革手袋の手入れ方法・カビの手入れ方法・おすすめのクリーム
更新日：2020年07月05日
羊の革は柔らかくて熱に強いのが特徴です。牛革と同じ方法でお手入れをしていきます。基本的には、水と油とロウで作られた保護クリームを使ってお手入れをしていきます。その中でも先ほどと同様に「デリケートクリーム」は、とても便利なクリームになっていますので、試してみましょう。
革手袋のカビの手入れ方法
革手袋のカビのお手入れ方法はまず早めにカビを発見しましょう。見つけた場合には、表面を乾拭きして細かいブラシを使いブラッシングしていきましょう。もしこの時深く根の生えたカビを発見した場合には、取りきれない可能性があるのでなるべく早く発見しましょう。なるべくカビが生えないように陰干しをして、湿気や防虫剤などで保管しておきましょう。
【革手袋のカビ予防】
カビの繁殖には湿度が栄養になってしまいます。その為、カビの予防には湿気が溜まらないような保管場所を作っていく必要があります。通気性が良く風がしっかりと流れる保管場所では、カビが生えることは決してありませんので、注意して予防していきましょう。
【注意事項】
・革手袋が濡れてしまったら放置せずに、必ず乾かして保管する。
・風通しのよい場所で陰干しをして革手袋を保管するようにする。
・革手袋はしっかりと乾拭きして保管する。
・箱など密閉された場所に保管する場合には、乾燥剤を使って湿度がこもらないようにする。
この時革手袋には、直接乾燥剤が付かないように気をつけましょう。
革手袋の手入れにおすすめのオイル
革製品のお手入れにはミンクオイルを使っていきましょう。長く快適に革手袋を使っていく為におすすめのミンクオイルの特徴をご紹介していきます。
【ミンクオイルとは】
ミンクとはイタチ科の哺乳類で、ミンクの皮下脂肪を使って作られたオイルがミンクオイルです。
【ミンクオイルのお手入れ方法】
ミンクオイルは、革手袋に塗ると革表面にツヤがでます。ミンクオイルのツヤ感はテカリすぎてしまう為に仕上がりが気になってしまう人もいます。そこで、自然なツヤ感としてなじむには、１週間から10日でいい質感になってきますので、ちょうどいい質感になるように逆算してお手入れをしていきましょう。
スウェードの革手袋の手入れ方法
スエードは、牛や豚の革製品と違って皮の裏面を加工して毛羽立たせて作っていきます。その為、スエード生地は毛並みが柔らかいのが特徴で、お手入れするには細かくブラッシングをしていくのがいいでしょう。また、ナイロンブラシを使うことで汚れを取る事ができます。
しかし、ブラッシングをすると毛が倒れて寝てしまうので、ワイヤーブラシを使って毛を立ち上げて仕上げをしましょう。
天敵のカビから革手袋を守るためのお手入れ方法を学ぼう
今回は、様々な場所で使われる革手袋の汚れを落とす方法や、保護クリームなどを使ったお手入れ方法をご紹介していきました。最適なお手入れ方法を選択して、一日でも長く革手袋を使っていく為の参考にしていきましょう。
初回公開日：2017年09月27日
記載されている内容は2017年09月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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