家の中の虫は何か・対策方法と虫刺されの対処法｜黒い/細い
更新日：2020年08月28日
家の中のゴキブリ対策 その１
人が苦手な虫の代表とも言える「ゴキブリ」ですが、地球が誕生して最初に出てきた生物であり、またその強い生命力となんでも食べる、いわゆる雑食という部分からも、もし人間が地球上から滅びてもゴキブリは生き残る可能性が高い生き物です。
それほど強靭な生命力を持つ彼らを駆除するのは並大抵のことではありません。まず、現時点で家の中いるものを駆除することも大事ですが、その発生源自体を攻撃するのが最も効果があります。例えば、いくらお城の中から次々に出てくる兵士を倒しても、結局はお城の中では兵が続々と作られていて、そこを叩かないといつまでも終わらないのと似ています。
家の中のゴキブリ対策 その２
上記のように、ゴキブリの撃退スプレーや「ホイホイ系」については一時的な対応策にしかなりません。大前提として最も大事なのは「家の中を清潔に保つ」ことです。ゴキブリは雑食ですので、お菓子の食べカスはもちろん、魚の餌のこぼれたもの、台所の排水溝に付着した水分や洗い物のちょっとした残りも食べます。
また少々勇気のいる方法ですが、ゴキブリは家の中でも暖かい場所を好み生息しますので、冷蔵庫の裏などに「びっしり」ということもあります。最近よく見かけるのでしたら、そういった場所を点検してみるのも大事です。
他、家の中が綺麗でも台所、トイレ、お風呂の排水溝や換気扇の奥からやってくることもありますので、清潔にしておくのはもちろん、入ってくる「隙間」の無いように封じるておくのも大きな効果があります。
家の中のダニ対策 その1
家の中には非常に多くの「ダニ」が生息しています。過敏になりすぎるのもよくありませんが、マットレス、布団、クッション、カーペットと、ダニが好む環境は家の中に多くあります。ダニの食料というのはゴキブリとは少々違い、人間やペットに付着し直接血を吸ったり、人間の皮膚の剥がれ落ちたものや、頭からでるフケなども食料にしています。
つまり、人間のいる場所にはほぼ確実にダニは生息しているということになります。ダニは人間、ペットから血を吸うと、そそくさと布団の中にまた戻っていき卵を産んだりし繁殖します。
家の中のダニ対策 その2
ダニ対策で最も大事なのは、基本的には家の中を清潔に保つことです。これは基本中の基本となり、布団にまめに掃除機（現在はダニを吸い取る専用のものもあります）を使用し、カーペットにもまめに掃除機をかけるようにしましょう。
また多く繁殖しすぎてしまった場合、卵を掃除機で吸い取るのは難しくダニとのイタチごっこになってしまうので専門のクリーニング業者に布団、カーペットなどを高温洗浄してもらうことをお勧めいたします。特に夏場はダニが発生しやすいのでまめな掃除を心がけましょう。
家の中のノミ対策 その1
家の中に発生する虫の中でも「ノミ」というのは実際に人やペットに大きなダメージを与えてくる虫です。非常に繁殖力が高く、生命力も高く、そして運動能力も非常に高い、昆虫学としてみると優秀な虫ということになりますが、人間にとっては厄介な存在となります。
この家の中のノミですが、最近増えているのは、通称「ネコノミ」という、猫や犬にくっ付いているノミです。これが存在するかを確認するには、まずペットの様子をしっかりと把握しておくようにしましょう。猫や犬が頻繁に自分を掻いているようでしたらネコノミが付着している可能性が非常に高くなってきます。
家の中のノミ対策 その2
家の中のノミは比較的大きな個体が多いので、たまにピョーンと跳ねる姿をみてゾッとすることもあります。ペットの猫や犬の毛づくろいをしていると、家の間を逃げるように高速移動している姿を見つけることもあります。これを1匹1匹見つけて潰してしまっている飼い主の方がいるのですが、実はこの方法は逆効果の場合があります。
ノミというのは家の中のものに限らず、体内に多くの卵を抱えている場合があります。ダニを詰めの先などで潰してしまうと、ゾッとする話になりますが、その卵が飛散してしまい、そこからさらに多くのノミが生まれてしまいます。
つまりノミは潰して退治せずに、専用の退治薬（ペットには影響のないものが出ています）を使用し、卵自体も退治してしまうことが最も有効な手段となります。
家の中の虫刺されの対処法
家の中に住む虫に噛まれたり刺されたりした場合、まずはそれが本当に虫によるものなのかを判断する必要があります。しかしダニや蚊などの虫刺されの跡というのは、ちょっとしたニキビや「できもの」と似ており、確実に虫だと判断するのは難しくなっています。
どんな場合もすぐに医師にかかるのが得策ですが、時間的なものと「これくらいだったら」という感覚があるのも当然です。まずは患部をしっかりと水で洗い流し（お湯だと悪化する場合が多くあります）清潔を保ちます。そして市販のかゆみ止め薬を使用し様子を見ます。それでしばらくしてもかゆみや痛みが治まらず、悪化していると感じた場合は早急に医師にかかりましょう。
虫の生態を知ることが大切
初回公開日：2018年04月23日
記載されている内容は2018年04月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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