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ヌメ革の手入れの方法とクリーム・オイル

更新日:2020年08月28日

ヌメ革というのは革の種類としては加工するときに加工方法によって変わってきます。さらに、ヌメ革の手入れのやり方しだいでは何十年とながく使い続けることができます。手入れをしっかりと行っていれば、年々違う色へと変色してくれて、味のある製品になります。

ヌメ革の手入れの方法とクリーム・オイル

ヌメ革とはどういうものなのか

ヌメ革というものは元の原料としては牛の皮を使ってから食bぬ津に含まれているタンニンを使ってから加工をすることなく、皮の中でも皮らしい手触りや光沢を出した製品へと仕上げていくことを言います。見た目や手触りだけですぐに本皮だということがわかる、革をより本革らしく見せるのがヌメ革です。

ヌメ革の特徴とは

ヌメ革には独特の特徴があります。他の布やレザー製品ではありえない深みのある色を出してくれるのがヌメ革です。ヌメ革は使う糸の手入れや使い方次第で大きく変わります。完全な4品のオリジナル製品へと変わっていくのがヌメ革本来の性能です。

丈夫なヌメ革

ヌメ革が牛皮を表皮を加工しないで皮らしいものへと変貌させていくものだということはわかりました。それでは、ヌメ革本来の特徴としてどのようなものがあるのでしょうか。

ヌメ革は本革で作られているので丈夫で、火をつけても焦げたりしないで原型をとどめることができる皮です。本来一度使い始めると一生使い続けることができます。ただし手入れをしっかりと行わないと、いくらヌメ革が丈夫だからといっても破れたり色あせたりしてしまいます。

手入れを十分に行ってこそ本来のヌメ皮の丈夫さを出すことができます。最初に使い始めたときと、10年間使い続けた時のヌメ革の色やつやなどはまったく違うものへと変わっていき、完璧な使い方と手入れの仕方によって、最初は同じヌメ革の製品であっても、全く違う味のあるヌメ革製品へと変わっています。

表面加工がされていないため、欠点もある

ヌメ革は表面をまったく加工していないため、本来の牛皮の特徴が前面に出ていて、普段使う上で味のあるものへと変わっていきますが、防水加工がされていないので、水に弱く、水にぬらしていると、変色して汚い色へと変わったり、肌触りがまったく違う違和感のある肌触りのヌメ革へと変わることもあります。

使うときには手入れを十分に行ってから、決して水につけないようにしないと、折角の本皮の性能を損なってしまう可能性があります。使い続けていると、表面がコーティングされて、ある程度の水濡れには対応できますが、そうなる前に水に浸してしまうと後悔することになります。特に使い始めの時期は注意が必要ですし、手入れを怠らないようにしてください。

ヌメ革の種類と加工法

ヌメ革というのは、皮をそのまま使うのではなく、なめしの工程を行ってから、動物性脂肪を取り除いてから製品へと仕上げていきます。そのため本来の牛皮の質とはまったく違った輝きを発することができます。

使う年数が立てば経つほど色が変わっていき黒く変色していくので、毎年違う製品を持ち歩いているように見ることが出来ます。製品の中には高いヌメ革と安いヌメ革というものがあります。

同じ皮を使っても値段がぜんぜん違うヌメ革製品は何が違うのでしょうか。同じ皮であれば安いものを買ったほうがお徳ではないかと思うかもしれませんが、実際は高い商品のほうが味があり長持ちする傾向があります。

安いヌメ革

安いヌメ革というものは、同じ牛の皮を使っていますが、表面が傷ついたりしているものに安いなめしを加工してから、表面を滑らかにするために顔料を分厚く塗装してから見た目をきれいに仕上げています。

高額のヌメ革と最初の見た目では変わりませんが、使い続けていくとその違いは歴然で、エイジング効果をあまり期待することができません。本当にヌメ革なのだろうかと疑ってしまうくらいです。

高いヌメ革

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初回公開日:2017年10月14日

記載されている内容は2017年10月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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