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物を持たない暮らしを始める方法12コ|ミニマリストとは?

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物を持たない暮らしとは

「物を持たない暮らし」とは、必要最低限の物だけで生活するライフスタイルのことを指します。

近年「ミニマリスト」「シンプルライフ」というライフスタイルが注目されたことがきっかけで物を持たない暮らしを実践する人が増え、ブログやSNSを中心に新しいライフスタイルの一つとして広まっています。

家の中に不要な物が溢れていたり、家事や片付けを楽にしたいという人は、物を持たない暮らしの考え方を取り入れてみましょう。

物を持たない暮らしのメリット

物を持たない暮らしは、生活がシンプルになるというメリットがあります。

物を持たない暮らしは、必要最低限の物のみを厳選して不要な物を可能な限り取り除くという暮らし方なので、物の管理がしやすくなったり、片付けが楽になったり、掃除がしやすいなど、家事の手間を省くことに繋がります。

また、物を紛失しにくくなったり、引越しの準備が楽になったり、物を買わないので節約できるなど、さまざまなメリットがあります。

物を持たない暮らしを始める方法12コ

物を持たない暮らしを実践している人の中には、「家事が楽になった」「気分がすっきりした」「節約できるようになった」など、さまざまな効果を実感している人も多いです。

では、実際に物を持たない暮らしを始めるには、具体的に何をすれば良いのでしょうか。物を持たない暮らしを始める12個の方法を紹介します。

1:必要な物以外は持たない

物を持たない暮らしをするには、必要な物以外は持たないのが基本です。

世の中には物が溢れていますが、本当に生活に必要な物は実はかなり少ないです。例えば、テーブルに椅子、冷蔵庫や洗濯機、布団など、「これだけはないと困る」という物をピックアップしていくと、実はかなり量が少ないことが分かります。

不要な物を処分し、本当に生活に必要な物以外を持たないことが、物を持たない生活の第一歩です。

2:必要な物しか買わない

必要な物しか買わないのも、物を持たない暮らしを実践する上で大事な要素です。

世の中には物が溢れており、次々と魅力的な新商品が発売されています。しかし、「あったら便利だな」「かわいいな」と思って買った物も、結局ほとんど使わずに引き出しの奥やクローゼットに仕舞われたまま眠っている、という話は少なくありません。

本当に必要な物なのかを慎重に見極めて買い物をすることで、物を持たない暮らしに一歩近づきます。

3:洋服や化粧品は使っている物だけに減らす

物を持たない暮らしでは、洋服や化粧品は使っている物だけに減らすようにしましょう。

洋服や化粧品を必要以上に買ってしまう、という女性は多いです。新作コスメやセールで安くなっていた服を衝動買いしてしまったものの、使ってみたらしっくりこなくて結局いつもの服や化粧品ばかり使っている、という話は少なくありません。

使っていない洋服や化粧品は思い切って処分し、いつも使っている物だけに減らしてみましょう。

4:持ってもいい許容量を決める

物を持たない暮らしでは、持ってもいい物の許容量を決めておくようにしましょう。

「ミニマリスト」と呼ばれる人の中には、極限まで物を減らして生活している人もいます。しかし、職業や生活スタイルによっては程度物を持っておく必要があり、あまりに物が少ないと逆に困ってしまうという人もいます。

持ってもいい物の許容量を決めておくことと買いすぎを防ぐことができるので、自分なりの適正量をあらかじめ見極めておきましょう。

5:代用する

物を持たない暮らしでは、代用できるものは代用する、という考え方も必要です。

例えば、用途別にさまざまな食器がありますが、いつも使っているのはほんの数種類の食器のみ、というケースも少なくありません。また調理器具も、いつも使うのは同じ鍋とフライパンばかり、という話も多く聞かれます。

湯のみとコップを兼用したり、丼をスープボウルとして使うなど、代用できるものは代用するようにすると不要な物を減らすことができます。。

6:レンタルを利用する

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物を持たない暮らしでは、レンタルを上手に利用するのも有効です。

読書好きな人は、図書館を利用すれば本を必要以上に買う必要がなくなります。また、近年レンタルコミックも充実しているので、積極的に利用してみましょう。

そのほかにも、来客用の布団のレンタルやフォーマルドレスのレンタルなど、さまざまなレンタルサービスが存在しているので、積極的に利用すれば必要以上に物を持つ必要がなくなります。

7:定期的に持ち物の見直しをする

定期的に持ち物の見直しをすることも、物を持たない暮らしでは大事です。

必要な物以外買わないと決めていても、知らず知らずのうちに物の数が増えていた、というケースは少なくありません。また、生活スタイルや環境の変化で使わなくなった物が出てきた、という話もよく聞かれます。

そのまま放置してしまうとどんどん物が増えていくので、定期的に持ち物を見直して、不必要な物があれば処分するようにしましょう。

8:収納家具を置かない

物を持たない暮らしでは、大きな収納家具を置かないようにするのもポイントの一つです。

必要な物だけを厳選していくと備え付けの収納スペースのみで収まる分量になり、収納家具がいらなくなったという話は多く聞かれます。実際にミニマリストの部屋を見ると、大きな収納家具を置いていない人がかなりの割合を占めています。

大きなタンスや本棚などは物を溜め込む原因となっていることもあるので、一度見直しをしてみましょう。

9:物がなくてもいいと考える

物を持たない暮らしでは、物がなくてもいいと考えることも大事です。

新商品や期間限定品など、魅力的な物が次々と発売されますが、本当に必要な物は限られています。テレビや雑誌などで話題になっている物など、みんな持っているといわれる物も、よく考えるとなくても生活に支障が出ないというケースも多いです。

「物がなくても大丈夫」というスタンスでいれば、不必要な物を買わずに冷静に考え直すことができます。

10:デジタル化する

物を持たない暮らしでは、要所でデジタル化するのがです。

本やCDは新作が出るたびに購入していると、どんどん物が増えていき、気がついたら棚が溢れかえってしまっていた、という話は多く聞かれます。そんなときには、電子書籍や音楽配信サービスを利用すると、物が増える心配がなく楽しむことができます。

デジタル化すると必要以上に物を増えるのを防ぐことができるので、導入を検討してみましょう。

11:「いつか使うかも」はやめる

物を持たない暮らしでは、「いつか使うかも」という考え方を改めた方が良いです。

高価な物だったのにほとんど使っていない物や贈り物など、捨てるに捨てられず悩んでいるという話は多く聞かれます。「今は使っていないけどいつか使うときがくるかも」と思って仕舞っておいても、使う機会がいつ来るかわかりません。

「今必要な物以外持たない」と決め、使っていない物を思い切って処分するようにすると、大幅に物を減らせます。

12:愛着のある物は残しておく

必要な物以外持たないのが物を持たない暮らしの基本ですが、愛着のある物は残しておくようにしましょう。

物を持たない暮らしは、必要な物以外を持たないことが前提ですが、あまりにも物が少ないと殺伐とした生活になってしまいます。思い出の品やコレクションしている物など、愛着がある物は残しておくようにしておくと、少ない物でも豊かな気持ちで生活することができます。

物を持たない暮らしを始める人に本

「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」は、ミニマリストに転向した経験を持つ著者による本です。

たくさんの物が溢れていた生活からミニマリストに転向した経験を踏まえて、物が増えてしまう理由や物を捨てるためのステップなどをわかりやすく解説しています。

物を持たない生活に興味がある人や、物を持たない生活を始めようという人に本です。

このような考えた方もあるのかと感心しながら読みました。

断捨離がなかなか進まない方は一度読んでみたほうが良いかも知れません。

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物を持たない暮らしのデメリット3つ

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物を持たない暮らしは必要な物以外を持たないので、生活がシンプルになり節約にも繋がるというメリットがある一方、物を持たない暮らしならではのデメリットもあります。

では、物を持たない暮らしではどのようなデメリットが発生するのでしょうか。物を持たない暮らしのデメリットを紹介します。

1:買い物単価が上がる

物を持たない暮らしは、買い物単価が上がるというデメリットが発生する場合があります。

不要な買い物が多くて物が多い人が物を持たない暮らしを実践すると、買い物をセーブすることになるので使えるお金が増えて節約に繋がります。しかし、物の分量が少ないからといって単価の高い物を買うようになると、かえって出費が増えてしまいます。

節約することを目的として物を持たない暮らしを始める場合は、買い物単価に注意しましょう。

2:来客時の「おもてなし」に苦労する

来客があった時のおもてなしに苦労するというのも、物を持たない暮らしのデメリットの一つです。

物を持たない暮らしを実践しているの中には、CDプレイヤーやDVDプレイヤー、テレビゲームなどの家電を手放してしているという人が多く、娯楽に関する物がないので来客時に楽しんでもらえるツールがなくて困った、という話も少なくありません。

友人を家に招く機会が多い人は、娯楽に関する物は残しておくことを検討しましょう。

3:突然の災害に弱くなる

物を持たない暮らしは、突然の災害に弱くなるというデメリットもあります。

物を持たない暮らしは必要最低限の物で生活をするので、ストックの量も必要最低限にしている人が多いです。通常ならストックがなくなっても買うことができますが、突然災害が起こると十分な備えがないので、ライフラインが長期間ストップした場合、困ってしまうことが考えられます。

物を持たない暮らしでも、災害時の備えをしておくようにしましょう。

物を持たない暮らしを始めてスッキリしよう

今回は、物を持たない暮らしを始める方法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

物を持たない暮らしは、物が多くて煩雑になっている部屋をすっきりさせ、生活をシンプルにすることができるというメリットがあります。

災害時に弱い、来客時に困るなどのデメリットもありますが、物を持たない暮らしは生活を楽にするヒントがあるので、自分の生活に合わせて物を持たない暮らしを取り入れてみましょう。

この記事に関連する情報もチェックしよう!

実際に物を持たない暮らしを始めようと思っても、なかなか物が手放せなかったり、処分する勇気が出ない、という話も多く聞かれます。

下記の記事には、必要最低限の物で生活をするミニマリストの断捨離方法と、物が捨てられない人の心理、物を捨てるコツが紹介されています。物を持たない暮らしを始める前に参考にしてみましょう。
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