ガスコンロがつかない原因と対処法|片方/電池/水/温度センサー
更新日:2020年07月14日
ガスメーターには安全装置が付いており例えば大きな地震があった場合には、自動的にガスの供給が止められるシステムになっています。これを確認するためには、ガスメーターの上にある丸いランプを見てください。
ランプが点灯している場合、ガスコンロだけでなく、ガスを使用しているお風呂、暖房などをすべて止めて、左側にある黒いキャップを外して復帰ボタンを押す必要があります。
かなり強く押し込んでからすぐに手を離しましょう。すると、点滅していたランプが消えてガスが使えるようになります。めったにないことですが、いざというときに覚えておくとパニックになりません。
ガスコンロを修理に出すときの注意点
今までの、ガスコンロの火がつかないと考える原因をすべてやってみたけれど、やはり火がつかないという場合、修理に出すことになります。修理といっても、ガスコンロは毎日使わなくてはなりません。ガスコンロが使えない間、料理もできないということですから、できるだけ早く修理してもらいたいものです。
そのようなときには、どこに連絡をしたらいいのでしょう。また、修理代にはどれくらいの費用がかかるのでしょう。もしかすると、新たに買うよりも修理代の方が高くついてしまう可能性もあります。ガスコンロを修理に出すときの注意点などをご紹介します。
ガスコンロの寿命
ガスコンロにも耐久年数というものがあります。これはテレビや洗濯機、冷蔵庫といった家電と同じで、ガスコンロはかなり過酷な環境に置かれています。火や吹きこぼれなどによる劣化、油汚れなどの腐食などです。
これらのことを考えると、ガスコンロの耐久年数は平均すると10年前後です。しかも、10年以上すると部品を交換したくても、その部品自体の製造が取りやめになってしまいます。もし、自分が使っているガスコンロの製造年月日が10年以上であれば、迷わず新しいものを交換しましょう。
また、2008年10月から、ガスコンロは安全装置付きが義務付けられています。揚げものの温度上昇を制限し、消し忘れや立ち消えといった火災になる危険性を極力防ぐために開発された機能です。2008年以前に購入したガスコンロであれば、故障を機に、新しいガスコンロに交換することも考えたほうがよいです。
ガスコンロの修理料金の相場
ガスコンロの修理の相場は「独立型」と「ビルドイン型」があります。その種類によって修理の費用が違ってきます。
・独立型の場合
ガスコンロで特に普及しているタイプです。ガスコンロだけの機能を持っており、魚焼き器としてのオーブン機能も兼ね備えています。取り外しができる独立型の場合には、10年以上の使用で寿命が考えられます。あえて修理に出すよりも、新品を購入したほうがずっと安くすむ可能性の方が高くなります。
ビルトインコンロの場合
ビルドインコンロの場合は、システムキッチンに組み込まれています。そのため、独立型のように、ガスコンロだけ交換するというわけにはいきません。そのため、修理費用は一緒に備え付けられているオーブンなども一緒に交換しなければならないなど、さまざまな付加工事などを含むため、独立型のコンロ修理よりも、経費はかなりかかります。
ガスコンロが故障したときの連絡は
ガスコンロが故障したときにはどこに連絡したらいいのでしょう。それぞれのガス器具会社によっても違ってきます。また、アパートやマンションなどで、取り付けられているガス器具の不具合に関しては、大家さん、管理している不動産屋、マンションなどの管理組合に相談するといいでしょう。
リンナイ
リンナイは、家庭用のガスコンロや給湯器でも実績があり、多くの家庭で使われているガスコンロではないでしょうか。リンナイ製品でもしも不具合があった場合には、お客様サポートで365日、24時間修理の受付をしているので安心です。
修理には事前に見積もりの上、部品代や工賃、出張料がかかることになります。原因がわからないといった場合には、平日の9時~18:30まで、土日祝の場合には9:00~17:00まで直接相談することもできます。
パナソニック
パナソニックの場合には電話やFAXでの修理の申し込みができます。そのほかにも修理に出す前のQ&Aなどに応えているホームページも充実しています。
パロマ
初回公開日:2017年11月20日
記載されている内容は2017年11月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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