Search

検索したいワードを入力してください

ゴキブリは飛ぶのか・飛ぶ条件や飛ぶゴキブリの種類|幼虫/子供

更新日:2020年08月28日

ほとんどの人が得意ではないゴキブリですが、飛んでいる姿をみたことがありますか。ゴキブリにも飛ぶものと飛ばないものが存在します。今回はどうして飛ぶのか、どうやって退治すればよいのかゴキブリへの対策も紹介します。ゴキブリの画像もあります。

ゴキブリは飛ぶのか・飛ぶ条件や飛ぶゴキブリの種類|幼虫/子供

メスはオスよりもお腹がぷっくりと出ているのが特徴です。産卵管が見られるのも特徴の1つです。メスは種類によりさまざまですが、飛ぶことができない種類が多くいます。飛ぶための翅が短く、お腹が出ているためです。

通常生殖を行なうにはオスとメスが揃った場合を想像するが、実はメスだけでも生殖することが可能です。単為生殖と言い、メスが3匹以上いると生殖するスピードは速くなります。昨年北海道大学の研究グループによって明確にされました。

もともとは有性生殖といってオスとメスで行ないますが、オスがいないと判断したとき単為生殖に切り替わり卵を生むことができます。ほかにはアブラムシやナナフシも単為生殖が可能です。

オス

オスはメスに比べて体つきがスマートであることが特徴です。お尻側の先端部分に小さな突起があるのも特徴の1つです。オスのほとんどは飛ぶことができますが、中にはオスメスともに飛ぶことができない種類も存在します。

オスはメスに比べて体つきも大きく翅も大きく作られています。そのため飛ぶ高さや距離もメスより大きいです。オスがメスになる(性転換)ができるという説がありますが、現段階ではあくまでも噂に過ぎません。

ゴキブリが飛ぶようになるまでの進化

ゴキブリの最もすごい点が、その生命力です。身体の中の微生物を栄養源とし、それだけで1か月は生きることができます。雑食なため地球にあるほとんどのものがゴキブリは栄養源に変えることができます。1か月に1度は産卵し、子孫を絶やすことがありません。

その歴史は古く、約3億年以上前から存在します。今は見ることができない恐竜よりも以前から存在しています。見つかった化石のゴキブリは今とさほど姿を変えることなく、今も生きています。3億年以上前から現在まで、環境の変化に適応できる生命力は凄まじく、進化する速さもとても速いことがうかがえます。

本来飛ぶことができないとされたゴキブリが飛ぶことが可能になったのも、環境の変化に対応した進化です。

ゴキブリの飛ぶ・飛ばないの違いって?

そもそもゴキブリには飛ぶことができるものとできないものの2種類存在します。上記でもありましたが、ゴキブリは成虫にならないと飛ぶことができません。そのため飛ぶゴキブリに出くわす可能性が少なくなります。家の中でゴキブリが飛ぶ姿を見たことがない場合、成虫しても飛べないゴキブリが住み着いている可能性もあります。

飛ぶことができない種類にチャバネゴキブリがいます。家の中にいるメジャーなゴキブリです。飲食店などで見つかる最も多い種類です。ゴキブリの種類の中では比較的小さく、体色は茶褐色です。半透明の羽が付いていますが、飛ぶことはできません。

飛ぶゴキブリの種類とは?

チャバネゴキブリと同様、日本の家庭でメジャーな種類がクロゴキブリです。名前の通り体色が黒色で、赤みを帯びて見えることもあります。全体に光沢があるのが代表的な特徴です。成虫であれば40ミリと、チャバネゴキブリの2倍の大きさがあります。

クロゴキブリは一度に20個から30個の卵を生み落とします。約1年の寿命の中で産卵する回数は実に20回程度もあります。1年を通して繁殖期になるため、サイクルも短く一度家の中で見かけると一気に増えてしまいます。

ゴキブリはどれくらいまで飛ぶことができる?

ゴキブリは飛行する能力はさほど高いとは言えず、そのほとんどを滑走するように飛びます。飛べる高さは約5メートルで、マンションにすると3階程度です。5メートル程度飛ぶことが可能ですが、直接家の中に飛んで侵入してくるわけではありません。

配管などの外と部屋の中を繋いでいる経路から侵入してきます。そのため3階以上のマンションへの侵入もゴキブリにとっては難しいことではありません。一方で階数が高くなればそれだけゴキブリに遭遇することが減ってくるのも事実です。

ゴキブリの飛ぶ音って?

ゴキブリが飛ぶ姿を見ることはさほど多くないです。その理由として、ゴキブリ自身がどこに着地するかわからないということと、鬼気迫っている状況で飛ぶからです。ものすごいスピードで飛ぶため、よほどでない限り数秒の飛行時間でしょう。

飛ぶときの音は、「ブーン」「ジー」「バサバサ」という濁音が混ざったような音を出します。比較的羽も大きいため蚊や蛾とは違った音がします。その一方で夏になるとみる機会が多くなるカナブンと間違うケースが多いです。

飛んでいるゴキブリを退治する方法って?

夏場といえどもゴキブリが出たら引っ越すなんて人もいるくらいです。見ないに越したことはありません。ゴキブリは見た目の不快感だけでなく、さまざまな悪影響の菌やウイルスを持っています。特に小さな子どもやペットのいる家庭では完全に駆除することが大切です。

飛ぶタイプのゴキブリに会ってしまったら、一番手っ取り早いのは殺虫スプレーです。スプレー式なら、ゴキブリに近付かなくても攻撃することができます。飛ぶタイプは近付くと飛ぶ可能性があるため、できるだけ距離を置いて攻撃した方が良いです。

稀な話ですが、一本使ってもなかなかくたばらない場合は、飛んでくる可能性に恐怖を覚えますが、殺虫スプレーによって羽が扱いにくくなっているはずです。弱っているのは確かですので、優位なのは人側です。ゴキブリとの長期戦が訪れる前に、質の良いスプレーを選ぶ・長期戦を見越して最低でも二本以上はストックしておくと良いでしょう。

次のページ:飛ばないゴキブリにも有効な退治方法も実施!

初回公開日:2018年04月24日

記載されている内容は2018年04月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related