革靴の寿命は何年くらいか・かかとの寿命・判断方法|営業/女性
更新日:2020年08月28日
革靴の寿命は何年くらいか
革靴は一度買った後、どのくらいの期間履きますか。革の素材や履き方、お手入れの仕方次第で革靴の寿命は変わってくるのです。また革靴によっては、表革を何度も張り替えることができるものもあるので長い期間にわたって履くことができます。ここでは靴の寿命を詳しくみていきます。
一般的な革靴の寿命
革靴の寿命は、製法によって大きく変わってきますが、一般的な寿命の目安としては、週2回履いたとすると、およそ2年~3年くらいと言われています。
2~3年履いて靴の底が摩耗してきたら、まずは張替えをします。革靴の製法にもよりますが、張替えはおよそ3回くらいを目安に行うことができます。
3回の張替えができたとすると革靴の寿命は6年~9年くらいになるでしょう。革の部分のお手入れもしっかりと行ってください。専用クリームで革をしっかりと保湿をして、1度履いたら3日は休ませるようにすれば長持ちするでしょう。
革靴のパーツ交換のタイミング
ここで、革靴の寿命やパーツ交換のタイミングを知る方法をみていきます。
かかとの擦り減り
かかとは、歩くたびに体重の1.2倍の負荷がかかると言われています。そのため、かかとのすり減りは避けられません。かかとがすり減ってきたら、すぐに交換しましょう。そのままにしておくと見た目も悪いですし、かかとより上の部分も傷んでしまいます。そうなると修理代ももっと高いものになってしまいます。
臭い
革靴の中の臭いやカビや雨じみどが気になり始めたら、革靴を丸洗いするクリーニングがです。修理店に持っていくと専門の職人さんがきれいにクリーニングしてくれます。クリーニングに出すことで寿命をのばすことができます。
つま先の削れ
つま先も、かかとと同様にダメージを受けやすい部分です。足を蹴りだす力がかかるのでどうしても摩耗しやすくなってしまいます。つま先部分が削れ過ぎてしまうと修理代が高くなってしまいます。早いうちに修理に出すようにしましょう。
靴のつま先がよく削れるという人は、ヴィンテージスティールをつけるのがです。ヴィンテージスティールは、鉄のプレートでできていて、つま先に取りつけることによって削れるのを防いてくれるとても便利です。ネジで固定するので、つま先の厚みが十分にある新品の状態で取り付ければ、寿命ものびます。
かかとの内部の革のはがれ
かかとの内側にある革部分は、はがれたり破れたりすることがよくあります。普段靴べらを使わずに革靴を履こうとする人が多いからです。靴べらを使わずに、脱いだり履いたりすると摩擦が起こり革靴にダメージを与えます。破れやはがれは気付いたらすぐに修理に出しましょう。そうすることによって革靴が長持ちし寿命がのびます。
ソールに穴
ソールに穴が開いてしまった場合は、靴底を全て新しくするというオールソール交換という方法で修理ができます。比較的簡単に修理することができますので、ソールに不具合が起きた場合は、すぐにオールソール交換しましょう。
女性の革靴の寿命
初回公開日:2018年01月11日
記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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