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ラム酒のおいしい飲み方3選|歴史と製法・原料・色・風味別の分類などを知ってラム酒の世界を楽しんでみませんか?

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ラム酒とは

ラム酒は、サトウキビの廃糖蜜または絞り汁を原料として作られている蒸留酒のことをいい、サトウキビに含まれるショ糖と酵母をアルコール発酵させのちにエタノールに変化させ、蒸留し熟成させるとできあがります。原産地は西インド諸島だと言われています。

ラム酒は、そのまま飲むだけではなくカクテルのベースや製菓の風味づけ、レーズンなどを漬け込んだりと使用できる幅が広いのが特徴です。

ラム酒のアルコール度数は44%~45%

ラム酒はお酒の中でも、甘い香りと甘味のある味が特徴で、一般的なアルコール度数は40%~50%で酒税法ではスピリッツに入ります。ラム酒を分類するときは「製法・原料・色・風味」の3つでそれぞれ分けることができます。

ラム酒のアルコール発酵原料は、砂糖を製造するときにでる廃糖蜜を利用した「インダストリアルラム」とサトウキビの絞り汁から造るラム酒を「アグリコールラム」と呼んでいます。

ラム酒の原料

独特な香りと甘い風味で知られているラム酒は原料にはサトウキビが使われています。

ラム酒の原材料はサトウキビですが、ラム酒の発祥の地であるカリブ海の島々にはサトウキビは元々自生していませんでした。

1492年にコロンブスによるアメリカ海域への到着時にサトウキビが持ち込まれ、サトウキビと気候が合ったためその後カリブ海の島々はサトウキビの一大生産地となりました。

ラム酒の歴史

ラム酒は、16世紀の初頭にスペインから西インド諸島へやってきたスペイン人冒険家「フアン・ポンセ・デ・レオン」の隊員の1人が蒸留技術を持っており、ラム酒を開発し、18世紀になるとイギリスへと輸出が始まりました。

その後イギリス海軍ではラム酒が支給品となり、艦のボイラー室など室温が高い場所で働く兵士が、体力維持のために飲んでいたと言われています。

ラム酒と海賊との関係

長い航海中は食料や水をを腐らすことがる度々ありました。水がなければ長い航海はままならず、そこで水分補給の意味で愛飲していたのが「ラム酒」でした。

アルコール度数が高いお酒は腐敗菌が繁殖することなく長期間保存ができます。お酒を水分代わりにする中で、ラム酒が他のお酒に比べ安価だったため大量に買うことができたました。ラム酒は海賊が好きなお酒と言うよりは海賊も含め船に乗る「船員」たちが愛飲したお酒でした。

ラム酒の製法・原料での分類

ラム酒のことを紹介をしたときに、ラム酒が「製法・原料・色・風味」の3つの違いで分類できると紹介しましたが、まずは、ラム酒の造酒方法(製法・原料)で分類してみます。

ラム酒のアルコール発酵原料は、砂糖を製造するときにでる廃糖蜜を利用した「インダストリアルラム」とサトウキビの絞り汁から造る「アグリコールラム」があることは説明しましたが、その方法名や造り方、原料などを詳しく紹介します。

ラム酒の製法・原料での分類1:インダストリアルラム

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世界のラム酒総生産量の約97%~98%を占めている製法がインダストリアル製法になります。

サトウキビから砂糖を作るときにできる廃糖蜜の「モラセス」を原料としてラム酒は作られ、モラセスを発酵させた醸造酒を蒸留しエタノールの濃度を高めた後に樽に入れて熟成させることでラム酒ができます。

モラセスは貯蔵しておけるので、サトウキビの収穫時期などに左右されることなく1年中をとおしてラム酒を醸造することが可能です。

ラム酒の製法・原料での分類2:アグリコールラム

ラム酒を造るアグリコール製法とは、インダストリアル製法より新しくできた製法です。全世界を見てもラム酒の総生産量の3%ほどしか使われてない製法がアグリコール製法になります。

アグリコール製法の方法は、サトウキビの搾り汁をラム酒の原料として使用し醸造したもので、使う原料以外は造り方はインダストリアル製法と同じになり、この方法で作られたラム酒を「アグリコールラム」と呼んでいます。

ラム酒の色での分類

ラム酒は「製法・原料・色・風味」の3つの違いで分類できますが、次は色での分類をしていきます。

ラム酒の色は、貯蔵方法や期間などで色透明~濃い褐色まで多様にあり、大きく分けると「ダークラム」、「ホワイトラム」、「ゴールドラム」の3色に分けることができます。そんな色での仕分け方や特徴などを細かく紹介します。

ラム酒の色での分類1:ダーク・ラム

ダークラムは蒸溜した原酒を、内側を焦がした樽で3年以上貯蔵して造るので樽からの独特な香味成分などでお酒の色が濃い褐色、他の2種類よりも風味や香味が強い傾向にあり、製菓にもよく使われるのが特徴です。

ダークラムで有名な銘柄は「マイヤーズ」になりカクテルの「マイタイ」にダークラムが不可欠といわれるほど愛されています。そんなダークラムですが、ダークラムの中には着色料で着色されている製品などもあります。

ラム酒の色での分類2:ホワイトラム

ホワイトラムは無色透明な色をしており、別名シルバーラムとも呼ばれ、製法は内側を焼いていない樽で貯蔵したあとに活性炭を使いろ過して色と香りを取り除いたタイプと、蒸溜・割り水をしたあとにタンクで熟成させるタイプの2種類の製造方法があります。

ホワイトラムは「サトウキビ」や「糖蜜」といった使っている素材の味を自然なまま味わうことができるのが特徴のラム酒になります。

ラム酒の色での分類3:ゴールドラム

ゴールドラムは薄い褐色をしたラム酒で、ダークラムとホワイトラムの中間的なラム酒で、風味や香味を両方の間くらいになり、別名のアンバーラムと呼ばれることもあります。

ゴールドラムは、カラメルで着色したり、ダークラムとホワイトラムを混ぜて造ったりするのでウイスキーに似た色合いのラム酒になります。ゴールドラムは果実やハーブなどの香りをつけたフレーバーラムとしてよく使われています。

ラム酒の風味での分類

ラム酒は「製法・原料・色・風味」の3つの違いで分類できますが、次に紹介する風味にあたる蒸留方法や熟成期間での仕分けは4種類あり、特徴などを詳しく紹介していきます。

モラセスと水を混ぜて「純粋酵母醗酵」させたのちに醸造酒を造り「連続式蒸留器」で蒸溜する「ライトラム」の他、「ヘビーラム」「ミディアムラム」「スパイストラム」も紹介します。

ラム酒の風味での分類1:ライトラム

ライトラムは、インダストリアル製法で造られ、モラセスと水を混ぜて「純粋酵母醗酵」させた後に醸造酒を造り「連続式蒸留器」で蒸溜し、蒸留後に内面を焦がしていないホワイトオーク樽やタンクで短期間熟成されます。

樽熟成の状態では「ゴールドラム」になり、熟成したあとに活性炭でろ過することで「ホワイトラム」になります。短期熟成の影響でやわらかな口当たりと軽い香りになりカクテルのベースとして多く使われています。
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ラム酒の風味での分類2:ヘビーラム

ヘビーラムはモラセスを自然発酵させた後に単式蒸留器で蒸留するか、蒸留する前にサトウキビ搾汁後の残渣や前回蒸留したときの残液を加えて蒸留することもあり、その蒸留後に内側を焦がしたオーク樽で3年以上の長期熟成させます。

そうやって造られるとダークラムができあがります。エタノール以外の成分も多く含み、風味が強く色も褐色~濃い褐色をしており、長期熟成の結果チョコを思わせるような甘さと、豊かな香りが特徴です。

ラム酒の風味での分類3:ミディアムラム

ミディアムラムは、ヘビーラムと同じようにモラセスを自然発酵させて醸造酒を造ったり、絞り汁の残渣や前回の残液を加えることもある。蒸留は「連続式蒸留器や単式蒸留器の両方」を使っておこなっています。

またヘビーラムとライトラムをブレンドして造る製法もあり、ミディアムラムの製法は多様になっています。ミディアムラムは、ラムの風味と香りをもちながらもヘビーラムほど個性は強くないのが特徴です。

ラム酒の風味での分類4:スパイストラム

スパイストラムは、インダストリアルラム製法のラム酒にバニラなどの香辛料で香り付けしたものをさします。スパイストラムは、一般的なラムと比べ出荷時のアルコール度数は低い物が多く、アルコール度数は30°台の製品も存在しています。

スパイストラムは別名をフレーバードラムとも呼ばれ、良質なサトウキビから造ったゴールドラムにバニラスパイスとトロピカルフレーバーが加えられてより香り豊かなラム酒になっています。

ラム酒の銘柄1:マイヤーズ

マイヤーズの厳選した原酒と長期間の熟成期間、秘密のブレンド技術は今もなお受け継がれています。

マイヤーズのラム酒の特徴は、「豊かな香りと深い風味」です。マイヤーズの代表的なラム酒は「ヘビータイプのダークラム」で、ラム酒の中でも色も香りも濃いタイプになります。

マイヤーズのラム酒は、バーテンダーや愛好家などのラム酒を飲む方だけではなく、世界中の一流洋菓子店のパティシエからも愛され支持されています。

マイヤーズのなラム酒1:オリジナル・ダーク

オリジナル・ダークは、濃い色合いと濃厚な風味が特徴のマイヤーズのヘビータイプのダークラムですが、その中でも「プレミアム品」や「最高級品」と称されているのが、「オリジナル・ダーク」になります。

長期間の熟成による豊かで華やかな甘い香りがとても魅力的なラム酒で、その芳醇な香りは愛好家だけではなく、世界中のパティシエの心をも掴んで離しません。

マイヤーズのなラム酒2:プラチナ・ホワイト

オリジナル・ダークと同じように贅沢な製法で造られているので、一般的なライトラムとは違い、豊かな風味はそのままで洗練された口当たりが表現できているラム酒です。

ですので、カクテルのベースとして非常に使い勝手がいいラム酒になりバーなどでもが高まっています。ラム酒の独特の風味をいかした美味しいカクテルを作ることができ、カクテルのベースとしてなライトホワイトラムになります。

ラム酒の銘柄2:キャプテンモルガン

17世紀に実在したカリブ海の伝説的な海賊であるヘンリー・モーガンにちなんでできたラム酒ブランドが「キャプテン・モルガン」です。

キャプテン・モルガンの歴史は古くシーグラムのCEOであったサミュエル・ブロンフマンがジャマイカ政府が保有していたロングポンド蒸留所を購入したのが作るきっかけで、あるときレヴィ兄弟の兄がロングポンド蒸留所からラム酒を購入し、好きなスパイスを加えて熟成させて販売しました。

キャプテンモルガンのなラム酒1:キャプテン・モルガン・スパイスト

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キャプテン・モルガン・スパイストは、まろやかで甘く口当たりのよい飲み口が特徴で、飲むとバニラの甘い香りが口の中に広がり、ラム酒独特の風味も感じます。

ゴールド・ラム酒にバニラやアプリコットなどの香辛料を加えたラム酒で、初心者には飲みやすいラム酒となっています。キャプテン・モルガン・スパイストのな飲み方は、ロックにしたあとにレモンかライムのスライスを添えて飲むと美味しいです。

キャプテンモルガンのなラム酒2:キャプテン・モルガン・プライベートストック

「キャプテン・モルガン・プライベートストック」は生産者が自分たちのためにストックしていたロットを製品化したラム酒になります。

スパイストのラム酒よりもバニラやシナモンの甘みが強いのが特徴で、風味も香りも一段格上の「プレミアム・ラム酒」になります。醸造製法などの情報が少なく謎めいているところが、キャプテン・モルガン・プライベートストックにプレミアム感をプラスしています。

キャプテンモルガンのなラム酒3:キャプテン・モルガン・タトゥ

キャプテン・モルガン・タトゥはスパイストよりワンランク上のラム酒であり、芳醇で濃厚なバニラの香りが特徴になります。

キャプテン・モルガン・タトゥはバニラの濃厚な香りが強いですが、甘く優しい口当たりで、特に女性にラム酒です。キャプテン・モルガン・タトゥは甘い飲み口ですが後味がビターなことでラム酒を引き締めてくれるので、くどくなりすぎずに何杯でも楽しめるような味わいのなラム酒です。

ラム酒の銘柄3:コルコル

コルコル(COR COR)は、沖縄の南大東島のサトウキビを使用したラム酒で、砂糖や香料、着色などを一切しない無添加のラム酒で、100%国産素材で作られています。

名前の由来は「CORAL CORONA(珊瑚の冠)」の頭文字を取って名付けられました。特徴はふわっと心地良く広がるサトウキビの甘みで、余韻が長く時間が経つにつれてどんどんまろやかになります。

コルコルのなラム酒1:グレイスラム・コルコル(赤ラベル)

グレイスラム・コルコルの赤ラベルは、砂糖を精製するときに出る糖蜜を利用して作られるインダストリアル製法で作られたラム酒になります。

コルコルのラム酒は香料や着色を使用しな無添加・無着色なのでサトウキビの素材本来の味わいを楽しめます。

飲み方はストレートやロックでも美味しく飲め、南大東島のサトウキビの味をしっかり活かした心地よい甘さが広がるのを楽しむことができるラム酒になっています。

コルコルのなラム酒2:グレイスラム・コルコル(緑ラベル)

グレイスラム・コルコルの緑ラベルは、赤ラベルのインダストリアル製法とは違い、サトウキビの搾り汁をそのまま発酵させて造るアグリコール製法のラム酒が緑ラベルになります。

絞り汁を利用するアグリコール製法の緑ラベルは、サトウキビの収穫時期に合わせて1年に1度しか造ることができないので希少性が高く、その年のサトウキビのできのよさで味わいが変わってくることで、毎年違った味を楽しめるのが醍醐味です。

コルコルのなラム酒3:グレイスラム・コルコル・25

グレイスラム・コルコル・25は世界中でも稀なアルコール度数が25%のラム酒で、普段ラム酒を飲まない方でも飲めるほど飲みやすいのが魅力的です。

原料は赤・緑ラベルと同じ南大東島のサトウキビを使用して造られているラム酒で、赤ラベルと同じインダストリアル製法で造られています。

香料や着色料などの添加物は赤と緑ラベルと同じく一切使用しておらず、口当たりがよくてほのかな甘さと香りを楽しめるラム酒になります。

ラム酒の銘柄4:ルリカケス

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ルリカケスは、奄美諸島の徳之島で造られる手造りラムで、黒糖焼酎の代表格である「奄美」を醸造する酒蔵の一社である高岡醸造が発売しているラム酒になります。

ルリカケスの特徴はサトウキビだけを原料として、蒸留を3回繰り返し、オーク樽で熟成させた純日本製のゴールド・ラムで、1979年に日本で初めて販売されました。

ルリカケスの香りはキャラメルや蜂蜜のようで、樽の風味を感じることができます。

ラム酒の基本的な飲み方のステップ

ラム酒は先ほど紹介したように多種多様なお酒なので、飲み方としてはできれば全種類のラム酒を試してみましょう。

甘い香りや深い味わいでのラム酒を楽しむためにはどんな飲み方で飲み進めていけばいいのでしょうか。ここでは基本的なストレートとロックをはじめ、初心者にして欲しい「ラム酒の飲み方の5ステップ」を紹介します。
  1. まずは定番であるホワイトラムでラム酒の原型を知りましょう。
  2. のあるダークラムでラム酒の奥深さを感じましょう。
  3. 多様性のあるアグリコール製法ラム酒でラム酒の多様性を知りましょう。
  4. 基本のスパイストラム製法で幅広いラム酒の味を知りましょう。
  5. 名門のラム酒の銘柄を飲んでラム酒を語ってみましょう。

ラム酒の基本的な飲み方1:ストレート

ストレートはラム酒独特の味や香りを楽しむことができる飲み方で、氷も入れずにグラスにラム酒を注ぐだけの飲み方です。香りや味わいが深いものなら、冷やさずに常温のまま飲むことでより堪能することもできます。

アルコール度数が高いので、少しずつしっかりと味わいながら、ラム本来の味を楽しむことができ、香りや味が濃厚なダークラムやゴールドラムがな飲み方になります。

ラム酒の基本的な飲み方2:ロック

ストレートと同様に香りを楽しみたい場合も、ロックをラム酒の飲み方として選べます。氷が溶けるごとに、味が変化していく楽しみもあるロックは、グラスに大きめの氷を入れて、ラム酒を注いで飲みます。

クリアな味が好みであればホワイトラム、香りをじっくり楽しみたい場合はダークラムやゴールドラムがです。

ラム酒の美味しい飲み方1:ホットラム酒を牛乳で割る

ラム酒をホットにする方法はたくさんあり、お湯で割ったり、ホット・ミルクで割ったりなどいろいろな物と割る方法や、ラム酒自体を温めた後にバターやお砂糖を足して飲む方法などさまざまです。

そんなホットにするラム酒の種類はダークラムになります。ホットカクテルの例は、ホット・ラムコーク、ホット・バタード・ラム・カウなどたくさんの種類があります。今回はホット・バタード・ラム・カウの飲み方を紹介します。

ホット・バタード・ラム・カウの作り方

「ホット・バター ド・ラム・カウ」は、イギリス版の「卵酒」のような存在で、風邪気味のときなどに体を温めるためのホットカクテルとして飲まれています。

牛乳をお湯に代えて作ると「ホット・バタード・ラム」というホットカクテルになります。牛乳ではなく、お湯で割るとホット・バタード・ラム・カウよりもあっさりとした味わいになります。

【材料】(1人分)

ダークラム30cc

牛乳150cc

グラニュー糖 小さじ1と1/2

有塩バター1.5cm角

【作り方】

1

耐熱グラスやカップにラム酒とグラニュー糖を入れる。

2

牛乳を小鍋で温め、沸騰直前で火を止め、①のグラスに注いて軽くステアする。

3

②にバターを浮かべる。

https://cookpad.com/recipe/957394

ラム酒の美味しい飲み方2:ラム酒をレモンジュースで割る

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ラム酒にレモンジュース(カクテル用)を使用するカクテルにはさまざまなものがあります。

ここではレモンジュースに加えて、ホワイトキュラソーも使用するXYZ(エックス・ワイ・ジィ)、グレナデンシロップ(ザクロシロップ)を使用するバカルディ、ブルーキュラソーとパイナップルジュースを使用するブルーハワイの作り方を紹介します。

XYZ(エックス・ワイ・ジィ)の作り方:ホワイトキュラソー

ホワイトラム、ホワイトキュラソー、レモンジュースでできるカクテルで「これ以上の物はない」という意味を込め、アルファベットの最後であるXYZを使い名付けられました。スッキリとした味わいが老若男女を虜にしています。

ラムがジンに代わると、「ホワイトレディ」になり、ラムがテキーラに代わると「マルガリータ」になります。

【材料】(1人分)

ホワイトラム45ml

ホワイトキュラソー15ml

レモンジュース15ml

【作り方】

1

シェイカーに材料を入れ、

氷を入れてストレーナ、キャップをしっかりはめて

リズム良く振る。

2

指先に十分な冷たさが感じられたら出来上がり。

振る回数は15-20回を目安に。

3

4ozパッショングラス(じゃ無くても良いが)に2を入れ、8-9分目まで入ったら成功。

溢れたら振りすぎか、

氷が割れて水っぽい可能性が高い。

4

RUMを他のスピリッツに変えると別のカクテルになります。

GIN:WhiteLady

VODKA:Balalaika

Brandy:SideCar

あたりが有名でしょうか。

https://cookpad.com/recipe/16928

バカルディの作り方:グレナデンシロップ(ザクロシロップ)

バカルディは、ホワイトラム、レモンジュース、グレナデンシロップ(ザクロシロップ)でできるカクテルで、甘酸っぱいザクロのシロップを用いたこのカクテルは、見た目も鮮やかでさっぱりとしていて飲みやすいクテルです。

ラム酒の有名な銘柄のバカルディが考案したカクテルです。バカルディのラム酒を使ったこのカクテルはバカルディと呼ばれ、他社のラム酒を使って同じレシピで作られたものは「ピンクダイキリ」と呼ばれます。

バカルディ・ラム(ホワイト) 45ml

ライムジュース 15ml

グレナデンシロップ 1tsp

シェイク

*このカクテルはキューバのバカルディ社のラムで作らなければならない(1936年、ニューヨークの最高裁判決)。

http://rotlush.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/%E3%83%90%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3

ブルーハワイの作り方:ブルーキュラソー・パイナップルジュース

ブルーハワイはお酒が少し苦手な方でも、飲みやすいカクテルで、さっぱりとしたホワイトラムとブルーキュラソーに、トロピカルなパイナップルジュースとレモンジュースを合わせるカクテルです。

女性には嬉しいラム酒の飲み方で、お店ではパイナップルやチェリーといったフルーツなどで飾り付けられて出されることが多く、見た目でも楽しむことができます。

【材料】

ラム(ホワイト) 30ml

ブルーキュラソー 15ml

パイナップルジュース 40ml

レモンジュース 15ml

パイナップル(1/8枚にカットしたもの) 1枚

チェリー(缶) 1個

【作り方】

1.パイナップルと枝を取ったチェリーはおピックでとめる。

2.1以外の材料と氷(分量外)を入れてシェイクする。

3.氷を入れたグラスに2を注ぎ、1を飾る。

【ワンポイントアドバイス】

フルーツはオレンジなどでも。あれば蘭の花やハイビスカスを飾るとハワイアン!

https://www.recipe-blog.jp/profile/201871/recipe/1032431

ラム酒の美味しい飲み方3:ラム酒をさまざまなのもで割る

古い時代から世界中の人に愛飲されているラム酒は、今でも世界クラスのを誇っているお酒です。飲みやすいと評判のラム酒は世界中どこのバーに行っても必ずストックされています。

ここではラム酒に、ソーダ(炭酸水)とライムを使用したモヒート、トニックウォーターとライムを使用したラムトニック、ジンジャエールを使用したラムジンジャー、コーラとライムを使用したキューバリブレ(ラムコーク)を紹介します。

モヒートの作り方:ソーダ(炭酸水)・ライム

ミントの爽やかさが特徴で、スッキリとした飲み口のカクテルになり、ミントの葉の代わりにミントリキュールで作ってもな、高いがあるカクテルです。

のあるラム酒の飲み方として知られているモヒートの取り扱いのあるお店が増えてきました。本格的なラムで作るモヒートも美味しいですが、炭酸で割るだけでモヒートが楽しめるラム酒もあるため、家でも手軽に楽しみやすいカクテルです。
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【材料】

ラム酒(バカルディ)50ml位

ミントの葉(我が家はアップルミント) 10枚

ライム1切れ

ロックアイス適量

炭酸水適量

【作り方】

1

グラスにミントの葉を入れて、すりこぎ棒を使い香りが出るように潰します。

2

①のグラスに、ロックアイスとライム、ラム酒(我が家はバカルディ)入れてから、炭酸水を注ぎます

https://cookpad.com/recipe/4607640

ラムトニックの作り方:トニックウォーター・ライム

甘くないお酒が好きな方になカクテルのラムトニックは、ホワイトラムとトニックウォーターがあれば、すぐに作ることができるので自宅でも楽しみやすいラム酒の飲み方といえるでしょう。

材料はホワイトラム、トニックウォーターで、ホワイトラムとトニックウォーターを混ぜ合わせるだけですが、お好みでライムやレモンを絞ればそれだけで本格滴な味にもなります。

【材料】

ラム 45 ml

トニック・ウォーター 適量

【作り方】

氷を入れたグラスにラムを注ぐ。

トニックウォーターを静かに加え、軽くステアする。

【類似のカクテル】

ジン・トニック ベースをジンに変える

ウォッカ・トニック ベースをウォッカに変える

テコニック ベースをテキーラに変える

シャルトリューズ・トニック ベースをシャルトリューズに変える

http://www.t-liquors.net/cocktail/detail/87

ラムバックの作り方:ジンジャエール

ダークラムをジンジャーエールで割ったラムバックは、ラムのコクとジンジャーエールの軽やかな風味がベストマッチしているカクテルす。

爽やかに飲むことができるので、ラム酒の独特な香りが少し苦手という方にもなラム酒の飲み方となっています。ジンジャエールは甘口でも辛口でもどちらでも美味しく飲めて、身体が温まる感じがするカクテルです。

【材料】

ラム30ml

ジンジャーエール70ml

スライスレモン1枚

氷適量

【作り方】

1

グラスに氷を入れ、ラム、ジンジャーエールを注ぐ。軽くステアし、レモンを飾ってできあがり。

2

上記の分量でアルコール度数は12%です。

3

ラムはダークラムでもホワイトラムでもお好みで。ダークはちょっとクセが強いかも。私はホワイトが好きです。

https://cookpad.com/recipe/1305874

キューバリバー(ラムコーク)の作り方:コーラ・ライム

1902年、スペインからのキューバ独立戦争の際に生まれたラムベースの代表的なカクテルで、第二次キューバ独立戦争のスローガンだった「キューバの自由万歳」の意味をもつカクテルで世界中でです。

ラムの香りや風味とコーラがベストマッチなラム酒の飲み方で、仕上げにライムやレモンなどの柑橘類を絞れば爽やかさがアップします。キューバ・リバー(クバ・リブレ)別名ラムコークと呼ばれています。

【材料】

ラム45ml

コーラ適量

レモン又はライム1/8Cut

【作り方】

1

グラスに氷を入れ、ラム、コーラを注ぐ。

レモン、ライムは搾っても添えてもOK。

https://cookpad.com/recipe/9852

お酒が苦手な人に飲みやすい飲み方

ラム酒はロックやストレートでも美味しく飲めますが、アルコールが苦手な人は、水割りやソーダ割りがです。味や香りが柔らかくクセが少ない、ホワイトラムは、いろいろな飲み物との相性が良いので、カクテルとしても親しまれています。

ここではホワイトラムとレモンジュースにシロップを使用する「ダイキリ」、オレンジジュースを使用する「ラムオレンジ」を紹介します。

お酒が苦手な人に飲みやすい飲み方1:ダイキリ(フローズン)

ラムベースカクテルの王道といわれているダイキリは、ホワイトラムとレモンジュースにシロップでできていて、甘みの中にレモンの酸味が感じられるバランスのいいカクテルです。

ダイキリを氷と一緒にフローズンにすることで、シャーベット状になり、ダイキリに比べて、アルコール度数が低くなるので、お酒に苦手な人でも美味しく楽しめます。

【材料】

ホワイト・ラム 45ml

ライム・ジュース 10ml

ホワイト・キュラソー 1tsp

砂糖 1tsp

クラッシュド・アイス 1カップ

【作り方】

ミキサーで混ぜ、シャンパン・グラスに。

ライム、ミントの葉などを飾り、ストローを添える。

https://bartender.jp/cocktail-recipe/rum/frozendaiquiri.html

お酒が苦手な人に飲みやすい飲み方2:ラム・オレンジ

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定番カクテルであるスクリュードライバーのベースをウォッカからラムに替えたもので、カリブ海発祥のラムにちなんで、キューバンスクリューともいわれています。

氷を入れたグラスに、ホワイトラムを入れて、100%オレンジジュースを混ぜて作るラムオレンジは、オレンジからほんのりラムの香りがするので、お酒が苦手な人でも飲みやすくて爽やかなカクテルです。

【材料】

ラム30ml

果汁100%オレンジジュース70ml

オレンジ(飾り用)1/8カット

氷適量

【作り方】

1

グラスに氷を入れ、ラム、オレンジジュースを注ぐ。軽くステアして出来上がり。あればカットオレンジをグラスの縁に飾る。

2

上記の分量(氷は除く)でアルコール度数は約12%です。

https://cookpad.com/recipe/1313075

ラム酒におつまみ5つ

お酒を楽しむ場合には、barや居酒屋など利用するという人もいますが、帰りのことや、予算などを考えると、自宅でお酒を楽しむことも多いでしょう。

自宅でお酒を飲むむ場合には、お酒をより楽しむために、美味しいおつまみも準備しておきたいものです。ここでは、ラム酒にあうおつまみとして「ナッツ類」「ドライフルーツ」「チーズ」「チョコレート」「和風のお菓子」を紹介します。

ラム酒におつまみ1:ナッツ類

お酒のおつまみとして定番のナッツ類は、甘めの味わいのラム酒とナッツの適度な塩気が丁度良いので、アーモンドやカシューナッツなどナッツ類の多くと相性が良いです。

販売されているナッツ類には、マカダミアナッツやピスタチオ、クルミ、ピーナッツ、松の実などさまざまなナッツがありますので、ラム酒にあうナッツを探してみるのもひとつの楽しみではないでしょうか。

ラム酒におつまみ2:ドライフルーツ

ラム酒はカクテルの中でも、特にフルーツフレーバーのカクテルベースとして高く評価されていますので、ルーツとの相性が非常に良く、適度な甘みと歯ごたえのあるドライフルーツはラム酒のつまみとしておつまみだといえます。

イチゴやマンゴー、メロン、パパイヤ、クランベリーなどさまざまなドライフルーツがありますので、自分にとっての一品をさがしてみましょう。

ラム酒におつまみ3:チーズ

ワインのおつまみとしてものあるチーズは、塩気があり旨みやコクもあるので、甘みのある濃厚なラム酒との相性も良いといえるでしょう。味の濃いめなチェダーチーズも合うでしょうし、クリームチーズだとデザートのような感覚で楽しめるでしょう。

チーズはタイプや種類がさまざまで、個性あふれるものまでありますので、産地などを含めて自分にあったチーズをさがしてみてください。

ラム酒におつまみ4:チョコレート

樽の香ばしい香りと豊かな甘みが特徴のダークラムは、チョコレートと風味の強さが非常によく似ていますので、チョコレートはおつまみといえます。

チョコレートは緊張を和らげてくれますので、疲れた体を癒してリラックスさせてくれるという効果も期待できます。そんなチョコレートにもさまざまな種類がありますので、いろいろと試してみましょう。

ラム酒におつまみ5:和風のお菓子

南国のイメージが強いラム酒ですが、意外にも和風のお菓子にも合います。ラム酒の原料はサトウキビなので、同じ原料である黒糖を使った和風のお菓子とも相性が良いです。

異国文化の洗礼など、幾度かの大きな変革を経ながら時代と深く関わり発展を遂げてきた香・酸・甘・旨・苦の五味からなる伝統的な和菓子を、ラム酒のおつまみとして試してみましょう。
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ラム酒を飲む際の注意点

ラム酒はそのままストレートで飲むと、アルコール度数の高いお酒となりますが、カクテルのベースとして使用すると、アルコール度数はそこまで高くなくなります。

しかし中にはアルコール度数が75%を越えるちょっと特殊なラム酒もありますので、注意が必要です。またラム酒は蒸留酒なので、温度の変化には比較的強いお酒ですが、まったく変質を受けない訳ではないので、できれば10度前後の保存がです。
  1. 基本的に腐ることはないがラム酒も他の食品やお酒と同様に保管・保存状況に注意が必要
  2. アルコール度数は40~50%程度と高めなので飲み過ぎには注意が必要
  3. 「151プルーフ」「151」という表記があるラム酒はアルコール度数が75.5%もあるので注意が必要

料理に合わせたラム酒の飲み方:肉料理

濃いめに味付けをされている肉料理と一緒に食べると、ラム酒の風味で口の中がさっぱりとして美味しく食べることができます。

また飲むだけではなくラム酒はお酒ですので、焼酎や日本酒の代わりにラム酒を料理に入れたり、ラム酒を使って香りや風味付けにフランベすると、いつもの肉料理と違う味わいが楽しめるのでです。

シーン別のラム酒の飲み方

ラム酒は、飲みやすいお酒なので初心者になお酒と言われていますが、せっかくなのでラム酒の「飲みやすさ」だけを紹介するのではなく、ラム酒の奥深い世界を知って欲しいものです。

それでは、シーン別に「恋人と飲むとき」や「友人と盛り上がりたいとき」はどのようにラム酒の世界を感じていけばいいのでしょうか。

恋人と飲むときにラム酒の飲み方:カクテル

お互いを理解して長い間一緒に居るような恋人「結婚相手・パートナー」であれば、お酒を飲んで飲みすぎればどうなるか多少の理解があるのが普通です。

しかし、まだ結婚していない、またはその予定もないような付き合ったばかりの恋人の前で泥酔してしまうというのは、余程理解力か母性本能のある相手で無い限り良い印象にはなりません。

付き合って間もない場合は「まだ他人」を意識して、度数の少ないカクテルを選択しましょう。

友人と盛り上がりたいときにラム酒の飲み方:ロック

気の知れた友人や、会社の同僚などと盛り上がりたい場合に飲むなら、ロックかストレートがです。

盛り上がりたい場合などにはストレートやロックをはじめに飲むのもお勧めできますが、ラム酒は度数が高いので、泥酔して迷惑をかけてしまっては意味がない点には注意した上で、友人とラム酒のストレートやロックを楽しむようにしましょう。

ラム酒の太りにくい飲み方

ラム酒はカロリーが高めではあるものの、優先的にカロリー消費されるので体に残りづらいエンプティカロリーであり、さらにラム酒は蒸留酒なので糖質などの太りやすい成分も入っていません。

しかし、ラム酒が間接的に太る原因になる可能性がありますので、太るのが気になる場合はラム酒と一緒に口に入れるものなど、ラム酒の太らない上手な飲み方を意識しましょう。
  1. 太るのが気になる場合は食物繊維が豊富な太りづらいおつまみを食べる
  2. 太るのが気になる場合はストレートかロック、割る場合は太りにくい割り物かどうか注意する

ラム酒の意外な使い道:ドライフルーツをラム酒漬けにする

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ラム酒漬けにしたドライフルーツで有名なのではラムレーズンです。

ドライフルーツはシュガーコーティングされてない物を選ぶか、下処理をしっかりしましょう。ドライフルーツのラム酒漬けの香り付けにアクセントとして、スパイスやハーブなどをフルーツの最後に入れるのもです。

鮮やかなドライフルーツの色を活かしたければホワイトラムがで、香り豊かに仕上げたればダークラムがです。

ラム酒に似ているお酒:蒸留酒

蒸留酒は、醸造酒を蒸留して作った酒で、スピリッツ(spirits)とも呼ばれます。

蒸留直後は飲用に適さない香りであることも多い蒸留酒は、貯蔵によって香りが変化するため通常は一定期間貯蔵し熟成させます。熟成には金属容器や陶器が用いられることもありますが、熟成に木製の樽を用いて、木に由来する香りや色をつけることもあります。
  1. ウイスキー:大麦・小麦・ライ麦・トウモロコシなどの穀物が原料
  2. ウォッカ:大麦・小麦・ライ麦・じゃがいもなどの穀物が原料
  3. ブランデー:果実酒から造られた蒸留酒の総称
  4. テキーラ:メキシコで生産されるアガヴェ(竜舌蘭)が原料
  5. ジン:ライ麦・大麦・ジャガイモなどの穀物が原料
  6. コニャック:ブドウが原料
  7. 焼酎:米・芋・麦・黒糖・そばなど原料は多種
  8. 泡盛:米が原料

飲み方を知ってラム酒の世界を楽しもう!

ラム酒の世界はすごく広く造酒の違い一つでも香りや風味がまったく違います。そのラム酒に合わせた飲み方は多種にわたり、そんなラム酒の世界が広いおかげでストレートやロックなどでいろいろなラム酒の飲み方を試すことができます。

ラム酒をベースとしたカクテルにもたくさんの種類があり、飲み方も豊富で全く飽きがこないお酒がラム酒ですので、そんなラム酒の楽しい世界を楽しんでください。
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