ゴキブリの生命力の理由・実験｜頭/髪の毛/切断/薬
更新日：2020年08月28日
先にものべましたが、ゴキブリは頭部を切断しても生き延びることが可能です。有名な話として、頭部を切断したゴキブリの観察実験では、頭部を切断されたゴキブリは一週間程生存することが明らかにされました。その生命力の高さを示すように、その死因は餓死でした。頭を切ったくらいじゃ問題ないゴキブリの生命力の高さには脱帽します。
なんでこんなにゴキブリはしぶとい
前述のように、ゴキブリの生命力はとても高く、進化までするというとっても厄介な生物です。どうしてこんなに強いのかというと、その歴史が物語っている言えます。ゴキブリは人間誕生する前からずっと昔の時代から生存し続けています。その歴史の中で当然、隕石の落下や氷河期の到来など、絶滅もあり得る天変地異を経ています。人間の到来くらいでは絶滅はしないでしょう。
切断したときのゴキブリの強さ
ゴキブリの切断に対する強さは、先に述べたとおりです。切断されたゴキブリは頭部からの神経信号が途絶えているため、興奮状態が持続しているといわれています。手負いのゴキブリには近づかないほうが無難でしょう。
殺虫剤にもつよいゴキブリ
ゴキブリの生命力の高さを担保するのは、殺虫剤に対する耐性の高さです。これはネズミにもいえますが、生命力と繁殖力の高さから、遺伝サイクルにより耐性を手にします。人間も負けてはいなく、微妙に殺虫剤成分の配分を変えて、ゴキブリの耐性に対抗しているため、殺虫剤が効果を発揮できているといわれています。
ゴキブリにも役割がある！
ゴキブリの生命力と人間の技術は永遠の戦いであるといえるでしょう。人間サイドからの意見としても絶滅してほしいというのが本音でしょうが、自然界を一つとして捉えたさいには、ゴキブリは爬虫類などエサや分解者としても役割があることから、必要な生き物であるといわれてます。
あくまでも、人間界に出現するゴキブリが悪であるといえるでしょう。台所やお風呂場などの水回りを個人レベルで対策して極力ゴキブリに出くわさないような環境づくりをすることが大事になるでしょう。部屋は綺麗に片付けましょう。
初回公開日：2017年11月24日
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