【都道府県別】暖房はいつからつけるのか｜気温/北海道

日本は、南北に長い島国で、年間の平均気温が一番高い沖縄県が23.4℃、一番低い北海道が9.5℃と実に13.9℃も違います。この章では、都道府県別の暖房はいつからつけるのかについて書いてます。

北海道は、国内で一番北に位置する関係で一番寒い地域です。特に、真冬の寒さは厳しいものがあります。セントラルヒーティングで家全体を暖かくしている家庭が多いのが特徴です。また、同じ北海道でも稚内などの厳寒地と函館のように比較的暖かい地域は、寒さが全然違います。広い北海道の特徴でもあります。

いつから暖房を点けるかのタイミングも一番早く、10月には冷え込む朝晩を中心に点ける人が増えます。11月になると、ほぼすべての家で暖房をつけます。

東京は、ビルが立ち並び道路も舗装されているので、国内でも暖かい方です。それでも11月下旬には寒くなります。東京でも、23区内は暖かく三多摩地区は、冬は23区より2℃ほど低くなります。いつから暖房をつけるかのタイミングも、11月下旬で気温が15℃を下回るようになるとつける家が多くなります。

福岡県は、九州最北に位置して平均気温は全国7位です。九州は全体的に暖かく、全部の県が13位までに入ってます。とはいえ、寒くなる時期や真冬の寒さは、東京都と大差ないのでいつから暖房点けるかは、11月末くらいといえるでしょう。

また、西日本では、亥の月の亥の日にストーブやこたつなどの暖房器具を出すと火事にならないという言い伝えがあり、亥の日に暖房器具を出す風習が残っています。これは、イノシシが摩利支天の神使といわれ、火を免れると考えられていたところからきています。

ちなみに、亥の月は旧暦10月で新暦だと11月、亥の日は、2017年だと最初の亥の日が11月8日（水）二番目が11月20日（月）でした。いつから暖房をつけるかのタイミングとして西日本では亥の日ということができます。

大阪府は、年間の平均気温が17℃と全国8位の暖かさです。これは、面積が狭いため東京都の三多摩地区や神奈川県の箱根のような寒い地域がないのと真夏の暑さが平均気温を上げているのでしょう。いつから暖房をつけるかについては、11月中旬から下旬になります。大阪も西日本なので亥の日に出す人も多いです。

京都は、関西の中では、寒いイメージがあります。実際、年間平均気温は、25位で関西では、奈良県の次に低い都道府県です。いつから暖房をつけるかは、11月中旬から下旬くらいになります。京都も西日本なので亥の日に出す人も多くいます。

神奈川県は、東京都の南側に位置してますが平均気温は東京都より0.3℃低いです。同じ神奈川でも川崎や横浜は東京とほとんど変わりませんが箱根のような山のふもとはかなり寒くなります。いつから暖房をつけるかは、川崎や横浜は東京と同じ11月末頃、箱根は、11月初め頃からつけます。

沖縄県は国内唯一の亜熱帯気候で真冬でも10℃を下回ることはほとんどありません。雪も降らなくて、2016年1月に沖縄本島で観測史上初の雪を記録してニュースになったほどです。平均気温も23.4℃で2位鹿児島県の18.7℃に比べ5.7℃も高く断トツのです。

いつから暖房を出すかは12月中旬くらいからですが、他の都道府県から移住した人は、暖房出さなくても過ごせるくらいです。

47都道府県のうち、こちらでは、一部しか紹介できませんでした。全体的な傾向でいえるのは、いつから暖房をつけるかのタイミングは、多少の差はありますが気温が15℃を切るとつける傾向といえるでしょう。また、西日本を中心に亥の日につける地域も目立ちます。

また、同じ都道府県の中でも地域によって温度差がかなりあるのと、年によって寒波の状況も違ってきます。快適な生活を維持するためには、臨機応変に対応することが重要といえます。

猫は、寒さに弱い動物です。猫にとって最適な温度は、20℃から23℃程度です。空気が乾燥すると水分不足になってしまう可能性があります。濡れタオルやタライを利用して、部屋の湿度を保つようにしましょう。ヒーターやストーブは、猫が近づいてやけどしないように触られない工夫が必要です。電気カーペットや床暖房も、高温になりすぎないよう工夫しましょう。

猫を飼っている場合、いつから暖房をつけるかのタイミングは、気温が20℃を切るころ東京だと10月後半になったら準備をするといいでしょう。

ハムスターは、寒さに弱く種類にもよりますがケージ内の気温が20℃以下になると活動が鈍り、15℃以下になるとほとんど寝てばかりになり10℃以下になると疑似冬眠状態になりそのままにしておくと死んでしまいます。ハムスターは、急激な温度の変化にも弱いのでケージ内の気温は、20℃から26℃で24時間一定の温度に保つようにする工夫が必要です。

ハムスターを飼っている場合、いつから暖房をつけるかのタイミングは、気温が20℃を切ったらすぐ入れられるように東京だと9月後半になったらいつ寒くなってもすぐに対応ができるように準備をするといいでしょう。

犬は、一般的に寒さに強い動物ですが品種によっては、寒さに弱く暖房の必要な犬もいます。チワワ、トイプードル、マルチーズ、パピヨンといった小型犬は、暖房が必要になります。幼い犬や老犬も体温調節ができないので暖房が必要です。ヒーターは、犬が倒すおそれがあるので使用しないほうがいいです。

また、エアコンは、床に近い低い部分が温まりにくいのでサーキュレーターを使用して、空気を循環させまんべんなく暖かくします。犬を飼ってる場合、いつから暖房をつけるかのタイミングは、東京だと10月末くらいから準備をするといいでしょう。

現在は、多種多様の動物がペットとして飼われておりいます。ペットの暖房をいつからつけるかは、ペットの種類によって大きく変わってきます。暖房をつけるタイミングを間違えると死んでしまうこともあります。飼っているペットについてペット販売店などでよく確認してペットに快適な生活を過ごさせましょう。

赤ちゃんは、体温調節ができないので温度調節には、温度調整をマメにする必要があります。赤ちゃんにとって最適な温度は、夏は25℃から28℃、冬は20℃から23℃です。湿度は季節に関係なく40％から60％です。また、赤ちゃんが寝てるときはエアコンを止め、快適に寝られるようにします。

また、赤ちゃんがぐずってるときは、快適でないサインです。どこが快適でないのか赤ちゃんの目線に立ち、不快になっている原因を取り除いてあげてください。赤ちゃんがいる場合、いつから暖房を点けるかは、赤ちゃんが快適に過ごせるように、地域によってもことなりますが東京だと10月くらいからが目安になります。

いつから暖房を点けるかの目安は、個人差があります。一般的に男性より女性のほうが、寒さに敏感ですし、体型だと太ってる人より痩せている人が寒さに敏感な傾向があります。

個人差はありますが、一般的にいつから暖房を点けるかの目安は、気温だと15℃くらいといわれています。寒さを感じる要素は、湿度や風によっても変わってきます。また、風邪をひいたりすると体温調節機能が鈍くなります。

いつから暖房を点けるかの目安に気温は重要ですが、寒いと感じたら我慢せずつけた方がいい場合もあります。総合的に判断するようにこころがけましょう。

いつから暖房をつけるかのタイミングは、住んでる地域やその年の寒波状況によっても違いますし、個人差もあります。無理してつけないで体調崩したりすることのないようにして、冬も快適に過ごしましょう。