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ミニトマトの種まきポイント7コ|栽培ポイント7コ・注意点

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ミニトマトとは

ミニトマトとは、直径2~3センチメートルのトマト品種の総称です。チェリートマト、プチトマトなどと言われることもあります。南米アンデス高地のトマトを改良して作られました。

皮はやや硬いですが、甘みがあり、サラダや料理の飾りに使われます。トマトは小ぶりになるほど、糖度が高くなる傾向があります。

小学校の授業で育てることもあり、自宅で育てる人も多いです。種まきから始めれば、成長を楽しむことができます。

ミニトマトの種類

近年、ミニトマトはスーパーへ行くと何種類も目にするように、たくさんの種類があります。赤、黄色、オレンジ、緑、茶色、丸いもの、楕円形のものがあります。

種まき用の種として園芸店のサイトでは、「千果」「CF千果」「千果99」「CFココ」「ペペ」「キャロルパッション」「キャロルスター」「プレミアムルビー」「ラブリーさくら」「プリンセス ロゼ」「ステラ ミニトマト」「アイコ」など30種類が紹介されています。

ミニトマトの種まきポイント7コ

種は、蒔きさえすれば芽が出てくるというわけではなく、上手に発芽させるためにいくつかのポインがあります。ミニトマトの種まきの7コのポイントを紹介しますので、参考にして、たくさん発芽させましょう。

ポイント1:種まきの時期

種まきから始める魅力は、何と言って豊富な種類の中から自分の好きなものを選べる点です。また、苗を買うよりもコストを抑えられます。種まきには、最低気温が10℃を下回らない時期が適しています。一般的には3~4月頃ですが、住んでいる地域によって多少異なります。

ポイント2:種まきの温度

種を発芽させるには、水、酸素、温度が必要になります。どれが欠けても発芽しないので、気をつけなくてはなりません。

一定の温度がないと発芽しないので、種まきの時期は重要です。トマトの生育適温は、21℃~26℃で、10℃以下や35℃以上では成長が止まってしまいます。ですから最低気温が15℃以上になってから種まきをするとよいでしょう。

種まきに温かくなるのを待ちすぎると、すぐに夏の暑さがやってきてしまいます。

ポイント3:水に浸してからまく

トマトの種は、5年と寿命が長いのですが、保存状態によってはもっと長く持ちます。種は乾燥した状態で、乾いたままでは発芽することができません。

土の中の水分を吸って発芽することもできますが、種まきには一昼夜水に浸すと発芽しやすくなります。種は、発芽時には種と同量の水を吸って発芽すると言われているので、よく吸水させましょう。

ポイント4:トマトのタネは嫌光性

ミニトマトは嫌光性種子です。嫌光性種子(けんこうせいしゅし) 発芽に光を必要としない植物の種です。 ほとんどの植物は、発芽に光がありません。したがって、土の中から目を出すことができます。 「嫌光性種子」の反語は「好光性種子」になります。嫌光性種子には一般的には、種の大きさの2~3倍を目安とした土をかぶせます。

ポイント5:発芽用の土は

種まきに使う土には、バーミキュライト、ピートモス、ジフィーセブン、市販の種まき用土などがあります。初心者の場合、そのまま使える市販の種まき用土が便利です。

ミニトマトの種まきには、3つの方法があります。まず、園芸ポットに蒔く方法、連結ポット(セルトレー)に蒔く方法、そして、湿らせたキッチンペーパーや脱脂綿に蒔く方法です。湿らせたキッチンぺーパーや脱脂綿に種まきする場合、その時点では土は不要です。
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ポイント6:ポットへの植え替え時期と注意点

湿らせたキッチンペーパーや脱脂綿に種まきした場合は、種から根が出たら、種まき用の用土を入れた園芸ポットに植えます。根が出たばかりの種は慎重な扱いが必要です。

種まきから20日くらいで本葉が出てきます。本葉が2~4枚になったら培養土の入った園芸ポットに植え替えます。この時に、根を少し深く植えるとミニトマトの根つきが良くなります。

ポイント7:栽培用土は

土は、野菜栽培用の培養土を使うのが、手軽で便利です。この、野菜栽培用の培養土には、肥料が配合されているので、別に肥料を買わなくて済みます。ミニトマトを育てるには、土だけではなく、肥料も必要です。

ミニトマトが好む土の酸度は、5.5~6.5くらいで、この間だと生育が安定します。自分でミニトマトの栽培用土を作る場合は、実際にミニトマトを育てている方のサイトを参考にしてみましょう。

手軽に使える培養土

花や野菜を育てるのに必要な肥料があらかじめ配合されていますので、そのまま使え、便利です。保肥力・保水性・排水性のバランスが良く、ミニトマトだけでなく、他のものにも使えますので、ガーデニングに活躍してくれます。

ミニトマトの栽培ポイント7コ

ミニトマトを上手に育てるためにも、知っておきたいポイントがあります。ここでは、大事なポイントを7コにまとめました。美味しいミニトマトを育てる際に参考にしてください。

ポイント1:光が大好き

ミニトマトは、光が大好きです。だから、できるだけ日当たりのいいところで育てるようにしましょう。光が弱い環境では生長が遅くなったり、なかなか赤くならなかったり、障害が発生しやすくなります。ただし、日差しが強すぎる場合も、不具合が出ることがあります。

ポイント2:温度について

植物には、それぞれ生育に適した温度があります。ミニトマトの生育に適した温度は、日中が25℃前後、夜間は16~17℃です。できるだけ適温に近づくようにしましょう。

ポイント3:水やりについて

比較的育てやすいミニトマトですが、水やりは重要です。ミニトマトは、乾燥に強い野菜なので、水をやりすぎてはいけません。また、プランター、鉢植えと地植えでは水やりが変わってきます。

プランターや鉢植えは、真夏はすぐに乾燥するので、注意が必要です。植え替えたばかりの頃は根が張っていないので、乾燥に気をつけましょう。根は、土が湿気と乾燥を繰り返すことのより伸びていきます。状態をよく見るようにしましょう。

ポイント4:わき芽かき

ミニトマトを育てる際に必要な作業として「わき芽かき」があります。この「わき芽かき」とは、脇から出た芽を取り除くことです。「摘心」ということもあります。わき芽をそのままにしておくと、養分を取られてしまったり、わき芽が育ちすぎて、風通しや日当たりが悪くなり病害虫の原因となったり、実つきも悪くなります。

この、葉茎の根元から出る芽は、5センチ以内のうちに、晴れている日を選んで、手で摘み取ります。

ポイント5:支柱が必要

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ミニトマトは1メートル以上に伸びることもありますので、支柱が必要です。支柱を選んだり買ってくるのは面倒という方には、セットになったものも販売されています。

支柱を立てるタイミングは、苗を植え付けた時が良いでしょう。支柱の太さは11㎜以上、高さは、路地では180㎝以上を選びます。プランターはバランスを崩さないように、150センチ程度にします。支柱は上方でまとめて三角形や三角錐にするのがです。

ポイント6:収穫期の雨に注意

ミニトマトは、強い雨に当たってしまうと実が割れてしまったり、病気になりやすくなってしまいます。プランターなど、移動可能のものは、ひさしのある場所に移動したり、直接雨が当たらない工夫をしてあげましょう。路地の場合、敷き藁を敷くと雨の跳ね返りを防げます。

ポイント7:ミニトマト泥棒対策

マンションのベランダでミニトマトを育てている場合には、鳥に食べられてしまうことがあります。種まきから大事に育ててきたミニトマトが、収穫目前に食べられてしまうのは、残念です。鳥対策には、水きりネットが効果があります。ミニトマトの実にかぶせましょう。また、ベランダに、鳥が入れないように釣り糸を張る、という手もあります。

路地やだれでも手が届く庭で育てている場合にも、まずは、ネットをかぶせることで、抑止になります。

ミニトマトは育てやすいトマト

ミニトマトは、庭でもプランターでも気軽に育てられます。栽培しやすく失敗が少ない植物としても知られ、コツを知っていれば、初心者でも上手に育てられます。ミニトマトは、日当たりが良く乾いた環境を好むので、水のやりすぎに気をつけながら育てましょう。自分で種まきからでも、苗からでも育てられます。

他のトマトの育て方も知りたい

トマトは、とても種類が多く、日本には約120種が栽培されています。ミニトマト以外にも大玉トマト、中玉トマト(ミディトマト)がありますので、育てて味の違いや生育の違いを比べてみるのも面白いです。種まきから始めれば、好きな種類を育てられます。他の記事も参考にしてみましょう。
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