ティンバーランドの手入れ方法・手入れセット用品
更新日:2020年08月28日
どうしたらいい?ティンバーランドの手入れ方法
ティンバーランドをご存知でしょうか。アメリカ合衆国のカジュアル用品メーカーです。1952年ボストンに誕生しました。中でも、今回紹介するブーツはアウトドアグッツと並ぶティンバーランドの主力商品です。
創設者のネイサン・シュヴァルツは、1960年にブーツに革新的な成型技術を採用しました。それは、ブーツの防水性・防寒性を高めるもので、靴底のアッパソールの外側にステッチ(刺繍)を施し、更にラバーソールを貼り付けたものでした。
ネイサン・シュヴァルツは、1973年には完全防水のブーツを生み出しました。これは、世界初の出来事でした。尚、ティンバーランドというブランド名は、当初この完全防水のブーツを指していましたが、後に企業名に取って変わりました。
今回は、ティンバーランドのシューズのお手入れの仕方を色々紹介していきます。
ティンバーランドのブーツのお手入れ方法は3つ
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ティンバーランドのブーツは、完全防水だったがゆえに山登り用のシューズとして大変重宝されました。そして、時代の流れと共にサーファーガールやヒップホップ系のファッションアイテムとして愛用されるようになります。
アフリカ系アメリカ人の間で次第に広まっていき、「イエローヌバック」と呼ばれる黄味がかった起毛革のブーツ(#10061)は、ティンバーランドのブーツの中でも定番中の定番になりました。
お手入れ方法は、まず履いたらブラッシングをしましょう。次に、素材が天然皮革なので「栄養」が必要だということを忘れないでください。革は生きています。専用スプレーがあります。補色もでき色抜けも防げます。そして、防水スプレーを効果的に使用して雨や汚れを防ぎましょう。お手入れも簡単になります。
一枚革で作られたスリッポン形式のモカシンのお手入れ
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聞きなれない言葉ですが、モカシンはご存知でしょうか。英語で「Moccasin」と綴ります。モカシンとは、アメリカの先住民が使用していた靴のことです。一枚革で作られた今で言うスリッポン形式のものです。
鹿などの革で足を包み込むように作られました。現代では、革靴のカテゴリーの一つとして位置付けられています。ティンバーランドのモカシン(写真)もの商品です。
ティンバーランドのモカシンのお手入れ方法というより、長持ちさせたいならまず、毎日履かずに休ませてください。ブラッシングは忘れずに、シューキーパー(靴の型崩れを防ぐもの)で型崩れさせないようにしましょう。湿度にも気をつけてください。雨で濡れてしまった場合は、水分を拭き取りクリームでのケアでのお手入れを心掛けてください。
牛の皮を削って毛羽立たせた、ヌバック
ティンバーランドのブーツは、見た目からして普通の革では無い気がします。触ってみるとそれは顕著で、まるで短い毛が生えているスウェードのような感じです。ティンバーランドのブーツは一体何の革から出来ているのでしょうか。
スウェードではなく、それは「ヌバック」と呼ばれています。スウェードは、ベルトの内側をヤスリ掛けして毛羽立たせています。これに対して「ヌバック」は、主に牛の皮の表側をヤスリ掛けしています。
ヌバックの方が毛足が短いのが特徴です。ティンバーランドのイエローブーツ(前述のイエローヌバック)の「ヌバック」です。皮を加工すると革になります。革は、何という動物(牛、ヤギ、ヒツジ、豚など)の皮か、どのように加工しているかによって分類されます。
ヌバックのお手入れは、1にブラッシング、2に栄養補給、3に防水スプレーということになります。
ティンバーランドのスニーカー
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キャンバスシューズとも言われるスニーカー(sneakers)は、布製で底がゴム製の運動靴の一種です。1893年には、その原型は「ボート競技」のために考案されました。そして、スニーカーと呼ばれるようになるまではおよそ100年を要してしまいます。
スニーカーの語源は、Sneak(忍び寄る)からきています。靴底が硬い革靴と比べ、底がゴム製のスニーカーは背後から音を立てずに「忍び寄る」ことができます。
忍び寄るというイメージを嫌った大人たちは「テニスシューズ」と呼ぶようになります。また、イギリス人は「トレーナー」と言うこともあります。背の高いものを「ハイカット・スニーカー」低いものを「ローカット・スニーカー」と区別します。
スニーカーは、軽いスポーツや日常生活で使用することが多いです。布製なので、泥汚れが目立ちます。この中には、アスファルトの油分が含まれていることがあります。大切なのは小まめなお手入れです。
お手入れ方法は、固形の石鹸、または重曹、ブラシ(場合によっては歯ブラシ)で汚れをこそぎ取っていけばO.K.です。できれば、お湯に浸しながらゆっくり洗ってください。最後にしっかりとすすいで乾燥させれば、買った時のような状態に近づくでしょう。
革のシューズが有名なティンバーランドですが、これを機会にスニーカーもチェックしてみてはいかがでしょうか。
白いティンバーランドのお手入れは?
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さてさて一番困るのが、ティンバーランドの白い革のブーツです。今日は一日「雨」、という日なら履かなければよいのですが、さっきまで晴れていたのに突然雨が降って来るという場合もあります。ゲリラ豪雨というやつです。
そのため、ドロが跳ねて汚れてしまうということもあるでしょう。「汚れを落としたいが、革が傷んでしまわないか心配」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。こういった場合、どうお手入れすれば良いのでしょうか。革製品は水に弱いイメージがありますから、丸洗いという選択(洗濯)はできません。
しかし驚くなかれ、現在は洗剤も進歩しています。汚れがひどい場合は、思い切って丸洗いしてみましょう。簡単な汚れであればリムーバーで落とせます。参考までに「サフィール サドルソープ」をご紹介します。大切なティンバーランドのブーツですから、試してみてはいかがでしょうか。
初回公開日:2017年09月30日
記載されている内容は2017年09月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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