コードバンの靴の手入れ方法・ブランド|日本製
更新日:2020年08月28日
コードバンのお手入れで欠かせないのがクリームです。革に栄養を与え、コードバンの靴の寿命を延ばします。ツヤのためにも必要な物なので、持っていない場合は靴を購入した時に、他のお手入れグッズと一緒に購入しましょう。
馬毛ブラシ
埃を取ったり、クリームを塗ったりする時に使います。埃取り用とクリームを塗る用は別々のものを用意しましょう。
馬毛ブラシはコードバンの靴を傷つけませんが、クリームとの相性が悪く、お手入れによっては靴のべたつきの原因になることもあります。その場合は豚毛ブラシで強い力でブラッシングして、内部にまで浸透させましょう。豚毛ブラシで多少、力強くしてもコードバンは丈夫な素材なので傷つくことはほとんどありません。
リムーバー(クリーナー)&リムーバークロス
コードバンの靴についている古いワックスや油汚れを落とすためのものです。毎回のお手入れで使う人もいれば、数回に1度だけ使う人もいます。
数回に1回の頻度で使う人がいるのは、リムーバーを使い過ぎると、靴の色が濃くなり過ぎるからという理由が多いです。どちらの頻度であったとしてもリムーバーは必要になります。リムーバーはクロスなどの布に数滴垂らして使うので、クロスも用意しましょう。
コードバンの靴のブランド
リーガル
1902年創業の国内靴メーカーです。初めてのコードバンはリーガルという人も少なくありません。リーガルのウリである水染めコードバンは透明感とツヤ感の美しさが特徴になります。
ホーウィン
1905年にアメリカのシカゴで創業した皮革メーカーですが、靴や財布なども作っています。現在、北米で唯一のコードバンの製造企業であり、靴以外にも一流スポーツ選手が使うようなラグビーボールにも使われています。
オールデンとホーウィンには固い絆があり、現在、オールデンのコードバンの靴にはホーウィン社の最上級の革が使われています。
オールデン
1884年に創業したアメリカの靴メーカーです。高級靴と言えば、オールデンというくらいに多くの人を虜にしています。このメーカーの靴だけを何足も集める人もいるくらいで、靴の王様と言う人すらいます。
アメリカンテイストの靴ではありますが、ヨーロッパの人々にも愛されるほどのセンスの高さが魅力です。大変にがある高級靴メーカーなので、怪しいネットショップも少なくありません。購入したい場合は店舗に直接足を運ぶことをおススメします。
特徴別コードバンの靴の
日本製・国産
日本産で自分のこだわりの靴を作りたいというのなら、カスタムメイドができる宮城興業がです。ネット販売は行っておらず、販売店でのみ購入することができます。オーダーメイドではなく、パターンの中から組み合わせての注文になります。
宮城興業は靴の工場でもあり、リーガルとも取引をしています。そのため、リーガルの靴の中には、宮城興業が製造したものも混ざっています。宮城興業のホームページには顧客からのクレームとその対応について書かれているページがあり、過去どのように対応してきたのかを確認することができます。
安い
コードバンはどのメーカーであっても値が張るのが普通です。安さにこだわるのなら、コードバンに似た素材の靴の購入をします。
ただ、アメリカに親戚や友人、自宅があるのなら、安く手に入れることも不可能ではありません。オールデンにはリジェクトというものがあります。リジェクトとはショップの検品から外れてしまったB級品を修理したものです。
リジェクト品にはRの刻印があるのが特徴になります。値段は靴の品質や為替レートに左右されますが、安い時では3万円台で購入することも可能です。しかし、購入できるのはアメリカ国内に限られます。
コードバンの靴を長く履くコツは?
初回公開日:2018年01月10日
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