メラミンスポンジとは・使い方・注意点・使ってはいけないもの
更新日:2020年08月28日
鍋の焦げつきはとても厄介なものです。ゴシゴシこすってもなかなか落とせません。タワシを使用できるようなステンレス素材の鍋なら、メラミンスポンジが使用できます。メラミンスポンジで、ガンコな汚れもしっかり落としましょう。
ただし、タワシや研磨剤入りの洗剤の使用ができないような素材の鍋への使用は、表面を傷つけて焦げつきやすくなりますので注意してください。
キッチンカウンター
こまめにふいているつもりでも、なかなか洗剤を使用しての大掃除をする機会のないキッチンの作業台やカウンター。調理中の汚れやホコリなどで意外と汚れはついているものです。
いつでも清潔を保つため、定期的にメラミンスポンジでお掃除しましょう。洗剤を使わずふき取りながら汚れをなで落としできるので、面倒もありません。キッチンカウンター用に大きめにカットしたメラミンスポンジを常備しておけば、広い作業台のお掃除もラクラクです。
洗面台
キッチンと同様、朝の身じたくや手洗い、洗いものなど、毎日使う頻度の高い洗面台も汚れがつきやすい場所です。さらには、歯磨き粉やせっけんカス、泥汚れや水アカなど、さまざまな汚れが入り混じっています。
水回りで特にパワーを発揮するメラミンスポンジですから、洗面台の汚れ落としもお手のものです。こびりついた汚れや細かい部分には小さくカットしたメラミンスポンジを、大きくカットしたメラミンスポンジなら洗面台全体をササっとお掃除するのに最適です。
大小それぞれを常備し、使用したあと汚れの少ないものは洗いよく水分を切って乾かしておきましょう。繰り返し使用できるので経済的です。
バスルーム
バスルームのお掃除にもメラミンスポンジは大活躍します。蛇口の水アカを落としピカピカにしたり、洗面器や椅子についた皮脂汚れやせっけんカスもスッキリこすり落とします。
また、洗剤を使ってのお掃除が困難な天井も、水だけで汚れを落とせるメラミンスポンジなら洗剤いらずで簡単お掃除ができます。ホームセンターのお掃除コーナーなどには、長い柄のついたメラミンスポンジも並んでいます。天井まで届く長さのものなら、台に登って直接天井をふく手間もなく、らくらくお掃除ができるのでです。
もちろん床や壁のお掃除にも。パッキンに深く根付いたものは落とせませんが、すぐにタイルにできてしまう黒カビやピンク色のカビも、メラミンスポンジでこすり落としましょう。
蛇口やバスルーム小物には小さくカットしたメラミンスポンジが便利です。天井や床や壁などお掃除する範囲のひろい場所には、大きくカットしたものか、バスルーム用に販売されている大きめのメラミンスポンジを使用すると良いでしょう。
鏡
洗面台やバスルームの鏡にもメラミンスポンジは使用できます。水回りにある鏡は、せっけんカスや水アカやホコリなどで意外と汚れていますので、メラミンスポンジで汚れを落とし、最後に乾いたタオルで仕上げ拭きをするとピカピカになります。
ただし、汚れ防止にコーティングが施されているような鏡へは、コーティングをはがしてしまう可能性がありますので、使用しないようにしましょう。
リビング
ひとが集まるリビングには、見えない汚れもたくさんです。メラミンスポンジを使用できるのは、硬いツルツル素材のもの。リモコンや電気のスイッチなど、手あかで汚れたものもよく水気をきったメラミンスポンジでなで拭きしてきれいにしましょう。
エアコンのお掃除にもメラミンスポンジは効果的です。吹き出し口の汚れや本体上部のホコリ汚れなど、軽い力で汚れを落とすメラミンスポンジなら面倒な場所のお掃除も簡単に行えます。
細かい隙間をお掃除するときには、小さくカットしたメラミンスポンジの角を使用するか、わりばしなどの棒状のものにメラミンスポンジを巻きつけたり固定して使用すれば、すみずみまでサッパリきれいになります。
子ども部屋
お子さんがいるとそこらじゅうの壁や床についた落書きに頭を悩ませます。クレヨンやペンなどで書かれたものは油分が含まれていて、ふいただけではなかなか落ちません。
メラミンスポンジなら、落書きをこすりとるように落とすので、壁や床へもそっと使用することができます。変色したり傷がついたりしないか、念のため目立たないところで試してみてから使用するようにしましょう。あまりゴシゴシとこすらず、何度かこすっても落ちない場合は壁床にも使えるクリーナーや除光液を使用することをします。
また、お子さんがペタペタと貼ったシールの跡も、メラミンスポンジで湿らせるようになでれば、きれいに落とすことができます。こちらもゴシゴシとこすらず、シールが水分を軽く含むようになでてから、少し置いてなで落としてみましょう。落ちない場合は、無理に落とそうとせず、シールはがしのクリーナーを使用してください。
初回公開日:2017年11月07日
記載されている内容は2017年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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