シリコンオフの代用の方法・パーツクリーナー・洗剤｜アルコール
更新日：2020年08月28日
パーツクリーナーとは
パーツクリーナーの成分は、石油系溶剤と噴射剤を利用しております。石油系溶剤の濃度によって汚れ落とし性能や油膜の落としやすさを調整することができます。
噴射剤は、パーツクリーナーに入っている石油系溶剤をスプレーから出す際に、必要な成分で引火点が低いために、火気厳禁の代用商品となっております。
シリコンオフよりもパーツクリーナーは、汚れ落とし性能が高いので、塗装などを痛める可能性やプラスチックなどの物質を溶かす可能性もあるので、使用方法は限られる難点はあります。
「KURE」パーツクリーナー
パーツクリーナーとしての性能も高く、シリコンオフの代用として利用することもできます。しかし、塗装やプラスチック樹脂に使用する場合は、溶かしたり痛める可能性もあるので、目立たない部分で試してから利用するようにしましょう。
代用品の中で、一番シリコンオフに近い性能を持っているので、代用品として使用するのに適していると言えます。
関ドアの鍵が渋くなってきて開かなかったり折れたりしていたのでこいつとドライファストルブで購入。垂れたクリーナーで玄関の古くなった塗装を少々痛めました。が、機能は大満足今までのはなんだったんだ？！と言う位に簡単に軽く回る鍵になりました。それと玄関に入り込んだ臭いが2～3日取れなかったので注意が必要ですね。
出典: https://www.amazon.co.jp/KURE-%E5%91%89%E5%B7%A5%E6%A5%AD... |
シリコンオフの代用ができる洗剤
シリコンオフ以外に、油膜や汚れ落しに利用されるのが、誰でも自宅に一つは置いてある食器洗い用の洗剤です。
洗剤の中でも、シリコンオフの代用として利用できるのが、中性の洗剤です。アルカリ性や酸性の商品を利用すると、塗装面や樹脂を痛める可能性がありますので注意しましょう。
このような洗剤であれば、どの家庭であっても置いてある製品ですので、代用しやすいメリットが一番に挙げられます。
中性洗剤であれば代用できる
中性洗剤は、日々使用している台所用洗剤であれば使用可能です。もし、すぐに使用する際は、洗剤の裏側に記載されている説明書きに、中性などと記入してあるか確認して使用しましょう。
もし、中性と書かれていない場合は、塗装面などを痛める可能性があるので、しっかりと確認してから使用し、汚れに応じて水で薄めて使用しましょう。
中性洗剤でなぜ汚れが落ちるのか
中性洗剤を使用して、なぜ油汚れや細かい汚れが取れるのか、疑問に感じた方もおられるでしょう。
中性洗剤には、界面活性剤という水と油を混ぜ合わせる働きがあるために、シリコンオフなどと同じように脱脂することが可能です。しかも健康的な被害も無く、石油系溶剤などの入った代用品よりは、家庭でも使用できるので代用品にとても優れています。
用途は、窓ガラスの汚れとりや、自動車の洗車な度にも利用できます。他にも家具の清掃にも気軽に使用でき、シリコンオフの代用品の中で、一番幅広く利用することができる製品と言って良いでしょう。
シリコンオフの代用品はたくさんある
今回は、シリコンオフの代用品についてあらゆる製品をご紹介してきましたが、シリコンオフを使用する場所や商品によって、使い分ける必要があります。
例えば、アセトンやシンナーは毒性が強く、汚れは落ちやすいというメリットがありますが、換気を必要とします。洗剤やアルコールなどであれば、汚れを落とす能力は低いですが、場所を選ばないメリットと安全性が高いメリットがあります。
シリコンオフに一番近い性能を持っていて、代用できるのはパーツクリーナーでしょう。自動車の脱脂などにもよく利用されており、油汚れを落とすにはとても有効な製品です。
ですので、自分の用途にあった製品を代用として選択することで、自宅にあるもので脱脂作業を行うことが可能なので代用してみましょう。
初回公開日：2018年03月04日
記載されている内容は2018年03月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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