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快眠できる布団の選び方・羽毛やムアツの選び方・ニトリの布団

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快眠できる布団の選び方

人生の3分の1の時間を費やすのは睡眠と言われています。近年は忙しさから睡眠不足の方が多く問題となっていますが、睡眠が不足すると病気になってしまうことにもなりかねません。一方、布団に横になってもなかなか眠れない、またはすぐ目が覚めてしまうというお悩みを抱えている人も多く見られます。

そんな睡眠障害には、さまざまな原因がありますが、布団の選び方に問題がある可能性も否定できません。今回は、快眠できる布団の選び方についてご紹介します。

布団のサイズの選び方

布団にはサイズによっていくつかの種類があります。サイズの選び方のポイントは、やはり何人で使うかということです。一人ならシングル、二人ならダブルやクイーンという具合ですが、一人でもゆったり寝たいということでセミダブルやダブルを選ぶ人も多くなっています。

またシングルでも標準とロングで長さが異なりますし、一般的に流通しているサイズとJIS(日本工業規格)の定める規格も違います。ですのでシングルやダブルという表記も重要ですが、何cmなのかなど細かいサイズを確認して購入するようにしましょう。カバーリングの選び方についても、手持ちの布団が入る大きさであるかをしっかり確認する必要があります。

布団の種類の選び方

羽毛

掛け布団の中で、特に選び方が難しいのが羽毛布団ではないでしょうか。の高さからかなりの種類があり、価格帯もまちまちです。差が分かりにくいゆえ、訪問販売でトラブルになりがちなものもこの羽毛布団です。

では羽毛布団の価格はどうやって決まるのでしょう。それは中の羽毛、側生地、構造の品質によって決まります。羽毛の洗浄が十分でないと臭いが発生してしまいますし、側生地が粗悪な場合は中の羽毛が飛び出してしまったりしてしまいます。

羽毛布団を選ぶ際は、羽毛のグレードや側生地の構造をよく確認することが選び方のポイントと言えるでしょう。

ムアツ

ムアツ布団とは、西川グループの昭和西川が製造しているマットレスです。ムアツ布団はロケットの卵型をヒントに、床ずれ防止用として病院向けに開発されました。また、寝返りをしにくくならないように沈み込み量は最大25mm、快適な寝姿勢になるよう凹凸の間隔は55mmになるように計算されています。

ムアツ布団には厚みや硬さ、ベッド用や直に敷く用などいくつもの種類があります。選び方のポイントは、体型や好みに合ったものを見つけることです。

ポリエステル

ポリエステルの最大のメリットは、やはり安価ということでしょう。比較的価格の安い普及品に多く用いられています。しかしそれだけではありません。ポリエステルには繊維が太く耐久性に優れているという利点もあります。さらに、綿ぼこりが出ないので、ほこりを吸って咳き込むという心配もありません。

ただ吸湿性が低く静電気が発生しやすいため、ハウスダストを引きつけてしまうというデメリットもあります。

羊毛

高級な素材として知られる羊毛ですが、メリットは吸湿性と放湿性の高さです。一晩でかいた汗を中の羊毛がしっかり吸い取ってくれるので、じっとりせず表面はサラサラのままで快適です。

しかも風通しの良い場所に置いておくだけで自然に防湿して、夜には乾燥した状態に戻っているというから優れものです。かえって日なたで長時間干してしまうと、黄色く変色してしまうことがあるので要注意です。

ただ羊毛布団は、クッション性が乏しいという欠点があります。羊毛100%の布団は、2〜3cmくらいの厚みしか無いものが多いです。ですから、布団の下には必ずマットレスを引くことをします。

季節別布団の選び方

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ジメジメと蒸し暑い日本の夏は、どんな布団が適しているのでしょう。夏布団の選び方で欠かせないのは、吸湿性に優れたものを選ぶことです。夏場は、冬より一晩にかく汗の量も増えますので、一日寝ただけで布団はずっしり重くなります。ですから、湿気に強い布団を選ぶ必要があります。

化学繊維の布団は吸湿性が低いため汗を吸い取ってくれず、夏場は避けた方が良いでしょう。凹凸型の中綿を用いた布団なら、通気性が良くです。また掛け布団は吸湿性に優れた綿のタオルケットが適しています。

次に、冬布団の選び方についてご紹介します。冬に快眠を得られるかどうかは、暖かい布団かどうかにかかっていると言っても過言ではありません。寒いとなかなか寝付けなかったり、夜中に目が覚めてしまったりして体調を崩してしまうことにもなりかねないからです。

冬にの掛け布団は、保温性に優れた羽毛布団です。軽く寝返りも打ちやすいですし柔軟性も良いので体にフィットして快適に眠れます。また、羊毛も保温性が高くです。冷え性の人は、布団に入るまで湯たんぽなどで温めておくと良いでしょう。

目的別布団の選び方

子供

ジュニア用の布団は大人のが小さいだけ、安いので良いとなりがちですが、成長期の頃の睡眠はとても大切です。快適な環境を作ってあげましょう。

ジュニア用の選び方のポイントは、硬さと手入れのしやすさです。あまり柔らかい布団ですと、体が沈み過ぎてしまいます。少し硬めかなというぐらいがで、まっすぐ体を伸ばせる敷布団が良いでしょう。変な姿勢で寝ていると、背骨が曲がってしまったり、成長に悪影響を及ぼす可能性も出てきてしまいます。

また子供はおねしょをしたり布団を汚してしまいがちですので、丸洗いができるものなど手入れのしやすいものを選びましょう。

新生児

新生児の頃は、一日の大半を布団で過ごします。ですのでベビー布団の選び方はとても重要です。赤ちゃんはまだまだ骨や関節が未発達ですので、体をサポートしてあげられるような硬めの敷布団がです。また汗をかきやすいので、通気性に優れたものや洗えるものが良いでしょう。素材も肌に優しいものを選びます。

幼児

赤ちゃんを卒業した幼児の頃は、布団選びに困る人も多いのではないでしょうか。ベビー布団をいつまで使うか明確に決まっている訳ではありませんが、3歳前後までは大丈夫とされています。ただ寝相の悪い子や身長の高い子は、気付いたら床に寝ていたなんてことになりますので、もう少し早めにジュニア用に変えてあげるといいでしょう。

保育園

保育園では、お昼寝の時間が設けられていることがほとんどです。お昼寝布団の選び方ですが、まずはサイズの指定があるのかを確認しましょう。指定が無ければ、70×120程度の大きさが一般的ですのでそちらを選ぶといいでしょう。

ベビー布団やジュニア用と同様に、硬めのものがです。柔らかすぎると、寝返りしたときに呼吸を妨げてしまう可能性があります。あとは持ち運びしやすいもの、手入れのしやすいものがです。

一人暮らし

一人暮らしを始める際に布団を購入するという人も多いでしょう。一人暮らしの場合は、特に住宅の広さによって、選び方は変わってきます。ベッドを置く場合は、収納としても使えるように引き出しのついているものがです。

スペースの関係や好みから布団を選ぶ場合は、オールシーズン使えるものにするのがポイントです。ワンルームマンションなどの場合、季節用に揃えても収納に困ってしまうでしょう。洗えるものなど、手入れのしやすいものがです。

使う場所別布団の選び方

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和室

最近はベッドが主流になってきていますが、和室に布団を敷いて眠るのもとても気持ちが良いです。ベッドから落ちる心配も無いですし、寝相の悪い人にもです。

ただ和室に布団を敷いた場合、カビが生えたという経験のある人も多いのではないでしょうか。畳に直接布団を敷くと、湿気がこもってしまうのでカビが生えやすくなってしまいます。ですから和室で使う布団の選び方は、まず通気性をチェックすることです。そして敷きっぱなしにせず、定期的に干すことが重要です。

フローリング

フローリングに直接布団を敷いているという人もいるでしょう。畳と同じように、フローリングも湿気がこもりやすいので、やはり敷きっぱなしは良くありません。加えて、畳と違いフローリングに直接敷いた布団で眠ると、床の硬さから腰が痛くなってしまう可能性が高いです。

ですので、布団の下にマットレスを引くか厚手の布団を選ぶことが、フローリングに適した布団の選び方と言えるでしょう。

メーカー別布団の選び方

ニトリ

日用品から大型家具まで幅広く扱っているニトリでは、布団も種類豊富に揃っています。掛け布団にはそれぞれ保温の目安が数値で示されていますので、選び方の参考にすると良いでしょう。

敷布団は収納しやすいものや、高反発・低反発、はたまたハウスダストや花粉が付きにくい布団などが揃っています。体質や好みによってご家庭に最適なものを選びましょう。

西川

布団の選び方を考えたら、一度は耳にするのが西川という名前ではないでしょうか。国内で最王手の寝具メーカーですが、ただ西川と言っても、京都西川や東京西川、西川リビングなど実に6つの会社があります。どの会社も、全ての始まりは1566年創業の西川甚五郎商店に行きつきます。一つの会社が1940年代にのれん分けし、今の別会社の形態になりました。

しかし別会社ではありますが、グループ会社として商標を共にしています。それぞれの代表的な製品としては、マットレスのエアー[AiR]は東京西川、ムアツ布団は昭和西川などがあります。

布団の選び方は様々!体質に合ったベストな布団を選ぼう!

いかがでしたか。今回は、布団の選び方について詳しくご紹介しました。ひと言で布団の選び方と言っても、季節であったり、寝室の形態や体質によって選び方の基準は変わるということをお分かりいただけたのではないでしょうか。布団に何を優先的に求めるのかを十分考えたうえで布団を選ばないと、後で後悔することにもなりかねません。高価な買い物なので、今回ご紹介した選び方を参考に、最適なものをぜひ見つけてください。
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