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びわの種からの育て方
びわの種まきは、5~6月が最適です。実をつけるまで8~10年くらいかかるので、じっくり育てたい人におすすめの育て方です。種は、脱脂綿やスポンジを使って発根させてから植えつけます。
まず、実からびわの種を出して果肉をしっかり洗い流します。種の周りにある茶色い皮を剥き、水に湿らせて1~2cmの厚さの脱脂綿かスポンジを容器に入れ、上に種を置きます。びわの種が、半分くらいまで浸かるように水を入れると発芽します。
発芽したら、育苗ポットなど小さな鉢に植え替えて、苗が十分に育ったら鉢か地面に植える育て方です。
まず、実からびわの種を出して果肉をしっかり洗い流します。種の周りにある茶色い皮を剥き、水に湿らせて1~2cmの厚さの脱脂綿かスポンジを容器に入れ、上に種を置きます。びわの種が、半分くらいまで浸かるように水を入れると発芽します。
発芽したら、育苗ポットなど小さな鉢に植え替えて、苗が十分に育ったら鉢か地面に植える育て方です。
びわの苗木からの育て方
びわは日光が大好きで、日当たりの良い風通しの良い所に苗を植える育て方をします。多湿な場所に植えてしまうと、害虫が大繁殖しますから注意が必要です。植えつける時期は、暖かくなった頃が最適です。関東より西では、みかんの木を防寒無しで栽培できる地域なら冬でもかまいません。
土は中性から弱酸性の土壌で、水はけのよい場所に植えます。土質は選びませんから、phの調節は必要ありません。水やりは品種や土質にもよりますが、夏の日照りが続く時には水を与える程度です。
肥料は、2月に有機質肥料か速効性化成肥料を元肥として施します。庭植えは日当たりと風通しを確保すれば、病害虫の心配はほぼ無いでしょう。
土は中性から弱酸性の土壌で、水はけのよい場所に植えます。土質は選びませんから、phの調節は必要ありません。水やりは品種や土質にもよりますが、夏の日照りが続く時には水を与える程度です。
肥料は、2月に有機質肥料か速効性化成肥料を元肥として施します。庭植えは日当たりと風通しを確保すれば、病害虫の心配はほぼ無いでしょう。
びわの鉢植えでの育て方
植え付け時期は関東より西は2~3月ごろ、寒さが緩んだ頃に鉢植えをする育て方をします。びわは根が酸素を好むので、深く植えすぎると失敗します。木がまっすぐ成長するように支柱を立て植え付けします。
植え付け時、枝の切り詰めは必要ありません。植えつけ時に使う土は、果樹・花木用の土を使った育て方をします。鉢植えにして2~3年目になると、枝分かれしやすくなり、同じ位置から何本も枝が発生してきます。
3年目以降になり樹高が高くなってきたら、1か所あたり枝分かれが2~3本になるようにします。鉢植えは、春から木は日当たりが良く、風通しの良い所に置く育て方をします。雨が直接当たらに場所に置くと、害虫が発生しにくくなります。冬は-3度以下にならない置き場所にしましょう。
水やりは、土が乾いたらたっぷり与え、3月に元肥、6月に追肥、9月に礼肥を施します。鉢全体に均一になるように施す育て方です。
植え付け時、枝の切り詰めは必要ありません。植えつけ時に使う土は、果樹・花木用の土を使った育て方をします。鉢植えにして2~3年目になると、枝分かれしやすくなり、同じ位置から何本も枝が発生してきます。
3年目以降になり樹高が高くなってきたら、1か所あたり枝分かれが2~3本になるようにします。鉢植えは、春から木は日当たりが良く、風通しの良い所に置く育て方をします。雨が直接当たらに場所に置くと、害虫が発生しにくくなります。冬は-3度以下にならない置き場所にしましょう。
水やりは、土が乾いたらたっぷり与え、3月に元肥、6月に追肥、9月に礼肥を施します。鉢全体に均一になるように施す育て方です。
植え替え
びわは根の張りが早いので、植え替えが必要になります。最低でも2~3年に1回は植え替えをする育て方をします。植え替える時は、土はほとんど落とさず、太い根を傷つけないように新しい用土に植え替える育て方です。
鉢植えで育てられるのは10号までが限界ですから、それ以降は庭植えをして育てましょう。
鉢植えで育てられるのは10号までが限界ですから、それ以降は庭植えをして育てましょう。
びわの剪定方法と育て方
鉢植えの剪定
びわの剪定のやり方は、植えてから3年以上たち、樹高が高くなってきたら行います。木の中心部、一番高い位置の芯を止めます。鉢植えの場合、樹高が高くなると困りますから、高くなってきたらその都度行う育て方をします。
この時、一気に太い枝を切ってしまうと、翌年の実りが悪くなるので注意しましょう。太い枝を切り戻す時は、切る長さを50cm程度になるようにします。そして、脇に出ている不要な枝を間引き、1本で2~3本になるように間引きます。
適度に間引くことで、老木になっても結着量が落ちることなく育てられます。最後に、鉢に近い部分にある葉が少ない枝を間引きます。
何年も葉を伸ばしていた場合、付け根付近の葉が落ちて果実がなる部分が外周部分ばかりになります。付け根部分も新しい枝を出すために、間引く作業をする育て方です。
この時、一気に太い枝を切ってしまうと、翌年の実りが悪くなるので注意しましょう。太い枝を切り戻す時は、切る長さを50cm程度になるようにします。そして、脇に出ている不要な枝を間引き、1本で2~3本になるように間引きます。
適度に間引くことで、老木になっても結着量が落ちることなく育てられます。最後に、鉢に近い部分にある葉が少ない枝を間引きます。
何年も葉を伸ばしていた場合、付け根付近の葉が落ちて果実がなる部分が外周部分ばかりになります。付け根部分も新しい枝を出すために、間引く作業をする育て方です。
地植えの剪定
びわの選定作業は上から下に向かって進め、大きく伸びた幹や混みあった枝を間引く育て方をします。びわは、年に3回新しい芽を出します。そのままにしておくと10m位まで成長しますから、収穫に無理のない3~4m位に調節すると良いです。
枝の剪定は、木の熟成度によって違います。実をつけたことのない木は2月、実をつけるようになった木は8月下旬から9月に剪定します。剪定方法は2つあります。茂木など、まっすぐ上に枝が生える品種は「変則主幹形」に仕立てます。田中などは横に広がりますから「杯状形」に仕立てます。
枝の剪定は、木の熟成度によって違います。実をつけたことのない木は2月、実をつけるようになった木は8月下旬から9月に剪定します。剪定方法は2つあります。茂木など、まっすぐ上に枝が生える品種は「変則主幹形」に仕立てます。田中などは横に広がりますから「杯状形」に仕立てます。
形別選定法
「変則主幹形」は、幹を2~3mの高さで切ります。横に広がる枝は、3~4本左右互い違いになるようにします。横に生える枝の上下は30~45cm程度開けて切ります。
「杯状形」は、2~3本の枝で盃のような形になるように低く仕立てます。ハウス栽培をする場合に最適です。高さが1.8~2mになるように高さを揃えて剪定します。
「杯状形」は、2~3本の枝で盃のような形になるように低く仕立てます。ハウス栽培をする場合に最適です。高さが1.8~2mになるように高さを揃えて剪定します。
新種びわ「なつたより」の育て方
[no_toc]「なつたより」は、平成21年に品種登録された新しいびわです。味の良い「長崎早生」と大きな果実が特徴の「福原早生」を交雑して生まれた品種です。着果してから収穫までが早く、果皮の生理障害が無いのが特徴です。
種まきや植え付けは、4月ごろに行い寒い時期は避けます。収穫時期は5~6月ごろで、爽やかな香りがしてきて、実がオレンジ色になったら収穫のタイミングです。追熟はしないので、完全に熟してから収穫する育て方です。
風通しの良い日当たりに植えてあげれば、庭植えなら水やりはほとんど必要ありません。病害虫被害も少ないので、暖かい地域なら大きく育てられるでしょう。夏の日照りだけは注意して水の様子をみて、4月上旬に摘果を行い袋かけをします。8~9月ごろに剪定を行うサイクルで、毎年多くの実りがあるでしょう。
種まきや植え付けは、4月ごろに行い寒い時期は避けます。収穫時期は5~6月ごろで、爽やかな香りがしてきて、実がオレンジ色になったら収穫のタイミングです。追熟はしないので、完全に熟してから収穫する育て方です。
風通しの良い日当たりに植えてあげれば、庭植えなら水やりはほとんど必要ありません。病害虫被害も少ないので、暖かい地域なら大きく育てられるでしょう。夏の日照りだけは注意して水の様子をみて、4月上旬に摘果を行い袋かけをします。8~9月ごろに剪定を行うサイクルで、毎年多くの実りがあるでしょう。
びわの木の育て方
何年か収穫をしているびわの木は、花芽分化が終わって、花蕾が大きく成長する前の8月下旬から9月、実を付けたことの無い木は2月中旬旬に剪定を行います。そして、常緑種であるびわは、年間4回肥料を施します。芽かきは秋になる頃に行い、発芽する芽は、2~3cm以上大きくしないようにこまめにかきます。芽かきは、樹形を維持する大切な作業です。
10月になったら、開花の始まる前に貧弱な花房や葉数の少ない枝に付いた花房を摘除します。成木では1年生枝の数、およそ半分を目安に花を残す育て方をします。残した花房の小花がばらけ始めたら。上段部を切りこんで摘蕾します。着果数を制限することで、果実を太らせて良い実りができる育て方になります。
年を越して、3月以降になったら摘果作業をします。摘果が終わったら袋かけをして、収穫を迎えます。収穫後は 礼肥を早めにして1年のサイクルが終わります。
10月になったら、開花の始まる前に貧弱な花房や葉数の少ない枝に付いた花房を摘除します。成木では1年生枝の数、およそ半分を目安に花を残す育て方をします。残した花房の小花がばらけ始めたら。上段部を切りこんで摘蕾します。着果数を制限することで、果実を太らせて良い実りができる育て方になります。
年を越して、3月以降になったら摘果作業をします。摘果が終わったら袋かけをして、収穫を迎えます。収穫後は 礼肥を早めにして1年のサイクルが終わります。
びわの肥料を使う育て方
びわの肥料は、2~3月、6月、9月、11月の年4回施します。2~3月と6月は緩効性肥料、9月11月は堆肥や油かす、骨粉、鶏糞などの有機性肥料を、株から少し話したとこに施す育て方をします。
びわの育て方に必要な袋かけの方法
びわの袋かけをする前に、3月下旬から4月上旬に摘果を行います。摘果を行うと、大きくて肥大したびわが実ります。きちんと摘果をしたびわは、通常のびわより100g大きくなり、糖度も高くなります。おいしく食べるには、摘果をする育て方をします。
果実袋を使った袋かけは、春の強風がおさまった5月ごろに行います。この時、風に飛ばないように、しっかり袋をかけてしまうと果梗が傷んで落ちてしまいます。力加減がとても難しい作業なので、慎重に行いましょう。初めてびわの袋かけをする場合は、全てのびわに袋をかけず、何もしないびわも取っておくことをおすすめします。
袋かけは、100円ショップのネットやキュウリネットでかまいません。ベテランの方も非常に難しい袋かけ作業なので、初心者の方は失敗覚悟で挑みましょう。
果実袋を使った袋かけは、春の強風がおさまった5月ごろに行います。この時、風に飛ばないように、しっかり袋をかけてしまうと果梗が傷んで落ちてしまいます。力加減がとても難しい作業なので、慎重に行いましょう。初めてびわの袋かけをする場合は、全てのびわに袋をかけず、何もしないびわも取っておくことをおすすめします。
袋かけは、100円ショップのネットやキュウリネットでかまいません。ベテランの方も非常に難しい袋かけ作業なので、初心者の方は失敗覚悟で挑みましょう。
びわの育て方には何年かかるのか
びわは実をつけるまでどれくらいかかるのか気になりますが、種の場合はお話したように、8~10年以上かかります。苗の場合は、5~6年くらいでどちらも品種によって多少の誤差はあります。
びわが実を付けるまでは、育てている環境や育て方により大きく変化します。一応の目安はありますが、実際に育ててみないと分からないのが現状です。全く手をかけないと美味しい実を付けないですが、手をかけすぎて肥料を多く与えすぎても良く育ちません。
肥料を多く与えてしまうと、子孫を残そうとせずヌクヌクと育ってしまい、実を付けなくなります。適度な愛情が必要で、多く実を付けてもらうには、土壌の状態や環境にあった育て方が必要なのでしょう。
びわが実を付けるまでは、育てている環境や育て方により大きく変化します。一応の目安はありますが、実際に育ててみないと分からないのが現状です。全く手をかけないと美味しい実を付けないですが、手をかけすぎて肥料を多く与えすぎても良く育ちません。
肥料を多く与えてしまうと、子孫を残そうとせずヌクヌクと育ってしまい、実を付けなくなります。適度な愛情が必要で、多く実を付けてもらうには、土壌の状態や環境にあった育て方が必要なのでしょう。
びわのベランダでの育て方
ベランダでびわを育てる場合は、ホームセンターなどで販売されている苗木を購入しましょう。接ぎ木タイプのびわを選んで、大きく育たないようにする育て方をします。苗木を購入したら3月上旬から4月下旬に植えつける育て方をします。
7~8号サイズの鉢植えに植えつけて、市販の果樹用培養土を使って育てます。日当たりのよい場所に置き、植え付けたら水をたっぷり与えます。肥料は年に4回施し、ベランダ育成の場合は剪定が大切になります。
植えつけた翌年に、主枝とする2本を残して他の枝は切ります。主枝は誘引して、横に寝かせるようにします。その後、2~3年は剪定の必要がありませんが、4~5年すると大きくなるので、主幹を切って低い樹形にする必要があります。太い枝を切る場合は、病気にならないように、切り口に傷薬を塗っておきましょう。
10号以上の大きさに成長するとベランダでは無理なので、庭に植える育て方に変えます。
7~8号サイズの鉢植えに植えつけて、市販の果樹用培養土を使って育てます。日当たりのよい場所に置き、植え付けたら水をたっぷり与えます。肥料は年に4回施し、ベランダ育成の場合は剪定が大切になります。
植えつけた翌年に、主枝とする2本を残して他の枝は切ります。主枝は誘引して、横に寝かせるようにします。その後、2~3年は剪定の必要がありませんが、4~5年すると大きくなるので、主幹を切って低い樹形にする必要があります。太い枝を切る場合は、病気にならないように、切り口に傷薬を塗っておきましょう。
10号以上の大きさに成長するとベランダでは無理なので、庭に植える育て方に変えます。
びわの病気に注意する育て方
びわは庭植えの場合、病気になることはほとんどない丈夫な木です。ただし、日当たりの悪い場所や風遠しの良くない所に植えると病害虫になるので注意しましょう。
鉢植えの場合いは、枝や幹に発生して被害部分は枯れてしまう「がん腫病」や、葉に淡褐色の斑点ができる「灰斑病」などにかかります。
害虫は「モモチョッキリ」が付き、果実に穴を開けたりします。早めに袋かけをすれば、害虫の心配は減るでしょう。
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鉢植えの場合いは、枝や幹に発生して被害部分は枯れてしまう「がん腫病」や、葉に淡褐色の斑点ができる「灰斑病」などにかかります。
害虫は「モモチョッキリ」が付き、果実に穴を開けたりします。早めに袋かけをすれば、害虫の心配は減るでしょう。
びわは手間がかからず育てられる
びわの育て方いかがでしたか。びわは種から育てるととても長いですが、ホームセンターなどで接ぎ木した苗を買ってくれば、早く実を付けました。木が小さいうちは鉢植えでも収穫を楽しむ事ができ、他の果樹と違って気軽に育てる事ができます。
ご紹介した育て方で、びわの木を健康的に育てて多くの実りを楽しんで下さい。
ご紹介した育て方で、びわの木を健康的に育てて多くの実りを楽しんで下さい。