(はさみ)」は切り戻しや摘心などで植物を切ったり、用土のビニール袋や結束紐を切ったりするのに、ガーデニングのシーンでは活躍します。また、「鋏」は袋や紐を切るものと植物を切るものとで、それぞれ用意しておくことが大切になります。

「鋏(はさみ)」の選び方のポイントは、手入れのしやすいステンレスの刃、手に優しいラバーやビニールコーティングが施されているグリップを選ぶことです。また、ガーデニング初心者の人にも、草花を切る「鋏」は切れ味の良いものを選ぶことをします。

読んでおきたい!ガーデニング初心者に本

ここまで、ガーデニング初心者の人に役立つ情報を紹介してきました。ただ、お伝えできる情報には限りがあります。そこで、ここでは初心者がちょっとした疑問を抱いたときに、助けになる本を紹介します。

読んでおきたい本1:「ビジュアル版はじめての園芸入門(今日から使えるシリーズ 講談社)」

「ビジュアル版はじめての園芸入門」は、NHK放送の「趣味の園芸」での講師陣が、初心者が育てやすい植物の解説をし、さらに園芸に関わる質問に分かりやすく答えています。

ガーデニング初心者だと迷いやすい作業、失敗してしまった時の対処法などといった、ガーデニング初心者ならではの知りたいことが詰まった一冊となっています。

読んでおきたい本2:「一年中美しい手間いらずの小さな庭づくり(家の光協会)」

ガーデニングを始めたばかりの初心者の人でも、やっぱり一年中色とりどりの花がある庭は、憧れます。

「一年中美しい手間いらずの小さな庭づくり」はガーデニング初心者でも育てやすい植物の解説から、お洒落に見えるプランターや敷石の効果的な使い方なども詳しく載っています。ガーデニング初心者の人でも、お洒落で立派なガーデニングができる心強い味方となる一冊です。

色と香りに包まれた、あなただけのガーデニングの世界を!

四季折々の香り立つ色鮮やかな草花などが、庭先やちょっとしたスペースに在るだけで、目だけでなく心も潤してくれます。

ここで紹介したことが、ガーデニングを始めたい人や始めたばかりの初心者の人に、少しでも役立てれば幸いです。
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