虫よけにハッカ油・虫除け・虫刺されへの効果
更新日:2020年08月28日
虫に刺されたときのかゆみ止めとして使用するハッカ油で作る軟膏の作り方をご紹介します。
必要となる物
・ハッカ油(天然成分100%) 6滴
・ワセリン 10g
・ハッカ油軟膏を入れる容器
ワセリンにハッカ油をよく混ぜ合わせます。ワセリンが硬い場合は、温かいお湯にワセリンが入った容器を入れて温めることで、ワセリンを溶かすことができます。
家の中での虫よけの方法は?
ハッカ油で虫よけする方法は、虫よけスプレーを直接体にかけて使用する以外にもいくつかあります。ここでは、家の中でハッカ油を虫よけに使う方法についてご紹介します。
・ゴキブリが出そうな場所にハッカ油虫よけスプレーを吹きかけると、ゴキブリの出現が減ります。ゴキブリの通り道にハッカ油をたらした小皿を置いていくことでも効果があります。
・虫の発生源となる生ゴミやゴミ箱にハッカ油虫よけスプレーを吹きかけることで、虫が寄りつかなくなる効果があります。
・衣類には、ハッカ油虫よけスプレーの液をコットンなどに染みこませたものを、タンスの中に入れておくことで防虫効果が期待できます。
・虫が侵入しやすい網戸にハッカ油虫よけスプレーを吹きかけることで、蚊などの虫の侵入を抑えることができます。
・ハッカ油を加えた水で雑巾を濡らし、部屋を水拭きすることで部屋に虫が出にくくなります。
ハッカ油で虫は死ぬの?
虫よけ効果があるハッカ油に殺虫効果はあるのでしょうか。
すべての虫に当てはまるわけではありませんが、ハッカ油の匂いを嫌う虫は数多く存在します。ハッカ油はゴキブリ、蚊、ブヨ、アブ、蜂、クモ、コバエ、アリ、ダニ、ムカデ、カメムシなどに忌避効果があります。
これらのほとんどの虫に対して殺虫効果は認められていませんが、一部の幼ダニに対しては、ハッカに含まれるメントールに殺虫効果があることが実験によって明らかになっています。
ハッカ油で虫よけするときに注意することは?
ハッカ油は植物の天然成分なので安心して使用できるものですが、使うときには注意することがあります。
まず、ハッカ油の虫よけスプレーなどを入れる容器ですが、ポリスチレンのものを使ってしまうと、ハッカ油に含まれるリモネンという成分が容器を溶かしてしまうので注意が必要です。
次に、注意することはペットがいる場合です。猫、フェレット、鳥にはハッカ油の成分を肝臓で解毒分解することができないため、体内に入った場合は肝臓に蓄積され、肝機能障害を引き起こす可能性があると言われています。
人にも環境にも優しいハッカ油で虫よけしよう!
いかがでしたでしょうか。今回は虫よけにするハッカ油についてご紹介しました。
ハッカ油は虫よけ以外にも消臭効果や殺菌効果があることで知られ、さまざまな使い方があることでがあります。すでにハッカ油をお持ちの方は、身近にあるもので簡単に、そして安全に虫よけできる方法があると知り、驚いた方もいたのではないでしょうか。
天然成分で作られたハッカ油の虫よけスプレーなら、人体にも環境にも優しいので、虫が多く悩まされる季節にも日々安心して使うことができます。作り方もとても簡単ですぐ作れますので、安心して使える虫よけを探している方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
初回公開日:2017年12月26日
記載されている内容は2017年12月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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