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【物・道具別】真鍮の磨き方|仏具/指輪/ピカール/酢

更新日:2020年08月28日

あなたのまわりにも真鍮品がありませんか?お手入れが面倒だからと放置していた真鍮品があれば、この機会にお手入れしてしましょう。今回は仏具や使い勝手がいい真鍮のアクセサリー、zippoなどの真鍮品の磨き方やお手入れについて紹介していきます。

【物・道具別】真鍮の磨き方|仏具/指輪/ピカール/酢

ピカールを使って真鍮を磨くときの磨き方です。手袋などをつけて行うのがで、だいたい5分から10分程度で終わるでしょう。

1.まず使う前に、ピカールの缶をよく振っておきましょう。
2.それから、柔らかい布などにピカールをつけます。
3.その布で、真鍮製品を磨いていきます。
4.しっかりと磨いたら、別の乾いた布でさらに磨きあげましょう。
5.ピカピカの輝きを取り戻したら、ピカールでの真鍮磨きは終わりです。

クエン酸

クエン酸と、塩を使って磨きます。

1.コップ1杯の水に大匙1のクエン酸と塩を入れます。
2.このクエン酸と塩が解けた水に、磨きたい真鍮製品を入れて5分から10分置いておきます。
3.取り出して、水洗いしましょう。
4.乾いた布で磨き上げます。

もしもこれでも取れないような黒ずみがあった場合には、少量の水をクエン酸に混ぜてシャーベット状にし、それをつけて磨くという方法もあります。クエン酸につけておく時間は真鍮製品の大きさや汚れの程度によって変わってきますので、よく見て取り出しましょう。

酢は、どの家庭にもたいてい置いてあるので身近な道具です。

1.器の中に磨きたい真鍮製品を入れて、製品が全部浸かるように酢を入れます。
2.5分から10分程度、そのままで待ちましょう。
3.酢から取り出し、水で洗ったあと、乾いた布で磨き上げていきます。

真鍮磨きの注意点

真鍮のアクセサリーなどの中には、元からピカピカではないものがあります。風味や味を出すためにわざとそうしてあるものですが、真鍮磨きでピカピカに磨いてしまうと持ち味が薄れてしまったり、価値が下がることもあります。とくにアンティークの真鍮を磨くときに注意が必要です。ピカピカにして良い真鍮製品かどうか、確認してみましょう。

そして、磨くときには力を入れ過ぎないようにしましょう。力を入れて変形させてしまったり、キズをつけてしまうことがあります。

近年の真鍮製品には、ラッカーでコーティングされているものが多くなっています。ラッカーは酸化を防いでくれお手入れもしやすいという特徴があるのですが、もしもラッカーの塗装の下に汚れがあった場合は、塗装自体をはがしてしまわないと汚れを綺麗にすることができません。もしもなかなかとれない汚れがある、というときには塗装がどうなっているのか見てみましょう。

真鍮磨きに道具

真鍮磨きに使う「ピカール」や「アルボン」などの磨き剤、「クエン酸」や「酸」や「レモン汁」などについてはすでに紹介しました。また、意外なところでは「醤油」なんかも真鍮の磨き液として効果があります。醤油には乳酸やコハク酸などの有機物が含まれているため、環境にも優しいのでです。

他には、真鍮を磨くときに使う布はやわらかいものがなのですが、仏具磨き用の布を使うとキズつける心配が少なくなります。さらに粒子が細かい楽器磨き用の布もです。

普段から気をつけられること

真鍮のアクセサリーなどは水分や油、汗などに弱く黒く変色しやすく、わりと頻繁に手入れが必要なことが多いです。少しでも変色を防ぐために、普段から気をつけておきたいことを紹介します。

汗、水分、油分に弱いということなので、スポーツなどで体を動かして汗をかくようなときには、真鍮のアクセサリーははずしておきましょう。ハンドクリームには油分が含まれているので、ハンドクリームを塗るときにも真鍮の指輪などははずしておいた方が良いです。

そして置いておくだけでも酸化してしまうので、密閉できる小さな袋などに入れて保管したり、ケースに入れておくことで少しでも酸化してしまうのを防ぐことができます。変色を見つけたら、すぐに手元にあるもので磨いてしまうのもよいでしょう。

趣のあるアクセサリー

真鍮のアクセサリーはピカピカしていなくても、落ち着いた風味でがあります。アンティークの風合いの真鍮を愛用する人も多いです。その反面、水分や汗に弱いのですぐにくすんでしまったり、緑青が浮き出てしまったり、酷いと黒ずみがでてしまったりします。

真鍮の製品をクエン酸や酢につけておく方法なども紹介しましたが、アクセサリーの風合いを大事にしたい方はつけおきしてしまうのではなくて、酢などをつけた布で拭くという方法もあります。少し手間はかかりますが、その分愛着が沸くのが真鍮です。真鍮のアクセサリーなどは、自分の手で好みの風合いを残すのがです。

初回公開日:2018年02月13日

記載されている内容は2018年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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