加湿器の臭いの原因と臭い対策の方法まとめ
更新日:2020年08月28日
加湿器の臭いの原因とは?
加湿器を使っているうちに、臭いが気になってくることはありませんか。実は、臭いには以下のような原因があるのです。臭いが気になるのは危険なサインともいえます。いつもと違う臭いがしたら、早急な手入れが肝心です。
加湿器内の水の汚れ
加湿器を使用する際は取扱い説明書に水を取り替える頻度や掃除の頻度が記載されています。しかし、実際よく読むと、結構頻繁に行わなければならない場合が多いのです。決められた回数ほど水を取り替えなかったり、水を継ぎ足して使っていると、水に雑菌やカビが発生します。
水の雑菌やカビこそが臭いの原因です。加湿器をきれいに掃除することや、水を決められた回数取り替えることで臭いは気にならなくなるでしょう。
タバコ
加湿器には空気洗浄の機能がついていないので、部屋でタバコを吸えば、フィルターにタバコの臭いがついてしまいます。加湿器をつけると染み付いたタバコの臭いが放出されることで、タバコ臭いと感じることもあります。空気清浄機と加湿器の効果があるものを使ったり、加湿器内の清掃やフィルターの洗浄を頻繁に行うことで臭いは解決されます。
臭いを放っておくとどうなる?
風邪やインフルエンザ対策のために加湿器をつけている人も多いと思いますが、加湿器によって体調を崩すこともあります。加湿器に発生したカビや細菌を放っておくと、加湿器の蒸気によって部屋中にカビや細菌をまき散らすことになります。
臭いが発生するくらいになると、加湿器にはカビや細菌が数多く存在しているといえるでしょう。カビや細菌などによる微生物を長期間吸い続けることで、咳や鼻水がでるなどの症状がでたり、倦怠感や発熱を伴うことがあります。
最近では「加湿器病」という症状として知られるようになりましたが、小さな子どもや高齢者が発症すると重篤化することがあるので、あなどれません。
加湿器の臭いを取るためにはどうする?
まずはついてしまった臭いの原因を取り除くことが大切です。主な掃除方法として有効なものは以下のとおりです。
市販の加湿器専用洗浄剤を利用する
加湿器専用の洗浄剤が家電量販店やホームセンターで販売されています。使い方によっては故障の原因にもなるので、箱に記載されている注意点をよく読んでから使いましょう。加湿器の種類によっても使えるものとそうでないものがあるので注意が必要です。メーカー推奨のものが販売されているケースがあるので、洗浄剤に記載されている注意点やメーカーのホームページなどで確認してから購入しましょう。
重曹
まずはついてしまった臭いを取ることが大切です。それには重曹がです。水に重曹(1リットルあたり60g)を溶かした容器に、臭いのついたフィルターや取り外せるパーツを入れ、30分程度つけ置きします。時間が経ったら汚れを落とし、十分にすすいで、よく乾燥させてから本体に取り付けましょう。
クエン酸
水垢が白い固まりとなって取れにくいときは、クエン酸がです。水の中のカルキに含まれるカルシウム成分が白い固まりの原因なので、クエン酸で中和して溶かします。クエン酸につけることなく無理やりこすって落とそうとすると、加湿器に小さなキズが入りますので注意しましょう。
クエン酸は溶けにくいので、40℃くらいのぬるま湯にクエン酸(1リットルあたり6g)を入れ、約2時間程度つけ置きします。柔らかいブラシや布で汚れを落として、十分にすすぎましょう。よく乾燥させてから本体に取り付けましょう。
台所用洗剤
加湿器の種類によっては、お手入れ方法に台所用洗剤が推奨されているものもあります。台所用洗剤に記載されている使用量を目安にして、水やぬるま湯に入れましょう。2時間ほどつけ置きして、泡が残らないようによくすすぎましょう。
加湿器の臭いを対策するには?
加湿器の臭いを対策するには、以下の方法があります。
初回公開日:2017年09月03日
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