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季節別の適正湿度を知ろう
適正湿度というものをご存知ですか。私たちが生活していく上で温度や湿度が快適であるかそうでないかによって体の負担や生活の質が違ってきます。湿度が高すぎても低すぎてもよくありません。健康を維持するために大切なもの、それが適正湿度といえます。
そこで今回は、季節別の適正湿度をご紹介します。
そこで今回は、季節別の適正湿度をご紹介します。
春の適正湿度とは
厳しい寒さが過ぎて、ポカポカと暖かい陽気の元で過ごす春は湿度の問題とは無縁のように思えますが、しばらくすると湿気に悩まされる梅雨の時期が到来します。
梅雨は一年で最も湿度が上がる時期で、洗濯物は乾かないしジメジメして気分も悪く、あまりいい季節とはいえませんが、この時期はしっかりと湿度対策をとりましょう。湿度が高いままにしておくとカビやダニが発生しやすくなり、食品だけでなく壁や柱への繁殖による腐敗がすすんでしまい、健康被害も被ってしまいます。
シーズンを通して適正湿度は55%~65%といわれています。エアコンや除湿機を使ってしっかりと湿度を下げ、快適な毎日を心掛けましょう。
梅雨は一年で最も湿度が上がる時期で、洗濯物は乾かないしジメジメして気分も悪く、あまりいい季節とはいえませんが、この時期はしっかりと湿度対策をとりましょう。湿度が高いままにしておくとカビやダニが発生しやすくなり、食品だけでなく壁や柱への繁殖による腐敗がすすんでしまい、健康被害も被ってしまいます。
シーズンを通して適正湿度は55%~65%といわれています。エアコンや除湿機を使ってしっかりと湿度を下げ、快適な毎日を心掛けましょう。
夏は湿度が高い?
気温が上がると湿度も上がります。ですが夏は日照時間が長いので、太陽の光で湿度が蒸発することで湿度が下がります。しかし、ひとたび雨が降ってくるとそうはいきません。一気に湿度が上昇してジメジメした不快な環境になってしまいます。
先にも述べましたが、一般的な適正湿度は55~65%です。夏は高温多湿の時期でもあります。温度が高くなると、湿度も高くなるということを忘れてはいけません。適切な室内温度は25℃~28℃と言われています。室内気温が28度以上、湿度が70%を超えると、熱中症を招く恐れがありますので気をつけましょう。
先にも述べましたが、一般的な適正湿度は55~65%です。夏は高温多湿の時期でもあります。温度が高くなると、湿度も高くなるということを忘れてはいけません。適切な室内温度は25℃~28℃と言われています。室内気温が28度以上、湿度が70%を超えると、熱中症を招く恐れがありますので気をつけましょう。
秋の場合
秋になると夏の強い日差しも和らぎ、過ごしやすい気候となります。しかし天気がころころと変わることも多く、ついさっきまで晴れていたのに急に雨が降ってきたなんてこともしばしばあることから「女心と秋の空」とよく言われます。これは、移り気な女性の心を変わりやすい秋の空模様を例えた言葉です。
また台風到来の季節でもあります。梅雨の時期同様、長雨が続くため屋内に干される洗濯物は湿度を上げていきますので、注意しましょう。
この時期は夏の高温多湿の気候から冬に向けて徐々に気温が下がり、湿度も下がってきます。適正湿度を保つように保湿を心掛けましょう。
また台風到来の季節でもあります。梅雨の時期同様、長雨が続くため屋内に干される洗濯物は湿度を上げていきますので、注意しましょう。
この時期は夏の高温多湿の気候から冬に向けて徐々に気温が下がり、湿度も下がってきます。適正湿度を保つように保湿を心掛けましょう。
冬は暖かさと適度な湿度が大事
秋の終わりごろから急に冷たい風が勢いよく吹いてきます。これは「木枯らし」といって季節の変わり目に吹く北からの強風です。この風が吹いたらいよいよ冬到来です。
冬は低温になるので、空気も乾燥気味になります。部屋をエアコンで暖かくしていたらいつのまにか湿度が30%しかなかった、なんてことはありませんか。
インフルエンザや風邪が流行るのもこの乾燥した空気でウィルスが繁殖してしまうことが原因です。湿度計を用意し、適正湿度の55%~65%を目安にして部屋の湿度を保ちましょう。加湿器の使用は手軽に湿度を上げることができるのでお勧めです。
また、上がりすぎる室内温度も健康の害になります。室内温度は18℃~22℃を保ちましょう。
冬は低温になるので、空気も乾燥気味になります。部屋をエアコンで暖かくしていたらいつのまにか湿度が30%しかなかった、なんてことはありませんか。
インフルエンザや風邪が流行るのもこの乾燥した空気でウィルスが繁殖してしまうことが原因です。湿度計を用意し、適正湿度の55%~65%を目安にして部屋の湿度を保ちましょう。加湿器の使用は手軽に湿度を上げることができるのでお勧めです。
また、上がりすぎる室内温度も健康の害になります。室内温度は18℃~22℃を保ちましょう。
室内の適正湿度
それでは一般的に室内の適正湿度はどのくらいに保てばよいのでしょうか。
室内で快適に過ごせる適正湿度は、40%~60%が良いとされています。湿度が40%以下になると空気の乾燥を体で感じるようになってきます。具体的にはドライアイや喉の痛み、皮膚の乾燥などです。また60%以上になると体感としては、じめっとした空気を感じます。また窓には結露が現れ、カビやダニの発生も心配になってきます。
最近の住宅は高気密で高断熱の住宅が多くなりました。ですので外気に大きく影響されずとも、室内の湿度を快適に保つことができるようになりました。その反面、空気がこもりやすい、乾燥しやすいのが難点です。1時間~2時間毎の換気や、日中は窓を開けておくということも一つです。また、乾燥しやすい室内には加湿器を置いて40%以下になるのを防ぎましょう。
室内で快適に過ごせる適正湿度は、40%~60%が良いとされています。湿度が40%以下になると空気の乾燥を体で感じるようになってきます。具体的にはドライアイや喉の痛み、皮膚の乾燥などです。また60%以上になると体感としては、じめっとした空気を感じます。また窓には結露が現れ、カビやダニの発生も心配になってきます。
最近の住宅は高気密で高断熱の住宅が多くなりました。ですので外気に大きく影響されずとも、室内の湿度を快適に保つことができるようになりました。その反面、空気がこもりやすい、乾燥しやすいのが難点です。1時間~2時間毎の換気や、日中は窓を開けておくということも一つです。また、乾燥しやすい室内には加湿器を置いて40%以下になるのを防ぎましょう。
風邪の時の適正湿度とは
気を付けていても風邪をひいてしまった。そんな時の適正湿度は、普段の室内の適正湿度より少し高めの50%~60%を保つようにしましょう。風邪をひいている時は自分の防御機能が落ちていると考えます。乾燥から口や鼻の粘膜を守るためにもマスクは必需品です。
風邪のウィルスやインフルエンザのウィルスが活発化してくるのは、40%以下からと言われています。空気が乾燥すると、空気中にいるウィルスたちが活動しやすくなり、どんどん繁殖します。ですので、1、2時間に一回は換気をしてウィルスを外に追い出しましょう。
また、インフルエンザウィルスは湿度50%以上になると活動できなくなりますので、適正湿度を保つことを心掛けましょう。部屋の温度は18℃~22℃が良いとされています。
風邪のウィルスやインフルエンザのウィルスが活発化してくるのは、40%以下からと言われています。空気が乾燥すると、空気中にいるウィルスたちが活動しやすくなり、どんどん繁殖します。ですので、1、2時間に一回は換気をしてウィルスを外に追い出しましょう。
また、インフルエンザウィルスは湿度50%以上になると活動できなくなりますので、適正湿度を保つことを心掛けましょう。部屋の温度は18℃~22℃が良いとされています。
お肌には湿度が大事
[no_toc]私たちの肌の状態も、湿度は大いに関わっています。大人もそうですが、1歳までの赤ちゃんなどなお更です。肌のバリア機能も未発達なため、大いに影響を受けてしまいます。
適正湿度はどのくらいでしょうか。肌の状態を保つのに良い適正湿度は、40~60%とされています。成人した大人でも、湿度が40%以下になると目や喉の乾燥だけでなく、肌の乾燥も感じられます。肌が乾燥すると、カサカサして痒くなり、つい掻いてしまって痛みや湿疹がでてしまうなんてことがありませんか。
適正湿度はどのくらいでしょうか。肌の状態を保つのに良い適正湿度は、40~60%とされています。成人した大人でも、湿度が40%以下になると目や喉の乾燥だけでなく、肌の乾燥も感じられます。肌が乾燥すると、カサカサして痒くなり、つい掻いてしまって痛みや湿疹がでてしまうなんてことがありませんか。
肌に適正な温度
また、肌には適正な温度もあります。快適な湿度や温度を保つことは、肌のたるみ防止にもなります。といいますのも、寒い冬ついついエアコンの温度設定を上げてしまい、室内が28℃にまで上がってしまっていたなんてことはありませんか。
気温が上がりすぎると、肌のほてりを招きます。ほてりというのは水分が蒸発した状態です。これにより毛穴が開いてしまい、肌がたるみやすくなってしまいます。
そのため、肌の適正な湿度は60%を目安に、適正温度は、夏は26℃、冬は25℃を目安にして肌の負担を少なくしましょう。
気温が上がりすぎると、肌のほてりを招きます。ほてりというのは水分が蒸発した状態です。これにより毛穴が開いてしまい、肌がたるみやすくなってしまいます。
そのため、肌の適正な湿度は60%を目安に、適正温度は、夏は26℃、冬は25℃を目安にして肌の負担を少なくしましょう。
赤ちゃんが過ごしやすい湿度は?
1歳までの赤ちゃんは特に肌のバリア機能や体温の調節機能が未発達です。では、赤ちゃんが過ごしやすい適正湿度はどのくらいでしょうか。赤ちゃんが過ごしやすい環境の適正湿度は40~60%と言われています。
適正湿度を保つことも大事ですが、もう一つ気をつけたいのは気温です。赤ちゃんは湿度が快適でも、気温が低いからと着せすぎてしまうと、体温がこもり汗をかきます。大人より代謝量が高く、体温が高いため汗をかきやすく、その汗によって湿疹がでてしまうこともあります。
だからといって室温を上げすぎると乾燥を招きます。適正な湿度、気温を保ちながらも、こまめに体温や手足の温かさをチェックすることは大切です。
適正湿度を保つことも大事ですが、もう一つ気をつけたいのは気温です。赤ちゃんは湿度が快適でも、気温が低いからと着せすぎてしまうと、体温がこもり汗をかきます。大人より代謝量が高く、体温が高いため汗をかきやすく、その汗によって湿疹がでてしまうこともあります。
だからといって室温を上げすぎると乾燥を招きます。適正な湿度、気温を保ちながらも、こまめに体温や手足の温かさをチェックすることは大切です。
適正湿度を知るために湿度計を置こう
快適な環境でないと、赤ちゃんはぐずったり泣いたりすることが多くなり、ママもあやすのが大変です。またやっと寝てくれたと思ったら、暑すぎてまた起きてしまったり。眠れなくて夜泣きにつながってしまこともあります。
そこで赤ちゃんの適正湿度をしっかりと把握するために、湿度計を置きましょう。湿度計には、温度計の機能もついていますので、特に10か月ころまでの赤ちゃんは自分で上手く動けないので、大人が快適な環境を整えてあげましょう。
そこで赤ちゃんの適正湿度をしっかりと把握するために、湿度計を置きましょう。湿度計には、温度計の機能もついていますので、特に10か月ころまでの赤ちゃんは自分で上手く動けないので、大人が快適な環境を整えてあげましょう。
カビが生えない適切な湿度とは
カビの発生も湿度と大いに関係があります。カビは室温20~30℃で、70%以上の湿度の環境で、そこに有機物と淀んだ空気があれば発生します。近代住宅が高気密、高断熱であるが故に、湿気がこもりがちになることから一年中カビの温床となる可能性が高くなります。
カビが生えないようにするためには
カビが生えないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか。まず、カビの生えやすい環境を何とかしなくてはいけません。カビは湿度70%以上で発生しますが、60%を超えたら注意です。つまり、湿度は59%以下に保ちましょう。あまり低すぎると、空気中のウィルスが活発化したり、ドライアイや肌の乾燥などの健康状態に影響が出ますので低すぎてもいけません。
また、エアコンを使って部屋の湿度を取るときは、エアコンに湿気が溜まらないように気をつけましょう。万が一エアコンにカビが生えてしまうと、次回からエアコンをつける度にカビの胞子を振りまいてしまう危険性がありますので、こまめな掃除を心掛けましょう。
また、エアコンを使って部屋の湿度を取るときは、エアコンに湿気が溜まらないように気をつけましょう。万が一エアコンにカビが生えてしまうと、次回からエアコンをつける度にカビの胞子を振りまいてしまう危険性がありますので、こまめな掃除を心掛けましょう。
結露を防ぐには
暖かく湿った空気が冷たいものに触れた時にできるのが結露です。最近は高気密、高断熱の住宅が増えており、部屋の空気がこもることも多く、結露ができる環境が増えたともいえます。
結露の発生場所は主に窓で、冬場は朝起きると窓にびっしりついている結露を見てうんざりすることも多いのではないでしょうか。しかし結露はそのまま放置しておくとカビの温床になります。面倒ですがこまめな掃除を心掛けましょう。
結露の発生場所は主に窓で、冬場は朝起きると窓にびっしりついている結露を見てうんざりすることも多いのではないでしょうか。しかし結露はそのまま放置しておくとカビの温床になります。面倒ですがこまめな掃除を心掛けましょう。
結露ができないようにするには
結露ができないようにするにはどうしたらいいでしょうか。
まず冬に結露ができやすい原因として、部屋を暖めすぎているということがあります。エアコンの温度調整は外気温との差を生みます。加湿器の利用は単純に湿度を上げるので結露を発生させやすくなります。
結露を防ぐためには適正な湿度と適正な温度を知り、こまめにこもった空気を入れ替え、こまめに結露による水滴をふき取ることにつきます。室内の適正湿度は50%前後、温度は18℃~22℃です。
まず冬に結露ができやすい原因として、部屋を暖めすぎているということがあります。エアコンの温度調整は外気温との差を生みます。加湿器の利用は単純に湿度を上げるので結露を発生させやすくなります。
結露を防ぐためには適正な湿度と適正な温度を知り、こまめにこもった空気を入れ替え、こまめに結露による水滴をふき取ることにつきます。室内の適正湿度は50%前後、温度は18℃~22℃です。
湿度をコントロールして快適に過ごそう
天気予報を見て気温は気にするけれど、湿度まで気にする方は少数です。ですが、その普段気にしない湿度が健康面にとても重要な存在であること、適正湿度を知ることで美容にも気を付けることができることがわかりました。
ここでは一般的な適正湿度をご紹介しました。しかし、湿度の数字はあくまでも目安です。湿度計をつけた場所の正しい湿度は測ってくれますが、場所によっては空気がこもって淀んでいるところがあったり、知らないうちに湿度が上がっている場所もあるでしょう。面倒ですが、一定時間ごとに換気をしたり、扇風機で風邪を循環させたりすることは大切です。
適正湿度を上手く使って、家族の健康と快適な生活を手に入れましょう。
ここでは一般的な適正湿度をご紹介しました。しかし、湿度の数字はあくまでも目安です。湿度計をつけた場所の正しい湿度は測ってくれますが、場所によっては空気がこもって淀んでいるところがあったり、知らないうちに湿度が上がっている場所もあるでしょう。面倒ですが、一定時間ごとに換気をしたり、扇風機で風邪を循環させたりすることは大切です。
適正湿度を上手く使って、家族の健康と快適な生活を手に入れましょう。