羽毛布団の手入れ方法・ダニ対策・収納する際の手入れ
更新日：2020年08月28日
羽毛布団の手入れではダニ対策をする必要があります。ダニ対策でよく耳にするのが熱風を当てるということです。確かにダニを駆除するのに熱風は有効ですが、羽毛布団にもダメージを与えてしまいます。では、ダニ対策のためにはどのような手入れをすればよいのでしょうか。
ダニは羽毛布団の内側ではなく、外側の生地の表面にいます。そのため、羽毛布団のカバーを外して、太陽の日が当たるところで1時間程度干すことをします。ただし、花粉症の人は室内で太陽に当てるなどの花粉症対策を忘れずにするようにしましょう。
取り外したカバーにもダニがついているので選択をしてダニを取り除きましょう。そうしたら、掃除機を使ってダニの死骸を吸い込んだら手入れ終了です。
ただ、どんなに手入れして羽毛布団についてるダニを減らしたとしても部屋中にダニがいればそこから羽毛布団についてしまいます。このため、ダニが生息できないように部屋を乾燥させる、毎日掃除をするといった日々の家の手入れを怠らないようにしましょう。
羽毛布団を収納する際の手入れ方法
羽毛布団を収納する際の手入れ方法として気をつけたいことが3つあります。
1.防虫対策
羽毛布団に虫が寄り付かないように防虫剤を収納場所に置いておくようにしましょう。この際、種類の違う2つ以上の防虫剤を一緒に使わないように注意して下さい。各防虫剤の使用方法はそれぞれの説明書に書いてあるので、しっかり読んで誤った使い方をしないようにしましょう。
2.湿気対策
湿気があるとそれが原因でダニが発生してしまいます。適度に窓と収納場所のふすまを開けて、収納場所をよく乾燥させるようにしてください。また、高いところのほうが湿気が少ないので、できるだけ高いところに収納しましょう。この際に乾燥剤やスノコを使うとより効果的です。
3.収納中
収納中は羽毛布団の上に重いものを乗せないように気をつけてください。また、圧縮袋に入れて圧縮して収納してしまうと羽毛が縮んでしまうのでそのままの状態でたたんで収納するようにしましょう。あるいは、市販されている羽毛布団収納ケースを使うとよりコンパクトに収納できます。
高級羽毛布団の手入れ方法
高級羽毛布団を手入れしようとして自宅で洗濯するのは避けるようにしましょう。普通の羽毛布団と比べると傷みやすく、扱いが難しいので専門の知識を持ったクリーニング屋にクリーニングに出して選択してもらうようにしましょう。
長いこと使っている羽毛布団を手入れしたいとなったときは、業者に打ち直しをいらいしましょう。打ち直しは買いなおしをするよりも安く済み、お財布にやさしいです。その上、粗大ゴミを出さないので環境にもやさしいなど、打ち直しには様々なメリットがあります。
羽毛布団の手入れを学んで快適な毎日を
羽毛布団は手入れしていないとダニが発生したり、湿っぽくなったりと少しずつ傷んできてしまいます。ただ、無理をして手入れするとかえって傷めてしまう可能性があるので、自分のできる範囲で手入れして、できるだけ長持ちさせて使っていきましょう。
初回公開日：2017年09月25日
記載されている内容は2017年09月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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