cms-import-kajikko-wp

クローゼットのカビ対策や予防・クローゼット内の衣服のカビ対策

[allpage_toc]

クローゼットをカビから守る対策と予防法とは?

クローゼットからしばらく着ていなかったお気に入りの洋服やバッグを取りだしてみたら、カビがついていてショックを受けた、という経験のある方も多いのではないでしょうか。カビは、クローゼットなどの閉じられたスペースでは、繁殖しやすいので注意が必要です。

クローゼットを清潔にし、大切な洋服をカビから守るための対策と予防方法についてご紹介します。

こまめな掃除は何よりの予防法

家はカビの栄養源の宝庫です。気を付けなければ、どんどん増殖してしまいます。カビを放置していると、さまざまなアレルギーや病気の原因にもなるので、カビ対策は必須です。カビの何よりの予防法はこまめな掃除です。カビの予防法はいろいろ取り上げられています。また、カビ予防のグッズも販売されています。

しかしそれは、掃除で清潔にたもってこそ効果があります。まず一番の対策はこまめな掃除なのです。

除湿すればカビは生えにくくなる

カビを予防するために、大切なポイントの一つが湿度と水分です。カビは湿っている場所が大好きです。ですが、水分がなければ繁殖することができません。クローゼットなど、湿気がこもりやすいスペースは、カビにとっては繁殖しやすい環境になってしまいます。

クローゼットをカビの被害から守るためには、収納する洋服はしっかり乾燥させてからしまうなど、湿度を高くしないことが大切になってきます。除湿機や除湿グッズを取り入れるのもいいです。

クローゼットを換気してカビを予防する

朝起きたらまず、部屋の窓を開けるなど、換気を心がけている方は多いでしょう。しかし、クローゼットはどうでしょうか。衣類や布類は、湿気をふくみやすいですし、閉じられた空間はどうしても湿度が高くなりがちです。クローゼットも意識して換気するようにしましょう。

クローゼットにものを詰め込み過ぎるのも、通気性が悪くなるので望ましくありません。適度にゆとりのある収納を心がけ、通気性のいいクローゼットを目指しましょう。

エタノールでの殺菌が効果的

カビを見つけたとき、乾いたぞうきんなどで拭き取るのはちょっと待ってください。一見、掃除したように見えて、逆にカビを広げてしまうことになってしまいます。エタノールには、殺菌、消毒の効果があります。カビを見つけたら、エタノールを布につけて拭き取りましょう。ゴシゴシと、しっかりこすり取りましょう。

浄化作用のある炭を置いてみよう

炭には、空気の浄化や除湿の作用があると言われています。市販の除湿剤などでも、備長炭などの名前を出しているものもあるぐらいです。炭には無数の孔が開いていて、湿気やニオイを吸い取ってくれるでしょう。

炭の形にこだわって、きれいにカゴなどに盛り付けたりすると、インテリアにもなりますが、人に見せないクローゼットの中なら安価な炭でも十分です。

クローゼットの中の衣服類をカビから守るには?

カビは、春から梅雨時にかけて繁殖しやすくなるでしょう。汚れがあれば、カビの栄養分になってしまいます。冬から春への衣替えシーズンには、クローゼットの隅々まで掃除して、クローゼットを清潔にたもちましょう。

結露がおこりやすい冬も要注意です。脱いだコート類は乾燥してからしまうなど、湿気をためないようにしてください。

お気に入りの洋服をカビから守るには

大事にしていた洋服を取りだした時、かびくさかったりしたらショックが大きいです。カビは湿度が高いと発生しますから、洗濯後はしっかり乾燥させてからしまうことは基本です。また、クリーニングに出したあとのビニール袋も要注意です。ビニール袋ははずし、通気性のいい素材のカバーに変えるなどしてください。

また、しばらく着ていない洋服は処分して、着る服だけ収納するなどゆとりのある収納を心がけましょう。

コートのカビ対策はどうする?

[no_toc]
コートは頻繁に洗濯するものではありませんが、着た後は汚れがついていないか十分にチェックし、乾燥させてから収納するようにすることでカビを防ぎましょう。もし、気を付けていてもカビがついてしまったときはどうしたらいいでしょうか。

カビのついたコートをクリーニングに出すときは、その旨をお店に告げて、専門のクリーニングをしてもらってください。普通のクリーニングでは、カビが繊維の奥にはびこってしまって退治できないことがあります。

スーツをカビから守ろう

スーツもコートと同じで、着るたびに洗濯することが少ないアイテムです。洗濯は、クリーニング店におまかせすることが多いのではないでしょうか。一度着たスーツは、汚れをチェックし、ブラッシングでほこり落としてください。

雨に濡れたときは要注意です。しっかりと乾燥させてから収納するようにして、大切なスーツをカビの被害から守りましょう。湿気をとばすには、除湿機や扇風機などの利用も効果的です。

鞄のカビ対策はどうする?

大切にしまっていたバッグを取り出した時に、カビを見つけたらショックが大きいです。特に革製品は、カビの栄養分を含んでいることもあり、カビが生えやすいので注意が必要です。もしカビが生えてしまったら、エタノールなどで拭き取るとよいでしょう。エタノールは、カビのたんぱく質を分解してくれて、予防効果があるでしょう。

ただ、変色のおそれもあるので、目立たないところで試してからにしましょう。天日干しも効果があります。カビがひどくて自分で落とせない場合は、専門のお店に相談してみてください。

布団は干してカビ予防する

布団はカビの温床になりやすいので、特別に注意してカビ対策をしましょう。カビのついた布団で寝ると、たくさんのカビを吸ってしまうことになり、健康をそこないかねません。布団のカビ予防は、とにかく乾燥させることです。天日干しは殺菌作用もあります。天日干しができないなら、布団乾燥機なども利用し、乾燥を徹底させましょう。

カビ取りグッズの特徴と違いを知って効果的に使おう

家の中でカビを見つけたとしたら、その家の中は、外の空気の数十倍以上のカビに汚染されているでしょう。カビで汚染された空気を吸っていたり、クローゼットの中にカビが充満していることを考えるだけでも恐ろしくなります。カビを予防したり、取り除くためのグッズはたくさん販売されています。上手に使い分けて、清潔な空間を手に入れましょう。

カビシートの特徴と使い方

防カビ、防ダニ、除湿などができるカビ対策のシートは、布団の下や、押入れ、引き出しの底に敷いて使うと便利です。さかざまなメーカーから販売されていて、天日に干せば、除湿効果が復活して繰り返し使えるものなどもあります。クローゼットに布団を収納する場合には、布団の下に敷いておくと手軽なカビ対策になります。

除湿剤で湿気対策しよう

除湿剤も手軽に購入できて便利です。除湿剤の代わりに、重曹を利用するのもです。重曹は、ナチュラルな掃除や洗濯、入浴剤等に使えるとがありますが、消臭と吸湿効果も期待できます。使い道も多いので、常備しておくと毎日の暮らしで役立ちでしょう。好きな香りを付けたアロマ除湿剤を作ってみるのも楽しいでしょう。

ファブリーズはカビに効くのか?

ファブリーズなどのスプレーは、衣類や布製品、布団など、頻繁には洗いにくいものを気軽にリフレッシュできるアイテムです。冬場の上着やコートを脱いだあとや、布製のバッグにふきつけたりして使うと便利でしょう。

ただ、ファブリーズの目的は、除菌消臭なのでカビ取り剤ではありません。発生してしまったカビには、エタノールを使う方が良いでしょう。

ムシューダのカビ予防効果

クローゼット内の洋服を、虫やカビの被害から守るために、ムシューダなどの防虫・防カビ剤を使うと安心です。引き出しに入れるタイプや、クローゼットのハンガーにつり下げて使うタイプがあるので、用途に合わせて適量を使うようにして下さい。

ムシューダの場合は、ニオイがつかないので、クローゼットから取り出した後、すぐに着て出かけることができます。また、防虫剤に加えて除湿剤も併用すると、カビも虫も両方抑えられます。

空気清浄機のクローゼットでの効果は?

[no_toc]
花粉症対策などのため、空気清浄機を取り入れている方も多いでしょう。特徴はさまざまで、除菌消臭効果のあるもの、小型タイプなどいろいろあります。空気清浄機は、生えてしまったカビを退治することはできませんが、服についたニオイを取ってくれたり、空気中の花粉やカビ菌を取り除いてくれるので、クローゼットに置いておくと気持ちよく使えるでしょう。

カビ対策は心がけしだいで簡単にできます

クローゼットの隅に生えたカビや、大切な衣類がカビに汚染されたのを見るとぞっとします。一度生えてしまったカビはしつこいので、退治するのは面倒です。そうならないためには、今日から、こまめな掃除で清潔を目指しましょう。脱いだ衣類の汚れをチェックしたり、しっかり乾燥させるなど、衣類を大切にする気持ちがカビを防ぎます。

カビ予防グッズもうまく取り入れ、快適なクローゼットで毎日のおしゃれを楽しみましょう。
モバイルバージョンを終了