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ワンルームとはどんな部屋か

ワンルームは、日本語に直訳すると一部屋です。一部屋だけのものや、キッチンがあっても仕切りドアなどがないものをワンルームと言います。
部屋とは別にドアなどで仕切り分けられた、4.5畳未満のキッチンスペースがある場合は1Kです。4.5畳以上8畳未満のダイニングとキッチンがあれば1DKと、不動産業界では一般的に表記されてます。なので、ワンルームと1K、1DKの明確な違いは仕切りドアの有無です。
部屋とは別にドアなどで仕切り分けられた、4.5畳未満のキッチンスペースがある場合は1Kです。4.5畳以上8畳未満のダイニングとキッチンがあれば1DKと、不動産業界では一般的に表記されてます。なので、ワンルームと1K、1DKの明確な違いは仕切りドアの有無です。
ワンルームのメリット
ワンルームの部屋は1Kに比べて家賃が安くて物件数も多く、床面積が広いところが最大のメリットです。普段料理をしない方にはキッチン機能はほとんど必要がないので、その分を床面積に回して居住性の快適さを上げたほうが便利です。
仕切りドアがないで、家具の配置にも自由度を持てて掃除も楽チンです。冷暖房の効率が高いところや、手を伸ばせば大抵の物を取ることができるのも良いところです。
仕切りドアがないで、家具の配置にも自由度を持てて掃除も楽チンです。冷暖房の効率が高いところや、手を伸ばせば大抵の物を取ることができるのも良いところです。
ワンルームのデメリット
最大のデメリットは2点あります。料理をすると部屋中に臭いが広がり、油がはねてしまうこと、もう一つは、玄関の扉を開けると部屋の中が丸見えになることです。料理問題は深刻で、衣類などに匂いが染み込むと自分では気付きにくく、部屋で魚でも焼こうものなら高級ブランドの服も一瞬で台なしです。
友達などを部屋に呼んだ際に、トイレの音漏れや風呂上りなどが気になるのもデメリットです。
友達などを部屋に呼んだ際に、トイレの音漏れや風呂上りなどが気になるのもデメリットです。
間仕切りでキッチンと寝室に分ける10の方法
キッチンと寝室に分ける方法を、具体例を10個あげて説明します。ワンルーム生活をより快適なものにするために、さまざまなアイテムを配置して間仕切りの効果を得ます。
生活空間とキッチンを分けることで生活にメリハリが付いて、より効率的に物事を進めていくことができますので、ぜひ参照にして下さい。
生活空間とキッチンを分けることで生活にメリハリが付いて、より効率的に物事を進めていくことができますので、ぜひ参照にして下さい。
方法1:背の高い棚を使う
ワンルームに背の高い棚をパーテーション変わりに配置するとこで、部屋の中を物理的に分断します。背の高い棚を置くことで収納場所が増えて空間の有効活用もできます。視覚的にも遮断しますので高い分断効果が得られます。
最大の利点は、棚を置いているだけなので、飽きたときにの模様替えが簡単です。
最大の利点は、棚を置いているだけなので、飽きたときにの模様替えが簡単です。
方法2:背の低い棚を使う
背の低い棚をワンルーム内の仕切りたい場所に置くことで、動線による間仕切り効果を得られます。高い棚と違って視覚的には遮られないで、圧迫感がなくワンルーム内が広く見えます。
動線をわけることで、キッチンと寝るスペースとを区切り効果が上がります。背の低い棚なので、飽きたときの模様替えも簡単です。もし、引越しになったとしても次の入居先に持って行きやすいでしょう。
動線をわけることで、キッチンと寝るスペースとを区切り効果が上がります。背の低い棚なので、飽きたときの模様替えも簡単です。もし、引越しになったとしても次の入居先に持って行きやすいでしょう。
方法3:見通しのよいオープンラックを使う
収納力があり、視覚的な圧迫も少なくて済む見通しのよいオープンラックは、背の高い棚と、低い棚の利点を両方兼ね備えています。ワンルーム内の仕切りたい場所に置くことによって動線による遮断もできます。
オープンランクはどの方向からでも物の出し入れができるのが利点です。棚に比べるとやや安定感にかけるので、下の方に重さのある物を置いたり、転倒防止のアイテムを使用したりすることで地震対策をするとより安定します。
オープンランクはどの方向からでも物の出し入れができるのが利点です。棚に比べるとやや安定感にかけるので、下の方に重さのある物を置いたり、転倒防止のアイテムを使用したりすることで地震対策をするとより安定します。
方法4:ソファーを使う
ソファーをワンルームの仕切りたい場所に置くことによって、動線による間仕切り効果が得られます。ソファーは高さはないので視覚的には広く見えます。ですが、どうしてもある程度の場所を取ってしまいますので、下が収納になっているほうのがワンルームの暮らしでは有難いでしょう。
ソファーとテーブルを置いてキッチンメインの部屋と、ソファーに座ってテレビを見たりする生活重視の部屋など、アレンジがしやすいのも利点です。
ソファーとテーブルを置いてキッチンメインの部屋と、ソファーに座ってテレビを見たりする生活重視の部屋など、アレンジがしやすいのも利点です。
方法5:カーテンを使う
ワンルームにレールや突っ張り棒などでカーテンを張って間仕切ります。カーテンを開けたり閉めたりするだけなので、非常に簡単に仕切れて高い効果を得られます。
キッチンが玄関側にあるタイプのワンルームでは、簡単にできるので設置している方も多いです。ですが、完全に部屋の中にキッチンが設置されているタイプでは効果的にカーテンを張れないので、柱に紐や天井にビスを打つなど、設置にかなり工夫が必要になります。
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キッチンが玄関側にあるタイプのワンルームでは、簡単にできるので設置している方も多いです。ですが、完全に部屋の中にキッチンが設置されているタイプでは効果的にカーテンを張れないので、柱に紐や天井にビスを打つなど、設置にかなり工夫が必要になります。
方法6:ロールスクリーンを使う
ワンルーム内の任意の場所にロールスクリーンを設置することで、簡単に間仕切り効果を得られます。無地のロールスクリーンでシンプルなものも良いですし、おしゃれな柄のロールスクリーンも存在感があって部屋の雰囲気を良くします。
ロールスクリーンで部屋を半分くらいで仕切るパターンと、キッチンの部分を完全に隠してしまうパターンが一般的です。
ロールスクリーンで部屋を半分くらいで仕切るパターンと、キッチンの部分を完全に隠してしまうパターンが一般的です。
方法7:パーテーションを使う
ワンルーム内をパーテーションを配置するだけで、簡単に間仕切りします。パーテーションは移動が楽で、来客時や模様替えが容易にできて便利です。またハンガーなどをかけたりして、ちょっとした小物も収納できます。
床と天井に突っ張り棒を立てたりして、パーテーションを設置するタイプは、あえて組子のようにしてデザイン性を高めたり、たくさんの小物収納を可能したりする棚のようにもできてカスタマイズしやすいです。
床と天井に突っ張り棒を立てたりして、パーテーションを設置するタイプは、あえて組子のようにしてデザイン性を高めたり、たくさんの小物収納を可能したりする棚のようにもできてカスタマイズしやすいです。
方法8:観葉植物を使う
観葉植物を置くことによって部屋全体に優しさがでて、大きいな葉の物であればさりげない目隠し効果も得られます。直接的な間仕切りとしての効果は弱いですが、動線の誘導が自然にできて、視覚的圧迫感は一切なく植物特有の癒し効果のある仕切りが可能です。
観葉植物のリースもありますので、定期的に変えることによって、部屋に新鮮味を持たせることができるでしょう。
観葉植物のリースもありますので、定期的に変えることによって、部屋に新鮮味を持たせることができるでしょう。
方法9:ラグを使う
ラグを敷く事によって、キッチンと寝る生活空間を視覚的に分ける仕切り効果を得ます。ラグの最大の利点は部屋を縦方向に一切仕切ってないので、ワンルーム内での視野をそのまま保っていられることです。
種類も豊富で家具などと合わせて、自分のお好みのデザインを選べて、部屋全体をトータルで考えられるのも利点です。模様替えや、飽きたときの処分が簡単なのも嬉しいです。
種類も豊富で家具などと合わせて、自分のお好みのデザインを選べて、部屋全体をトータルで考えられるのも利点です。模様替えや、飽きたときの処分が簡単なのも嬉しいです。
方法10:間仕切りをDIY
ホームセンターでベニヤ板やスノコを買ってきて、くっ付けただけの簡単なパーテーションなら1時間もあればできるでしょう。それに塗装でもすれば愛着も持てます。なれた人なら自分で寸法を測って機能性やデザイン性を追及した物を作ってみるのも面白いです。
ワンルームの間取りは色々とありますので、部屋に合わせて自分の理想の間仕切りをDIYしてしまいましょう。
ワンルームの間取りは色々とありますので、部屋に合わせて自分の理想の間仕切りをDIYしてしまいましょう。
もっとDIYやインテリアについて知りたい人に
DIYを始めたいと思っている初心者の方や、もっとステップアップしたい人にお勧めの書籍です。ヴィンテージ風のセンスの良いインテリア35作品が掲載されており、作り方はもちろん、飾り方、コーディネートの仕方まで記載されています。
フォトを見ているだけでも楽しめて、また作品からアイデアのヒントを得ることもできます。DIYで自分好みの家具を作りたい方は一読の価値があります。
フォトを見ているだけでも楽しめて、また作品からアイデアのヒントを得ることもできます。DIYで自分好みの家具を作りたい方は一読の価値があります。
部屋を広く見せるテクニック
ワンルームの部屋を間仕切りすると、どうしても狭く見えてしまいます。さまざまな方法で部屋を広く見せるテクニックを紹介します。
人間の視覚における錯誤を利用します。ワンルーム以外の部屋でもこの方法は役立ちますので、ぜひ参考にして下さい。
人間の視覚における錯誤を利用します。ワンルーム以外の部屋でもこの方法は役立ちますので、ぜひ参考にして下さい。
色を統一させる
全体的な色を統一させることで、視覚的な圧迫感がなくなり広く見えます。その際にワンルーム内の仕切りの色を、わざと少しだけ淡色によせるとより広く見える効果があります。できれば、寒色ではなく暖色や淡い色合いの方がリラックス効果もありよいでしょう。
モノトーン(2色)はバランスよく取り入れた状態なら、色を統一させるのと同等の効果が得られ部屋を広く見せる事が可能です。
モノトーン(2色)はバランスよく取り入れた状態なら、色を統一させるのと同等の効果が得られ部屋を広く見せる事が可能です。
壁側に家具を寄せて空間を作る
[no_toc]家具を壁側に寄せることによって、真ん中の空間が広くなりますので、必然的に遠くまで見えるようになり、部屋を広く見せることができます。壁側の家具は、手前に背が低いものを、奥の方ほど背が高いものを置くことによって、奥行きがでてより効果的に広く見せることができます。
この方法は、カーテンやパーテーション、ロールカーテンの間仕切り方法と親和性が高く相乗効果を得られます。
この方法は、カーテンやパーテーション、ロールカーテンの間仕切り方法と親和性が高く相乗効果を得られます。
背の低い家具で視線を広くする
ワンルーム内の家具を背が低い物で統一することによって、視界が遮られず部屋全体を広く見渡せます。背の低い棚、ソファー、観葉植物を利用した間仕切りではこの効果があります。
この方法では収納スペースに限りがあります。したがって、ミニマリストとまでは言いませんが、所有する物の総量を抑えましょう。物が少ないと掃除もしやすく、部屋が広く見える状態の維持にも役立ってくれます。
この方法では収納スペースに限りがあります。したがって、ミニマリストとまでは言いませんが、所有する物の総量を抑えましょう。物が少ないと掃除もしやすく、部屋が広く見える状態の維持にも役立ってくれます。
床面を多く見えるようにする
床面を多く見えるようにするには、重複しますが、壁際に家具を配置する方法が効果的です。真ん中の空間と床面を多く見せることで、視覚的に圧迫感がなく全体を広々とした印象で見渡せます。
床面が多く見える状態を維持するためには、いつも掃除や整理整頓ができていないとダメなので、結果として綺麗で快適な空間でいつもいれます。
床面が多く見える状態を維持するためには、いつも掃除や整理整頓ができていないとダメなので、結果として綺麗で快適な空間でいつもいれます。
鏡を置く
大きい鏡を置けば、その中に移った分の空間が広がったように見えます。片側の壁面を全て鏡にすれば2倍の広さを体感できます。ですが、幾ら広く見えるからと言っても合わせ鏡は、風水などで昔から縁起が良くないとされているので止めたほうがベターでしょう。
観葉植物を置く
観葉植物を室内に配置すると植物特有の陰影が室内にできるので、それを見た脳が室外にいるような錯覚をして空間の広がりを感じます。壁紙を青空の模様や、薄い緑などに変えてみると、さらに空間の広がりを感じてワンルームながら快適な室内空間を演出できるでしょう。
また観葉植物を間仕切りに使用する方法も併用して行なえます。家具はウッド調や自然の色合いの物がよく馴染みます。
また観葉植物を間仕切りに使用する方法も併用して行なえます。家具はウッド調や自然の色合いの物がよく馴染みます。
上手に間仕切りをして快適な空間をつくろう
家は、そこが生活の拠点となるので必然的に居る時間が長くなります。ワンルームだからこそ、上手に間仕切りして快適な空間を作り、優雅な時間を過ごしたいものです。
決められた空間しかないワンルームですが、アイデアを無限にふくらませて、自分だけの部屋作りを楽しんで下さい。
決められた空間しかないワンルームですが、アイデアを無限にふくらませて、自分だけの部屋作りを楽しんで下さい。
部屋の中の家具の配置が大切
ワンルームの生活を楽しむのには、間取りにあった家具の配置が非常に大切です。家具の配置にあたっては、最初によく計画を練っておきましょう。買い足すのは簡単ですが、減らすのは結構難しいからです。
これまでの記事を参考に計画を立てれば、間仕切りを取り入れた素敵なワンルーム生活を送ることができるようになるでしょう。
これまでの記事を参考に計画を立てれば、間仕切りを取り入れた素敵なワンルーム生活を送ることができるようになるでしょう。