裾上げの持ち込みをしたいときのお店の選び方・平均料金
更新日:2020年08月28日
裾上げの持ち込みをしたいときのお店の選び方
「買ったお店では裾上げができなかった」「1~2回履いてみたけどやっぱり裾上げがしたい」という経験はありませんか。購入時にしか裾上げをしてもらえないイメージが強いですが、持ち込みでの裾上げに対応してくれているお店は意外とたくさんあります。
持ち込みでの裾上げをしてくれるお店選びで気になるのは「料金はいくらか」「いつ仕上がるか」ではないでしょうか。1週間くらいかかってもいいからできるだけお金をかけたくない場合と、多少お金はかかってもすぐに仕上げてほしい場合では、選ぶお店が変わってきます。
料金が安い
裾上げの持ち込みをしたいとき、多少時間がかかってもいいからなるべく出費をおさえたい場合は、料金が安いお店を選ぶことになるでしょう。料金が安いお店としては、ネットショップがあげられます。
ネットショップでの裾上げは持ち込みの手間がかからず、注文も簡単です。利用する場合のおおまかな流れは、まず、宅配便などでお店に品物を送ります。そしてお店での裾上げが完了したらまた宅配便などで品物を送ってもらうというようになります。
裾上げしたいものの生地やデザインによりかなり値段に開きがあるので、いろいろなお店を見比べてから依頼するのがいいでしょう。
また、1本や2本など少ない本数だと送料がかかるため、かえって割高になる場合もあります。いくつかまとめて裾上げをしてもらうときはネットショップがいいでしょう。本数や生地などの条件によって送料が無料になるお店もあります。
即日
とにかく早く、できれば1時間以内、遅くともその日のうちに裾上げをしてもらいたいときは、ネットショップではなく実店舗へ持ち込み、裾上げをしてもらうほうがいいでしょう。全国展開している洋服のなおし専門店を利用する方法もあります。
即日仕上げということで、通常料金よりもやや高めにはなりますが、「どうしても今日の夕方までに裾上げがしたい」「明日の朝から履く予定だからなんとか今日中に」という場合は即日対応のお店を選びましょう。
裾上げの種類
裾上げにはいくつか種類があります。実店舗でもネットショップでも裾上げの種類が選べる場合がほとんどなので、ここで詳しくみていきましょう。
ジーンズ編
ジーンズの裾上げにはシングルステッチとチェーンステッチがあります。ジーンズの裾上げでは折り返しはしません。長い部分は切って捨ててしまいます。では何が違うかというと縫い方が違います。
シングルステッチ
シングルステッチは本縫いともいいます。基本的な裾上げの方法です。このシングルステッチの特徴は、まっすぐな縫い目でほつれにくく、丈夫な仕上がりになることです。よほどの高級な専門店でない限りはこの方法での裾上げとなっているでしょう。
こだわりのジーンズの裾上げの場合は、シングルステッチではなく、次にご紹介するチェーンステッチのほうがです。
チェーンステッチ
チェーンステッチは、表側から見るとシングルステッチと同じくまっすぐな縫い目になっています。裏側から見ると縫い目が鎖(チェーン)のようになっているため、この名前がつけられました。
チェーンステッチはシングルステッチと比べると縫い目に伸縮性があります。そのため、独特の色落ちをして、履くほど味がでるジーンズです。
裾上げの値段は、シングルステッチよりも高くなります。お店によってはチェーンステッチに対応していないところもありますので、事前に確認が必要です。
ジーンズ以外編
それでは次に、ジーンズ以外の生地の裾上げについてみていきます。これには主に、シングル、ダブル、モーニングカットの3種類があります。
シングル
シングルは、裾を折り返さないシンプルな裾上げ方法です。礼服・スーツなどの裾上げではこの方法が一般的といえます。値段も比較的安めに設定されています。
初回公開日:2018年04月24日
記載されている内容は2018年04月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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