エアコンのカビ対策|原因/予防/掃除法・カビ対策グッズ
更新日:2020年08月28日
もっともきれいにする場所 エアコン内部洗浄
フィルターを取り出すと、冷却フィンと電極部分が見えるので、ここも綺麗に掃除をしましょう。
手順は次の通りで行いましょう。
・エアコンの内部を掃除機をかけほこりやごみを吸い取ります。
・電極部分をラップで保護する事
・フィンのほこりを掃除機で吸い取る
・エアコン洗浄スプレー(薄めた中性洗剤や重曹)を吹き付けながら、雑巾で拭きます。
・手の届かない場所は、割りばしなど雑巾を巻き付けてほこりやカビを取ります。
・30分ほど、自然乾燥で乾かす。
・最後にふたの内側をきれいに雑巾で拭きます。
≪要注意≫
電極部分は絶対に濡らさないよう必ずラップで保護しましょう。
エアコン洗浄後の予防方法は?
エアコン内部の掃除が完了したら今度はエアコンのカビ予防をしましょう。掃除してきれいになったからと言って安心してはいけません。綺麗な状態を保つためと家族や自分自身の健康のためにカビ予防をする事も大切です。
その予防方法は、「フィルダーの掃除」「送風運転」「喚起」「湿度を下げる」など自主的にできることを行いカビの発生を防ぎましょう。
エアコン掃除に最適な時期
エアコンの内部がきれいになっても、カビが残っていたらすぐにでもカビが生えてきます。
なので、フィルターの掃除をして、きれいにしましょう。掃除の方法として4つのポイントを紹介します。
・エアコンのカバーを外す
・フィルターを外し、ほこりを掃除機で軽く吸い取る
・掃除機で丁寧にほこりを吸い取る
・フィルターとカバーを取り付けて終わり
フィルターは一番ほこりが溜まりやすい場所です。エアコンの掃除を行うなら夏の初めと終わり、または冬の初めと終わりに掃除するのが良いのですが頻繁に掃除は出来ないものです。なので、夏の終わりにしっかりと掃除する事でエアコンの内部の湿気やカビが落ちやすい状態を作るようにしましょう。
送風運転を使ってカビ予防
エアコンを使う前にまずは、送風運転をしてからです。それは、「何故か?」と言うとエアコンを付けた時に冷房を使うとフィンの部分に結露が発生し、さらに、エアコンの内部は湿度で高い状態です。
となると、このまま放置してエアコンを切るとカビが生えてしまう事になるので、それを防ぐには、送風運転が必要なのです。ここでポイントがあります。送風運転を活用するには冷房を使った後すぐに切るのではなく、30分から2時間ほど送風運転をするだけでもだいぶ違うので、まずは試してみましょう。
カビを抑えるなら室内の湿気を抑える事が大事
部屋の換気をこまめにすること
エアコンを使っていても、「換気は必要です。」と書かれていても、「なぜ、換気する必要があるの?」とか「別に暖房を使っているわけでもないから換気する必要はない」と思う人も中に居はいるでしょう。
しかし部屋がジメジメした状態を放っているとカビにとっては繫殖しやすい最高の状態となってしまい、せっかくエアコンをきれいにしても、あまり意味がありません。カビが生えて来ないようにするには、暖房であろうと冷房であろうと、部屋の換気をするだけで空気の入れ替えが出来るだけでなく健康にもいいので、ある意味一石二鳥だと言えるでしょう。
換気は普段でもできる方法なので、常日頃から行う事をおススメします。
エアコンのカビ対策は掃除だけにあらず!
夏は冷房も使うけど普段から電気ポットや炊飯器、料理などする時には必ず水蒸気が出ます。その水蒸気は換気扇を使って室外に出せばいいと言われていますが、エアコンはそう簡単にいきません。
なぜならエアコンは室内の空気を吸い込んで排出するので、もしカビが発生していたらカビを吸い込んでから部屋に排出する、という繰り返しとなってしまうのでエアコンを掃除してもエアコンの内部にカビが生えてしまう原因になります。
場所別のエアコンのカビの原因と対策
エアコンの内部には、フィルター以外にもカビが生えてくる場所がまだまだあると言うことをご存知でしょうか。エアコンのカビの原因を考える前に、エアコンのカビがどこに発生するのか、まずは知っておくことが大切です。
エアコンの内部では、「フィン」と言う部分と「ファン」と言う部分があります。まずはそこから紹介していきましょう。
エアコン内部 「フィン」とは?
この「フィン」の場所ですが、エアコンのフィルターの奥にある部分が、「フィン」です。
薄い金属の板が縦に並んでいるのでフィルターを外せば、すぐに目の前にあります。「フィン」の役割は、空気を冷やしたり温めたりするとても大切な役割をしています。
だからこそ扱い方を気をつけないと、最悪部品を購入する羽目になります。そうならないようフィンの扱い方は特に気をつけましょう。
エアコン内部 「ファン」の場所とは?
初回公開日:2017年09月19日
記載されている内容は2017年09月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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