カビキラーの効果的な使用時間・放置時間・必要な換気時間
更新日:2020年08月28日
カビキラーにはゴムパッキン用もあります。スプレー式のカビキラーは液体なのに対してゴムパッキン用のカビキラーは「ジェル状」なのが特徴です。たれ落ちにくいので、よごれにぴったり密着します。掃除場所によってカビキラーを使い分けて家じゅうのカビを撃退しましょう。
カビキラーをゴムパッキンの掃除に使う場合の使用方法
カビキラーをゴムパッキンに使用する場合は、15分~30分放置しましょう。また、表面に汚れが残っているとカビキラーの効果が十分発揮できない恐れがあるのでふき取るか、中性洗剤で洗ってからカビキラーを使用しましょう。
ゴムパッキン専用のカビキラーの使い分けが面倒という人に使用方法
ゴムパッキン専用のカビキラーを使い分けるのが面倒という人は以下の方法を試してみてください。
・カビキラーをした後にキッチンペーパー+ラップをかぶせて密着させる
・カビキラー+片栗粉でとろとろのオリジナルカビキラーを作成する
放置時間は同じですのでカビキラーの使い分けが面倒くさいとう人は試してみてください。
カビキラーの使用時に必要な換気時間
放置中は基本的にずっと換気するのがベスト!
カビキラーには放置時間がつきもの。空間にカビキラーがとどまる時間が長くなると塩素系の強い匂いが充満し健康にもよくありません。放置時間は可能であればずっと換気しているようにしましょう。理想は、「使用中+放置時間+洗い流すとき+α」換気し続けることです。朝掃除した場合は夜お風呂に入るまでの半日間は換気できるとベストです。
換気のポイントは?
カビキラーを使用中の換気のポイントは、「2ヶ所以上で換気をすること」です。理想は窓とドアを開け放ち、風の通り道を作る事です。浴室に窓がない場合は換気扇を活用しましょう。
使用中にはマスクをつけましょう。その時のポイントとは?
カビキラーを使用する際にはマスクを着用しましょう。嫌なニオイを抑えたい場合はマスクを水で濡らしましょう。マスクを水で濡らすことによって、ニオイを吸着する効果があります。
カビキラーの臭いを長時間嗅いだ場合の危険性
カビキラーは塩素系の洗剤
カビキラーは塩素系の洗剤です。主成分は水道水やプールの殺菌にも使用される次亜塩素酸ソーダで、O-157やノロウィルスといった食中毒の予防や殺菌にも使用されています。カビキラー自体のニオイは多少かいでも問題ありません。
長時間使用すると酸性の物質と混ざって有害ガスがでる恐れが…
カビキラーを長時間換気なしで使用すると空気中の酸性の物質と結びついて有害ガス(塩素ガス)を発生する可能性があります。製品の取扱説明書には酸性タイプの洗剤と混ぜて使用しないように注意書きがしてあります。
塩素ガスを吸うと、呼吸困難、肺水腫、喉の腫れ、喉の傷み、皮膚への刺激、皮膚のただれ、目への刺激といった全身に症状が出てしまいます。少しでも症状を感じた場合は、なるべく多くの場所を換気してしばらく休みましょう。
また、塩素ガスは空気より重いので下に集まる傾向があります。長時間かがんだ状態での掃除は避けましょう。
初回公開日:2017年12月21日
記載されている内容は2017年12月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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