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夫婦2人の生活費(平均21万/最低18万以上?)と内訳

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夫婦2人の生活費は?

生活をしていると様々な場面でお金が必要になります。借家であれば月々の家賃を支払わなければなりませんし、持ち家の場合でもローンが残っていればそれを払う必要があります。水道代やガス代、光熱費や食費など様々な必要ですし、交際費なども必要になります。

それら全てを合わせて生活費と呼びますが、これを夫婦2人暮らしで行う場合にはどれくらいの生活費が必要になるのでしょうか。夫婦だけであれば子供の養育費などはかかりませんので、単純な生活費だけが必要になります。夫婦2人の生活費は多いのでしょうか、少ないのでしょうか。

年代別

年代別で夫婦の生活費を見ると、若い世代の方が生活費は少なく、年齢を重ねるごとに生活費が増える傾向にあります。これは若い世代であれば給料が少ないことも多く、自由に使えるお金が少ないため生活費も節約しなければならないからです。

一方で年齢を重ね、給料が多くなれば生活水準を上げることが出来ますので、それに応じて生活費も高くなります。もちろん生活水準は家庭によっても違いますし、共働きかどうかでも違いますが、年齢が上がった方が高くなる場合が多いです。

また60歳以降、定年を迎えると生活費が少なくなる場合も多いです。食費がそれほどかからなくなったり、ローンの返済が終わるなどして生活費が下がるケースもあります。

地域別

地域別で見た夫婦の生活費を見た場合は都心や都会に位置する地域の方が生活費が高く、郊外や田舎であれば生活費が安くなる傾向にあります。これは都会と田舎で物価が違うことが原因でもありますが、最も大きな部分は地価の違いであると考えられます。都会は地価が高い場所も多く、小さな家でも家賃が高いです。

一方で田舎であれば大きな家でも家賃が安い場合も多く、夫婦が充分に暮らせる広さであっても都会の小さな家よりも安い場合もあります。物価も都会の方が高いため食費などの違いもありますが、生活費として考えるのであれば、家賃が最も大きく影響していると考えられます。

年収別

年収別で夫婦の生活費を見た場合はやはり年収が低いほど生活費も安く、年収が高いほど生活費も高くなる傾向にあります。これは前述したような生活水準が影響しています。年収が多いとそれだけ高い水準で暮らすことが可能であり、生活水準が上がれば生活費も上がります。

また年収の高い仕事は都会に集中しますので、都会に住んでいるというだけでも生活費は高くなってしまいます。一人の年収ではなく、夫婦としての年収が高い場合でも同じことが言え、年収が高いほどに生活費も高くなる傾向にあります。

平均21万

夫婦2人暮らしの場合の平均的な生活費は21万円と言われています。家賃や食費、水道ガス光熱費はもちろん、そこに夫婦それぞれの交際費や通信費、保険料などがかかります。もちろん夫婦での節約の取り組みや、生活水準などによって生活費は上がりますし、下げることも出来ますが、平均的には21万円とされています。

最低18万以上?

夫婦の生活費は平均では21万と言われていますが、もちろんこれは平均であって夫婦の努力次第では下げることも可能です。生活費を下げることは可能ではありますが、それでも最低18万以上は必要であるとされています。

夫婦2人暮らしのため家賃などの住宅費は2人で割ることが出来ますが、食費や交際費などに関して言えば単純計算で2倍かかることになります。都会に暮らすか、田舎に暮らすかによって生活費の若干の変動はあるものの、ある程度の水準を保ちながら生活を続けるためにはやはり18万程度は必要になると言えます。

夫婦の生活費内訳は?

夫婦での2人暮らしに限らず、生活をするためには様々なことにお金が必要になります。それぞれの生活費はそれぞれのコストを抑えることで、ある程度までは下げることも可能ですが、そもそも生活費としてどのようなものにお金が必要になるのかはご存知でしょうか。

生活費を抑えようにも何にお金がかかっているのかが分からなければ抑えようもありません。まずは生活費としてはどんなものが考えられるのかを知っていきましょう。そしてそれらの内訳を知り、平均でどれだけのお金が必要になるのか、どうすればコストを抑えることが出来るのかを考えていきましょう。

住宅費

生活費として最もウエイトを占めるのが家賃などの住宅費です。住宅費は借家の場合では家賃として必要になりますし、家を買った場合でもローンなどの月々の返済として必要になります。

住宅費は平均的には8万前後であると言われています。もちろんこれはどのような家に住むか、どの地域に住むか、借家か持ち家かによっても変わりますが、平均して8万前後であることが多いです。2人で暮らすためにはある程度の広さが必要になりますし、家を借りる場合でも住宅費はどうしても高くなってしまいます。

しかし住宅費は夫婦2人で割って計算することが出来ます。そのため実際には住宅費として16万程度かかっていると言えます。

食費

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夫婦2人暮らしの場合は食費は4万前後であると言われています。生活をしていく上では食事をすることを欠かすことは出来ませんので、食費に関しては削れる割合が低いと言えます。また夫婦2人の場合は単純計算で2倍食費がかかることになりますが、2で割ってみると1人の場合よりも食費が安いケースも多くあります。

2人分の食事を作るのであればそれなりに食材の量が必要になりますが、大容量で安いものを買うことも出来ます。1人の場合は安くても駄目にしてしまうのが勿体なくて買えないお徳用の商品も2人であれば買って消費することも可能であり、結果的に夫婦2人暮らしの方が食費は安く場合も多くあります。

光熱費

夫婦2人暮らしの場合は光熱費は1万程度で、生活費の内訳の中では非常に安いと言えます。しかし光熱費は安いだけにコストを下げることも難しく、節約したとしても微々たる差でしかない場合も多いです。

また光熱費に通信費などを併せればさらに生活費は高くなりますし、意外に厄介な出費でもあります。通信費を下げることは難しいですし、スマホやパソコンがなければ困るという人も多いです。生活費全体で見ればそれほど高いウエイトではありませんが、それでも出費を抑えるのが難しく、必ず必要であるという点でネックとなることも多いです。

保険

夫婦2人暮らしの場合の保険料は1万前後であるとされています。もちろん加入する保険の種類や掛け金、どれだけの民間の保険にも加入するかによって大きく違ってくることも多いですが、必須の金額としては1万前後です。

保険料は若者世代よりも年齢層が高い世代に多い傾向にあります。保険料の支払いもいざというときのために必要なものであり、生活費としては欠かすことが出来ないものです。保険料は下げることが非常に困難な出費ですので、生活費を下げたいのであれば他の出費に目を向ける必要があります。

夫婦の生活費は抑えられる

夫婦2人の生活費や生活費の内訳などを紹介しましたが、生活費は日々の行動や心がけ次第で抑えることが出来ます。生活費を抑えるためにはまずは一番大きなウエイトを占めているものから考えていくのが得策です。

夫婦の生活費の中で一番大きな出費となるのは住宅費ですので、生活費を抑えたいのであれば住宅費から順に改善していきましょう。また交際費やその他の細々とした出費も節約の大敵です。小さなお金だと思って何度も重ねていればいずれは大きな金額になりますので、無駄遣いをしないよう強い心を持たなければなりません。

生活費を抑えることで貯金に回すことができ、将来的に安定した暮らしが望めます。夫婦2人での将来のためにも生活費を抑え、貯金をしていきましょう。
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