【種類別】テレビのテロップの作り方・消し方・付け方｜色

テレビのテロップは、視聴者が楽しく見やすいようにディレクターなどが編集したりします。収録して何カ月も放送しない理由は、テレビ画面にテレビカメラで収録したやつを、文字・図形・写真などを写しだすための送信装置をするからです。また、文字や図形なども、生放送の場合も時間との勝負で入れなくてはいけないので、パソコンを打つのが早い方が向いています。

テレビを制作しているスタッフもカメラマンなど、何十人も配置して短い番組ができますので、その何十人も発言している声を聞き取りテロップに書かなければいけません。なので、テレビディレクターは楽な仕事に見られますが、雑用もたくさんあるので不規則な生活になります。

テレビを見ている視聴者の方が、よく見るタレントが話した言葉を文字で表現しますが、全部同じ色ではなくて赤や黒など大きさも変えて、タレントたちの表現をよく表しています。その色のテロップの作り方は、パソコンで制作しますので、まずは、書いた文字を一度透明にします。ポイントは色マークがある色を透明に必ずしてください。

そして、「アピアランス」タブの「新規塗りを追加」を選択して、アピアランスから塗る線を追加しますが、このままだと線が細いままなので、太さを調節して色を付けていきます。そうするとテレビを見ているような色のついたテロップが見えますので、あとはテレビで放送するテロップを間違えないようにします。

テレビに入れるテロップの色を決めたら、次はどの位置に文字を置くか決めることになるので、タレントの邪魔にならないように真下に置く場合が基本になります。しかし、バラエティーになると面白くしようとして、文字も斜めに置いたりグラデーションをつけたりしますので、バラエティー番組のテレビのテロップを制作するときは、ポップ体や丸い感じがです。

テレビのテロップ制作の仕方は、パソコンで文字を入れて色を入れた後に、テレビテロップ画面を停止します。そして、テロップをタレントの顔に隠れないように位置を決めて、バラエティーだったら斜めにして工夫します。逆にニュース番組だと真面目に制作しないと苦情がきます。

テレビを見ていると耳が悪い方には便利なテロップですが、たまにテロップのせいで周りの消しが見えなかったと、旅番組を見ていた視聴者から苦情が来る場合があります。テレビディレクターがテロップを制作しなくても、不自由な方のために字幕が勝手にでる番組もありますので、電車の中で音を出してはいけないときは、一般の方がよく使っています。

手話番組になるとテロップは他の番組とは違い、字幕と同時にテロップがよく見られますが、字幕の場合は効果音も余分にでてしまうことがデメリットです。しかし、字幕の場合はリモコン操作で消すことができて、「その他」を押して「信号切り替え」「字幕操作」で、テロップを消すことができます。

耳が不自由な方には便利なテレビテロップですが、一般視聴者のほとんどは速報のテロップなど、邪魔だから消してほしいかあまり載せないでほしいと苦情がきます。しかし、現在は2011年に「東日本大震災」がおきてからは、速報の短時間のテロップや、大規模な地震の時に流れるテロップの苦情がきていません。

また、テロップの他にもタレントのリアクションが見れる、小さい枠もタレントの声が邪魔で聞こえないと苦情がきている時代です。そのため最近はテロップの回数が少なくなって、面白かった時や突っ込むときなどしか使われなくなりました。しかし、ヒカキンなどユーチューバーは会話しているのは全て文字にしていたりなどしています。

テレビテロップの種類は、テレビ画面の比率が 4：3という「横長」で、テロップは横書きが基本にして種類を分けていますが、画面の左右の端に縦書きを使用することがあります。バラエティーなど縦書きにする載せ方は、数字や記号の扱いに特に注意が必要な種類になっていますので、テロップ文章を打ったら必ず文字校正をしましょう。

文字校正の基本は2つに分かれていて、プロのディレクターも間違いがないように確認してもらっています。他にも何回も読みながら確認することをしていて、間違えていなくてもタレントの日本語がおかしかったら、バラエティー番組以外だと修正する場合が多いです。特に注意してほしいのが英語になっています。

テレビでは番組が始めるとバラエティーもニュース番組も関係なく、出演者の名前が表示されます。その場合は名前テロップという専門の文字がありますので、パソコンでテロップを載せる場所を決めて、文字を記入して大きさや配置を決めます。

ここまでは他のと一緒ですが、名前専用の文字の太さがあるので、それを選択して線を調節しながら載せていきます。

番組終了するときに出演者とスタッフの名前の字幕が流れますが、ほとんどが秒速で早く終わる場合があります。

しかし、中にはテロップを間違えて載せてしまった場合もあって、ネットでは面白画像や動画などにされていじられています。生放送の場合はキャスターが謝罪する場面があります。

テレビを見ていた時に急にモザイクになりますが、モザイクにする理由はテレビのスポンサーを怒らせないように配慮してあるからです。また、cmになったときにでるスポンサーの文字が見えるようにするためで、提供されているときは番組内の文字を消さなければいけないなど、業界の決まりになっています。間違えて載せてしまうと、怒らせてしまい番組が終了してしまいます。

番組でテレビテロップを制作している場面はみませんが、めちゃイケの番組で中居正広さんの日本で1周で、ディレクターカガリさんが作業している部屋に泊まることになりました。その時に昼に収録した場面に、テロップを入れたりする場面が公開されました。

カガリさんは約5時間くらい作業をして寝ていましたが、不規則な生活をしていて、テロップ作業は長時間かかる作業です。それなのに給料が少なかったりテレビ業界はトラブルが絶えません。最近は、ユーチューバーがテロップ作業をしている動画がアップされていますが、動画を取るのは数分なのに、カットやテロップなどの編集をしたら数時間かかることも当たり前です。

テレビで見られるテロップは種類が豊富にあって、世界中でテロップ用の文字を販売していることがあり、テレビ朝日で使用しているテロップの文字を、ダウンロードできたりして一般人も使用できるようになっています。しかし、テレビ朝日のテレビテロップはカタカナのみなので、本格的にテロップを使用したい場合はしません。

かっこいいテロップはたくさん種類があって、イケメン俳優が出演したりかっこいい場面だと、かっこいい背景と一緒に使用されたりしています。かっこいいテロップは、自分がかっこいいと考えているサンプルを選んで、テロップを載せるときに太さをアレンジしたりしてかっこよくします。中には有料もあるので、しっかりと後悔しないように選びましょう。

毎日必ず出ているテレビテロップは、cmスポンサーの事情で怒らせてしまうと番組が終了するなど、厳しいイメージが残ってしまいます。しかし、裏では数分の収録でも修正やテロップなどで、数時間もかかってしまうほど細かく作業をしているのが現状です。皆さんも裏方のディレクターさんに感謝をしながら、視聴者として番組を応援して日々を過ごしましょう。