冷蔵庫の霜の原因と冷蔵庫の霜の予防|効果的な霜取り方法
更新日:2020年08月28日
冷蔵庫には霜取り機能もありますが、それのみでは十分に霜取りができません。また、霜を強引にハンマーやアイスピック等で叩き壊そうとして力を加えると冷蔵庫の故障の原因になるため、望ましいものではありません。そこで、効率よく行える霜取りの方法について、下記に紹介します。
ただ、霜取りの際には一旦冷蔵庫に保管していたものをすべて取り出し、一時的にクーラーボックス等に避難させておきましょう。霜の量にもよりますが、作業には1時間以上要する場合が多いです。霜取り作業の際には冷蔵庫周辺に霜が融けて水浸しになることがあるため、大きな布を敷いておきましょう。また、生ものなどの要冷蔵の食品には氷やドライアイスなどが必要です。
電源を切る
電源を切ると冷却機能を停止し温度を上げることができます。すると、霜が融けてきます。霜が融けてきたら、水分は布で吸い取り、霜はヘラで霜取りしましょう。
扉を開放状態にする
霜取りを行うには冷蔵庫の扉をしばらく開放しておく方法もお勧めします。開放しておくことにより庫内の温度を高めて霜を融かして、霜取り作業をスムーズに行いやすくなります。
お湯を使う
冷蔵庫の側面についた霜についてはお湯を使用するのが有効です。40度以上のお湯に浸した布で拭くと霜が融けて霜取りしやすくなります。また、ヤカンに水を入れて温めてお湯を作り、その状態でヤカンごと庫内に入れておくのも効果的な方法です。
ドライヤーを使う
電源を切って霜が融けるのを待つより、ドライヤーをかけて乾燥させると霜取りの作業効率が上がります。
霜取りの頻度は?
霜取りをすべき頻度は冷蔵庫の内外の状況や品質にもより、霜のつき始めに気づいた時期に行うのが理想ですが、目安としては2週間に1度くらいで、湿度や室内温度が高めになる夏には毎週しておくことが望ましいです。
ただ、頻度より霜の状態に注意して、霜の長さが1cm程度の段階で除去しておくのがよりよいと考えられます。その方が霜取りの手間が省けますし、保存スペースが狭くなるということもありません。
霜のつかない冷蔵庫にして楽しい食生活を送ろう!
ここまで冷蔵庫の霜について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
冷蔵庫にも手入れが必要で手入れしないで放って置くと霜がついてしまいます。その原因は冷蔵庫の内外の温度差にあり、ドアの開閉や食品の保存状況などによることが挙げられます。
小まめに冷蔵庫内の水分を拭き取り、2週間に1度は冷蔵庫の霜の発生状況を確認しましょう。霜が発生している場合は、電源を切ってお湯で浸した布やへらなどを使用して霜を溶かしながらしっかり落としていきましょう。そうすれば冷蔵庫の故障への不安などを抱えずに、毎日安心して食品を冷蔵保管しながら食生活を送ることができます。
これからは、楽しい食生活を目指して、霜のつかない冷蔵庫にしていきましょう。
初回公開日:2017年09月27日
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