虫よけにハッカ油・虫除け・虫刺されへの効果
更新日:2020年08月28日
虫よけにハッカ油って?
虫は避けたいけど、殺虫剤はできるだけ使いたくないという方は多いのではないでしょうか。ハッカ油は虫よけ効果があることで知られています。天然成分のハッカ油なら、人体に無害ですので、安心して使うことができます。
ハッカ油で虫よけするには、どのハッカ油を選び、どう使えばいいのでしょうか。ここでは、虫よけに使うときにハッカ油について、また虫よけとしてがあるハッカ油虫よけスプレーについてご紹介します。
市販でハッカ油は?
ハッカ油といってもたくさんの種類のハッカ油が売られていて、どれを買ったらいいのか迷ってしまう方も少なくないでしょう。虫よけに使用する場合は、どんなハッカ油を選べばいいのでしょうか。
まず、ハッカ油には、天然成分100%のものと、石油からハッカ成分のメントールを作ってできた合成成分のものがあることを知る必要があります。虫よけなどを目的として直接肌につける場合は、少し値段が高くても天然成分100%のハッカ油を選びましょう。
外国産の安価なハッカ油は、合成成分でできていることが多いので、購入時には注意が必要です。ハッカ油は、北海道北見産の天然成分100%のハッカ油で、品質が高いことで知られています。
話題のハッカ油で作る虫よけスプレーとは?
市販で売られているハッカ油を水で薄め、虫よけスプレーを手作りして使用する方が増えています。
このハッカ油虫よけスプレーを作る際に必要となるものは、ハッカ油、精製水、無水エタノール、スプレー容器です。ハッカ油、精製水、無水エタノールは薬局などに置いてあるので、簡単に手に入れることができます。
ハッカ油の虫よけスプレーは、ハッカ油と水(精製水)だけでも作れますが、水と油だけでは分離してしまうため、エタノールを加えるとされています。
ハッカ油の虫よけの効果は?
ハッカ油で簡単に虫よけスプレーを作って虫よけができることがわかりましたが、ハッカ油の実際の虫よけ効果はどうなのでしょうか。
虫よけの作り方や使い方によって効果が違ってくるのかなど、ハッカ油で作った虫よけの効果に関するよくある疑問についてご紹介します。
水道水で作っても効果はある?
ハッカ油虫よけスプレーを作るときには、精製水を使用するのが一般的となっていますが、精製水とは水のことなので、水道水を使ってもいいのではないかと疑問に思う方は多いでしょう。
精製水の代わりに水道水を使用しても問題はないと言えますが、水道水には不純物が含まれていますので保存には向きません。スプレーをすぐに使い切るなら水道水でも良いですが、1週間など少し保存して使いたい場合は精製水で作るほうが良いでしょう。
また、水道水を使うと、水道水に含まれている塩素がハッカ油の成分を分解してしまうとも言われています。ハッカの匂いが変化することで、虫よけ効果が低くなる可能性があります。
効果がないという噂は本当?
実際にハッカ油で作った虫よけスプレーを使用した方の中には、効果がなかったと言う方もいます。効果があったという方と効果がなかったという方では何が違うのでしょうか。
虫を寄せつけないのはハッカ油の匂いですが、ハッカ油の匂いはスプレーをかけてからそれほど長くは続きません。スプレーをかけてから虫よけに効果があるのは1~2時間程度と言われています。ハッカの匂いが薄れてきたと思ったら、こまめにスプレーするようにすると、より効果を感じられるでしょう。
また、虫よけスプレーを作るときに、ハッカ油の濃度が低くすぎても虫よけ効果が薄れるので注意が必要です。
ハッカ油の虫刺されへの効果は?
ハッカ油は、虫よけに効果があることで知られていますが、虫刺されにも効果があることがわかっています。これは、ハッカ油に含まれるメントールが肌に触れると、脳が冷たいと知覚し、かゆみを抑えるためだと言われています。
実際に虫刺されにハッカ油を使用する場合は、虫刺され用のハッカ油軟膏を作って使用すると良いでしょう。ハッカ油軟膏は、ハッカ油とワセリンを混ぜて簡単に作ることができます。
ハッカ油での虫よけの作り方は?
ハッカ油で作る虫よけの作り方はとても簡単です。ここでは、とてものあるハッカ油の虫よけスプレーの作り方をご紹介します。
必要となる物
・ハッカ油(天然成分100%) 20~40滴
・無水エタノール 10ml
・精製水 90ml
・スプレー容器
まず、容器に無水エタノールとハッカ油を合わせてよく混ぜます。その後、精製水を加えてよく混ぜ合わせます。
使用期限は大体1週間くらいが目安です。
虫刺され用のハッカ油軟膏の作り方は?
初回公開日:2017年12月26日
記載されている内容は2017年12月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。