シルバーの手入れ方法|種類別/用途別/症状別/ブランド別
更新日:2020年08月28日
925
シルバー925とは、シルバーが92.5%の含有率であるという意味です。スターリングという表現もします。他の7.5%は別の成分が含まれています。シルバー100%だと柔らかすぎるので、他の成分も混ざっていて、日常生活に使用することが可能です。
シルバー925のことを純正のシルバーと呼んでいます。925のお手入れは基本的に先ほど紹介したお手入れ法と変わりません。硫黄分、塩素系の含まれているものに触れた時に、真っ黒に黒ずんでしまいます。
温泉はもちろんのこと、家庭の入浴剤やヘアカラー液がシルバーに付着しないように気をつけましょう。
950
950は、シルバーが95%含まれている加工品のことです。シルバーが多く含まれているぶん輝きが美しいのですが、柔らかく変形、傷がつきやすいという特徴もあります。そしてハンドメイドで作られる950も多く存在します。
日頃の手入れは、中性洗剤で優しく洗うことです。また専用のクリーナーを使って磨くのもです。重曹やアルミホイルを使って手入れする方法は避けたほうが良いでしょう。
ロジウムコーティング
ロジウムというコーティンがされているもののことです。コーティングされているので、他のシルバーアクセサリーのように変色しません。
ただ、シルバー専用のクロスやクリーナーで磨くのはやめましょう。メガネフキなどで優しく拭いて手入れしましょう。コーティングの効果は2年程です。
いぶし
いぶし銀は、シルバーの良さを最大限に生かした加工法ともいうことができます。いぶし銀加工のアクセサリーを持っている方も多いのではないでしょうか。
せっかくのいぶし加工の部分がピカピカにならないためには、シルバークロスをを使った手入れがです。クロスをテーブルの上に置き、アクセサリーを手に持ちます。
そしてアクセサリーを動かしながら磨いて行きます。こうすることで磨きたい部分だけ磨くことができます。
用途別シルバーの手入れ法って?
指輪、ネックレス、食器などによってシルバーの手入れの仕方は違うのでしょうか。ここでは用途別シルバーの手入れの仕方をご紹介します。
指輪やネックスレス
指輪やネックレスの手入れは、シルバークロスを使って磨くことができます。もちろんシルバークリーナを使うのもいいでしょう。指輪やネックレスに宝石など他のものが装着されていない場合や950出ない場合、先ほど紹介した重曹など生活用品を使って磨くのもいいでしょう。
カラトリー
シルバーのカラトリーはとても魅力的です。しかしお客さん用にと大切に使わないでいると黒ずんでしまいます。いざ使う時に、真っ黒になってしまったということにならないためには日頃から手入れすることが大切です。
カラトリーがいつも綺麗な状態でいるための一番いい方法は、何と言っても普段から使うことです。普段から使用され、綺麗に洗われ、丁寧にふきあげられているとシルバーのカラトリーは黒ずんでいる暇はありません。
いつも綺麗なピカピカの状態を保つことができます。ただ、シルバーをどうしても普段使いにしたくないという方はシルバークリーナーや、アルミホイルや重曹などの日用品を使い、シルバーの手入れをすることができます。
サックス
サックスにはゴールドが使われることもありますが、シルバーのサックスを好む人もいるでしょう。サックスも丁寧に磨かないと黒ずんできます。楽器専用の、クリーナーがありますので、それを利用して手入れするのがいいでしょう。
「buzz」
初回公開日:2017年11月22日
記載されている内容は2017年11月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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