イヤホンの耳垢の掃除の方法・ガード方法・対策方法|カナル型
更新日:2020年02月13日
ワイデックス製補聴器用ワックスガード
先程も補聴器用のブラシを紹介しましたが、イヤホン以上に装着時間が長く、生活必需品となる補聴器はイヤホン以上に耳垢汚れが頻繁に起きています。そこで、補聴器には耳垢を予防する道具がとても多く販売されています。こちらの商品は、海外で大変評判の良い補聴器の耳垢汚れガードがセットになった商品になります。
使い方はとても簡単で、付属されている棒の先端についているワックスガードをイヤホンのスピーカーの穴に差し込み、棒を抜き取るだけです。ワックスガード自体は汚れたら捨てますが、これがあればいつでも清潔なイヤホンを使用することができます。
フィルター
イヤホンの耳垢ガードには、ワックスガード以外にも耳垢がスピーカーの部分に入るのを防ぐためのフィルターもあり、Comply社から耳垢ガードのフィルターがついたイヤホンガードも販売されています。しかし、この耳垢ガードのフィルターがついたイヤホンと言うのは、不織布のマスクで自作することもできます。
作り方はとても簡単で、イヤーピースを取り外したら、マスクの端っこをイヤーピースの穴に合わせて切り、穴の上にのせます。そして、そのまま不織布がずれないようにイヤーピースをはめ込むだけです。1枚フィルターを挟んでいるので音質は少し落ちますが、少ない経費で今すぐできますし、汚れたらすぐ使い捨てることができるので、非常に有効なイヤホンの耳垢予防方法になります。
Comply Tx-200
そして、こちらがその耳垢フィルターの付いているComply社の耳垢フィルター付きイヤーピースである「Tx-200」になります。こちらは低反発のポリウレタンを採用しているので、しっかりとした遮音性はもちろんのこと、音質の低下も最小限に抑えてあります。もちろん、耳垢ガードを装着しているので、耳垢でイヤホンのスピーカーが汚れるのはもちろん、劣化するのも予防する効果があります。
B&OのH5に使用しています。
出典: https://www.amazon.co.jp/Comply-%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%... |
装着感は文句なしの星5つ!
ですが時間経過につれて素材の特徴なのか、劣化が若干。
価格と耐久性のバランスがもう少し良ければということで星4にさせていただきます。。
イヤホンの耳垢の対策方法
イヤホンの場合、この耳垢ができるだけつかないようにする対策というのはあるのでしょうか。まず、カナル型イヤホンに限って言うと、耳の穴に入れて使用するため、どうしても多少耳垢がイヤホンについてしまいます。なので、定期的に掃除をしたり、耳垢防止のフィルターや補聴器用のワックスガードを使用することがイヤホンでの耳垢対策になります。
後、どうしても耳垢がつくのが嫌と言う場合は、イヤホンの時のように友達と同じ音楽を共有すると言うことができなくなりますが、そもそもカナル型のイヤホンではなく、持ち運びができる密閉型のヘッドホンを使用すると言うのも選択肢の1つになります。
耳垢が湿っている場合イヤホンはしてもいいのか
耳垢と言うと簡単ですが、耳垢にも乾いている人と湿っている人がいます。この耳垢が乾いているか湿っているのかと言うのは、耳の穴の汗線から出ている汗の量によるので、基本的には個人差の範囲になります。しかし、イヤホンをしている場合、特に完全密閉型であるカナル型イヤホンを使用している時は、耳の穴が密閉されているので、耳の穴に湿気がたまり、生まれ持った耳垢の質に関係なく耳垢が湿ってきてしまいます。
この湿った耳垢の対策というのはいくつかありますが、まず1つ目にあげられるのは、耳の穴をこまめに掃除するということになります。耳の穴の掃除はやり過ぎても良いものではないので注意が必要になりますが、耳の入り口近くを綿棒や細くしたテッシュで拭く程度で十分イヤホンに耳垢がつくのを予防することができます。
イヤホンに耳垢がついてしまった場合は?
イヤホンに耳垢が付いてしまった場合は、ウェットティッシュや綿棒で掃除をするのが1番良い方法になります。これ以外にも、外した時イヤーピースの外側を軽く拭くだけでもイヤホンに耳垢がつくのを予防することができますので、いつでも清潔なイヤホンを保つためにも、ぜひこのイヤホンを外したら拭く、と言うのを習慣にしてみましょう。
耳垢がたまってしまった場合は?
耳垢がたまってしまった場合は、イヤーピースを取り外して、ウェットティッシュや綿棒、歯間ブラシを使用して本格的に掃除をする必要があります。湿り気のある状態でついた汚れは、乾燥するとこびりついてなかなか取れない状態になりますが、少し水分を入れるとすぐに取れるようになります。水に濡れても平気なイヤーピース部分は少し水に浸してから丸洗いをしてみましょう。
水に濡れると大変なことになるイヤホン本体のたまった汚れは、まず歯間ブラシや補聴器用のブラシでこすり洗いをしてみます。それでもダメなら爪楊枝か針の先を使用して剥がれるかどうかをやってみます。
イヤホンの汚れというのはとても小さい汚れなので、これで大体の汚れは落ちますが、もしどうしても落ちない場合や不安な場合は、下記のリンクにあるイヤホン専門店であるeイヤホンに依頼をしてみます。
初回公開日:2018年03月28日
記載されている内容は2018年03月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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