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「ラム酒」の美味しい飲み方14選!銘柄とカクテル

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ラム酒とは

ラム酒はサトウキビの絞り汁や糖蜜から作られる蒸留酒で、スピリッツの1つです。ショ糖という成分をアルコール発酵させて作る蒸留酒です。

日本語だとラム肉と同じ文字になりますが、ラム酒はrum、ラム肉はlambなので、全く関係はありません。また、西インド諸島が発祥地と考えられています。

ホワイトラム・ダークラム・ゴールドラムと大きく3つの種類に分かれています。

スピリッツとは

世界の四大スピリッツと呼ばれているのが「ジン」「ウォッカ」「ラム」「テキーラ」です。極端な言い方をすると、アルコール度数の高い蒸溜酒のことをスピリッツといいます。

ジンは大麦麦芽やトウモロコシなどの穀物を、ウォッカは穀物やジャガイモなどの芋類を、テキーラは竜舌蘭の一種であるブルーアガヴェを、ラムはサトウキビの糖蜜や搾り汁を、糖化・発酵・蒸留などの加工をします。

一方、リキュールは果実、薬草、ハーブなどで風味づけして、さらに甘みなどを加えた蒸溜酒のことを指します。各国の法律によって定義が曖昧になってしまいますが、おおむねの違いはこの通りです。

ラム酒のアルコール度数は40~50%

ラム酒の度数は40~50%ほどの物が多く、かなり高くなっています。度数の高いビールやワインが10%前後のことを考えると、その高さがわかるのではないでしょうか。

ただし「ロンリコ」というアルコール度数75%のラム酒もあるので、必ずしも40~50%におさまるわけではありません。度数の高いお酒は間違った飲み方をすると危険もあるので、ラム酒を買うときには注意しましょう。

ラム酒の種類(銘柄)

さきほどちらっと言ったように、ラム酒には大まかに「ホワイトラム」・「ダークラム」・「ゴールドラム」の3つの種類があります。それぞれ作り方が違い、味や香りにも特徴があります。

ラム酒のカクテルや飲み方の話をする前に、まずはこれら3つのラム酒の違いについて見てみましょう。

ラム酒の種類1:マイヤーズラム プラチナホワイト

ホワイトラムは無色透明のラム酒です。シルバーラムと呼ばれることもあります。

活性炭でろ過して色や香りを消し、樽での熟成をしていないものと、蒸留後にタンク熟成をするものの2タイプがあります。無色透明で味のクセも少なく、カクテルに使いやすいラム酒になっています。

素材の味が味わいたいという人にラム酒です。

ラム酒の種類2:マイヤーズラム ゴールド

ゴールドラム琥珀色が特徴のラム酒です。蒸留したホワイトラムを樽に入れて熟成させたもので、樽で熟成させた後、ろ過をしない状態で瓶詰めされています。

ラム酒らしさを感じられますがクセが強すぎず、味・香りともにバランスがよいため、初めてラム酒を飲む方にです。

カラメルなどで着色したり、ダークとホワイトを混ぜたりする場合もあります。フルーツやハーブ系の香りをつけたフレーバー・ラムはゴールドラムの場合が多くなっています。

ラム酒の種類3:マイヤーズラム オリジナルダーク

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「ダークラム」は、蒸溜した原酒を、樽で3年以上熟成させたラム酒です。名前のとおりこげ茶色のような色のお酒になっています。

ジャマイカ産のラム酒はダークラムが多く、特にマイヤーズラムが有名です。初心者向けのラム酒としてされることもあります。

熟成で香りや味が濃くなっていて、ストレートやロックで飲むのにお酒です。

ラム酒の種類4:ルリカケス

国の天然記念物に指定され、奄美に生息する「ルリカケス」という鳥がラベルに描かれています。ルリカケスは、奄美群島に属する徳之島で、まちの酒造所蒸留する国産のラム第一号で、独特の手法を試行錯誤した国産ラムとして評価されています。

沖縄産の黒糖をメインで使ったり、パパイヤから黒糖を自社培養した天然酵母「高岡菌」で仕込んだり他社のラムとは違った風味を楽しむことができます。

ラム酒の種類5:キャプテンモルガン

フレーバーラムの代表といって差し支えないキャプテンモルガンスパイストです。ゴールドラムに加えられたバニラスパイスや、アプリコットのフレーバーの風味が何よりの特徴でしょう。

ロックやストレートもいいですが、ゴールドラムなので、コーラやジンジャーエールで割ってレモンスライスやカットライムを添えると、更においしく飲めます。

ラム酒の種類6:クラーケン

大型帆船を襲ったとされる、触手のある伝説上の海獣がそのまま名前になっていて、その様子が大胆にラベルにも描かれています。薬草の風味が効いている男らしいスパイスです。

飲みやすいブラックラムの中に並ぶと、かなり特徴的であるといえるのではないでしょうか。
最初はバニラっぽい風味を感じるのですが、だんだんと薬草のスパイスが効いてきて別の風味に変わる様子は飲んでみないとわかりません。香水のようなラムです。

ラム酒の種類7:パンペロ

ロックやストレートにラム酒といえば「パンペロ アニバサリオ」が挙げられます。ベネズエラ産のダークラムであり、値段の割にずっしりとした高級感があります。

皮の袋に収められているのがなんとも個性的です。かなり飲みやすいので、ラムデビューの人や女性にもウケるのではないでしょうか。

オーク樽で長期間熟成させることによって、やわらかな甘さと鼻に抜けるスパイシー感を楽しむことができるダークラムです。飲み方はストレートがです。

しかし味が濃い目なので、人によってははロックで飲んだ方が美味しさを感じることができます。なによりもコストパフォーマンスに優れており、ラムで悩んだらこれにしてしまいましょう。

ラム酒の種類8:ホワイトラム・バカルディ

どこのバーにでも置いてあるラムではないでしょうか。世界最大のラム酒ブランドのホワイトラムです。

ホワイトラムはカクテルに使われる仕様のラムなので、何かで割るのが基本です。

少しのライムやミントを添えると、一気にオシャレになり、より風味を楽しむこともできます。ほかには、ジンジャーエールや果汁100%のジュースで割るのが定番です。

バカルディ(カクテル名)をつくるには、バカルディ社のホワイト・ラムを使うほかありません。ミント葉と合わせてモヒートに利用する飲み方も、近年はになっています。

ラム酒の種類9:レモンハートデメララ

ラム酒の中でも初心者向けのとしてが高いのが、このレモンハートデメララです。甘くてコクのある味がです。40度と、ラム酒の中ではアルコール度数は低めになています。

しかし以前だった国内の商品は既に生産終了となっていて、手に入りにくくなっています。Amazonで輸入品などは買えるので、気になる人は探してみてください。

ラム酒の基本的な飲み方

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ここまではラム酒の作り方や種類についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。製法によって3つの基本的な種類があります。

ここからはそんなラム酒の飲み方や、カクテルについてご紹介していきます。飲み方も割り方もいろいろあるので、自分にあった飲み方を探してみてください。

ラム酒の基本的な飲み方1:ロック

ラムはお酒自体の風味が強いので、割らない飲み方がシンプルに楽しめるのではないでしょうか。

香りを楽しむためには、お酒は冷やさないのが鉄則ですが、ヘビーなラムについては、常温の方が香り立ちます。バーで飲んでいたら、思い切って飲み方をバーテンダーに伺うのが一番です。

高級ラムはストレート、暑いときはロック、すっきりしたいときはカクテルなど、臨機応変に飲み方を楽しむのも良いのでしょう。わからないときに、ロックは一番無難な飲み方です。

ラム酒の基本的な飲み方2:ストレート

本当に良いラムの飲み方は、氷を入れずに風味を楽しむことです。何かのお祝いで高級なラムを買った際に、ストレートで風味を味わってみてはいかがでしょうか。

熟成期間が長いほど、ラムはまろやかになります。とはいえ「ダークラムは長期間熟成させるので、濃い色のものほど良い」と一概にはいえません。

熟成20年越えのものの中でも、産地国によって異なる風味、樽の匂い、糖蜜の匂いの差など、ラムの楽しい飲み方は多くあります。

ウイスキーを飲むような感覚で、濃厚な風味を堪能しましょう。ブランデーグラスに入れると、より香りを繊細に嗅ぎ取ることができます。ブランデーグラスは、ワインや洋酒を飲む際によく使われます。

ラム酒の基本的な飲み方3:ホット

寒い冬や眠れないときには、ホットカクテルがです。お湯やホット・ミルクで割る飲み方が一般的です。角砂糖やバターやお砂糖を足すと、よりまろやかな風味を楽しむことができます。

ナツメグやシナモン、クローブを入れるのも良いです。角砂糖→お湯→ラム→バターの手順で加えると間違いないです。

まろやかさを楽しむのがホットの醍醐味なので、ダークラムを使用するのが良いのではないでしょうか。風邪を引きそうなとき、身体がとても温まる飲み方になるでしょう。

ラム酒の美味しい飲み方1:コーラで割るとキューバリブレ(ラムコーク)

ラム酒をコーラで割ったカクテルはキューバリブレ、またはそのままラムコークと呼ばれます。コーラで割ったあとライムを入れるのが正式なキューバリブレですが、最近ではあまり区別されておらず、同じものだとする専門家もいます。

また、発音はスペイン語の「クバ・リブレ」になっている場合もあるので、お店で見つからないときはクバ・リブレを探してみましょう。

お酒が苦手な人でも飲みやすいキューバリブレ(ラムコーク)

キューバリブレはどんな味がするんだろうと気になったのではないでしょうか。結論から言ってしまうと、コーラで割っていることもあり、基本的にはコーラの味がします。

なので、お酒と言うよりもジュースの感覚で飲むことができます。ラム酒は度数の高いお酒ですが、ラムコークならお酒が苦手な人でも飲みやすいでしょう。

キューバリブレ(ラムコーク)の作り方

キューバリブレ(ラムコーク)はラム酒をコーラで割って作ります。量はコーラがラムの2倍ほどです。この量からもわかるように、味はほぼコーラになります。

タンブラーにラム酒・コーラ・氷を入れて軽く混ぜ、ライムかライムジュースを入れるだけで簡単に作ることができます。簡単に作れて美味しいので、是非試してみてください。
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ライト・ラム 45ml

コーラ 95ml

ライム・ジュース 10ml

https://shippori.bar/cocktails/recipe/cuba-libre

ラム酒の美味しい飲み方2:ブルーキュラソーと柑橘系ジュースで割るとブルー・ハワイ

ブルーキュラソー・パイナップルジュース・レモンジュースをラム酒に混ぜて作るカクテルがブルー・ハワイです。ブルーキュラソーの色がついて青い色になります。

青色を消さないように、無色透明のホワイトラムを使うのが一般的です。もしゴールドラムやダークラムが希望であれば、先に伝えておきましょう。

綺麗でおしゃれなブルー・ハワイ

青色がきれいなブルー・ハワイですが、アルコール度数は15度ほどと比較的高いので、ジュースのつもりで飲みすぎないようにしましょう。また、ジャマイカのホワイトラムを使うブルー・ハワイは、ジャマイカンブルーと呼ばれることもあります。

ブルーキュラソーもジュースも柑橘系の味なので、味は少し香りがよく酸っぱめになっています。

ブルー・ハワイ(ジャマイカンブルー)の作り方

ブルーハワイは下記の材料をシェイクし、氷を入れた大型グラスに注ぐだけです。パイナップル・オレンジ・チェリーなどを盛り付けるとおしゃれでです。

見た目が汚くなってしまうので、よほどのこだわりがなければゴールドラムやダークラムは使いません。

ホワイトラム(30ml)

ブルーキュラソー(20ml)

パイナップルジュース(35ml)

レモンジュース(20ml)

https://www.asahibeer.co.jp/cocktailguide/search/?CMD=onEdit&ID=1010400421

ラム酒の美味しい飲み方3:炭酸水で割るとモヒート

モヒートはホワイトラムを炭酸水で割り、ライムとミントを入れたカクテルです。透明なカクテルの中にライムとミントが浮いている、清涼感のある見た目がです。

最近ではジュースを入れてカラフルにするケースも増えています。カクテルに慣れていない人は、まずはモヒートから試してみると良いのではないでしょうか。

さっぱり爽快感のあるモヒート

見た目だけでなく、味も爽快感があって飲みやすいのがモヒートです。ホワイトラムとフルーツのほのかな甘味が感じられて、炭酸水のためジュースのような感じもあっておいしいです。

バーのような場所にはあまり合わないですが、旅行先のホテルやビーチで飲むのにはピッタリのカクテルです。あまり難しくないので、夏に家で作ってみるのも悪くないのではないでしょうか。

モヒートの作り方

モヒートの作り方は簡単ですが、材料を買うのが少し面倒かもしれません。

慣れてきたら他のフルーツやジュースを加えたり、砂糖をなくしてみたりとアレンジしてみると良いでしょう。
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ホワイトラム 45ml

スペアミント 12枚

ライム 1/4個

砂糖またはシロップ テーブルスプーン2杯

ソーダ 適量

https://www.bacardijapan.jp/cocktails/recipe/bacardi-mojito/

ラム酒の美味しい飲み方4:ライムジュースで割るとダイキリ

ダイキリはラム酒ベースの代表的なショートカクテルです。ラムをライムジュースかレモン樹ウースで割って作ります。

度数は25度ほどと、ラムのカクテルの中ではかなり高い部類です。また、アメリカン・ダイキリとフローズン・ダイキリの2種類の飲み方があり、アメリカンが通常のダイキリ、氷と混ぜてシャーベット状にしたものが、フローズン・ダイキリです。

ライムの香りが爽やかなダイキリ

ホワイトラムはあまり甘みがないので、ダイキリはライムジュースが主な味付けです。ラム酒の味を楽しみつつ、ライムの酸味と爽快感を感じることができます。

夏などに1杯飲んでスッキリしたいという気分のときにカクテルです。シェイカーがあれば家でも作れるので、自分なりの味を探して見てはいかがでしょうか。

ダイキリの作り方

ダイキリの作り方は、ホワイトラムとライムジュースかレモンジュースと砂糖をシェイカーで混ぜるだけです。フローズン・ダイキリの場合は、氷と混ぜるためのミキサーも必要になります。

道具さえあれば簡単にすぐ作れるので、安くてお手軽なカクテルとして用意しておくのもです。ライムジュースの代わりにりんごジュースなどを使うアレンジレシピもあります。

ホワイトラム 45ml

ライムジュース 15ml

砂糖・シロップ ティースプーン1杯

https://nico-bar.net/nicobar/cocktail_daiquiri.php

ラム酒の美味しい飲み方5:ジンジャーエールで割るとラムジンジャー

ラムジンジャーはホワイトラムではなく、ダークラムを使ったカクテルです。ジンジャーエールは甘いものでも辛口のものでも、どちらでも相性が良いです。

しっかり熟成されたラム酒の味を楽しめるカクテルを探しているなら、ラムジンジャーがです。濃厚なダークラムも、ジンジャーエールで割れば飲みやすくなります。

ダークラムの濃厚な味と香りを楽しめるラムジンジャー

ダークラムは3年以上の熟成がされていて、ホワイトラムと比べると味に甘みと深みがあり、香りも強いです。その分癖も強いということはでき、苦手だという人もいます。

そんなダークラムに爽やかな風味を加えて飲みやすくできるのが、このラムジンジャーです。簡単に作れるのも魅力で、試してそんのない1杯です。

夜の一杯にもです。

ラムジンジャーの作り方

ラムジンジャーの作り方は、グラスにダークラムとジンジャーエールを入れて混ぜるだけです。比率はお好みで変えることができます。

スタンダードなものはダークラムとジンジャーエールの1:2ですが、コクがあるものが好きならダークラム、さっぱり系が好きならジンジャーエールを増やしましょう。家で簡単に作れて味のアレンジも自由なのが魅力です。
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ラム酒の美味しい飲み方6:パイナップルジュースとココナッツミルクで割るとピニャコラーダ

ピニャ・コラーダはラム酒・パイナップルジュース・ココナッツミルク・クラッシュドアイスをシェイクして作るロングカクテルです。色は白っぽく濁った黄色になります。

パイナップルやチェリーを添えた、トロピカルな見た目になることが多いです。度数は8度以下で、ラムベースカクテルの中でも低い部類になります。

トロピカルでおいしいピニャ・コラーダ

ピニャ・コラーダはパイナップルジュースが入っているのはもちろん、飾りもトロピカルにされることが多いです。パイナップルの酸味とココナッツミルクの甘みがあるので、ラムの濃厚な感じが苦手な人でも楽しめるカクテルになっています。

また、スムージーにしたりストロベリーリキュールを入れたストロベリーピニャコラーダなどのアレンジもあります、

ピニャコラーダの作り方

ピニャコラーダの作り方は簡単で、ホワイトラム・パイナップルジュース・ココナッツミルクをよくシェイクし、氷を入れた大きめのグラスにそそぐだけです。

パイナップルとチェリーをかざるのが基本ですが、自分で作るのであればなくてもいいでしょう。ミキサーで氷と一緒に混ぜてフローズンにするのもです。

ホワイトラム 大さじ2

パイナップルジュース 80ml

ココナッツミルク 大さじ3

https://macaro-ni.jp/43664

ラム酒の美味しい飲み方7:トニックウォーターで割るとラムトニック

ラムトニックはラム酒とトニックウォーターを混ぜて作るカクテルです。ジントニックが有名なので、普段お酒を飲まない人でもなんとなく聞いたことがあると感じるのではないでしょうか。

ラム酒はホワイトラムを使いますが、トニックウォーターはテキーラやウォッカと混ぜることもあるので、ダークラムを試してみるのもいいでしょう。

ラム酒を使った甘くないカクテルならラムトニック

コークラムやブルー・ハワイはジュースを入れることもあって甘めのカクテルですが、ラムトニックは甘くないカクテルになっています。初心者向けではないですが、ラム酒らしさを楽しめる大人の飲み方です。

アルコール度数は12度ほどで、ゆっくりと楽しむことのできるカクテルです。

ラムトニックの作り方

ラムトニックはラム酒をトニックウォーターで割るだけの簡単なカクテルです。グラスに氷を入れてラム酒を注ぎ、トニックウォーターを加えて軽く混ぜるだけで作ることができます。

ベースには基本的にホワイトラムを使います。

ラム(ホライトラム) 45ml

トニックウォーター 適量

http://www.t-liquors.net/cocktail/detail/87
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お酒が苦手な人に飲みやすい飲み方

既にご紹介したとおり、ラム酒はスピリッツと呼ばれるアルコール度数の高いお酒の1つです。そのため、お酒が苦手な人や初心者には少し飲みにくいものでもあります。

とはいえせっかくならいろいろなお酒を楽しみたいところです。そこでここでは、強いお酒が得意ではない人での大丈夫な、ラム酒の飲みやすい飲み方をご紹介します。

お酒が苦手な人に飲みやすい飲み方1:ラムミルク

ラムミルクはホットミルクに少しラム酒を入れた飲み物です。冬の寒い時期は夜にホットミルクを飲む人がいますが、ラムミルクも寝る前にドリンクです。

ジンジャーパウダーやはちみつを入れたり、ココナッツミルクを使ったりと、アレンジも豊富です。寝付けない時などに作ってゆっくり飲んでみてください。

お酒が苦手な人に飲みやすい飲み方2:ラムコーヒー(ブラックローズ)

ラムコーヒーもその名の通り、ラム酒をコーヒーで割る飲み方です。ブラックローズと呼ばれることもあります。

コーヒーは色も味も濃いので、ラム酒はホワイトラムでもダークラムでも好きなものを使うことができます。コーヒーの量はラム酒の4,5倍がいいでしょう。普通のコーヒーと同じようにシロップや砂糖を入れることもできます。

また、コーヒーはしっかり冷やしたアイスコーヒーを使いましょう。安くて簡単につくれるカクテルです。

お酒が苦手な人に飲みやすい飲み方3:ラムココア

ラムココアも寒い時期の寝る前などに飲み方です。カップにミルクココアを作ってラム酒を混ぜるだけと、レンジだけで簡単につくれます。

ココアも市販の森永や明治の安いもので大丈夫です。

なんとなく肌寒い秋の夜などに家で1人でゆっくり飲むならです。お菓子作りが得意ならムースケースなどにしてみるのも、面白いのではないでしょうか。

ラム酒におつまみ

ラム酒のさまざまな飲み方をご紹介してきましたが、お酒には飲み方以外にも大事なものがあります。それはおつまみです。

もちろんおつまみが必要というわけではないですが、お酒を引き立てより楽しむために、おつまみは重要です。

ラム酒と相性のいいおつまみをいくつか紹介するので、ぜひ気になるものを買って試してみてください。

ラム酒におつまみ1:ナッツ

まずはお酒の定番おつまみの1つ、ナッツです。ピーナッツやアーモンド、カシューナッツなどいくつか種類があるので、好きな食感のものを選ぶと良いでしょう。

ラム酒の甘みや深い香りとさっぱりしたナッツのしょっぱさがよく合います。ホワイトラムよりは、味が深くて濃いゴールドラムやダークラムのおつまみに向いているでしょう。

ラム酒におつまみ2:アイス

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既にラムミルクなどをご紹介しましたが、アイスクリームもラム酒に合わせるのにです。また、ラムコークにバニラアイスを載せてアイスフロートにすることもあるなど、おつまみ以外としても使われます。

お酒を飲みながら食べてもいいですし、ラムをアイスにかけても大人っぽいデザートとして美味しく食べられます。

ラム酒におつまみ3:ドライフルーツ

ラムで漬けることもありますが、ドライフルーツもラム酒のおつまみに向いています。少し塩気や酸っぱさがあるものの方が相性が良いでしょう。

オレンジなどの柑橘系や、いちごなどのベリー系のドライフルーツがあると、ラム酒の甘さとバランスが取れます。酸味が強めのクランベリーが特にです。

ラム酒におつまみ4:チョコレート

ラム酒のおつまみならチョコレートもです。ラムココアが好きな人は特に気にいるのではないでしょうか。

また、チョコレートもダークチョコレートやホワイトチョコレートなどの種類があるので、いろいろな組み合わせを楽しむことができます。

甘みの深いダークラムは苦味のあるダークチョコレート、味の控えめのホワイトラムやゴールドラムはホワイトチョコレートやフルーツ系のチョコレートと相性が良いです。

ラム酒におつまみ5:チーズ

チーズはワインのおつまみのイメージがありますが、ラム酒とも相性がいいです。味の濃いチェダーチーズ、しょっぱいブルーチーズやカマンベールチーズなどが向いているのではないでしょうか。

味の濃いダークラムのストレートやロックに、塩気の強いチーズと合わせるとバランスがいいのでです。

料理に合わせたラム酒の飲み方

お酒を飲む時といえばおそらく夕食時が多いのではないでしょうか。そこで、ご飯を食べながらラム酒を飲むときのことについても少し考えてみましょう。

ラム酒は甘みがあって特にダークラムは香りが深く、塩気や酸味のあるおつまみと相性が良いので、メニューがそれに当てはまると思ったら、一度試してみると良いでしょう。

燻製にした肉や魚を使った料理などは特にです。

料理に合わせたラム酒の飲み方1:和食

和食は比較的味が薄く、野菜も多く使うので、ラム酒との相性は高いとは言えません。特に懐石料理のようなものやそばなどの麺類との相性は絶望的です。

肉が多めで味の濃いカレーや肉じゃが、生姜焼きや豚角煮などと合わせてみるのはいかがでしょうか。もちろん日本酒や焼酎の方が和食には合うので、苦手でなければそちらを選ぶほうが良いでしょう。

料理に合わせたラム酒の飲み方2:洋食

ラム酒は船で飲まれていたこともあり、基本的には肉と相性の良いお酒です。なので野菜が多い和食よりも、肉の多い洋食との相性が良いです。

料理酒として使われることもあり、ステーキと一緒に飲むお酒としてはかなりおすすできるものの1つです。その他にもハンバーグや、ハムやベーコンを使った料理を食べる時には、ラム酒がです。

シーン別のラム酒の飲み方

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ラム酒を飲む場面というのもいろいろなものが考えられます。デートでいったバーで飲むかもしれませんし、家で仲のいい友人とパーティーをしているのかもしれません。

飲むお酒や飲み方は、時と場合によって少し変わってきます。次はお酒を飲む場面についても少し考えてみましょう。

自分にあった飲み方を見つけてみてください。

恋人と飲むときに飲み方:オシャレなカクテルで

恋人や気になる異性と飲みに行く時に注意しなければならないのは、やはり飲みすぎて悪酔いしてしまうことです。ラム酒はアルコール度数が高いので、かなり慣れているのでなければロックやストレートで飲むのはあまりしません。

ブルー・ハワイのような見た目も楽しめるようなカクテルが向いているのではないでしょうか。ただしカクテルでも10~15%ぐらいの度数なので、飲み過ぎは禁物です。

友人と盛り上がりたいときに飲み方:薄めすぎず強いまま飲もう

反対にホームパーティーや特に仲のいいメンバーで集まって飲む場合は、気の向くままに強いお酒を飲んでしまってもいいでしょう。そんなときは作るのに手間のかかるオシャレなカクテルよりも、ストレートやロックで飲むのが良いのではないでしょうか。

ハムやベーコン、ビーフジャーキーなどの肉系のおつまみと合わせるといいでしょう。

ラム酒は度数が高いので飲み過ぎに注意

ラム酒はそのまま飲むと40度以上の度数、カクテルでもビールやワインなどよりも度数が高いです。甘みがあるのでついつい飲んでしまうかもしれませんが、当然ながら飲み過ぎには注意しなければいけません。

目安としては10杯で周りから見ていても酔っているのがわかり、立っているとふらついたりするようになります。

ラム酒の太りにくい飲み方

ラム酒自体はあまり太りにくいお酒なので、ストレートやロックで飲む限りではあまり気にすることはありません。しかし一方で、割り方やおつまみには注意が必要です。

この記事の中で紹介したものでは、ラムコーラなどは飲みやすい一方で太りやすい飲み方なので、気になる人は炭酸水などで割るほうが良いでしょう。

また、おつまみはハムなどの肉やチョコレートよりもドライフルーツやチーズを選ぶようにするといいでしょう。

ラム酒の意外な使い道

また、ラム酒は飲料酒としてだけではなく、実は料理酒としてもよく使われています。そんなラム酒の使いみちについて、ご紹介します。

料理酒ではソースの材料の1つとして使われたり、フランベ用に使ったりするのが一般的ですが、他に使い道があります。フルーツを漬けるのに使ったり、お菓子に入れたりという具合です。

それぞれもう少し詳しく見てみましょう。

ラム酒の意外な使い道1:ドライフルーツのラム酒漬け

1つ目のラム酒の使い道は、ドライフルーツを漬けることです。ラムレーズンというものがありますが、あれはドライレーズンをラム酒でつけたものです。

レーズン以外にもストロベリーやクランベリーなどのベリー系のものが入ったミックスフルーツなどが、ラム酒漬けように向いています。

ドライフルーツは、熱湯をかけて表面の油をとってから瓶に入れるのがポイントです。
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ラム酒の意外な使い道2:ラム酒を使ったお菓子

ラム酒はお菓子作りにも使われています。以下にラム酒が使われるスイーツをいくつか書いてあるので見てみてください。
  • モンブラン
  • パウンドケーキ
  • ティラミス
  • ブラウニー
  • トリュフ
  • マドレーヌ
  • チョコレートケーキ
有名・身近なお菓子が多いのがわかるのではないでしょうか。また、子供に食べさせて大丈夫かと気になるかもしれませんが、体に影響が出るほどの量を使うことはないので、あまり心配する必要はないでしょう。

ラム酒に似ているお酒

ラム酒は種類によって味が違うので、どのお酒に似ていると一言で言うのは難しいですが、ホワイトラムはウォッカ、ダークラムやゴールドラムはウイスキーやブランデーに似ていると感じる人が多いです
  • ウイスキー
  • ブランデー
  • ウォッカ

結局どんな飲み方がいいのか?

結局それぞれに長所があり、好きなブランド、好きな飲み方を比べて選ぶほかありません。自分で多様な飲み方を選ぶことができるのがラムの長所であり、汎用性の高いお酒といえるでしょう。

たとえば、鮮明ではっきりと締まりのある味わいが好きな人には、風味や味わいが軽めのホワイトラムが向いている可能性が高いです。

度数が高いお酒をちびちび飲みたい人には、ダークラムをロックやストレートの飲み方がといえます。飲み方にもよりますが、カクテルにしたとしても、ラムは元々の度数がそこそこ強いお酒なので、とくにお酒が弱い場合は気を付けて楽しみましょう。
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