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リビング・風呂・トイレのコバエの発生源と駆除方法

更新日:2020年08月28日

家の中に発生するコバエ、どこからやってきたのか気になりませんか?コバエは、数種の小さなハエの総称です。それぞれのコバエの特徴を知るとその対処法が見えてきます。リビングやキッチンなどでそれぞれ違ったコバエの対策をご紹介していきます。

リビング・風呂・トイレのコバエの発生源と駆除方法

最近は、犬や猫をお家の中で飼っている方も多いと思います。ペットのトイレシートを飼育ゲージの中に入れて、ペットのトイレの対応をしているのがほとんどの方のスタイルだと思いますが、このトイレシートにもコバエの発生源が潜んでいます。このコバエは、ノミバエという種類で、黒褐色で全長2mmほどです。

腐った植物やゴミ・食品などが発生源となりますが、食肉などに産卵して繁殖する場合もあるので、衛生上の問題にもなる困った存在のコバエです。それだけではなく、ペットの糞尿が発生源となることもあります。素早い動きをするのが特徴です。

トイレシートを小まめに交換することが一番の対策となるでしょうが、壁の隅などの支障のないところで、カップに少し麺つゆをいれて置いておくと、臭いにつられて、コバエを誘引することができます。カップの中に落ちたコバエはめんつゆと一緒に捨てることができます。

お家の水回りにもコバエの発生源がある!

バスルームやトイレにもコバエの発生源があります。この場合のコバエは黒色で体調5ミリメートルほどのチョウバエと呼ばれるコバエで、チョウバエだけでも約50種類が見られます。チョウバエの発生源は、下水道や排水溝の周辺のヌメリやヘドロなどだそうです。これを除去するだけで、チョウバエの発生源をなくすことができるそうです。

お風呂場

バスルームでのチョウバエの発生源をなくすには、まず排水溝の掃除が大切です。排水口のヌメリからチョウバエが発生してきます。パイプクリーナーなどを利用して洗浄したり、石鹸カスや髪の毛などのゴミを取り除いたりする小まめな掃除が必要とされます。また、バスルームの使用後にシャワーの水で排水溝を30秒ほど流すと、ぬめりの予防になります。

他にも、浴槽の前にある取り外しのできるエプロンと呼ばれる部位の裏側からチョウバエが湧いている場合もあります。自分で取り外して掃除することもできますが、取り外すのが少し難しく感じる場合には、お掃除のプロに頼んで掃除をすることもできます。

トイレ

トイレにもチョウバエの発生源となる場所があります。それは、まず排水管の中です。これは、トイレ用の洗剤で小まめな清掃を行うことで予防することができます。便器の汚れが発生源となる場合がありますので、便器もトイレ用洗剤を使いブラシで綺麗にしましょう。

また、水洗トイレのタンクの中にも発生源はあります。タンクの蓋をまくってみると、黒カビや汚れが付着している場合が多いです。たわしやスポンジを利用してタンク内部の掃除をすると良いでしょう。

ベランダにもコバエの発生源はある?

エアコンの室外機

ベランダや窓辺にエアコンの室外機が置かれている場合が多いですが、この排水ホースが排水口に直結されていれば、あまりコバエの発生源になっていることはないでしょう。

しかし、排水ホースから垂れ流しの状態だとしたら、排水された水が水たまりとなり、コバエの発生源となってしまっている場合があります。この場合、排水の行方に注意して、バケツなどに排水させておき、頃合を見て捨てに行くなどの手間をかけたほうが無難です。

排水溝

ベランダにある排水溝の水はけも気になるポイントです。水はけが悪いと、水が溜まってしまい、バスルームなどで発生するチョウバエの発生源となってしまいます。小まめに水を流すことや、溜まった水を排水する手間をかけることが大切です。

オフィスにもコバエの発生源はあるの?

オフィスにもコバエの発生源はあります。「オフィスでは、あまりコバエは見かけない」という方も多いと思いますが、コバエの発生源は、個人の住宅とほぼ同じだと言えます。

オフィスビルにあるゴミ収集場からは、ショウジョウバエやノミバエのようなコバエが発生します。また、給湯室やトイレの排水管は、チョウバエの発生源となっています。更に、オフィスの事務スペースなどに置かれた観葉植物からは、キノコバエが発生します。このように、コバエの発生源となる場所が非常に多く見られます。

しかし、オフィスではあまりコバエを見かけることはありません。これは、ビル管理法と呼ばれる法律で、ビルの衛生状態の維持が詳しく定められているからです。コバエだけでなく、ゴキブリやネズミなどの対策もこの法律でしっかり管理されているのです。

次のページ:コバエの発生はちょっとした気遣いで防ぐことができる

初回公開日:2017年09月11日

記載されている内容は2017年09月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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