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2019年01月18日

加湿器のカビ取り方法・加湿器の汚れ防止対策

加湿器はインフルエンザの予防や乾燥対策として、もはや現代人にとっての必需品と名手降ります。しかし、この加湿器の手入れを怠ってしまうとカビが発生して大変なことになるのです。今回は、この加湿器のカビについて詳しく解説し、除去の方法や予防方法を記載します。

加湿器のカビ取り方法・加湿器の汚れ防止対策

加湿器のカビの取り方

加湿器は乾燥する冬のシーズンに大活躍する優れものです。しかし、水をどうしても大量に使い長時間水にさらされ続けるようになり、メンテナンスに気をつけないとカビにやられてしまうようになります。

そこで、まずは具体的なカビの除去方法について解説します。

カビキラー

その方法の一つがカビに対して絶大なる効力を発揮するカビキラーを使うことです。カビキラーの効果は主婦の方々なら確実に体験しているでしょう。これは使い方によっては危険ですので、公式ホームページにある使い方を多くの方々が推奨しています。

使い方は、15cmほど離してカビ汚れに吹きかけて、数分後に水洗いします。カビがひどい物は数分では足りないこともありますので数十分ほど放置しましょう。これだけです。

加湿器にカビがついたとしてもカビキラーを使うことができないという指摘をする人もいますが、カビキラーはもともと水回りを想定して作られている物なので、むしろ加湿器と相性がいいです。そのため、最も早くカビの対応を終わらせたいという方はカビキラーを使ってください。

必ず加湿器にまだ入っている水を全部捨てます。このとき、完全に水気をなくす必要がありますので、底の方も布で拭いてしまってください。加湿器は構造上下の部分に水が溜まってしまう傾向にありますので、カビキラーによるカビ取り前にはこの工程が必須にです。

その後は、カビが生えていないところも含めて全体的にカビキラーを噴射して、カビが生えているところは入念に吹きかけてください。カビキラーの使い方だと数分でも大丈夫とのことですが、加湿器のカビはしつこいものが多いので数分では無く30分以上放置した方がいいでしょう。

しっかりとカビ取りを行いたいのなら60分程度放置してください。カビは目に見えないだけで繁殖しているケースもありますので、しっかりと全体に吹き付けるのは忘れないようにしましょう。

ここまでやれば、後はぞうきんなどを使って加湿器を徹底的に磨いてあげましょう。しつこいカビもこのようにカビキラーを使えば高確率で除去することができます。

ただし、カビキラーは「塩素系漂白剤」と呼ばれる洗剤に該当しており、体に触れると悪影響が発生してしまう恐れがありますので、溶かした物を吸い込む状況には決してならないように、細心の注意を払って行動してください。

特に加湿器などを使う場合は気化したものを吸い込むリスクが非常に高いので、タンク内部の掃除はカビキラーを使わない方がいいでしょう。

クエン酸

カビキラーの臭いが苦手という方や失敗したときのリスクが怖いという方は、カビキラーではなく、クエン酸を使うといいでしょう。クエン酸の洗浄剤は家電量販店などで販売されているようになってきたので、購入しやすいです。

ただし、クエン酸を使った場合、塗装はげの原因となってしまうケースもありますので、全体的に使う前に、目立ちにくい場所で試して塗装はげが発生しないかチェックしてください。

そこで問題がなければ、まずはフィルターから掃除をしましょう。クエン酸20gをお湯3リットルで溶かした物をバケツに入れます。このバケツはフィルターが入るサイズにしてください。ここに水洗いをしたフィルターを漬けましょう。だいたい1時間で十分ですが、カビがひどい場合は2時間程度放置してあげれば十分です。

その後は、クエン酸の成分が残らないようにしっかりとすすぎを行い水気を完全に切ってから丸一日ほど乾燥させましょう。クエン酸はもともと食品にも使われているので、人体への悪い影響などは無いのですが、それでもクエン酸の成分がフィルターに残っていると、故障の原因になる可能性が多少はありますので、しっかりと乾燥させましょう。

フィルターの掃除が終わり乾燥させるようになったら、タンク内部やトレーをクエン酸水を使って掃除してください。トレーも同じように浸して同じように乾燥させます。

タンク内部を掃除する場合はクエン酸水を使ってタンク内部を振り洗いして、ぬめり除去を行ってください。タンク内部をクエン酸水で洗う場合はこちらもクエン酸を入れた状態で2時間程度放置しましょう。人によっては一晩放置するところですので、タンク内部のカビの状況で判断してください。

カビの除去が終わったのなら、流水を使ってしっかりとすすぎましょう。

ハイター

クエン酸やカビキラーを推奨する人はいましたが、ハイターを推奨する人はそこまで多くありません。これもカビ取りには確かに有効なのですが、ハイターは目に入ってしまった場合失明の恐れがありますし、飲み込んでしまった場合も非常に危険ですので、加湿器に入れるのは危険でしょう。

カビ取り方法としてハイターを使うと言うことを推奨している人もいましたが、ハイターの危険な部分を理解していた人は推奨していませんでした。また、加湿器などに生じる水垢はカルシウムなどのミネラル分が凝固した物であり、塩素系漂白剤では溶けません。

これらの性能や危険性を考えるとハイターは使わない方がいいでしょう。

漂白剤

こちらも意見が分かれています。加湿器のカビ取りとして使えるという意見は多いのですが、それでも危険であるという意見が付随している物も多く推奨できません。フィルターの掃除などには使えるでしょうが、タンク内部を洗うのは避けた方がいいです。

気化した漂白剤を体に吸収してしまう恐れがあるため、どうしても使いたいという方は何回かに一回だけ漂白剤を使って綺麗にするというスタンスをとった方がいいです。何回も使うのはリスクが伴います。

ちなみに、塩素系漂白剤とクエン酸水を同時に使ってしまった場合、塩素ガスが発生してしまう恐れもありますので大変危険です。これらのリスクを考えた場合、積極的に使うのは避けた方がいいと言えます。

加湿器のカビ対策方法

元々カビ対策がしっかり行えているのなら、このようにいろんな掃除方法やカビ取り方法を探す必要は無かったのです。

そこで、加湿器に対するカビがつかない対策方法について解説します。

加湿器掃除を頻繁にすればOK

最もシンプルな対処法が定期的に掃除をすることです。加湿器の取扱説明書などに掃除頻度について記載されておりますが、たいていの物が2週間から1ヶ月に一回は掃除を行ってくださいという表記があります。これを守ればカビの発生は高確率で防げるでしょう。

しかし、現実は水は毎日交換しているけれど、加湿器の掃除は1年に1回という方が大半で、加湿器がカビにジワジワと汚染されていく可能性があるのです。加湿機内にカビが発生すると、カビ菌が蒸気とともに漂うようになるので非常に危険です。

加湿器にカビが発生することが、どれだけ危険なことなのかを理解している人も増えたので、自宅にある加湿器はまめに掃除をしているという人も確実に増えました。しかし、カビにやられている可能性が高いのは、家の中の加湿器ではなく、実は職場なのです。

職場の加湿器というのは会社にもよりますが、朝一番に会社に来た人が水の交換などを行っていることでしょう。しかし、職場にある加湿器を本格的に掃除している人はいない可能性があります。

このため、加湿器の掃除も定期的に行うようにするため、当番制にして管理した方がいいでしょう。そうしないと、職場に加湿器から発生したカビ菌が大量に吸い込むようになってしまって、皆さんの健康被害に繋がってしまうようになります。

加湿器の水の取り替えとフィルター掃除は毎日行う

これは基本となりますが、水の取り替えを毎日行わないとカビが発生する確率が高まりますし、加湿器のフィルター掃除も毎日行わないと、同じように加湿器にカビが発生してしまうようになるでしょう。

加湿器の中にあるフィルターを毎日掃除するのはかなり厳しいでしょうが、外側にあって掃除ができるようなフィルターは、こまめに掃除するようにしてください。フィルター部分はかなりの速度で汚れていくので、その汚れが原因となって、カビが発生しやすくなってしまいます。

使う水は水道水にする

加湿器に使う水はミネラルウォーターの様な綺麗な水よりも、水道水の方がいいでしょう。水道水には塩素が微量に含まれているので、この塩素がカビが発生する確率を低下させてくれるのです。

加湿器には、ミネラルウォーターや浄水器を通した水の方が体に良さそう、というイメージがありますが、加湿器にカビが発生して、有害な物をまき散らすようになってしまった方がよっぽど危険なので、水道水を使うようにしてください。

使わなくなった水は捨てる

加湿器のタンクの中に水を入れっぱなしにすることで、菌が繁殖して華美になってしまう可能性が高まります。そのため、使わない日はしっかりと水を除去するようにしてください。使うときに、その分だけ水を補給するという対応をするのが基本です。

これも誤った対応をされる可能性が多いのは職場とです。誰かやっているだろうという精神が働いてしまうと、どうしても悪い方向に働きがちですので、ちょっと気になった場合は加湿器の状態をしっかりと確認するようにしてください。

加湿器にカビが生える理由

加湿器にカビが発生してしまう理由は、カビの原因となる真菌が空気中に存在しているからです。これは知らない人もいるかもしれません。この真菌がどのくらい存在しているのかと言うデータは少ないのですが、1966年の古い観測データによると空気中1m3当たりにだいたい80個のカビ菌が存在しています。

この真菌が目に見えるようなカビ菌になってしまう理由は、10~35℃程度の温度が保たれており、ある程度の湿気及び水分があって、埃やちりなどの栄養分がそばにあり、呼吸や発酵のために必要な酸素が存在していることです。

これらの条件を見てみるとわかるように、この条件にぴったりする環境というのは人間が過ごしやすい環境とマッチしており、より意識して気をつけないと、加湿器にカビが発生してしまうのも当然と言えます。

カビになりやすい条件とは何か

カビになりやすい条件をもう一度整理すると、温度が10~35℃程度・水気がある・栄養素がある・酸素があるの4つです。これらの条件が整っていると真菌からカビに進化して胞子を飛ばすようになり、体に有害な環境を作り出してしまいます。

温度について

温度に関しては、職場や家の中の温度設定を見てみても、たいていのところで15~28℃程度に設定しているのでどうしてもフィットしてしまいます。もちろん、高温な状況や低温な状況で生存するような菌も存在していますが、この人間が過ごしやすい温度では最も繁殖がしやすいのです。しかし、ここをいじることはできません。

水気について

次に水気があるとのことですが、これは環境次第で防ぐことができます。しかし、加湿器のタンク内のような水が必須となる環境では温度や水気がどうしても満たされてしまうので回避不可能と言えるでしょう。そのため、加湿器にカビが発生しないようにタンクの水は、定期的に捨てるといった対応が必要です。

チリや埃について

また、カビも酸素や栄養素が無いと成長することができません。カビは非常にたくましく、有機化合物があれば栄養面では補われてしまいます。つまり、チリや埃が溜まってしまったらそれだけで十分と言うことです。

酸素について

そして、このカビ菌は酸素が必須という点も覚えておいた方がいいでしょう。つまり、酸素が無い水の中では生きられないと言うことです。カビには呼吸と発酵に酸素が必要になり、生きるためにも水気が必要なのですが、水の中では生きられないので加湿器の場合は、タンク内部の水の中では無く水の表面で発生します。

加湿器のカビを仕組みから考えて排除する

このように、どのような原理でカビが発生するのかを考えると、先ほど記載した対応がどれだけ正しいのか、どのような対応がいいのかがわかってきます。最も効率的な方法は、自分たちの生活空間から、カビの菌をすべて排除することなのですが、それは実質的には不可能です。

つまり、カビの発生を抑えることが重要と言うことです。水を毎日交換するという作業も、水分を絶つというシンプルな対応です。カビ菌は水気が無いと成長することができないので、しっかりと水の入れ替えを行い水分を制御してしまえば、カビの発生率は一気に低下します。

また、タンク内部以外にも水滴が溜まりやすい部位は放置すること無く、しっかりと毎日拭いてあげましょう。そこで放置してしまうと、カビが成長していってしまって、被害が拡大するので気をつけてください。

そして、埃やチリをしっかりと減らすことができれば、カビに必要な栄養素が減ってしまうことを意味しているので、カビの発生率も減少するのです。対策方法として記載した、フィルターのお掃除は、この加湿器のカビに必要な栄養素の除去に必要な工程だった、ということを覚えておいてください。

いまいちよくわからなかった人もこれで納得できるでしょう。

加湿器のカビ対策に埃やチリ対策を実行する

仕組みを理解することでどのような対応が必要なのかがよくわかります。その中でもなかなか対応が難しいのが埃やチリを減らすことです。

ここではどうやったらチリや埃を減らすことができるのかをお伝えします。

埃やチリの原因を理解する

埃はわかりやすく言うと小さなチリがまとまってできた物です。このチリは布団や衣類などから出る糸くずや綿埃、人の皮膚片やダニなどの糞や死骸、食べ物かすや外から入ってくる花粉等が該当します。

この埃やチリは、発生原因が大量にあればあるほど高確率で発生するようにもなりますし、たとえ人が住んでいなかったとしても、完全密閉してダニなどが存在しない環境にでもならない限り防ぐことはできません。

要するに完全に0にすることはできないと言うことです。

不要な物は捨てる

埃やチリが出る原因は大量にありますが、その原因を少しでも減らすことができれば、加湿器のカビの原因となる埃を減らすこともできます。その中でも特に、注意が必要なのは布製の衣類や布団です。それ以外には、紙の繊維からも埃が出てくるので、雑誌や本などが溜まっているとどうしても埃は大量発生します。

部屋の中も布製品や紙製品だらけになってしまうと、埃が増える速度が上昇しますので、不要な物はできる限り捨てるようにしてください。いらなくなった衣類はまだ着ることができるという精神で、なかなか捨てられないという方もいるかもしれませんが、カビの原因となっていると考えれば廃棄することも可能でしょう。

また、季節外の服はケースなどに入れてしっかりと収納するようにしてください。雑誌や本も不要になった物は次々と捨てるようにしましょう。売ることができる物なら整理をして、買取をしてもらうのもいいです。

ほかには、余計なタオルといった布製品を減らすのもいいでしょう。家具やインテリアも、布製になっているとどうしても埃が出やすいので、気になる方は材質を変えるようにしてください。

掃除の仕方を覚える

埃を除去する方法として最適なのが定期的なお掃除です。しかし、掃除の仕方によって効率が大きく異なるので、毎日掃除をしているけど、実はチリや埃はそこまで除去できていない人もいます。それでは加湿器のカビ発生率は減らせませんので、あまりにももったいないです。

まずは、窓を開けて埃が部屋の外に出られる状況にしてください。その後は上にある埃を下に落としましょう。埃やチリは上の方に上っていってしまうので、高いところから床に落とすという作業をしないと効率が一気に低下します。これは職場の掃除でも同じなので覚えておいてください。

埃をある程度落としたら、掃除機を使って吸い込むことで、効率よく埃を減らすことができるようになります。基本中の基本ではありますが、これを覚えておけば効率が上がりますので、意識づけてください。また、布団やカーペットをたたく場合は、外でたたくと言うことを忘れないでください。

掃除しにくい物を減らす

掃除のしにくい物が増えてしまうと、その周辺の掃除の効率が一気に落ちて、埃の発生確率が上がります。たとえば、プラモデルのような動かしにくい物を置いてある状況だと、掃除機をぶつけて壊してしまうようになりますので、ついついその周辺は掃除されなくなってしまい、埃が溜まっていしまいます。

そんな状況にならないように、不要な小物やおもちゃは捨てるかしまってください。それらが大切な人にとってなかなか難しい選択肢でしょう。できないという方はできる限り持ち運びを簡単にできるようにして、掃除の効率を下げないような工夫をしましょう。

加湿器は正しい使い方をしましょう!

加湿器にカビができてしまうのは、カビに好まれる環境にあるため仕方が無いと言えるかもしれません。しかし、このカビが原因で病気になってしまっては元も子もありません。皆さんしっかりと管理をして、カビができない環境を整えてください。

特に、職場の加湿器は、状況がかなり悪化しているという人が多いので、管理する人を決めるか当番制にして、カビができにくい状況にしましょう。できてからでは対応に時間がかかりますので、カビができないような立ち回りを意識して、健康的に加湿器を使いましょう。

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